■晴日の読書手帖■ -4ページ目

ポロメリア/Cocco

ポロメリア ポロメリア
Cocco

幻冬舎 2010-05
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過去も未来も愛してるけど、“今”が要らないんだ―。朝一番グランドの隅っこで校舎の4階から飛び降りた私は地べたに転がって、まだ生きている。その花の香りと、二度と戻らない日々の記憶。アーティストCocco、初の小説。             「BOOK」データベースより]

     

まぁあれだね、これは小説だと思って読んではいけないね。Coccoファンじゃないと楽しめない。万引きのあたりの激しさとかはかなり好きだったけど、全体的には…うーん。

結局途中から面倒くさくなって流し読みに(;´Д`A ``

     

本★☆☆☆☆

天使のナイフ/薬丸岳

天使のナイフ (講談社文庫) 天使のナイフ (講談社文庫)
薬丸岳

講談社 2008-08-12
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第51回江戸川乱歩賞受賞(2005年)                 

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。

                        「BOOK」データベースより]

     

これはまた凄い作品に出会ってしまった。しかも、これがデビュー作だっていうからまた凄い!!

4年前、妻を殺した犯人は13歳の少年達だった。少年法によって守られた彼らの1人が主人公の近くで殺されたところから物語は始まる。隠された真相、複雑に絡まり合う人間関係。もう本当に凄いとしか言いようがなかった。

     

本★★★★☆

真夏の方程式/東野圭吾

真夏の方程式 真夏の方程式
東野圭吾

文藝春秋 2011-06-06
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夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することを決めた。翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。その男は定年退職した元警視庁の刑事だという。彼はなぜ、この美しい海を誇る町にやって来たのか…。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。

                        「BOOK」データベースより]

 

ガリレオシリーズ第6弾。    

湯川の登場シーンが多くて楽しかったな。恭平くんがどういう役割なのかと思ったら…なるほど。しかし、人間関係とか謎解きとかは面白く読めたけど、どっちの殺意もいまいち納得出来ないのが残念。

     

本★★★☆☆

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【過去に読んだ東野圭吾作品】

秘密 (記事なし)

容疑者Xの献身

放課後 (講談社文庫)

卒業―雪月花殺人ゲーム

白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)

学生街の殺人 (講談社文庫)

11文字の殺人 (光文社文庫)

魔球

香子の夢―コンパニオン殺人事件

浪花少年探偵団

十字屋敷のピエロ (講談社ノベルス)

眠りの森 (講談社文庫)

鳥人計画 (角川文庫)

殺人現場は雲の上

ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー

依頼人の娘

宿命

犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

変身 (講談社文庫)

回廊亭殺人事件 (光文社文庫)

交通警察の夜

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

美しき凶器 (光文社文庫)

同級生 (講談社文庫)

分身 (集英社文庫)

浪花少年探偵団2

怪しい人びと (光文社文庫)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

虹を操る少年 (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

怪笑小説 (集英社文庫)

あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)

天空の蜂 (講談社文庫)

名探偵の掟 (講談社文庫)

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

毒笑小説 (集英社文庫)

悪意 (講談社文庫)

名探偵の呪縛 (講談社文庫)

探偵ガリレオ (文春文庫)

私が彼を殺した (講談社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)

予知夢 (文春文庫)  

片想い (文春文庫)

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)

レイクサイド (文春文庫)

トキオ

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

秘密 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

おれは非情勤 (集英社文庫)

殺人の門 (角川文庫)

幻夜 (集英社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

黒笑小説 (集英社文庫)

ちゃれんじ? (角川文庫)

使命と魂のリミット (角川文庫)

夜明けの街で (角川文庫)

ダイイング・アイ

流星の絆

聖女の救済

ガリレオの苦悩

パラドックス13

新参者

カッコウの卵は誰のもの

プラチナデータ

白銀ジャック (実業之日本社文庫)

あの頃の誰か (光文社文庫)

