「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編－決戦－」★★★～とりあえず無事公開されて良かった

※※※　注意　※※※

　「シネマ報告書」は、映画鑑賞後の率直な感想を伝えるため、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれる場合があります。

　これから観ようと思っている方は、本報告書の趣旨についてご理解のうえ十分注意してお読みくださるようご了承願います。

「『シネマ報告書2023』の掲載にあたって」

とりあえず無事公開されて良かった ★★★

(C)和久井健／講談社
(C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会 （2023年／日本／96分） 【　監督　】 英勉 【　原作　】 和久井健 【　出演　】

北村匠海

山田裕貴

杉野遥亮

今田美桜

眞栄田郷敦

清水尋也

永山絢斗

村上虹郎

高杉真宙

間宮祥太朗

吉沢亮

【あらすじ】

　26歳フリーターのダメ人間・花垣武道は、関東最凶の半グレ組織“東京卍曾”の手によって再び命を落とした元彼女の橘日向を救うため、再びヤンキーだった高校時代にタイムスリップ、東京卍會と敵対チーム・芭流覇羅（バルハラ）との抗争を阻止すべく動く。

　芭流覇羅に寝返った場地を連れ戻すため戦うことを決めたマイキー、そのマイキーを殺すことだけを生きがいとしているかつての親友の一虎、そして裏で暗躍する希咲。

　武道の願いもむなしく、ハロウィンの10/31、自動車廃工場で運命の抗争が始まる―

【コメント】

　さて、今回劇場で鑑賞したのは、今年4/21に公開された前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編－運命－』から2ヶ月、間髪入れずの後編である本作。前作しかり、前編もしっかり劇場で鑑賞させていただいた僕なので、本作の公開を楽しみにしておりました。

　が、前編の感想ブログにも書いたとおり、公開初週に観に行ったにもかかわらずビックリするくらい観客がいなかったため、もうブーム過ぎたのか！？と感じてました。

　加えて、本作の公開直前になって、重要なキーマンとして登場する場地圭介役の永山絢斗が大麻所持で逮捕という、公開が危ぶまれる最悪の事態に。

　前編公開されながら後編がお蔵入りか！？と泣くに泣けない状況だったわけですが、映画会社の英断により何とか公開されたわけです。

　作品に罪はない。ともあれ、何とか公開にこぎ着けて個人的には嬉しい限り。ということで、さっそくレイトの「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。

　前編の閑古鳥もどこへやら、後編は若者たちがごった返して、なかなかに席が埋まってましたな。良かった良かった。

(C)和久井健／講談社
(C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会

　いや～先ずは後編である本作が無事公開されて良かった良かった。なにせ原作の中でも名作と名高い「血のハロウィン編」ですからね、いちばん面白い後編がお蔵入りになっちゃったらモヤモヤしたまま不完全燃焼でしたよ。映画会社の英断に感謝です。

　ともあれ、本作を観た僕の感想は以下の3つです。

１．とりあえず無事公開されて良かった

２．やっぱりヤンキーものは熱いね

３．めげずに「聖夜決戦編」を希望

　なんだかんだで、やっぱりヤンキーケンカものって面白いよね、うん。リアルヤンキーはさすがに怖いし、映画にしてもイケメンに限る、ではあるんだけど。

　主役の北村匠海君もさることながら、吉沢亮君に山田祐貴君、眞栄田郷敦君に高杉真宙君、敵役も間宮祥太朗君に村上虹郎君に清水尋也君と、今を輝く若手イケメン俳優がずらりと並び、熱い戦いを繰り広げる。そらぁイケメン大好きなら彼らを観るだけでも大満足でしょう。

　僕の時代なら仲村トオル＆清水宏次朗の「ビー・バップ」シリーズ、2000年代なら小栗旬＆山田孝之の「クローズZERO」シリーズ、ちょっと前なら賀来賢人＆伊藤健太郎の『今日から俺は！』。なんだかんだで、みんなバッドボーイたちが好きなんです。彼らがカッコよく立ち回り、熱いケンカを繰り広げ、その雄姿に胸を熱くさせる。ヤンキーものの醍醐味は今現在でも引き継がれているんだなーと感じましたね。