・・・・・・・っということで、借りてきた【美術の物語】という本が重過ぎて物理的に読めないことがわかり、ポケット版5,489円を購入しました。
これなら、片手で支えて読むことができます。
まだ読み始めたばかりですから、書評は書けません。
あの山田五郎氏が激賞しただけあって、少し読んだだけで名著であることがわかります。
前書きに気になる文章がありました。
「好きになるのは、どんな理由からでもいいけれど、嫌いになるのは、どんな理由からでもいいというわけにはいかない。」
もちろん美術について述べているのですが、ぼくには人生に役立つ、含蓄のある言葉に思えました。
嫌いになるなとは言っていません
なぜ嫌いなのか、その理由をきちんと持つべきだということです。
なぜなら、別の人はその絵を好きだということだってあるからです。
さらに、絵を理解しないで嫌いだというのは、作者に失礼だからでしょう。
誰でもこの言葉を絵ではなく、人間に当てはめて理解したがるでしょう。
人間にも当てはまるか?・・・ですよね。
ぼくは人から好まれる人間ではありません。
(徹底的に)嫌われることも多々ありました。
変な言い方かもしれませんが、ぼくは嫌われるほどの人間じゃないことを断言できます。
悪人か善人か問われれば、はるかに善人の部分が大きいと信じて疑っていません。
同時に、だれからも好かれる人間ではないことも確信を持っていますが。
・・・・・・・
また、昔話を持ち出してすみません。
同じ部署に若い女子社員がいました。
ある男性と付き合っていていましたが、誰からも早く別れろと言われ続けていました。
その男には生活力が全くないのです。
そのとき彼女が言った言葉を覚えています。
「その人に、一つでも好きな点があれば、私はそれでいいの」でした。
ぼくへそ曲がりでしたから、それを聞いて「たった一つしかないんかよ?」と思いました。
結局、彼女は妊娠して会社を辞めました。
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著者であるエルンスト・ゴンブリッチの言葉と随分かけ離れた昔話ですが、ぼくは共通点を感じてしまうのです。
ゴンブリッチ氏は嫌いになるより好きになることを勧めているようですが、その解釈は全く違います。
彼女は、彼のどの一点が好きなのかは言いませんでしたが、嫌いになるべき理由を百も聞かされた上での決心だったのです。
あれっ??
話が変な方向に進んでしまいましたが、あくまで美術の世界での話で済ますには勿体無い文章じゃないですか?
皆さんは、この文章からどんな連想をしますか?













