2023年11月11日(土) 山梨県甲府、YCC県民文化ホールへTULIPの歌を聴きに行きました。
【セットリスト】をとにかく知りたい方はどうぞ読み飛ばして本稿最後まで今すぐ行っちゃってください。※遅筆ですみません。
つらつらと当日を回想追想、僕とTULIPを記述していきます。
行くか閉じるか飛ばすかシンキングタイム
お知らせ
なんと上田さんがアメブロに👏
この日、甲府駅到着まで
今回の記事はいろいろ所感を
織り交ぜています
せっかく読んで貰える方に
冗長に過ぎダラダラ感が否めないです
すみませんごめんなさい
では!
いざYCC県民文化ホールへ
JR甲府駅 南口
9年ぶりの景色です。この時は、到着して東横インを目指すも携帯が鳴り東京へ戻ることになってしまっていました(号泣)。
でもこの時の判断をした自分を馬鹿とも思わないですし、嫌いでもないです。
期せずしてTULIPのコンサートで再び訪れられて感慨深さひとしおです。
が、しかし、悩ましい問題。
①甲府でそのまま一泊するか、
②(三鷹の隣)武蔵境(←東日本大震災の真っ只中での異動先でした)で一泊するか、
③読み切れない終演時刻をものともせず、高校時代ワンゲルで鳴らした脚力と50代としては情けなく恥ずかしい平均値を遥かに下回る,,,が70代としたら結構褒められる走力で、駅まで猛ダッシュで自宅まで帰れる終電に飛び乗るか
....いくつもの選択肢を用意して、
会場を目指しました。
今日の会場YCC県民文化ホール。触れ込みで、JR甲府駅南口から徒歩20分。なかなか遠い。この距離を猛ダッシュするかと思うと可及的速やかに挫折を予約です。
しかも途中、追い風がビュンビュン吹きます。
目的地に近づく為に歩道橋での昇降運動が。
「うー無理だ。最終電車むりじゃん」
今日の開演は18:00
TULIPの公演時間は3時間弱
宿泊せず家まで帰れる♪最終電車は21:16
(特急あずさ60号)
ううむ
21:00終了なら泊りです。
100分の1の秒の壁に挑むスプリンターの気持ちがよく分かった気になります。
作戦として予め、アスファルトの上予約して会場前に20:45をめどにリムジンに来てもらい、とび乗ればより確実です
でも上田さんのスティックが舞うのが、
尾上さんがギターを外すのが、
20:55であるならば
リムジン予約も徒労に終わる気が....
ううむ
ロダンの考える人の気持ちが
痛いくらいによく分かった気になります。
そうこう悩んでいるうちに着きました!
恒例の記念撮影
同じようにチケットを手にパシャっとしていたお姉さん(僕より年上と見受けられる場合)というか、お嬢さんがいて「おおおお」と思ってました。
うまく撮れていますといいです。祈
去ること10月29日(日)の長野公演での参加が叶っています。セットリストに(まだ)変化はないでしょう。今日もまた楽しみです。きっとやっぱり好きなんです。
※以下記載のMCは、要旨です。※MC内容をことこまかに書かないようにするのが僕の基本方針にあります。が「これは文字にしておこう」という選択を今回は行いました。
18:00開演 第1部
ブザーが鳴り諸注意。特徴的特有なのは「まわりのお客様のご迷惑となる継続的な歌唱や声出しはおやめください」「ペンライトやサイリウムなど光物を使った応援はダメです」(要点)
「それでは開演まで今しばらくお待ちください」のアナウンス。長野で体験済みで照明が落ちません。長野では緊張感で張り詰めた静寂の時間でした。が、この日の甲府は、暗くならないこともありあちらこちらで会話を続けている人の声。
そんな時間がしばらく続き...
