先日母の誕生日だった。
兄と妹がお祝いに今日やって来た。
母は今年に入ったあたりから心臓の具合があまり良くない。
それもあってか兄と妹は以前よりも顔を出す機会が多くなった。
きっとまだ母が元気なうちに、直接会って話をしておきたいという気持ちもあるのだろう。
自宅に来るとご馳走を食べてから麻雀の流れになる。
ご馳走は兄と妹が必ず持参する。
まるで鴨が葱を背負って来るように。( ^∇^)キャキャキャ

麻雀を始めたきっかけは意外なものだった。
私が中学生の時、何を思ったか母がNHKの麻雀教室に行き始めた。
そして必然的に夜は家族麻雀になる。
父、妹、そして私を強引に引きずり込む。
負けず嫌いの母が上達するために。
ちなみに、兄は家を出ていた。
私に選択権はない。
誰か一人でも欠けるとメンバーが足りないから。
ちなみに、父も妹も私も麻雀をやったことがなかった。
たまたまお客さんが来ると「待ってました!」とばかりに強引に雀卓に座らされる。

当時私は中学3年生。
高校受験の真っただ中。
勉強をしていると母がやって来る。
毎晩やってくる。
30分でいいから麻雀やろう、と。
受験生を持つ母としていかがなものか。(笑)
そして30分で終わるはずもなく、時に深夜にまで及ぶ。
そんな環境下で無事に高校生になれた私は表彰されていい。ふふふ。

しかし麻雀は大学に入学してからも、社会人になってからも大いに役に立った。
今では感謝している。

そんなわけで、いまでも家族が集まると麻雀が始まるのだ。
実はここ何年か、私は麻雀に参加しなかった。
私がいなくても、父、母、兄、妹とメンバーはいるし、私自身、兄があまり得意ではないからだ。
もちろん、体調が思わしくない時も多かったというのも理由の一つではある。
だけど今日は母が少ししんどそうだった。
だから母を少し休ませるために私がしばし代わりに打った。

今日はかなり気合を入れた。
勝っている状態で母に交代して、良い流れのまま勝って欲しかったから。
楽しい思い出をつくって欲しかった。
そういった気持ちは通じるもので、麻雀は私の思い通りの展開になった。
そして良い流れのまま途中から母にバトンを渡し、結果的にいつもは負けてしまう母がトップを飾った。
とても嬉しそうだった。
私も満足。
良い仕事をしたぜ。←カッコイイ!!

思った以上に私は集中し、気合が入っていたのだろう。
正直言うと体調はあまり良くなかった。
今現在、心拍数が100回/分を超えたままだ。
明日仕事に行けるかどうかわからないぐらい胸が苦しい。
だけど楽しい思い出をつくれて気分はとても良い。

私は神様を信じていない。
だけど人知を超えた何かは存在すると信じている。
今までの私の経験からそう確信するようになった。

優しさは循環する。
良い流れは循環する。
幸せは循環する。


いずれ私にも巡って来い!!
щ(゚Д゚щ)カモーン




大吉的おすすめ記事☆彡


【ワンコと私の闘病記】


躁うつ病患者が通りますよっと


【クスッと笑える話】


病気を乗り越えた先にあるもの


伝説の男


惚れんなよ!


【真面目な話】


ブログを始めたきっかけ


軽躁状態のエピソード(その1)


人生は不思議に満ちている


自然は不思議に満ちている


精神疾患の理解のために(大吉くんギャラリー付き)


【最後につぶやく大吉くん】

お相撲さん


走れ!大吉くん


【昔の想い出】


風が吹くとき


白昼夢


親友Y君


まだまだ続くよ!親友Y君


【出かけてきたよ】

Mr.小心者


地下帝国(前編)


地下帝国(中編)


地下帝国(後編)


恋人の聖地だってさ


【深夜の独り言】

若くして苦しんでいる君へ

親愛なる君へ


【なんちゃってポエム】

分岐点


決意


靴がヘビになった日


・ 時空を超えたメッセージ