ジュネーブからレマン湖沿いの道をフランス側に行きます。
エビアン・レ・バンを目指す途中の、イヴォワールという街に寄りました。
かわいい田園風景、快晴の空。
そしてかわいい家!藤が壁につたっています。
途中道を間違えてもすぐ復帰できる単純さがまた素敵
イヴォワールに入りました、という標識。
フランスの道路標識は、全部大文字なので字が大きくて見やすいことに気がつきました。
スイスでは最初の一文字だけ大文字、あとは小文字だったので、
ときどき見づらいかな?というときがあったのです。
中世の建物が残り、ところどころ花が飾られた小さな可愛らしい街です。
わたしは3年前に行った南仏のエズのにぎわいを思い出しました。
あの、江ノ島に似た雰囲気も含めて。
というのは・・・出ているお店がほとんど観光客向けだからです。Yvoireと書かれたタオルが売られていたり!
エズのときは、地形もなんとなく江ノ島に似ていたのでそう思ったのですが、
今回は例えるなら・・・お土産屋さんが並ぶ琵琶湖畔?
お昼どき。どこのレストランも大繁盛でした。
こちらのお店に。
いつもあまり魚を食べない子なのに珍しい、よほどおいしいの?と思い食べてみましたが、
ソースは料理酒のような香りがし、子どもが好きな味とは思えません。(何種類かあるうち、このソースが店主オススメでした)
やはり、この場で食べるから子どもにも美味しく感じるのでしょう!
シンプルな山の料理です。
食べる前から絶対美味しい!と思いましたが
やっぱり美味しかったです。
それにしても繁盛して忙しそうで、店の娘さん(10歳くらい)が手伝っていました。
あとで聞いたらフランスはいま連休中なのだとか。それで混んでいたのですね。
対岸がスイスです。
とても透明度が高く、手前が透きとおった水色、奥の色は深いエメラルドグリーンで本当に美しかったです。
みんな思い思いに湖を眺め、ベンチでピクニックをする人もいました。
すれ違うひとたちのフランス語が聴こえます。
何を言っているか、わたしにも大体わかります。
フランス語がまったく聴き取れなかったときには、言葉ではなく意味がわからない音として聞こえていたため、旅行に行ってもそこにいる人々との心理的な距離がすごくあるように感じていました。
でも今は言葉として聴こえるし、話しかけることもできるから前より現地の人との距離が縮まった気が勝手にしています。
この感覚が、わたしには嬉しかったです。
他言語を学んでみてよかった、と思いました。
港はさらに賑わっていました。
船に乗り込み対岸のスイス方面へ帰るひとたち、大きなカフェテラスで食事をする人たちなどなど。
フカフカな芝に、白い小さなお花が咲いています。
5歳くらいの女の子が座ってゲームをしていて、風景とマッチしていました。
午前中にジュネーブを発ち、ここまで午後2時半くらい。
このあと、宿泊地のエビアン・レ・バンへ!
といってもイヴォワールから25㎞ほどと、わりと近くです。
ちなみにこのイヴォワール、この日、フランス人と思われる観光客でいっぱいだったのですが、
私が行っているフランス語学校の先生のだれに聞いても「イヴォワール?知らない。」と言われました。
学校のお花見の時、10人くらいのフランス人に聞いたと思いますが誰も知っている人がいなかったんです
混んでいたのにどうしてだろう・・・?
マイナーな街なのでしょうか。