『びみょ~(微妙)』な違いが判る鈍行の旅(8)・・・過去記事の画像追加更新版 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

『びみょ~(微妙)』な違いが判る鈍行の旅(8)・・・過去記事の画像追加更新版

街や交通網の衰退を監視する....警「美」報 告 書 ☆彡   ▼CAMMIYA-富士110407230

静岡県内の東海道本線を走る電車…本ブログ管理者撮影

街や交通網の衰退を監視する....警「美」報 告 書 ☆彡   ▼CAMMIYA-富士110407230

JR東海「富士」駅…本ブログ管理者撮影

富士吉原114 富士吉原43

JR東海・岳南鉄道「吉原」駅…本ブログ管理者撮影


    


東海道線を西に進み、

吉原(静岡県富士市)まで来た♪。。。
*(↑写真/本ブログ管理者2006年に撮影)



ところで、静岡県富士市の「中心市街地」って、
何処なんでしょうね???

 :

■(本ブログ内関連記事)市の「中心駅」を巡る旅(2)  参照・・・・・



ちなみに、、、

「駅」の代表は、
やっぱり身延線との分岐点で、
駅前に商業施設(イトーヨーカドー⇒2010年撤退)が立地し、
ターミナル駅「らしい」風格の「富士駅」?

それとも、新幹線が停まる「新富士駅」?

 

こたえ、、、、

富士駅

静岡県富士市本町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅。

2007年度の乗降人員は1日平均17,674人。

東海道本線と身延線が乗り入れており、身延線の起点駅

JR東海による直営駅(駅長・駅員配置駅)。

管理駅として、富士市内にある東海道本線の駅(東田子の浦駅・吉原駅)を管理

東海道本線の沼津 - 静岡間は1889年(明治22年)に開通した。

同時に両隣の吉原駅・富士川駅(当時は鈴川駅・岩淵駅)が開業したが、

富士駅は開設されなかった

その後、加島村(後の富士市)と地元有志による熱心な誘致活動が行われた結果、

路線開通の20年後の1909年(明治42年)に富士駅は開業した。

加島村の中央に位置するので「加島駅」と名づけるよう請願があったが、

富士山や富士川から「富士駅」と命名された。

なお、同時に誘致活動が行われた製紙工場

(富士製紙第八工場、後の王子製紙富士工場)も同時期に操業を開始。

富士市は低密度な市街地が連続している上に、

街の中心が富士駅前商店街や吉原商店街などの駅前から、

駅から遠い市役所・ロゼシアター周辺に移動しているために、

モータリーゼーション(クルマ社会)となっており、

自動車の割合が66.5%を占める。

しかし、鉄道・バスなど公共交通機関の分担率は10%未満である。

このことから公共交通機関の利用者数は年々減少しており、

1993年~2001年の9年間で、岳南鉄道利用者数は約半減、バス利用者数も半減している。

その対策として現在富士市では、公共交通機関を動く公共施設と位置づけ、

その活性化のために、富士急静岡バスが運営するコミュニティーバス「ひまわり」を支援

また、DMVの利用も検討され、

2006年11月には北海道旅客鉄道(JR北海道)の協力で試験走行が行われている。

富士市で唯一利用者数が増えている駅として新富士駅がある。

東海道本線の富士駅とは離れているため、

利用するためには富士駅からのバス(毎時2本程度)やタクシー、

自家用車による送迎が必要となる。

新富士駅開設当時は富士駅から

新富士駅のすぐ近く(100mほど)まで伸びている日本製紙(当時の大昭和製紙)

への引込み線を利用して、

身延線を新富士駅まで伸ばす計画もあったようだが実現はしなかった。

富士(ふじ)市は・・・・・

静岡県東部の市。特例市(人口254,004人/2009.9.1現在)。

1889年(明治22年) 町村制施行に伴い、

現在の市域にあたる富士郡吉原町、島田村、伝法村、今泉村、元吉原村、

須津村、吉永村、原田村、大淵村、加島村、田子浦村、岩松村、鷹岡村が誕生。

1929年(昭和4年)8月1日 加島村が富士町となる。

1948年(昭和23年)4月1日 吉原町が吉原市となる。

1954年(昭和29年)3月31日 富士町・田子浦村・岩松村の合併により(旧)富士市誕生。

1966年(昭和41年)11月1日 (旧)富士市・吉原市・鷹岡町の合併により富士市誕生。

2001年(平成13年)4月1日 特例市となる。

2008年(平成20年)11月1日 庵原郡富士川町を編入。

実は、、、、

古くから「町」だったのは吉原だけ。。。。。

(「交通の拠点」「ネームバリュー」を採って、富士を「中心駅」にしたのか???)

ちなみに、富士市役所は、、、、、

富士駅と岳南鉄道「吉原本町」の中間に出来た新市街地に在る・・・・・・・


警「美」報 告 書 ☆彡 .......................... 街と電車と時々グルメ ▼CAMMIYA-富士市合併MAP



そもそも
「富士市」とは・・・?

