《2018年5月のフランス南西部旅行のブログです》
ボルドーで一泊したあと、
街の中心部から車で10分ほど行ったところにあるLa cité du vinシテ・デュ・ヴァン、ワインの博物館を訪ねました。
2年前にできたばかりということで新しいのですが、浅草のビール会社のビルを思い出す外見でした・・・。
(お写真は、フランスのニュース専門チャンネル「BFM TV」のサイトに掲載されていたものをおかりしました。)
とにかくすべてが最新
若く有能そうなメンバーで固められたスタッフたちは、外国人であるわたしたちを見ると綺麗な英語で対応してくれました。
(英語を話すフランス人が以前より増えたような印象を受けたのはこの時が最初でした。)
親切なスタッフさんが来場客全員にこちらのガイドを渡してくれました。
これまたビックリ。
小さなタブレット端末で各国の言語を選択でき、
ヘッドフォンをつけると日本語でガイドを聞くことができます。
とにかくワインのすべてが展示され続ける
かなりマニアックで詳しい展示。
ボルドーワインのみならず、世界中のワインの歴史、産地や品種のあれこれが事細かに説明されています。
展示方法や建築そのものがまた面白い。
日本語ガイドも、大活躍。
ワインの香りを嗅ぐことで感じられる色んなアロマを、
香り別に展示するコーナーもありました。
手元のパフパフを押すと香りが出てきます。
こちらはビスケットの香り。
レモンや、
はちみつの香り。
え、色鉛筆!?
ワイン好きな歴史上の人物が一堂に会するお芝居も見られました。
ルイ14世やナポレオン、ニコライ2世が出て来たと思うと、ヒッチコックがワインを運んできたり、
モーツァルトがピアノを弾いてマリア・カラスが歌ったり、時代を超えていろんな人物が夢の共演を果たしています。
もちろんヘッドフォンからは自動的に日本語吹き替えが聞こえ、
登場人物が生き生きと語る様子が、瞬時に理解できました。
おまちかね、ワインの試飲
エレベーターで8階に移動すると東京タワーの展望台を思い出す全面ガラス張りの部屋にカウンターがあり、
ワインを試飲できました。
わたしはデザートワインが大好きなので、
グラスを回すと、液が涙のように内側をつたいました。
ふと天井を見上げれば、ワインボトルが飾られている。
お土産売り場にあったモノポリーまで、
このあとは、車で少し東へ。
サンテミリオンに向かいました。
これまでのフランス旅行記事も良かったらどうぞ!
↓2013年南仏の旅
↓2016年 フレンチアルプスの旅
2017年 ノルマンディー、ブルターニュの旅
2018年