「(やっ)ほー」と財津さんの雄たけび
長野では、声がしたのは分かりましたが財津さんとまでは認識できませんでした。汗 会場の誰かが声援をおくりそれを合図に暗くなりメンバーが登場したと思ってました。
なるほど。こういうことだったのであります。
オープニング。
田中さんの見せ所。聞かせ処。
タンバリンの軽快な響きががリズミカルに踊ります。
それを宮城さんが♪ぶぶんぶぶぶんと引き継ぎ、
そしてお馴染みのイントロへ
「バイバイもうさよならさ」のように傷心ではなく
「せめて最終電車まで」のように強がってもなく
「心の糸」のようにどうしようもない焦燥でもなく
あーもーやんなっちゃうなー
お前にも俺自身にもさ、と
やさぐれる
1曲目「一人がいいさ」
1976年アルバム『無限軌道』
♪思い出すよ 子供の頃 おふくろの言葉
顔や姿で女の人を選んじゃだめよ
「●っ●● お●●が一番よ」
※●:ひらがな ①文字ずつ
僕がこの歌を初めて聴いたのは
(発売から相当後追いの)中学生の頃
「え?そうなの?おかしくないですか?」
と思ったものでした。(笑)
解答 1分15秒後~
2曲目「セプテンバー」
(1974年「銀の指環」B面 / 『TAKE OFF 離陸』)
思い出すのは
・2枚組LP『8.11 PAGODA』ライブ盤
・1987年CDシングル「抱きあって」のカップリング
(このヴァージョンはこのCDシングルでしか聴けません)
財津さんのソロコンサートでも好んで歌われて来た1曲
当時を思い出し歌とは別にちょっと切なくなる1曲
でも前を向かせてくれる1曲
ここで財津さんからご挨拶のMC
3曲目「風のメロディ」
(1976年シングル)
オリジナルアルバム未収録
もしオリジナルアルバム収録ならば最後の歌の前の1曲に置きたい1曲(個人の好み)
コンサートでこの順でもう聴けちゃうのが得した気分です。ドラマや映画のワンシーンのような映像感溢れる1曲
4曲目「見すごしていた愛」
(1974年『TAKE OFF 離陸』)
作詞:上田さん 作曲:財津さん 油断していると間違ってしまいそうな組み合わせ。ライブでの聴きどころはバックでコーラスに徹している財津さんの「ah~ah~あ~」is Thereツアーから再登板。今回の再演を夢にも思ってなかった1曲
「タイピスト」「たった一度のドライバー」のような自由きまま野性的な男とは違った繊細な心情を綴った上田さんがこの歌に!
姫野さんMC
アマチュア時代イベントでの楽屋話。チューリップ結成秘話さわり(長野公演)。姫野さん(にはよくあります→)「この話はしてもいいんですが長くなるのでまた今度にします」
僕内心「(えーーーーー(笑)」
5曲目「博多っ子純情」
(1977年『WELCOME TO MY HOUSE』)
このタイトルは長谷川法世氏の漫画から。鉄矢さんが海援隊でこのタイトルで歌を作ろうとしていたら安部さんが先んじてました。
安部さんのチューリップ第1作(か第2作)の作詞は「思えば遠くへ来たものだ」←これがチューリップ。(のちの)海援隊は「思えば遠くへ来たもんだ」。まったく曲調も異なっています。チューリップは、オレンジや黄色のあたたかかく春のようなほんわかした感じ。海援隊は、夕焼け空の哀愁をまとった赤茶けたそれ(作曲はふきのとうの山木さん)。
ちなみに上田さんは、アマチュア時代海援隊でスポット的な感じ?でドラム担当でした。
「博多っ子純情」は、姫野さんがビートルズの♪ミッシェルのようなイメージで作曲。出来上がった歌は、チューリップが好きで博多を訪れたなら,100%脳内再生する心に沁みる歌。
6曲目「ここはどこ」
(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)
オーディエンスの熱量や座席位置(最前列か前方か後方か、1階席か2階席以降か)や会場によりますが、スタンディング率が格段にあがる1曲。ライブ映えする1曲。
尾上さんのギターもぎゅんぎゅん来ます!
※業務依頼:音楽的に詳しい方ほか、本稿は、もし可能でありましたら、読んでくれました方の気持ちや-甲府に限らず-会場に参加された方の記憶や感想を本文に追記したいと思っています。※ネタ切れとも言います
姫野さん歌唱曲が4つ続きました。
財津さんMC
「チューリップは、自分でつくった歌は責任を持って自分で歌うバンドです。安部君は、作るのはいいけど唄いたくないと渋々歌ってました。が、歌い終わって気持ちよさそうにしていましたね(笑) 歌ってそういうものですよね」
7曲目「もしも僕が」
(1975年『無限軌道』)
愛する心は傷つきやすく臆病なものさ
せめてあなたに愛をうちあけ 勇気が欲しいよ
安部さん作詞作曲歌唱だった歌
※業務依頼※お手元のレコードやCDの歌詞カードを確認してみて欲しいです。この歌で、僕が好きなこの歌詞が、なぜか歌詞カードに記載されていません。「たえちゃん」が全まっしろは[有名of有名]だと思います。「もしも僕が」は、スペースの問題だったんでしょうか?
