菅野貴夫の野球電鉄 -22ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



すっかり桜の季節ですね。


我が家の近所でも、神田川に流れ込まんばかりの見事な桜が咲いております。

ここで「綺麗だな」の感想を食い気味に「大阪駅の屋根に似ているな」と思ってしまう深刻な鉄道ブログへようこそ↓

ね。



では今回も通常運転でやっていきましょう。




まずは前回の続き、日下さんから頂いていた5枚の中で最後の1枚。

おなじみの跨線橋ビューですが、単線の島式ホーム。

おそらく直流電化。


奥に見える茶色×エメラルドグリーンの建物が気になります。



景色から見て、前回の北関東・熱海・房総半島で言えば房総だろう。



はて、2つも同じ路線の駅を送ってくるものかな…と考えてしまい、まずは総武本線・成田線の単線区間で1面2線の島式ホームを配線略図大先生にて捜索開始。


総武本線にはこの構造の駅はなく。


成田線の数少ない駅を見ても、

該当なし。


うーむ(遠い目)。


前回の内房線・君津を遠い目で比較↓

うん、やっぱ内房線だな。




大先生で確認。

1面2線島式ホームの宝庫。


君津側から捜索開始、ほどなく。

ムムッ、君津信用組合の建物!

あれだな!



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

JR内房線・大貫駅、君津から2駅目で確保。



もうこれで内房の遠景は完璧だぞ!





さあ続きまして、廃線専門家サスケさんからの1枚。

……こりゃいくらなんでも!



この廃レールがKRUPP社の1926年製レールだという事は瞬時に理解できます。


【戦前に海外から輸入していたレールを、線路としての使命を終えた後さまざまな用途に転用した例はよくあります。山手線なんかでも、柱に廃レールが使われている駅はけっこう多いです】


そして場所はおそらく今までの流れで長野県・上田界隈の廃線でしょう。

しかし、あの地面近すぎ写真だけでの捜査はさすがに厳しい。(ちょっと検索したけど絶対無理)


あくまで「どこ」鉄という事で、もう少し広い画角をお願いしました。

↓↓

「看板見ちゃダメ!!」とのメッセージとともに送って下さいました。思ってたより圧倒的に景色!ありがとうございます!


写真を開いた瞬間に看板をチラ見しましたが許して下さい。普段何も映ってないような写真をたくさん見ているので、まず拡大するのがクセになっているのです。


さて上田城跡ですね。



思い出すのは高校時代、(軟式)野球部での公式戦最後の試合が、ここ上田城跡公園にある市営球場だったこと(上田高校に敗北、私が最後の打者)。


関係ない情報失礼しました!



ともかく上田城のお堀跡に線路を敷いて電車が走っていたことは知る人ぞ知る話です。

↑こちらのブログ内に当時の写真もあります。

(リクエストを送った方の名前が若干気になる)


てなわけで、


上田城跡公園・二の丸橋下にある、旧上田交通・真田傍陽(そえひ)線の廃線跡を確保。
ちょうど右側の石積みがホーム跡だったんだな!↑のブログを拝見するまで気づきませんでした。

さすが廃線専門家サスケさん、きっちり勘所を押さえてくれますね。




さて。


サスケさんが「あの辺りの駐車場にあった」と言っていたこの廃レール。

………この場所がどこなのか突き止めたい。



毎度の執着心で上田城跡公園を捜索開始。

駐車場とわかれば可能性はあるだろう!



しかし。

ざっと見ただけでも大きな駐車場が3ヶ所と広場的なのが1つ。


ストリートビューでも駐車場内をくまなく周る事は不可能。


レールが駐車場の真ん中にあるとは考えにくい→おそらく車止め的に端っこにあるんじゃないか?という推理をもとに探せる限り端っこを攻めようと思ったものの、ほぼ無理ゲー。


さすがに諦めるか……と公園から撤退しかけた時に目に入ってきたのが。

ん?


