ブログを始めてすぐのことです。Toshyさんと言うイタリア語の通訳の方のブログに
ひきつけられました。プロフィールにはイタリアと日本のハーフ(これだけでも羨望)
その上ポリネシアン系でもあるって書かれてます。13年もイタリアに住んでらしたの
で(たぶんお小さい頃)完璧にイタリアンなんでしょが、なんと神戸の学校を卒業され
ていて、コテコテの関西人でもあるんです。そこもワタシのなんか気持ちと合い通じるも
のがあります(勝手に通じてるんですけど)そして、そしてブログの内容というのが、
毎週末更新、もうワタシ達の知らないイタリアを見事な文章で紹介してくださり、中には
なんのこっちゃわからんのもありましたが(それはワタシの無知の問題)とにかくワタシに
とって イタリアってこんなんよ。って教えてもらったんです。
それまでのワタシの無知加減をここに書きましょう。映画しか頭に浮んでこないんです。
まずは「ローマの休日」「ベニスに死す」そして、あのキャサリン・へプバーンの「旅情」
ジョゼッペ・トルナトーレの一連の古き良き時代のイタリアを描いた映画たち。
そんな、憧れでしかないイタリアです。もう一つはあの宝石のようなエッセイと言われた
須賀敦子の「ミラノ・霧の風景」から始まった5冊の回顧的エッセイ。。。。
ああとうとう書いてしまいました。いろんな作家、芸術家のことをワタシなりになぜ好きか
ということをブログに書いてきました。自分で確認するためです。でも、須賀敦子のことは
書けなかったんです。ワタシなんかがあこがれてはいけない人、おそれ多くて。こうして
今書いていても、胸がドキドキしてきます。このことはToshyさんのコメントの返事に
ここだけの話にしてください、なんて書いてましたが、思い切って今日解禁です。
須賀敦子を知ったのは、たぶん雑誌の紹介です。
なぜか最初のエッセイ「ミラノ 霧の風景」を一番後回しに読んでしまったんです。
「コルシア書店の仲間たち」を読んで、読んで読みたおしました(なんか関西人の表現
です)夢中になったというのはこのことでしょうか?
後4冊あると言うので、一気に買って一気に読みたおしました。彼女がいた頃のイタリア
を自分のものにしたといっていいほど、歩いたことも無い湿った石畳を夢に見ました。
そこへ、イタリア語の通訳をしてる人のブログに出会うんですよ、これ運命と思ってしまい
ました。須賀敦子にしても、Toshyさんにしても名所・名跡を訪ねた旅行者ではなく住んで
いた人のイタリアを文章を通して教えてもらいました。
あとは自分の目で確かめるだけですが、いまのところ未定です。
BSで須賀敦子の足跡みたいなドキュメンタリーを見てすっかり行った気分になっています
から、きっと絶対に裏切らないイタリアがワタシを迎えてくれるに違いないと確信して
います。
いってみたいところはあのファッツーニ(彫刻家)の作品が贅沢にもずらりと並んでいると
いうアッシジの市長が建てたというレンガ積みの二階建て、木造の屋根を架けた落ち着
いた建物で二階にファッツィーニの作品が常設され屋根裏部屋もあるという美術館です。
「ウガッティ像」と「かもめと少年」はローマ近代美術館にあるそうです。
そこをかわきりに行きたいところを頭に描いています。
須賀敦子が好き(すみません)な理由は、ワタシの好きな芸術と似ているんです。
こんな馬鹿なワタシと似てるなんて、あの世の須賀敦子怒っているかもしれません。
あの、「ウガッティ像」、木彫りの方をなんと須賀敦子ファッツイーニのアトリエで
本人の許しを得て、手で触っているんです。ギャァーーここで一旦、倒れます。
このエピソードをエッセイで読んだ時、机で頭を打ちました。ほんまです。
須賀敦子、日本の女、やってくれるやんか。しかし驚いてはいけません。
ファッツーニの弟子は小野田宇花さんという日本人の女なんです。このつづきはまた
