むかし僕が死んだ家/東野圭吾
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)
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「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは…。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ。 [「BOOK」データベースより]
またまた東野作品で「これは!!」というのに出会ってしまった(笑)タイトルで前から気になってたけどやっぱり当たりだった。これすごい。
失われた過去と謎の家の関係をあれこれ推理していくんだけど、解説にもあったように「全編が伏線、また伏線の連続」ってまさにそれ。ああでもない、こうでもないって色々考えて組み立てていくのがすごく面白い。
そして真相では度肝を抜かれた。おおー。
【ネタバレ感想・反転】
てかチャーミーが猫じゃなかったなんて(笑)もうすっかり猫だと思い込んでたから「うっはー!!」って感じだった。
大体『ベッドにチャーミーがいて、この間のようにみゃあみゃあとないていた』とか書いてあって…確かに読んだ時なんか不自然な匂いはしたけど、“みゃあみゃあ”でまさか人間だとは…ひどいわー(笑)良い意味で、ひどい(笑)
★★★★★
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【過去に読んだ東野圭吾作品】
・秘密 (記事なし)
・魔球
・宿命