公園内の廃線跡(赤丸が1つ目の写真の地点)から外へと続く、独特のライン……。


これ廃線跡じゃない??しかも駐車場になってる!!



という事は、、レールが残っている可能性が高いんじゃないか!!!???



すかさず真ん中を横切る道からストリートビュー。

あーっ!タイヤの後ろ!!あれレールじゃないか!!??

一方で反対側の奥にも↓
うーむ!茂みの脇のうねうねが気になるけどこれ以上近づけない!


とにかくここの駐車場で決まりだ!!!
送信!


サスケさんからの返信↓

やったーーー!!!!


なんとかこのレールも確保!!!



それにしてもデザートヒルズ。長野市にもあった洋服屋で高校時代によく行ってましたね……調べてみると運営形態が当時とは違うようですが、久しぶりに懐かしい名前を聞きました。服とか最近買ってないな……!





さて続いては加瀬さんからの2枚、まずは新しいほうから。

都心部の石垣。

山手線とか中央線沿いによくあるやつですね。


また飯田橋界隈か?との疑念も一瞬頭を掠めますが、どうも背後のビルに見覚えがある気が……


わかった。山手線・高田馬場駅の戸山(とやま)口。

確保。


これはもう個人的な話で恐縮ですが、以前に演劇仲間たちと月イチで草サッカーをやっておりまして(西戸山モンキーズ)、毎月のようにこの近くの公園でボールを蹴っていました。いわば通学路みたいな場所です。

その頃は奥のビルがまだ建設中で、だんだん大きくなっていく様子を毎月眺めていましたねえ。(地震で屋上のクレーンがガタンガタン揺れて怖かった記憶も)



なんだか今回は昔話ばかりですみません!歳を取ったもんだ!


(夜中にボーッとテレビを見ていたら急に出てきた画面)




さて2枚目は、1年半前に頂いてずっと解けずにいたこちらのエスカレーター関連写真。

天井のアーチがあまりにも特徴的。


…正直、ほどなく解けるだろうと思っていました。

当時の捜索記録からお送りします。


↓↓↓↓


この屋根でまず真っ先に思いついたのは、さいたま新都心駅。

しかし、屋根のアーチが縞状で問題写真とは違う。


次は、我らが京王線の飛田給(とびたきゅう)駅。

最寄りの味の素スタジアムをイメージして作られた、いいアーチだ!


潜入。

屋根が透けてないな。違った!



じゃあ次は山形新幹線の赤湯駅に行ってみよう。

パラグライダーをモチーフにした美しいアーチ型の駅舎だって事は知ってるんだからな!


潜入。

ここも飛田給系か……!



そうだ、山手線の田端はどうだ?

よく山手←→京浜東北の乗り換えでエスカレーターを使うけど、あんな屋根だった気が……!

潜入!

さいたま新都心系!ここも違った!



検索も開始。

そうそう、こういう感じだよ…!



その中でいいアーチを描いていた阪神電鉄の甲子園駅。

鉄骨の走る方向が違うか……!



そして一番の大本命だと確信しかけた金沢駅。

構造は一番近い!けど屋根が高すぎ!




繰り出した技がすべて弾き返されたので、写真に戻ります。

うーむ。

屋根が全体的に白いのは、幕なのかガラスなのか?


写真奥を拡大。

正面にりんごジュースの自販機。

その右脇には番線表示のような看板がある……ここはエスカレーターを上がったホームという事か?

番線表示は…12番線か、2番線か…?


自販機は検索によってJR東日本のものと確定。



JR東日本で、そこそこ都会的な駅で、ホームの上がガラス張りの大きな屋根になっている駅……



改めて都心部から捜索再開、上野・日暮里・品川など大きな屋根がありそうな駅を探すも、見つかる気配がなく。(東京駅は大屋根がなく空が開けているのでスルー)


そうだ、最近できたばかりの高輪ゲートウェイ駅はどうだ?↓

屋根がアーチではなかった!