麒麟の翼

坊ちゃん/夏目漱石

坊っちゃん (新潮文庫) 坊っちゃん (新潮文庫)
夏目漱石

新潮社 2003-04
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漱石の作品中もっとも広く読まれている『坊っちゃん』。無鉄砲でやたら喧嘩早い坊っちゃんが赤シャツ・狸の一党を相手にくり展げる痛快な物語は何度読んでも胸がすく。が、痛快だとばかりも言っていられない。坊っちゃんは、要するに敗退するのである。        

                         [「BOOK」データベースより]

 

思ってた話と全然違った。坊ちゃんってこういうキャラだったのかw

面白いとは思うけどなんだかちょっと切ないね。

 

本★★★☆☆

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【過去に読んだ夏目漱石作品】

・吾輩は猫である

こころ (新潮文庫)

妖奇切断譜/貫井徳郎

妖奇切断譜 (講談社文庫) 妖奇切断譜 (講談社文庫)
貫井徳郎

講談社 2003-04
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戊辰戦争の傷跡癒えぬ東京で、美女ばかりを描いた錦絵が評判を呼んでいた。だが描かれた女がバラバラ死体で、それもなぜか稲荷で発見される事件が続発、町に恐怖が広がる。元公家の九条は捜査に乗り出すが、非道の犯行は止まらない。困惑した九条は病床の友人朱芳の頭脳に望みを託す。驚愕の結末が待つ傑作推理。

                      [「BOOK」データベースより]
  

こういう話、嫌いじゃないので楽しかったけど、でもグロ過ぎる。妊娠中に読んではいけない本であったw そして鍋の季節にも読んではいけない。喜八郎のお母さんはどうなったんだろうか。うへぇー。

     

本★★★☆☆

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【過去に読んだ貫井徳郎作品】

夜想

愚行録 (創元推理文庫)

慟哭

後悔と真実の色

乱反射

プリズム (創元推理文庫)

烙印 (創元クライム・クラブ)

失踪症候群 (双葉文庫)

天使の屍 (集英社文庫)

修羅の終わり

崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)

誘拐症候群 (双葉文庫)

鬼流殺生祭 (講談社文庫)

光と影の誘惑 (創元推理文庫)

転生 (幻冬舎文庫)

ブルーもしくはブルー/山本文緒

ブルーもしくはブルー (角川文庫) ブルーもしくはブルー (角川文庫)
山本文緒

角川書店 1996-05
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広告代理店勤務のスマートな男と結婚し、東京で暮らす佐々木蒼子。六回目の結婚記念日は年下の恋人と旅行中…そんな蒼子が自分のそっくり「蒼子B」と出くわした。彼女は過去の記憶をすっかり共有し、昔の恋人河見と結婚して、真面目な主婦生活を送っていた。全く性格の違う蒼子Aと蒼子B。ある日、二人は入れ替わることを決意した。誰もが夢見る「もうひとつの人生」の苦悩と歓びを描いた切なくいとおしい恋愛ファンタジー。万華鏡のような美しい小説。

                         「「BOOK」データベースより]

   

別の男性と結婚し、別の人生を歩んでいるもう1人の自分。もしそんな自分に偶然出会ったらちょっとだけ入れ替わってみたい!とか思うのかな~。どうだろうw やってみたいような怖いような。でも誰もが一度は妄想することだと思うんだよねw でも結局自分は自分なんだよなぁ。どっちを選んでもそう大差ないんじゃないか?ww なんてしみじみ思った。    

   

本★★★☆☆

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【過去に読んだ山本文緒作品】

恋愛中毒 (角川文庫)

紙婚式 (角川文庫)

シュガーレス・ラヴ (集英社文庫)

群青の夜の羽毛布 (文春文庫)

群青の夜の羽毛布/山本文緒

群青の夜の羽毛布 (文春文庫) 群青の夜の羽毛布 (文春文庫)
山本文緒

文藝春秋 2006-05
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丘の上の家でひっそり暮らす不思議な女性・さとるに惹かれていく大学生の鉄男。しかし次第に、母親に怯え、他人とうまくつきあえない不安定な彼女の姿に疑問を募らせていく。母娘三人の憎悪が噴出するときに見えてくる、戦慄の情景とは―。恋愛の先にある家族の濃い闇を描いて、読者の熱狂的支持を受け続ける傑作長編小説。

