フランス旅行ブログ続きを書きます。

雨で寒かった北イタリアの街、アオスタとクールマイユールに別れを告げて、
モンブラントンネルで再びフランスへ戻りましたニコニコ

トンネルを走りながらどんどん気温が上がっていきます。
18度、20度。
もしかして外は天気がいいのかな、と期待が膨らみます。

トンネルを抜けると・・・
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晴れているーー!!!フランス側は晴れていました!

なんだかぱーっと目の前が開けたように明るくなり心から嬉しかったです。


さて、アヌシーを目指します。
途中サービスエリアで休憩し、食事をしました。

売店でサンドイッチを買います。
ツナとレタス、トマトが入った大きなバゲットのサンドイッチ。サービスエリアに売っている手軽なものでさえ、かなり美味しさのレベルが高いのが素晴らしい!
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子供向けの小さなサンドイッチもありました。

そこへ、隣のテーブルにいた中年のご夫婦が息子を見て笑いかけてくれました。
挨拶のあと男性が、私たちにはベトナム人の養子が二人いたんだ、と教えてくれました。
男の子だそうです。もう二人とも成人したそうですが顔がアジアティークなので
うちの息子の顔を見て懐かしくなったとおっしゃって、女性が愛おしそうに息子を見つめてくれました。
愛情をたっぷり注いで養子を育てたんだろうな、と感じます。スマホで息子さんたちの写真も見せてくれましたが、とてもイケメンの二人!

男性と女性は店を出るときもまた息子のことを笑顔で見つめて、手を振って出て行きました。
日本よりも養子の制度が一般的なフランス。
でも実際里親となった夫婦と話したのは初めてでした。

 私たちもそろそろ出発し、アヌシーを目指します。
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最初はタロワールという湖畔で滞在。
小さな街です。
美しいアヌシー湖に面した道を走り、
なんとか地図を見つつタロワールに着きました。

絵本の世界のような可愛い村でした。
藤がたっぷりと家の壁に下がっていたり、バルコニーに花がきれいに飾られていたりしてメルヘンな感じです。
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滞在先のl'abbaye de talloireに着きました。
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アヌシー湖の目の前に建つ、立派な中世の建物を改装したホテル。
この旅で唯一泊まった四つ星ホテル、なだけあって素敵な内装。レセプションの人たちも他のところよりさらに丁寧でした。

もともと修道院だったこの建物は1681年に建てられたそうです。
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部屋に入るとアロマオイルのようないい香りがしました。
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バスルームはモダンなデザイン、なのに、古いこの部屋と調和しています。
こういう、新しいものと古いもののミックスがとても上手い気がしました。

スパがあるというので水着を持って早速行くことに。
ただ、廊下に出たものの場所が分からず掃除係の女性に聞きました。
スパへはどう行ったらいいですか?と聞いたのだけど、スパ、のわたしの発音が可笑しかったのかクスクス笑ってスパ、スパ、と真似して言っています。
階段を上がり案内してくれました。
こちらが、スパ、です、フフ、と。
しつこ笑
そんなにわたしの発音、変だったのかなあ。

ジャグジーの部屋、サウナの部屋、マッサージの部屋・・・とすべてが各部屋に分かれていました。
広~い一つの部屋が作れないのは建物の構造上仕方ないかもしれません。

小さいけれど居心地の良いジャグジーがありました。
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もう少し温かいといいな、と思いましたがゆっくり体をほぐし、スマホで日記も書いたりしてリラックスしました。

40分ほどで部屋に戻ると、息子も機嫌よく遊んでいました。
ただ、このとき重大なことに気づきました。パーポがないのです。
パーポとは、息子が最も気に入っているパトカー(警視庁)のミニカーです。
アオスタに置いてきたのかも。
息子も気づいたようでパーポ、パーポといっています。
ほかのおもちゃで乗り切れるかしら。。。

しかし外に散歩に出ればすべて解決。
嬉しそうにお庭の砂利を拾ったり
絵本を電車に見たてて砂利に擦り付けてでんしゃーといいながら遊んだりしていました。
どこでも楽しい遊びを思いつけるのは、子どもの特技です。
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それにしても湖が美しい。白い山も見えます。
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プラージュ(砂浜)の方にも行ってみました。
海で泳ぐのもいいけど、こんな綺麗な湖で泳ぐのもよさそうだなあ、と夏のバカンスの時期を想像しました。


夕食は子連れで行けそうなお店をホテルの人に紹介してもらいました。
なるほど、気軽な感じ。

フランソワーズアルディのレコードなんかが飾ってありました。でも流れている曲はシュープリームスのレスキュー・ミーだったり。

背の高い男の人が注文を取りに来てくれました。息子のことを「ヘイ、プチ・ムッシュー」とニコニコ
前菜はポトフの具をテリーヌにしたもの。具をスープごと細かくして寒天か何かで固めればこんな風にできるかも。なるほどこういう使い方もあるのね、と思いました。
ほんと、気軽な感じです。
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メインはお肉のパルマンティエ、そして白身魚と野菜をパルマンティエにしたもの。
人参は型抜きをしたものの余りと見受けられる、いろんな形をしていました。
ほかにズッキーニとジャガイモが入っていて、細かくした白身魚と混ぜてチーズをのせて焼いたみたい。味付けは、そんなにクリームっぽくはなくあっさりしていました。
本当に気軽な感じで、
家庭で出来そうな料理が食べられるので参考になります。


デザートを待つ間、息子と外でふたりで遊びました。
夜も明るい。
なんだか1日が長くて得した気分です。
外にいた犬と遊んでからデザート。
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チョコレートのムースが美味しかったです。
ゆっくり歩いてホテルに戻り、
お風呂に入ってぐっすりでした。

翌朝、またお風呂にゆっくり入り、朝食へ。
シリアルの前にある何種類ものドライフルーツは芸術的に並べられていたのが印象的でした。
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ハムとチーズをパンに挟んだりしていただきました。

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日の光がほどよく差し込んで気持ちいい朝食でした。

建物内を歩いてみると素敵な窓辺やピアノのあるホール。
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つい、いきった写真を撮ってしまいましたニヒヒ

外へ散歩に。ホテルの前や湖畔でもたくさん写真を撮りました。
どこを撮っても景色の素晴らしいところ。
たとえお掃除のホースが見えていても・・・笑
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朝は少し雨がふったようだけど今は天気がとってもよく日差しもあって少し暑いくらい。

その後チェックアウトまで部屋でゆっくりして、タロワールとお別れしました。

アヌシー湖の対岸にあるアヌシー中心市街地を目指しますが、
その前にカルフールで買い出し。
衣料品、お菓子、洗剤、、、

持って帰りたいものを色々買いました。
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そして息子がアオスタで無くしてきたパトカーの代わりのブーブー!

フランスの緊急車両セットです。
日本のパトカーとデザインが全く違うけど、これでなんとか持ちこたえますように。

このあとはアヌシー中心市街地、水辺の素敵な街を訪ねました。