再びの検索。


こんな素晴らしいページにも行きつき。

この鉄道雑学研究所北広島支所さん、以前にベンチの検索でもお世話になったぞ!(お気に入りに登録決定)



とにかくあらゆる方法でアーチ屋根を探します。


我が地元の長野駅にもアーチ屋根が!!


東京モノレール(JR東日本系列)の浜松町駅ならどうだ!!


くらえ、小田原駅!!!

これだけ技を繰り出しても駄目か!!



そして東北新幹線(雪除けのため全ての駅が屋根で覆われている)という素晴らしい素材の路線に行き着くも全線捜索無事終了。捜査本部解散。



その後は検索で出てきた常磐線や篠ノ井線の駅などを単独でポチポチ調べ、いつしか他の写真にかまけている間に捜索を止めてしまいました。



↑↑↑↑↑



そこから1年。

いつまでも「未解決フォルダ」の冒頭に残り続けるこの写真。

これだけ探しても出て来ないって事は、絶対どこかに盲点があるんだよな……


ちなみに1年半解けない間にもブログにこの写真を載せなかったのは、もしかしたらご覧になった誰かに簡単に当てられてしまうんじゃないか?という不安があったからです。



しかし、いつかは解かなければ。

エスカレーターの左側に反射した青空……やっぱり高架駅だよな……



改めての検索も、

また無情な文言を見ることになり。



別の語句でも、

出てこないな……。



東京駅のアーチってレンガ駅舎のことだし。大きな屋根ないし。



ん、東京駅…………


…………あそこをまだ見てなかった………ヤバいかも………。


それは東京駅で唯一、2階建ての高架になっている中央線ホーム。
北陸新幹線ができる時に新幹線の新しいホームが必要になり、用地を開けるために他の路線を1つずつ横にずらしていく中で、1番端の中央線ホームは場所がないので上にずらしたのです。

この白い部分……



もしや。まさか。東京駅ほどの駅を。1年半も気づかずに。



何をどう祈ればいいか複雑な気持ちでストリートビュー

ギヤー出たーーーー!!!!!



元の写真↓

JR東日本・東京駅中央線ホーム、痛恨の確保!!!!!



これは悔しい!



「東京駅には大屋根がない」という先入観にやられた!!!

よもや、ここの部分とは……!


加瀬さんの素晴らしい画角の妙に、完全に踊らされました!



しかも重ねて悔しいのが、ここ2年間東京駅中央線ホームに行きまくっていた事。


何十回と利用していたのに全く気づかなかった……いかに周りをよく見ていなかったか!不覚!!!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



相変わらず喚いてばかりのブログですが、楽しんで頂けたら幸いです。



おかげさまでヤバそうな匂いしかない写真も届いておりますので、次回取り組んでいきたいと思っています。



ここまでお読みくださり、ありがとうございました。



ではまた!


こんにちは。



少し間があきました。

今月は忙しい時と暇な時の落差が激しく、どっちにしてもヒーハー言っておりますが、まずは与えられた写真に集中していきたいと思います。



では、始めていきましょう。



最近よく北関東の写真を送ってくれる日下さんから5枚届きました。ありがとうございます。旅公演羨ましい。

まずはこちら。

謎の行き止まり。


右側に湘南色のE231系と、その上には新幹線の駅。

写真を撮った地点(おそらくホームの端)と、E231系が停車しているホームがずれているな…。

左側には線路が2本あって、その向こうにビル。


ふむふむ。さらに拡大。

この新幹線駅の造りは、東北or上越新幹線でしょう。

1980年代に開通したこれらの新幹線は、60年代に造られた東海道新幹線とは微妙に構造が違います。



すなわち、

湘南色のE231系(上野東京ライン&湘南新宿ライン)が走る区間で、東北・上越新幹線の都市部にある駅。


=大宮・小山・宇都宮、熊谷・高崎のどれか。



まずは両新幹線が分岐する大宮駅。京浜東北線のホームが短いのでズレてるように見えたはず……

やっぱデカすぎたか!