最後のブロック
もしも僕が今 風になれるなら
逢いたくなれば いつでも
だれにも知られずに あなたの肩を抱き
どこまでだって歩くよ
この歌は、恋愛の歌ですが、この歌詞は深いところでもっと語り掛けてくる愛があります。
&この歌の「どん・どどん!」が好きです
「夏に別れを」(45周年it remembers)「もしも僕が」(財津さん大腸がん克服後リスタートis There)「思えば遠くへ来たものだ」(50周年the TULIP)と来て...
今回はかなりの確率でもう「かけおちのすすめ」だろうと思っていたら...仮にそうでなくとも「夏に別れを」の再登板と思っていましたら...見事に外しましたハズレました。
それにしても当たらない当てられない汗涙
安部さん作詞を姫野さんが歌うのはチューリップの伝統なのです。が、宮城さん上田さん財津さんが歌うのも、「どうしてこんなにはまるんだろう」と嬉しくなる感がこの歌は強いです。
ちなみに僕は、宮城さんが歌う「サボテンの花」も、ひろさんが歌った「銀の指環」もまったく抵抗感違和感なく「いいな」と思っています。←個人の好み
財津さんMC
(甲府)「間奏のときいま安部君と一緒だったような気持ちになりました。来てくれているんじゃないかな」
ここから2曲会場が熱を帯び盛り上がる歌が続きます。
財津さんが好きなメンバーの曲、すごく好きな曲
(ほかの曲、歌わせてあげてーーー(笑)
8曲目「エジプトの風」
(1984年『I dream』)
宮城さんと言えばこの曲!というくらいのインパクトをツアーを通じて財津さんが育んだ1曲。
第1部で盛り上がる3曲のうちの1曲にまで逞しくなりました👏かっこいい曲
エジプト関連の催しや
旅行関連と車のCMのBGMに推薦したい1曲
後付けも後付けですが...1985年TULIPの屋台骨、翼の安部さん姫野さん薫さんが脱退しても、財津さんがTULIPを解散しなかったのは、宮城さんがいたからと言っても間違いじゃあないくらい、そして再結成後のかすがいを担った、再結成後のある時期、鈴蘭での再びのコンサートも考えてくれてた、宮城さん。←水面下でホントです
今回のツアーでは、1000回ライブやアルバム『run』の時の安部さんエピソードを披露してくれています。
ご当地謎かけがミニブックに出来るほどまでにこちらも成長を成し遂げています
9曲目「走れ!ムーン号」
(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)
上田さんのワイルドな歌唱&
惚れ惚れとするバチさばきwith
尾上さんのギターも熱を帯びます
◆松山千春のお姉さんが「青春の影」が好きだったそうです。お姉さんに弾き語りしたことがあると自身のラジオで聞いたことがあります。◆また歌がうまい人物として「チューリップ、財津くんな」と言ってくれたこともあります。※念の為、松山千春をあまりご存じない方に注釈しておきます。この呼び方発した口調には最大限の敬意が込められています。「チューリップってのは面白い曲がいくつかあって」と松山千春が語った時、思い浮かんだのがこの「走れ!ムーン号」でした。他には「ぼくのお話」◆でもそこまで松山千春がチューリップを聞いていたわけではないでしょうから、僕の妄想です ◆妄想妄言ついでに...ムーン号!が収録されているのは『ぼくがつくった愛のうた』/ 松山千春のファーストアルバムのタイトルは『君のために作った歌』/また「MY自転車」「走れ夜汽車」という歌が松山千春にあります ※「ポストが赤いのはなぜ?」「リンゴが赤いからだよ」くらいな受け止めでお願い致します。
参考
第1部内 生ギターコーナー
財津さんとしてはお気に入りの文言
「怠けたコーナー」
再結成まえから往年のチューリップ
TULIPTulipのコンサートで
お馴染みのコーナーです。
ステージ下手(客席から観て左側)から
上田さんはスタンディングのドラムセット
姫野さん
財津さん
宮城さん
の順で腰かけます。
テーマに沿ったゆるゆるの雑談が路頭に迷っていきます。それを遮り振り切り珠玉の歌を唄っていきます。
10曲目「しっぽの丸い子犬」
(1973年「夏色のおもいで」B面)
オリジナル・アルバム未収録
シングル「夏色のおもいで」B面
作詞作曲歌唱財津さん、ですが...
(この頃よりずっと前からだったのかもしれませんが)1983年Haloツアーの時には歌唱が姫野さんになっていました。そして2023年甲府では、メンバー全員で歌唱です。※まわりのお客様のご迷惑にまったくならないほどで(←とても大事重要)ぼくも一緒に唄っています🎤
甲府では、上田さんのかつての愛犬「テツ」の思い出話 ※「テツ」と聞こえました。違っていたらごめんなさい。しんみりかつ胸が熱くなるエピソード。それを聞いた財津さんが「そうそうウチの😸猫もそうだった!」上田さん「ネコかよ!笑」
地味に「しっぽの丸い子犬」登場記事
しかもこの記事で僕が訴えた内容が今回!
