フランス旅行ブログです。帰国から一カ月以上経ってしまいました。。
旅行6日目。
わたしのナビは色々間違いがありますがなんとか街の中心地に着きました。
大通りにブティック、人も多いし大きな街という感じがします。
ホテルで荷物だけおろし、市役所の駐車場(地下4階くらいまであるカタツムリ状)で車を止め、また歩いてホテルに行きました。
市役所を背に、信号待ち。
そこで市役所の写真を撮ろうと思って後ろに下がったら、信号待ちをしていた女性が危ない!と叫びました。
慌てて体を戻すと、私が下がろうとしていたのは、なんと車道でした。路面が、いかにも歩道に見えるデザインでわからなかったのです。
ホテルに着くとレセプションには可愛い女性が。前髪パッツンで、お化粧はアイラインだけ!ホント可愛かったんです。
すぐ散歩に出ました。
4時にアヌシー湖のクルーズが出るのでそれに合わせて出発。
湖から運河に変わる地点の橋を越えると、水が驚くほどきれいなのに気づきました!飲みたい!
透き通っていて、水底が見えました。毎日湖の水を入れ替えて湖底を掃除しているかと思うくらいきれいでした。
200人乗れるところ、この日はたった8人だけ。
船頭のデッキには私たちだけだったのでほかの方は別のところにいるのかしら。
風が気持ちいい。アヌシー湖は美しく、背景に白い山が見え、風光明媚とはこのこと、と思いました。この日の朝までいたタロワールまで行き折り返すとのこと。
お城や、ほかのホテル、住居を見ながら、タロワールに近づきました。泊まったホテルや、散歩したプラージュも見えました。
もう懐かしい気持ち。
折り返して、またアヌシーの中心地へ。
折り返しに入った時、小さい女の子を連れた三人家族と会いました。
インド人と思われる親子。お母さんと娘さんのおでこに丸い模様がついていたので!
息子は張り切って女の子に近づいて笑いかけます。
年を聞いたら息子より一ヶ月早く産まれた子で
リナちゃん、という名前。やがて息子はリナちゃんと追いかけっこをして遊びだしました。お母さんとわたしも一緒になって走って、楽しかった。
一時間のクルーズ。景色を見たり、子供たちと遊んだり、とても充実した時間でした!
アヌシー中心地は都会すぎず田舎すぎず、この美しい運河と湖があります。本気でそのうちここに住めないものだろうか、と思ってしまいました。
クリーム色やうすいピンク色の建物、色とりどりの花、そして美しい運河がすべて見えるいい地点!
焼きたてのゴーフルに粉砂糖をかけてもらい、食べてみると花の香りの蜂蜜のような味もしてとても美味しかったです
そんなときには、やはりアペリティフを飲もうということになりました。
サヴォワの地ビールを2種類オーダーするとひとつはハーブの香りのかわったビールでした。街ゆくひとや運河を眺めながらの一杯。
人生ってスバラシイ
そこへ、息子の名前を呼ぶ女性。
さっき船で会ったインド人のお母さんでした!
こういう出会いは素敵。
フランス語ができるのでフランス在住のインド人のようです。
Bon voyage !と手を振りあいました。
店を出て、今度は湖沿いへ。
わたしは大の字で寝転びました。初めて芝生に寝転んだかもしれないです。開放的で気持ちいい!
息子は大はしゃぎで走っていました。
花を見て、うわあ~♪と言ったり、息子なりに感動しているんだと思いました。
この旅のことは今もうすでに忘れていると思います。でも、このときに楽しんでくれることが大切だと私は考えていたので、よかったです。
それにしても、
暑くもなく、寒くもなく、乾燥して空は晴れていて、なんていい季節。
家族写真を撮りました。
一度ホテルに戻り、レセプションのあのかわい子ちゃんに、オススメのレストランを教えてもらいました。
Le chaletという店が第一候補らしいので向かいました。
あの、アヌシーで一番有名な地点、というところのすぐそば。
キールを飲み、サヴォワの赤ワインを注文。
燻製の香りとほどよい歯ごたえが美味しい魚。
さっぱりしていて、食べやすかったです。
メインは、、、サヴォワのチーズ系料理はメニューを見ただけでお腹いっぱいなので、、、
お肉はちょっと硬かったけど、つけあわせのポテトが美味しかったです。
ふと運河を見ると、黒い小鴨が泳いでいました。
五分後くらいに見るとまた同じ場所にいます。
親はいなく、一人で(一羽で)遊んでいました。
その姿が可愛かった!
食事も終わり、運河沿いを歩いてホテルへ。
運河は、暗くても水がきれいなのがわかりました。
本当になんていい街!住みたいなあ。。と夢を描いてしまいます。
翌朝は5時半に目を覚ましました。
昨日のように快適な天気の下、アヌシーの散歩を楽しみたかったのになあと残念でした。
いつものように少し日記を書いたり、身支度したり。そして、カルフールで買った山ほどのお土産も少しずつ整理して荷造りしていかなくては。この日にはもうスイスに戻り、帰国に備えなければならないのです。
朝食の食堂にはフランス語を話す人だけではなく、色んな国から来た人がいました。
ああ、名残惜しい。
でもまたきっとアヌシーに来る。
そうだ、パリからTGVでもいけるじゃない。
いつかまた来よう。
このあとは、スイスの小さな町ニヨンをすこし巡り、翌日の帰国に備えました。