明日も明後日も勝手に熱くつづきます。
では今日はこの辺で。
ひきつけられました。プロフィールにはイタリアと日本のハーフ(これだけでも羨望)
その上ポリネシアン系でもあるって書かれてます。13年もイタリアに住んでらしたの
で(たぶんお小さい頃)完璧にイタリアンなんでしょが、なんと神戸の学校を卒業され
ていて、コテコテの関西人でもあるんです。そこもワタシのなんか気持ちと合い通じるも
のがあります(勝手に通じてるんですけど)そして、そしてブログの内容というのが、
毎週末更新、もうワタシ達の知らないイタリアを見事な文章で紹介してくださり、中には
なんのこっちゃわからんのもありましたが(それはワタシの無知の問題)とにかくワタシに
とって イタリアってこんなんよ。って教えてもらったんです。
それまでのワタシの無知加減をここに書きましょう。映画しか頭に浮んでこないんです。
まずは「ローマの休日」「ベニスに死す」そして、あのキャサリン・へプバーンの「旅情」
ジョゼッペ・トルナトーレの一連の古き良き時代のイタリアを描いた映画たち。
そんな、憧れでしかないイタリアです。もう一つはあの宝石のようなエッセイと言われた
須賀敦子の「ミラノ・霧の風景」から始まった5冊の回顧的エッセイ。。。。
ああとうとう書いてしまいました。いろんな作家、芸術家のことをワタシなりになぜ好きか
ということをブログに書いてきました。自分で確認するためです。でも、須賀敦子のことは
書けなかったんです。ワタシなんかがあこがれてはいけない人、おそれ多くて。こうして
今書いていても、胸がドキドキしてきます。このことはToshyさんのコメントの返事に
ここだけの話にしてください、なんて書いてましたが、思い切って今日解禁です。
須賀敦子を知ったのは、たぶん雑誌の紹介です。
なぜか最初のエッセイ「ミラノ 霧の風景」を一番後回しに読んでしまったんです。
「コルシア書店の仲間たち」を読んで、読んで読みたおしました(なんか関西人の表現
です)夢中になったというのはこのことでしょうか?
後4冊あると言うので、一気に買って一気に読みたおしました。彼女がいた頃のイタリア
を自分のものにしたといっていいほど、歩いたことも無い湿った石畳を夢に見ました。
そこへ、イタリア語の通訳をしてる人のブログに出会うんですよ、これ運命と思ってしまい
ました。須賀敦子にしても、Toshyさんにしても名所・名跡を訪ねた旅行者ではなく住んで
いた人のイタリアを文章を通して教えてもらいました。
あとは自分の目で確かめるだけですが、いまのところ未定です。
BSで須賀敦子の足跡みたいなドキュメンタリーを見てすっかり行った気分になっています
から、きっと絶対に裏切らないイタリアがワタシを迎えてくれるに違いないと確信して
います。
いってみたいところはあのファッツーニ(彫刻家)の作品が贅沢にもずらりと並んでいると
いうアッシジの市長が建てたというレンガ積みの二階建て、木造の屋根を架けた落ち着
いた建物で二階にファッツィーニの作品が常設され屋根裏部屋もあるという美術館です。
「ウガッティ像」と「かもめと少年」はローマ近代美術館にあるそうです。
そこをかわきりに行きたいところを頭に描いています。
須賀敦子が好き(すみません)な理由は、ワタシの好きな芸術と似ているんです。
こんな馬鹿なワタシと似てるなんて、あの世の須賀敦子怒っているかもしれません。
あの、「ウガッティ像」、木彫りの方をなんと須賀敦子ファッツイーニのアトリエで
本人の許しを得て、手で触っているんです。ギャァーーここで一旦、倒れます。
このエピソードをエッセイで読んだ時、机で頭を打ちました。ほんまです。
須賀敦子、日本の女、やってくれるやんか。しかし驚いてはいけません。
ファッツーニの弟子は小野田宇花さんという日本人の女なんです。このつづきはまた
明日も明後日も勝手に熱くつづきます。
では今日はこの辺で。