こんなこともこっそり
宮城さんご当地謎かけ
回を重ねて上田さん判定の獲得得点が上がっている感じです。
11曲目「逆回転」
(1978年『Upside-down』)
生ギターコーナー演奏頻度四天王「仔牛のロー・カウジー」「箱入り娘」そしてこの「逆回転」
この3曲は、1989年ファイナルツアー Well で並んで歌われて以来、1997年の再結成以降、
初期設定がそのまま標準装備になった印象が僕にはあります。あれ?四天王..??あと1曲挙げなければ...
横道
「そんな時」が再結成後のツアーで歌われていないのが、僕としては意外な感じです。
そしてもう吐露してしまいます
♪ダイアナにメロディが似ていまっせんか?
財津さんMC
「ここで皆さんに嬉しいお知らせが!」
※その内容は、ぜひ会場で聞いてください
そのあと次の曲紹介へ
その歌詞が、今の時代風潮にそぐわなくなっているかもしれない(要旨)と言葉を続けます。でもこの歌に登場する女性はとても活き活きとして輝いていると、僕は今でも思います。
※問題があるのは、この歌に登場する「僕」の考え方だと財津さんは言いたいのだと思います
あの歌の主人公は今頃どうしているんだろう?とふと思う歌がTULIPに限らずいくつかあります。そんな風に豊かに人生を歩んでいる歌です。
よくぞまた選んで歌ってくれました!♪せめて戻ってみたい明治時代
第1部最終曲
12曲目「街は黄昏がれに抱かれ」
(1981年『THE 10th ODYSSEY』)
第1部が終わった!
トイレだ!!
そしてーーーーー
2024年の東京国際フォーラムと大宮公演
抽選結果メール確認だーーーー
果たして
※本稿はこの第1部終了で
いったん区切りました。
【セットリスト】
TULIP 50周年記念ツアー
“theTULIP” アンコール公演
2023年11月11日(土)
@YCC県民文化ホール(山梨県甲府)
1989席
第1部
01. 一人がいいさ
(1975年『無限軌道』)
02. セプテンバー
(1974年「銀の指環」B面 / 『TAKE OFF 離陸』)
03. 風のメロディ
(1976年シングル)
04. 見すごしていた愛
(1974年『TAKE OFF 離陸』)
05. 博多っ子純情
(1977年『WELCOME TO MY HOUSE』)
06. ここはどこ
(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)
07. もしも僕が
(1975年『無限軌道』)
08. エジプトの風
(1984年『 I dream』)
09. 走れ!ムーン号
(1974年『ぼくがつくった愛のうた』)
生ギター・コーナー
10. しっぽの丸い子犬
(1973年「夏色のおもいで」B面)
11. 逆回転
(1978年『Upside-down』)
12. 街は黄昏がれに抱かれ
(1981年『THE 10th ODYSSEY』)
第2部
13. 二人だけの夜
(1978年財津和夫ソロ『宇宙塵』/ シングルカット)
14. ブルー・スカイ
(1977年シングル)
15. 神様に感謝をしなければ
(1979年『Someday Somewhere』)
16. 夏色のおもいで
(1973年シングル:作詞:松本隆←職業作詞家として1作目)
17. 恋のドラキュラ
(1978年『Upside-down』)
18. 虹とスニーカーの頃
(1979年シングル)
19. 悲しきレイン・トレイン
(1975年シングル)
20. ぼくがつくった愛のうた
(1974年『ぼくがつくった愛のうた』/ 同シングル)
21. 青春の影
(オリジナル1974年『TAKE OFF 離陸』からシングル用へ再レコーディング)
22. Shooting Star
(1981年『THE LOVE MAP SHOP』)
アンコール
23. 2222年ピクニック
(1982年『2222Picnic』)
24. 銀の指環
(1974年シングル)
25. 私のアイドル
(1974年『ぼくがつくった愛のうた』/同シングルB面)
26. 心の旅
(1973年シングル)
27. 魔法の黄色い靴
(1972年シングル/同アルバム・デビュー曲)
ここまでありがとうございました。
【第2部+アンコール】も書きたいと思っていますが
月単位の遅筆になってしまいます。
もしよかったらまた読んでやってください。
よろしくお願いします。
読んでくれまして本当に
ありがとうございました!
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