「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-」★★★~面白いのに興収危うし? | そんなことより恋をしろ

そんなことより恋をしろ

『映画を観るよりもお前は恋をしろ恋を』
…そんな感じのブログです。

※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

『シネマ報告書2023』の掲載にあたって

 
面白いのに興収危うし?
★★★
(C)和久井健/講談社
(C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
 
(2023年/日本/90分
 
【 監督 】
英勉
 
【 原作 】
和久井健
 
【 出演 】

北村匠海

山田裕貴

杉野遥亮

今田美桜

眞栄田郷敦

清水尋也

磯村勇斗

永山絢斗

村上虹郎

高杉真宙

間宮祥太朗

吉沢亮

 


 

【あらすじ】

 

 26歳フリーターのダメ人間・花垣武道は、関東最凶の半グレ組織“東京卍曾”の抗争によって命を落とした元彼女の橘日向を助けるべく、ヤンキーだった高校時代にタイムスリップ、未来を変えて日向の命を救う。

 しかし、東京卍會の手により再び日向は殺されてしまい、武道は日向を救うべく再びヤンキー時代にタイムスリップする。

 かつてマイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎の6人が結成した東京卍會は、ある事件によって固い絆は引き裂かれ、一虎と場地は敵対する芭流覇羅(バルハラ)に身を置き、東京卍會に交戦の構えを見せる。

 武道は、場地を東京卍會に連れ戻すことが日向を救う方法と考え、芭流覇羅に単身乗り込むが―

 

 

【コメント】

 

 2021年の実写映画で見事No.1の興収を記録した『東京リベンジャーズ』。2年の時を経ていよいよ待望の続編が公開!

 今回は原作の中でも名作と名高い“血のハロウィン編”を実写映画化。しかも今回は何と前後編の2部作の公開ということで、前作が興収No.1だったことからかなり強気の戦略。

 かくいう僕もアマプラでアニメ版は全部鑑賞済み、ヤンキーものには目がない僕としては公開を楽しみにしていた映画です。ということで、さっそくレイトの「立川シネマシティ」に足を運んだ次第。劇場も観客を見込んで多めの上映数を確保しているようですが・・・

 

(C)和久井健/講談社
(C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

 

 ・・・あれ?前作は実写映画の興収No.1だったよな?大ヒットしてたよね?実際僕が劇場で観た時も初日に観に行って、劇場ほぼほぼ満席になるくらいごった返していた記憶がある。アニメも大人気だったし、現在も第2期が放送されていたはず。

 にもかかわらず待望の続編であるはずの本作、ビックリするくらい劇場ガラッガラ。土曜夜に観に行ったんですが、そんなに遅い時間帯ではないし土曜だよ土曜。前作が8~9割方若者たちで席が埋まっていたのに、今回はどういうわけか半分どころか1割程度しか観客がいない。東リベファンなら真っ先に観に行くはずなのに、一体全体どういうことなんでしょうか?・・・

 そんな僕の感想は以下の3つです。

 

1.原作はほぼほぼ踏襲、面白さは間違いなし

2.しかしどういうわけか劇場ガラガラ、興収危うし?

3.GWに客足が伸びることを期待

 

 原作はほぼほぼ踏襲しているし、ヘンな改変もしていません。若手の役者は前作から引き続き続投しているし、さらに村上虹郎や高杉真宙でさらに若手イケメンを補強。原作も屈指の面白さで名高いエピソードだし、ぶっちゃけ面白さは間違いありません。

 前作からわずか2年のインターバルだし、間が空き過ぎということもない。作り手サイドも前作以上の興収・大ヒットを見込んで強気の前後編としたんだと思いますが、これは製作側も想定外だったのではないでしょうか。

 

 いや、分かりませんよ。他の劇場は満員御礼で、たまたま僕の劇場がそうだっただけかもしれないわけだし、そこは僕の勘違いなのかもしれません。しかしながら、前作と同じ劇場だし、立川シネマシティなんて多摩地域じゃなかなかの規模を誇るシネコン、この地に人が集まらないわけがない。そう考えると、今回の客足はあまりにも少なすぎると思わざるを得ないのです。

 


(C)和久井健/講談社
(C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

 

 週に1回は必ず劇場に足を運ぶコアな映画ファンなので全然気にしないのですが、これはやはり前後編に分けてしまった弊害なのでしょうかね~。今回も凄ーくいいところで映画が終わっちゃうし、2か月後の6月に後編が公開とはいえ、やはりもどかしいところはありますよね。あまり映画館に足を運ばない人にとってもあまり優しい作りではないのは確かです。

 あと思ったのは、原作が昨年で完結しているので、一気に東リベ熱が冷めていってしまったのではないかという気もします。完結してもなお爆発的人気を誇る「鬼滅の刃」とは違い、サラーっと流されてしまったのかなとも感じます。

 とにもかくにも6月に後編が公開、そのためには本作がGWで巻き返しを図りヒットしてくれることを切に願ってやまないです。

 

 

【2023年度 Myランキング】(4/22時点)

 

 本作は、本年度のベスト10ワースト3ともにランキング外。

 地元は暑いかな寒いかな。 

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ★★★★☆

  2位:ロストケア ★★★★

  3位:シン・仮面ライダー ★★★★

  4位:アントマン&ワスプ クアントマニア ★★★☆

  5位:パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 ★★★☆

  6位:非常宣言 ★★★☆

  7位:BLUE GIANT ★★★☆

  8位:バイオレント・ナイト ★★★☆

  9位:#マンホール ★★★☆

 10位:search#サーチ2 ★★★☆

  次点:AIR エア ★★★☆

     

     

     

 

 (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:ノック 終末の訪問者 ★★☆

  2位:

  3位:

 

<その他ランク外一覧>

映画 イチケイのカラスカンフースタントマン 龍虎武師キラーカブトガニルパン三世VSキャッツ・アイ(未)スランバー・パーティー大虐殺FALL フォールシャイロックの子供たち湯道別れる決心ミッドナイト・マーダー・ライブフェイブルマンズシャザム!神々の怒りマッシブ・タレントエスター ファースト・キル生きる LIVINGスマホを落としただけなのに(未)東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-

 


 
 
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
 
映画 ブログランキングへ