モン・サン・ミシェルを出て向かったのは、

生牡蠣で有名なCancale(カンカル)です。

 

行く途中の道からして、

生産者直売所があり行列だったりして、なんだか期待が高まります!

新鮮な海の幸って、やはり魅力的!

 

港に着いたあたりから、

 

とても車が多い!

そして駐車場がどこもかしこもいっぱいで、なかなか車が停められません。

40分くらい待ちました。

今回訪れた場所の中で最も人口密度が高いところだったと思います。

フランス人がバカンス中、牡蠣を求めてやってくる街。

みんな牡蠣が大好きなんだ!!

 

港にずらっと並ぶレストランは、ほぼすべてが牡蠣の店。

 

こちらのお店に入ることに。

 

持ち帰り用の牡蠣も売っていました。

新鮮そうです!

 

席に着いて、二種類の牡蠣を1ダースずつ注文。

店は満員大忙しですが、

看板娘とおぼしき女性が、ざくざく殻を割ってどんどん運んでいきます。

ザクザク、テキパキかっこ良かった!

海の街で育った女の子という感じ、惚れました。

 

牡蠣が来ました!

これで12ユーロ。ということは1つ1ユーロ!

新鮮な物が安く食べられる、産地ならではの魅力。

 

実は生牡蠣は6年ぶりでした。

6年前、生牡蠣にあたり、恐怖のあまりずっと口にしていなかったのです。

でも!

せっかく来たのに食べないのはもったいない!

一口食べたら、身がぷりぷり、そして海水がたっぷりで美味しすぎて、

5、6個続けて一気にいただきました。

さらに、パンに無塩バターをたっぷりつけて牡蠣と一緒に食べるのが

最高でした。

 

しかしそのあと我に返り、少しあの恐怖を思い出して

ペースを落としました。

こわいなあ、あーでも美味しい〜、と

おそるおそるいただくのもつまらない気がしましたが。

フランス人は生牡蠣にあたるのだろうか。

そもそも生牡蠣にあたるメカニズムってなんだろう。

牡蠣を食べながら、ものすごく調べたくなりました。

 

結果、今回はまったくあたらず、無事でした。よかった!

また食べたいなあ・・・。

今度はあたることなんて気にせず、思い切り食べてみたい…。

 

すぐそこの湾でとれたというムール貝もいただきました。

 

ムール貝はこの旅で二回目だったと思います。

こちらのものは、小粒ながら味が凝縮されて、その前に食べたものより美味しい!と思いました。

 

 

さて、このカンカルの牡蠣とムール貝を食べた日はサン・マロという街に泊まりましたがその話はまた!

 

この翌日にはムール貝で有名なサン・ブリウーへ行きました。

とても小さくて静かな港でした。どちらかといえばひっそり。

カンカルのように人が大勢いるところではありませんでした。

 

いくつかレストランがあり、こちらのお店に入ってみました。

 

 

メニューは、ムールか牛肉か、というシンプルな二種類。

もちろんムール貝を注文しました。

 

なんと一人前が800gのムール貝。

食べても食べてもなくなりませんでした。

スープににんにくとパセリが効いてとてもとても美味しかった!

これにグラスワイン1杯とデザートがついて14ユーロ!

 

やはり、海の幸を楽しめる街っていいですね。

日本でもそういうところに旅するのが好き。

やさしい塩味とぷりぷりした魚介や貝は、シンプルなごちそうですよね。

いつでも食べたい!

 

今回の旅では、海の幸を味わったのはこのサン・ブリウーのムール貝が最後でした。

このあと別の街で、海の幸ではない、

フランスならではのビストロ料理の美味しさに感動することになるのですが。

 

結論は、何を食べても美味しい!