フランス・ノルマンディー地方とブルターニュ地方の旅行では、

まずルーアンへ向かいました。

16時頃パリの空港に着いて、そこからレンタカーで向い、

ルーアンのホテルにチェックインしたのがもう20時過ぎ。

街歩きを始めたのは21時頃でしたが、まだこんなに明るい!

ルーアンはジャンヌ・ダルクが処刑された地です。

この写真は、処刑場となった広場。

そう聞くとなんだかおどろおどろしいイメージがありますよね。

でも、石畳に木組みの建物が映える、とても美しい街でした。

 

大きなカテドラルもあります。

細工が美しい教会です。暗くなるとここにプロジェクションマッピングが投影されるとのことだったのですが、

この日はすごく寒かった!待っていられないほど!

しかも時差ぼけで眠い…。プロジェクションマッピングは諦めました。

 

それにしてもこのときは本当に寒くて、11度くらいだったと思います。風もびゅんびゅん強い!

「8月なのに〜、持ってくる服を間違えた!明日上着を買わないといけないなあ…」と一気に不安になりました。

 

 

しかし、翌日は。

からっとした青空で太陽さんさん!

「日本の秋晴れ、10月の運動会の日のよう!」と気候の印象を日記に書きました。もちろん、上着は買いませんでした。

 

向かったのはエトルタ。

 

象の鼻のようなかたちの断崖絶壁!

海を眺め、フランスの地図を頭に思い描きながら、

世界にはこんなところがあるんだなあ…と感慨にふけりました。

 

ちなみにこの浜は砂ではなく…

石!日本庭園に敷かれていそうな。

裸足で歩いたら痛そうだなあ。

 

石遊びが大好きなちびっ子に大変おすすめです。

でも石を持ってかえってはいけません、との表示がありました。

 

エトルタは、中心街も可愛いんですよ。

地元産のお土産を売る店。

そしてこちらは市役所。結婚式場みたいにステキな建物でした。

 

エトルタのレストランでこの日の昼食をいただきました。

この地で初めて飲んだ、名物のシードル!

グラスではなく、ボルと呼ばれるカップで飲むのは

このとき初めて知りました。

子どもが飲んでいるのは、お水です!笑

 

選んだ食事はムール貝。

今回の旅で、ムール貝は全部で3回食べることになるのですが、

このときが初めてのムール貝。

 

そしてノルマンディー地方名物といえば、やはりガレット。

日本でも時々食べられるお店がありますが、

本場のは日本のよりも大きい!ハムやチーズ、卵にきのこ。

たくさんの具材とともに、ぱりっとしたそば粉のクレープ生地がとても美味しかったです。

 

ランチを終えたらノルマンディー橋を渡り、別の街へ向かいます。

この日はとても忙しい計画!見所がたくさんある地方です。

びゅんびゅん車が渡っていく、大きな吊り橋です。

しかし歩行者も普通にいたのでちょっと拍子抜け。

 

着いたのは港町・オンフルール。

作曲家エリック・サティの生まれた街です。

真っ白なヨットの長い帆が、古い街並みに映えて素敵!

 

ここはかなり、混み混みでした。

夏の軽井沢くらい混んでいました!人がたくさん!

フランスもバカンスシーズン真っ盛りです。

 

そして太陽ぎらぎら、とにかく暑い。

ミントシロップの入ったソーダ水で、涼みました。

 

結局オンフルールには一時間半くらいしかいませんでした。

ちょっともったいないかな?と思ったけど、

暑くて人が多くて、ちょっと疲れも出て…

今回はこれでちょうどよかった。またいつかゆっくり来よう!

 

それでもこの日の宿泊地へ行く前に、

もう一カ所寄りたいところが。

オンフルールから車でわりとすぐ。

映画「男と女」で知られる、ドーヴィルの海岸です。

目が開けられないほどにまぶしい太陽!

 

そして「ダバダバダ…」で有名な、「男と女」のシャンソンも口ずさんできました笑

一応、ときどきシャンソンを歌う身としてはマスト!

 

海岸沿いに一キロほどつづく板張りの遊歩道も歩きました。

そしてその遊歩道に面した更衣室を見ると、

映画スターの名前!!「ローマの休日」のグレゴリー・ペックだあ!

 

あ!ジーン・ケリーも。

 

手前から三番目はシャーリー・マクレーン!

 

私は古い映画が10代の頃からわりと好きで、よく見ていたのですが、

これらの俳優さんたちの作品はもちろんリアルタイムでは見ていません。

 

すると!やはり観光客を見ると

おばあちゃんたちが心なしかほかの場所よりも多い気がする!

青春時代に憧れた映画スターの名前の残る海岸、お散歩したくて来たのかなあ、と思いました。

私の祖母も、昔の映画スターが好きだったから、

ここに来たかったかなあ、とおばあちゃんを思い出しました。

 

 

この時点でもう夕方6時近く。

30分ほど移動したところにある宿泊地へそろそろ向かおう。

 

りんごの木のある、とてもステキなところです。

それはまた書きます!

 

 

★★★

福山知沙のフランス旅行記事一覧


2016年


2018年