ファイナル・ツアー well
3,086円
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オリジナル盤の帯には
「ぼくらは、青春のBGMでいたい…」(財津和夫)
…と銘打たれていました。
解散すると聞いた時、ショックは無かった。
もう少しだけ、
財津さん、宮城さん、丹野さん、高橋さんの
TULIP を聴きたくもあったが、
ラストアルバムの『 Well 』の完成度の高さ、さよならの挨拶に
お疲れさまでした、ありがとうございました、という感じだった。
※ 『 Well 』のレヴューは、また改めて綴りたいと思っています。
ツアーの最後・バンドの締めくくりは、
チューリップ得意の野外でも、
ありがちな日本武道館公演でも、
ましてや、同時代を過ごし、
同時期解散したオフコースのように東京ドームでもなく、
中野サンプラザの4日間公演だった。
…チューリップらしいといえばチューリップらしいとも言えたが、
かつて
鈴蘭高原やよみうりランドや芦ノ湖で行ったキャリアを鑑みたら、
17年を終わらす場として、
この地味さは、
このときは、
淋しさを感じた。
ぼくは、そのうちの、最初の2日間、
1989年7月3日と4日に足を運んだ。
※最後の最後の7日8日はチケットは取れませんでした。
1 The Halo
2 ~ 心を開いて
3 ~ ハーモニー
4 ~ 愛は戻れない
5 涙のパーティー
6 VOLUME・10
7 2015年世界旅行
8 僕はライオン
~生ギター・コーナー
9 箱入り娘
10 仔牛のロー・カウジー
11 逆回転
12 神様に感謝をしなければ
13 悲しきレイン・トレイン
14 夕陽を追いかけて
15 Crossing
16 さよならメロディ
17 STATION
18 ストロベリー・スマイル
19 生まれる星
20 丘に吹く風
21 Shooting Star
22 青春の影
23 Well ( Mr.Good-bye ) ※ SE
~アンコール
24 メドレー
銀の指環~サボテンの花~さよなら道化者
~虹とスニーカーの頃~夏色のおもいで
~風よ~ブルー・スカイ~風のメロディ
~私のアイドル~歌は生きている
25 心の旅
26 夢中さ君に
27 あの娘は魔法使い ※7/3.4は演奏されず
28 魔法の黄色い靴
かれこれ28年前だ。
30年近くも前に解散してしまったバンドが、
青春時代夢中になって聴き、
時を過ごした音楽が、
今も
ぼくに咲いてくれているというのは、
ちょっとした奇跡だ。
流れる月日に いつか 遠く消えていくことは なかった。。。
青春のBGM から
人生のスタンダード・ナンバー へと
長い間に
ちょっと変わっている。
このちょっとの魔法を
ぼくにかけているのが チューリップだ。
財津さんの快復、復活を心より祈ってます。