「好きなことを
仕事にして生きていきたい」
そう思ったときに
必ずつきまとうのが、お金の問題だと思う。
好きなことだけで
食べていきたいけれど
思うように集客できないから、
お金のために、別の仕事をする。
それでやがて、
心もからだも疲れ果てて
本当に好きなことに、専念できなくなってしまう。
そんなループに陥って
しまう人を、度々目にしてきた。
さて。
私もファイナンシャル・プランナー
の仕事を辞めて、セッション１本で
やっていこうと思ったとき、
漏れなく、同じ事態に陥った。
それで当時、
ハイヤーセルフのチャネリングを
習っていた先生に
この仕事1本にした方がいいか、
他に定期収入となる仕事を
した方がいいかどうかについて
相談をしてみた。
するとその先生は
「社会に出て働くことは
あなたがセッションをする上でとても
学びになることが多いから、
むしろやったほうがいいと思う」
というアドバイスをくれた。
それで、わたしはまず、
セッション以外の仕事をすることを
「お金のためにするもの」
から、
「セッションにも有意義な学びのためにするもの」
という位置づけに
切り替えることができた。
そして実際、当たり前だけど
社会で学ぶことはとても大きくて、
セッションでクライアントさんに
伝えるアドバイスにも、
それが活きていることを実感するようになった。
それから段々、
今度は欲が出てきて
「セッションにも有意義な学びの場」
としての仕事にも、
もっと自分の心地よさ、楽しさを
追求したい、と思うようになった。
どうせやるなら、
英語を使った仕事がいいな
普段出会えないような人と
出逢える仕事がいいな
セッションの時間を優先したいから
勤務シフトに融通が利く仕事がいいな
とかね。
そうやって探してみると
本当にそういう仕事が見つかって
いつしか
「セッションにも有意義な学びの場」
は
「自分の好きなこと、得意なことを生かせる場」
に変わっていくようになった。
今では、この働き方が
すごく自分に合っているな
と感じているし、
どれかが欠けても、むしろ嫌なくらいだ。
もちろん、
これは私のケースで
自分のやりたいことしかできない、
スペシャリストタイプの人は、
別の仕事に逃げず、
自分の好きな仕事１本に
フォーカスして
やっていったほうがいいのかもしれないけれど、
私のように飽きっぽくて
やりたいことを、
やりたいときに、自由にやっていきたい
ゼネラリストタイプの人は、
複数の仕事をすることが
むしろ相乗効果となって
自分全体のパフォーマンスを
上げてくれるんじゃないかな、と思っている。
自分の見方次第で
仕事の価値はいくらでも変わるし
好きなことを
好きなタイミングでできて
それがお金になるのであれば
会社で働くかフリーで働くか、や
１本に絞るか複数に絞るか、
なんていう見た目のカタチには
そんなにこだわらなくてもいいのにね。
と、今の私だったら
昔の私に言ってあげると思います。
働くスタイルについて
がんじがらめになっている人たちの
参考になればと思って
今日は書いてみました。
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