                         「「BOOK」データベースより]

   

前半では、さとるって私にそっくりだな~なんて呑気に読んでいたが、この家族の異常さが顕になってからは恐ろしくて、逃げ出したくなった。そしてあのカウンセリングもそういうことだったのか、と驚いた。とにかく怖い話。    

   

本★★★☆☆

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【過去に読んだ山本文緒作品】

恋愛中毒 (角川文庫)

紙婚式 (角川文庫)

シュガーレス・ラヴ (集英社文庫)

クライマーズ・ハイ/横山秀夫

クライマーズ・ハイ (文春文庫) クライマーズ・ハイ (文春文庫)
横山秀夫

文藝春秋 2006-06
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北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが、御巣鷹山の日航機墜落事故発生で約束を果たせなくなる。一方、1人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る――。 実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作。

                       「BOOK」データベースより]

      

御巣鷹山の航空機事故が題材となっているので色々期待してたんだけど、思ってたような話じゃなかったなぁ。重い命と軽い命、大切な命と、そうでない命…のあたりはすごく好きだけど。

      

本★★☆☆☆

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【過去に読んだ横山秀夫作品】

ルパンの消息 (光文社文庫)

陰の季節 (文春文庫)

動機 (文春文庫)

半落ち (講談社文庫)

顔 FACE (徳間文庫)

深追い (新潮文庫)

第三の時効 (集英社文庫)

真相 (双葉文庫)

柔らかな頬 下巻/桐野夏生

柔らかな頬〈下〉 (文春文庫) 柔らかな頬〈下〉 (文春文庫)
桐野夏生

文藝春秋 2004-12
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第121回直木賞受賞(1999年)

野心家で強引な内海も、苦しみの渦中にあった。ガンで余命半年と宣告されたのだ。内海とカスミは、事件の関係者を訪ね歩く。残された時間のない内海は、真相とも妄想ともつかぬ夢を見始める。そして二人は、カスミの故郷に辿れ着いた。真実という名のゴールを追い続ける人間の強さと輝きを描き切った最高傑作。
                       「「BOOK」データベースより]

 

うーん。下巻はただダラダラしてただけって感じだなー。だいたいカスミ以外の登場人物は誰もかれも執着心を持ってなくって全く好きになれない。途中挟む夢オチ的なのも面倒くさかったし。消化不良。

  

本★★☆☆☆

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【過去に読んだ桐野夏生作品】

グロテスク

・OUT 上巻(講談社文庫)

OUT 下巻(講談社文庫)

ポリティコン 上巻

ポリティコン 下巻

I'm sorry,mama.

ダーク 上巻(講談社文庫)

ダーク (下) (講談社文庫)

錆びる心 (文春文庫)

ジオラマ (新潮文庫)

柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)

柔らかな頬 上巻/桐野夏生

柔らかな頬〈上〉 (文春文庫) 柔らかな頬〈上〉 (文春文庫)
桐野夏生

文藝春秋 2004-12
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第121回直木賞受賞(1999年)

カスミは、故郷・北海道を捨てた。が、皮肉にも、北海道で幼い娘が謎の失踪を遂げる。罪悪感に苦しむカスミ。実は、夫の友人・石山に招かれた別荘で、カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。カスミは一人、娘を探し続ける。4年後、元刑事の内海が再捜査を申し出るまでは。
                       「「BOOK」データベースより]

 

カスミの生き方に一気に興味が沸いて読み進めたら、あんな事件が起こって一気に冷めた感じがした。なんとなく事件が解決する気配がないような気がするけど…とりあえず下巻を読もう。

  

本★★☆☆☆

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【過去に読んだ桐野夏生作品】

グロテスク

・OUT 上巻(講談社文庫)

OUT 下巻(講談社文庫)

ポリティコン 上巻

ポリティコン 下巻

I'm sorry,mama.

ダーク 上巻(講談社文庫)

ダーク (下) (講談社文庫)

錆びる心 (文春文庫)

ジオラマ (新潮文庫)