1966年に、
(JR東海道線)富士駅を中心とする「(旧)富士市」

(岳南鉄道)吉原本町駅を中心とする「吉原市」

(JR身延線)入山瀬駅を中心とする「鷹岡町」

の3者「対等合併」で成立。

当時(1965年)の国勢調査データによると、
人口規模比率は
(プロ野球の「勝率」風に書くと、、、)
①吉原→ .565
②富士→ .334
③鷹岡→ .101


ってな訳で、
☆本来であれば、
旧東海道の「宿駅」以来の由緒有る吉原が「中心」


でも、対等合併相手(富士)が
それなりに大きい街だったため、
合併時に「市役所位置」や「市名」でゴネた。

結果として、
(旧)富士と、吉原の間に新市街地(新市役所)を造成☆


(→ ■微妙な違いが判る鈍行の旅(9・・・静岡県富士市吉原地区の現況) 編 に続く)



*参考文献

  ↓

市町村合併と都市地域構造/片柳 勉 p.53の図に加筆修正(↑)
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*本ブログ内「微妙な違いが判る鈍行の旅♪」関連記事

  ↓

■微妙な違いが判る鈍行の旅(1・・・JR東日本・長野と高崎における115系電車座席の違い)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(2・・・キハ110系ディーゼルカーと201系電車「四季彩」の座席)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(3・・・早朝の北朝霞駅~JR武蔵野線205系電車に乗る)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(4・・・JR常磐線E531系電車の車内)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(5・・・茨城県日立駅前の特徴的な道路構造を撮る)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(6・・・栃木県の「ふるさと街道景観条例」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(7・・・日光・那須地域の建築意匠・色彩・広告基準)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(8・・・JR東海道線「富士」駅)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(9・・・静岡県富士市吉原地区の現況)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(10・・・愛知県半田市で見つけた「歩行者用?」信号)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(11・・・蔵の町・半田の建物の「色」とは?)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(12・・・水郡線・常陸太田「この紋所が目に入らぬかッ!)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(13・・・水郡線・常陸大子で食べた「ずんだ たいやき」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(14・・・宇都宮線・黒磯で飲んだ「ずんだミルク」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(15・・・東海バス・松崎終点で見た海鼠壁の建築)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(16・・・JR東海道線・真鶴の「聖地」に踏み込む!!)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(17・・・JR東海道線・真鶴の「御林」の「おはなし」・・・)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(18・・・読んで字の如し?仙台市営バス四郎丸線「畑中」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(19・・・そんなアホな??西武バス小鹿野栗尾線「阿保」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(20・・・西武バスで食べ歩き♪小鹿野の「わらじカツ丼」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(21・・・小湊鉄道に乗って♪養老渓谷の「出世観音」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(22・・・小湊鉄道に乗って♪一寸だけ?地方公共交通論)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(23・・・小湊鉄道に乗って♪牛久マーケットと地方都市景観)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(24・・・小湊鉄道に乗って♪上総牛久の「長島住宅」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(25・・・東北本線・平泉の「遺産を相続?」する街並み①)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(26・・・東北本線・平泉の「遺産を相続?」する街並み②)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(27・・・東海道線・新蒲原の「最大の価値」という名の商業施設)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(28・・・JR―E231系&209系列の空調吸気部における微妙な違い、、、)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(29・・・小田急で行く/鶴巻温泉が沸くメカニズムを探る♪♪)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(30・・・都電荒川線/三ノ輪橋駅前の商店街と「白い(!?)たい焼き」)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(31・・・JR東日本の一般型電車「拡幅」&「標準」車体の微妙な違い)

■微妙な違いが判る鈍行の旅(32・・・同一線路の複数路線並走区間における発車標表示の微妙な違い)



*気になった関連新聞記事(1)

ヨーカ堂30店閉鎖検討 セブン&アイ大幅な営業減益

東京新聞 2009.10.2 朝刊より抜粋引用

 ↓

流通大手のセブン&アイ・ホールディングスが一日発表した二〇〇九年八月中間連結決算は、売上高が前年同期比11・0%減の二兆五千四百六十四億円、営業利益が同20・2%減の千百八十一億円。

特にスーパー事業のイトーヨーカ堂は一九七二年の上場以来初の営業赤字(四十三億円)に転落し、

地方の三十店程度の閉鎖を検討

イトーヨーカ堂は、長びく消費低迷を受け、ディスカウント業態「ザ・プライス」への店舗転換など低価格化を進めたが、仕入れコストなど販管費の削減が遅れていた。

同社は、本年度中の閉鎖を既に発表済みの

苫小牧店(北海道苫小牧市)や富士店(静岡県富士市)など五店に加え、

一〇年度に七店を閉鎖すると発表した。

地方の中小型店(六百~九百平方メートル)を中心に閉鎖を検討する。

セブン&アイの村田紀敏社長は「改革できなければ、三十店ほど閉鎖せざるを得ない」と述べた。



*気になった関連新聞記事(2)

イトーヨーカ堂、30店舗閉鎖を検討

nikkansports.com  2009.10.1 より抜粋引用

 ↓

イトーヨーカ堂は国内で約180店舗を運営している。09年8月中間決算では初の営業赤字になったもようで、地方の中小型の店舗を中心に閉鎖に踏み切る。

2010年2月期では、

苫小牧店(北海道苫小牧市)、

石巻中里店(宮城県石巻市)、

塩尻店(長野県塩尻市)、

富士店(静岡県富士市)の4店舗を閉鎖する方向で既に地元などと協議。

2011年2月期には7~8店舗を閉める意向だ。

一方、2011年2月期には

大型ショッピングセンター「アリオ」の首都圏への出店など大型店5店舗を開業するほか、

既存店の一部についてはディスカウント店「ザ・プライス」への転換などで改善を図る方針。

苦戦が続く大手スーパー各社は、イオンが昨年10月に60店舗の閉鎖、ダイエーも今年4月に20店舗の閉鎖をそれぞれ表明しており不採算店舗の整理を加速。