【マンガ感想】
『ラストイニング 35巻 (神尾 龍, 中原 裕)』
ラストイニング 35 (ビッグ コミックス)
神尾 龍 中原 裕 小学館 2012-10-30 by G-Tools |
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【あらすじ】
汗と涙ぁ…そんなモンいらねぇ! かつて名門、今は弱小の私立彩珠学院高校野球部にやってきた問題児監督・鳩ヶ谷圭輔が、硬直しきった高校球界の常識を変える!!
高校野球マンガの傑作であり、監督マンガの代表格。
学校の経営方針で、もし今夏にある県大会で優勝し甲子園に出場できなければ、
私立彩珠学院高校の野球部は廃部となってしまうという状況の中、
彩学のOBであり詐欺師であった主人公・『鳩ヶ谷圭輔』が監督に就任する。
「今後一切、下手な奴と口をきくな!!」
「下手は伝染る!!」
というような過激な発言を繰り返しながらも、
「ひとつひとつのプレーを大切にな」
「じっくりしっかりミス無くやろう!」
「派手なことや特別なことをする必要は無ない!」
「出来ることを確実にやろう!」
という発言で、選手達や保護者達を自分のペースに巻き込んでいく。
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ここからは、35巻の感想。
35巻では、33巻から始まった『vs帝大一高』との試合の続きが描かれていまして、
意外にも『彩珠学院高校』が大きくリードするという展開で話が進んでいきます。
そんな35巻のメインとなるのは、やはりピッチャーの交代時期ですね。
エース・『日高』の実質的な故障により、“帝大一高”戦は『スティーブ』を先発させました。
予想外の大量得点により、優位に試合を進めていたわけですが、ついに『スティーブ』が
捕まってしまい、ピッチャーを交代すべきタイミングが訪れます。 しかし、『鳩ヶ谷監督』は、
『日高』をリリーフさせてより状態を悪化させることを恐れ(最悪、ここで投手生命が終わる)、
ナント、『スティーブ』の続投を決めてしまいます。 そして、そのことが当然のごとく失敗に
終わることとなり、結局、『日高』をリリーフさせることとなりました。
リリーフした『日高』は、『スティーブ』が作ったピンチをあっさりと抑えることに成功します。
“『日高』は故障している”と考えていた帝大一高の監督はその様子に驚くこととなりまして、
もしかして自分の考えが間違っていたのかと不安がることとなりました。 しかし、さすがに
百戦錬磨の監督だけあって、すぐに『日高』が故障を抱えていることに気づきまして、
その故障が悪化するような作戦を取るように作戦を進めていくこととなりました。
そして、7対4のまま、最終回へ突入していくこととなりました。
わずか2回で40球以上投げさせられた『日高』が残り1回を抑えることが出来るのか、
それとも、帝大一高が一気に逆転していくのか、というところで次巻へ続いていきます。
いや~、面白かったです。
次巻も楽しみです。
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【総評】
о(ж>▽<)y ☆ 面白いです。
『日高』の故障は痛いですね。 この試合に勝っても、次の試合に投げることが出来る保証は
無く、いったい、どのように盛り上げていくのか気になるところです。 次巻も楽しみです。
点数的には
100点
です。
では、ここまで。