完走できなかった今回のツアーですが、

来年にはチューリップの一員として

新たなコンサートツアーを開始するつもりです。

 

今日、大腸がんを公表した財津さんのコメントの最後の部分だ。

 

 

昨日までは、

ああまた秋からはソロツアーか、、、今度はどんな曲が聴けるかな♪と

呑気に、ホントに呑気に、、当たり前のように思っていた。

 

 

今日、

何気にネットを見たら、

財津和夫の文字と大腸がんという並んでほしくない文字が

目に飛び込んで来た。

 

…驚愕した。

まいった…。

 

これは、まいった…。

 

45thのオフィシャルページに行き、

何度もなんども同じ記事を読んだ…、それしかできない。

 

 

 

僕がチューリップの中では一番好きなアルバムである『 Someday Somewhere 』を発表後、

上田さんと吉田さんは脱退した。このとき財津さんはそれでもチューリップを守った。

『 I Like “Party”』発表後、安部さん姫野さん伊藤さんが脱退したときも

財津さんはチューリップを守った。

 

財津さんのチューリップだった。

 

けれどもチューリップが好きな人たちなら、

チューリップは決して財津さん個人で成り立っているわけではないことを知っている。

 

 

…でも、財津さんの卓越したセンスと強烈なリーダーシップが、

メンバー個々の魅力を引き出した・引き上げたのも紛れもない事実で、

孤独とは全然違うけれども

どこか孤高な部分もあったように僕は見ていたと思う。

 

 

 

その財津さんが

今、69歳になって

がんを患って、

 

チューリップの一員として、と言っている。

来年には新たなコンサートツアーを、と宣言している。

 

どうしようもなくまいる状況の中で

 

決意の言葉だ。

 

 

 

…今しばらく、ステージで見る・聴くチューリップはお預けということだ。