結婚について。 | ほんとうの自分らしさに気づく  らしさナビゲーター難波響子のブログ

最近、ついに長年の謎がとけました。

 
 
「結婚」というものについて。
 
 
結婚というものが、一体なんなのか。
これだけが、ずっと自分の中で答えが出せなかったの。
 
 
 
 
 
クリスと付き合うとき、
結婚前提じゃないと、付き合わないよ
 
 
と言って、結婚前提で付き合いはじめた。
 
 
 
一緒に住み始めて
プロポーズもしてくれて
とても嬉しかったけど、
 
 
フランスの事実婚の話なんかを
聞いているうちに
 
 
同棲している今と
結婚した後とでは
 
 
いったい何が違うのだろうかと
「結婚」への謎は深まるばかりで
 
 
 
結婚式の準備も
入籍の手続きも
 
 
やろうと思えばいくらでも
進められたのに
 
 
結局
なにもしないまま1年くらいが過ぎて。
 
 
 
それを知ったうちの両親が大激怒して
ようやく手続きを進めたわけだけれど
 
 
 
幸か不幸か、フランス大使館から
入籍に必要な書類が1年半経っても届かず
 
 
 
結局わたしたちは
その間に別れることになった。
(そして別れた1カ月後にその書類は届いた)
 
 
 
 
「籍いれちゃってたら、良かったのにね」
って、仲の良い友達に言われたけど
 
 
 
「いや、心底
籍を入れてなくて、良かったよ」
 
 
って、わたしは思ったの。
 
 
 
 
それはね、
結婚がいいとか悪いとか、
そういう話がしたいわけではなくて
 
 
 
ただただ、
わたしとクリスは
結婚する必要がなかった
 
 
 
というだけの話だ。
 
 
 
 
 
そして今、
 
 
わたしはクリスよりも
いわゆる「条件の悪い」人を
好きになった。
 
 
 
 
国籍が違う
日本に住んでいない
一回り以上年が離れている
子供がいる
別居してるけど、籍は抜いていない
 
 
 
 
…最悪だ! !
 
 
 
 
聞いた瞬間、そう思った。
 
 
 
 
 
そう思ったのだけれど、
不思議なことに
 
 
 
そんなの全然、わたしには関係ない。
 
 
と、なぜか思えた。
 
 
 
まさに
 
 
そんなの関係ねえ。
はい、おっぱっぴー。
 
 
である。
 
 
 
 
 
国籍とか
年齢とか
肩書きとか
何を所有しているかとか
 
 
そんなこととは関係なく
 
 
人を愛することができた自分を
むしろ誇らしくさえ思った。
 
 
 
なんだかんだいって
大好きだったクリスのことも
 
これでちゃんと
ほんとうの意味で、終らせられる
 
とも思った。
 
 
 
 
そして、思い出したの。
 
 
 
わたしは、ただただ
 
好きなときに
好きな人と
好きなことをして生きていたいのだ、と。
 
 
 
その時、その時の
 
 
心踊ること
美味しいもの
ときめくもの
美しいもの
 
 
そのキラキラとした
特別な瞬間を
 
 
ただただ
愛する人と、味わっていたいだけの
女なのだ、と。
 
 
 
 
彼と一緒にいるわたしは
自分でも恐ろしいくらい冷静で
 
 
 
あなたは、どれだけ
わたしを幸せにできるわけ?
 
 
 
と、
どこかで試すような自分もいるし
 
 
 
ずっとこの関係を
続けたいと思っているのかどうかすら
 
正直、今はわからない。
 
 
 
 
だけど彼は、今のわたしにとって
とても必要な人。
 
 
 
今、わたしに
大事なことを教えにきてくれた
特別な人だ。
 
 
 
 
 
結婚(更に子ども)は、
わたしの両親をわかりやすく
喜ばすことのできる
最適なツールだった。
 
 
 
これさえすれば
わかりやすく喜んでもらえて
わかりやすく親孝行ができる
 
 
 
だから、
私のスピリットは
ほんとうはどっちでも良かったのに
私のエゴは
とってもとっても、それを欲しがった。
 
 
 
最後の最後まで
わたしのエゴで、
わたしの真の幸せとはズレたところで
「結婚」を捉えて、求め続けた。
 
 
 
そりゃ、
結婚させてもらえないわけだ(笑)。
 
 
 
 
今なら、
とってもよくわかる。
 
 
 
わたしの幸せに
結婚する、しない、は関係ない。
 
 
 
肯定も、否定も、いらない。
 
 
 
どちらかのサイドにつかないと
ダメなのかと思って
ずっとずっと答えが出せなかったけれど
 
 
 
「どっちでもいい」
 
 
 
ほんとうは
それがすべてだったんだ。
 
 
 
 
 
そう考えるとさ、
わたしとクリスとの関係って
 
 
「結婚できるけど、できない」
 
 
状態でいることで
 
自分のスピリットの幸せと
自分のエゴの幸せを
なんとか両方保とうとしていたんだよ。
 
 
 
ビックリだ!!
 
 
どんだけエゴを握りしめていたんだ、自分よ(笑)
 
 
 
 
 
これからはもう、
わたしの幸せに
 
 
結婚する・しないは
関係ないね。
 
 
 
子どもがいる・いないも
関係ないね。
 
 
 
 
ちょっと寂しい気もするけど
 
勝ったり負けたり
誰かと誰かを比較するような
幸せの価値観は
もういらないね。
 
 
 
 
ただただ、
今この瞬間を
わたしは味わっていたい。
 
 
 
 
揺れる感情や
移ろいゆく感情を
しみじみと眺めていたい。
 
 
 
 
それはわたしが、
この地球で求めていた喜び。
 
 
 
 
 
 
これまでだって、わたしは
ずっとそういう女だったし
 
 
 
これからも、そういう風にしか
きっと生きられない。
 
 
 
 
そういうただの
「今」しか生きられない女であることを
思い出せて
 
 
 
 
わたしは今
とっても満たされた気分。
 
 
 
 
 
 
…幸せだ!!
 
 
 
 
 
 
まだまだ
軸が揺れ動くこともあるかもしれないけれど
 
 
 
 
この幸せを噛みしめながら
 
この世界を
 
風のように
 
舞いながら、生きていきたい。
 
 
 
 
Be artist
Be creative
 
 
 
 
 
春分の日の、自分への誓いとして。
 
 
 
2018年3月21日   難波響子
 
 
 
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熱田神宮にて
 
 
 
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