「Gメン」★★★~怒涛のハイテンションに着いていければ面白い | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

『シネマ報告書2023』の掲載にあたって

 
怒涛のハイテンションに着いていければ面白い
★★★
(C)2023「Gメン」製作委員会 (C)小沢としお(秋田書店)2015
 
(2023年/日本/120分)
 
【 脚本・監督 】
瑠東東一郎
 
【 原作 】
小沢としお
 
【 出演 】
岸優太
流星涼
恒松祐里

矢本悠馬

森本慎太郎

りんたろー。

小野花梨

高良健吾

大東駿介

吉岡里帆

尾上松也

田中圭

 


 

【あらすじ】

 

 4つの女子高に囲まれた私立武華男子高校。

 高校1年生の門松勝太は、彼女を作りたいという理由だけで武華高校に転校してきたが、彼が入ったクラスは校舎から隔離され荒れ果てた教室の問題児だらけの集団G組だった。

 勝太は、ヤンキーだらけのクセの強いクラスメイトたちを、彼女を作るという名のもとにまとめ上げ、恋に友情に奮闘する。

 しかし、ひょんなことから凶悪組織“天王会”と揉める羽目に。勝太たちは残虐な天王会トップの加藤と対峙することになる―

 

 

【コメント】

 

 さて、今回劇場で鑑賞したのは、2014年に「週刊少年チャンピオン」で連載されていた漫画の実写映画化。チャンピオンと言えば言わずもがなヤンキーものに長けた漫画雑誌で、御多分に漏れず本作もヤンキー漫画の映画化です。とは言いつつも、本漫画の本質はギャグ漫画のようですが。

 毎度、原作未読のまま、面白そうだからという理由だけで劇場に足を運んだ次第。もともと劇場で観ようかどうかも迷っていた作品ですが、本作、ネットでの前評判が恐ろしく高いので、ほんとかよ~という疑問もありつつ、ヤンキーものとお笑いものの映画は嫌いじゃないので、ここはひとつあえて騙されて、今回は大ハコの「新宿バルト9」にて鑑賞した次第です。

 

(C)2023「Gメン」製作委員会 (C)小沢としお(秋田書店)2015

 

 いやぁ~実にバカバカしくて楽しめました。オープニングからエンディングまで怒涛のハイテンションな笑いとケンカの連続。とにかく原作のエピソードを詰め込むだけ詰め込み、早すぎるくらいのテンポで120分目いっぱい楽しませていただきましたね。

 そんな僕が感じた本作の感想は以下の3つです。

 

1.怒涛のハイテンションに着いていければ面白い

2.一番弾けているのは吉岡里帆

3.ネットの評価は参考程度に

 

 もうね、冒頭からとにかくハイテンションなギャグが繰り出されるので、いきなりのフルスロットルに戸惑ってしまうんですが、そのスピードに乗ってしまえばもう怖いもの無し。そのバカバカしい展開にガハハと笑いながら鑑賞すること請け合いです。もっとも、あえて狙って笑いを取りにいってるので、笑いのツボによっては白けてしまうかもしれません。事実、劇場での笑いはさほど多くありませんでしたが。

 とはいえ、そこはあえての作り手の狙いだと思うし、とにかく原作のエピソードを詰め込むだけ詰め込まれているので、「Gメン」という漫画の実写化としては十分じゃないでしょうかね。

 

 この全編ハイテンションな展開に弾けまくっていた役者さんたちも、そのプロ根性に脱帽。主役の岸優太をはじめとして、竜星涼や矢本悠馬、田中圭や尾上松也といったベテラン勢まで、登場する人たちすべてがテンションMAXで挑んでいて素晴らしい。EXITのりんたろー。も頑張っていましたね。

 だけど、やっぱり本作のMVPは吉岡里帆、吉岡里帆ですよ。ヒロインの恒松祐里を完全に喰ってしまうかのような弾けっぷり、それが実にキュートで最高に良かったです。もっとも、彼女の出番は中盤あたりからなので、もうちょっと出番増やしてくれたらよかったのになーと思いましたね。

 

(C)2023「Gメン」製作委員会 (C)小沢としお(秋田書店)2015

 

 そんなわけで、全編怒涛のハイテンションな展開でお腹いっぱい、もう食えねーよというくら満足させていただきました。とはいえ、美味しい食べ物を腹いっぱい食べたわけじゃなく、ご飯前にお菓子やスイーツ食べ過ぎちゃったというレベル。つまりは、映画の完成度は推して察するべしといったところです。

 本作を新宿くんだりまで行って劇場鑑賞した経緯がネットの恐ろしいくらいの高評価というところもあったんですが、ぶっちゃけ高騰しすぎかなーというのが正直な感想。これから鑑賞する人は、ネットの評価は参考程度にしておきましょう。

 まあ、頭空っぽにして120分ハイテンションなギャグの連続に着いていければ楽しめるでしょう。

 

 

【2023年度 Myランキング】(8/27時点)

 

 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。

 ギター上手くなりたい!

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ★★★★☆

  2位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 ★★★★☆

  3位:ザ・フラッシュ ★★★★☆

  4位:ロストケア ★★★★

  5位:ヴィレッジ ★★★★

  6位:キングダム 運命の炎 ★★★★

  7位:インディ・ジョーンズと運命のダイヤル ★★★★

  8位:シン・仮面ライダー ★★★★

  9位:SAND LAND ★★★☆

 10位::アントマン&ワスプ クアントマニア ★★★☆

  次点:バービー ★★★☆

     ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE ★★★☆

     パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 ★★★☆

     

     

 (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック 聖闘士星矢 The Beginning ★★

  2位:レジェンド&バタフライ ★★

  3位:ノック 終末の訪問者 ★★☆

 

 

<その他ランク外一覧>

非常宣言映画 イチケイのカラスカンフースタントマン 龍虎武師キラーカブトガニルパン三世VSキャッツ・アイ(未)スランバー・パーティー大虐殺FALL フォール#マンホールバイオレント・ナイトシャイロックの子供たちBLUE GIANT湯道別れる決心ミッドナイト・マーダー・ライブフェイブルマンズシャザム!神々の怒りマッシブ・タレントエスター ファースト・キル生きる LIVINGAIR エアスマホを落としただけなのに(未)search#サーチ2東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-ナイブズ・アウト:グラス・オニオンTAR ター最後まで行く岸辺露伴 ルーヴルへ行くクリード 過去の逆襲極道統一怪物M3GAN ミーガンワイルド・スピード ファイヤーブーストスパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース大名倒産バビロン東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-決戦-ホーリー・トイレットPearl パール君たちはどう生きるか65 シックスティ・ファイブオオカミ狩り逆転のトライアングルトランスフォーマー ビースト覚醒ダークグラスリボルバー・リリープロジェクトX-トラクション(未)ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー三茶のポルターガイスト死霊のはらわた ライジング(未)Gメン

 


 
 
『Gメン』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

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