僕が想定した地点(京浜東北線のホーム端)は右上のファミマの「ミ」あたりなので、まるでお話になりません!


問題写真では、隣のホームすぐ上に、新幹線の高架が被さっている。



一駅一駅つぶさに見て行って。

高低差が分かりづらいのは相変わらずだけど、ホームの密集具合とかズレとか、ビルも良い感じじゃないか?



では元の写真↓


探し出すのに苦労した画像↓


これが限界。


JR宇都宮線&東北新幹線・宇都宮駅、ホーム端にあんな行き止まりがある事を初めて知りながら確保。



いやー本当に最近、皆様の画角が凝っているため(普通そんな所で撮らないだろという場所や方向ばかり)、画像を探すのに苦労します!





さあ2枚目。

また新幹線の高架。

しかし、この駅に新幹線は止まらなそう。


新幹線と在来線がぴったり並走していて、都市部よりは少しのどかな場所。



西那須野かな。


JR東北本線・西那須野駅(栃木県)、一発確保。



これはもう、5.6年前まで東北への貧乏旅行の際によく通っていたから何となく分かった、と言う他はないです。



よくわかる記事

この記事じゃよく分かりませんかね。



そして。

先日の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

東北新幹線も残念ながら復旧まで相当な時間がかかる(全線再開は4/20目標)との事ですが、、作業にあたって下さる皆様が安全に無事に工事を終えられますよう、陰ながら祈っております。





では3枚目。

また新幹線。


でもこっちは東海道新幹線の駅ですね。

ガラス張りの感じというか、なんか違うんですよ。

下のほうに反射している看板も気になりますが、一番の注目点はこちら。

カーブしている。


東海道新幹線+急カーブの駅=熱海。



では元の写真↓


すぐに仕留めた写真↓

東海道本線&東海道新幹線・熱海駅(静岡県)、有無を言わせず確保。



熱海も危険ですね




さらに続けて4枚目も行っちゃいましょう。

跨線橋からの構図が多い日下さん。景色がよく見えて非常に助かるというか、良い写真です。

まずホームに停車しているのは横須賀線・総武快速線のE217系。これは一目瞭然。


ただ、横須賀線区間にはこのような駅はない(横浜市内も三浦半島も地形の起伏が激しい)。


総武快速線の千葉駅からさらに足を伸ばして運用される区間、すなわち総武本線・成田線・外房&内房線のどこかだろう。


そこで背景に目を凝らします。

ケーズデンキの看板を修正してないのは、日下さんが高円寺でK'sスタジオを経営している為の間接的広告かな…という邪推はさておき。

奥に見える丘の上に、高い構造物や鉄塔が見えます。



……何となく内房っぽい。




君津あたりかな……。




とりあえず現地へ行ってみよう。

あ、すごい一発で来た!



では元の写真↓


すぐに仕留めた写真↓

JR内房線・君津駅(千葉県)、またしても一発で確保。



もはや北関東とか関係ない連続確保!


5枚目の写真は、次回の楽しみに取っておきます。




さて今回ラストは、前々回やはり楽しみに取っておいたアガタさんからの1枚。

夜……。


パッと見た感じの要素としては、

・電化されているっぽい

・枕木がコンクリートと木が混ざっている=多少のローカル感

・2面2線の対向式ホーム

・ホームに色々な乗車位置案内の表記

・向こうのホームの裏に道路(橋になってる?)

・駅名標はヤスリのようなもので消されている


さらに写真を拡大、

・停 4 の文字

・その上にミラー=ワンマン運転区間?

・柱は白に緑のライン

・道路側には何やら鮮やかな光=ロードサイド?



並べてみても、「これだ」と思えるような路線は浮かばず。



何となく千葉県の総武本線・成田線あたりから捜索を開始し、着実にSUKAを積み重ねながら関東圏のややローカルな路線をひとしきり完了。




当たる気がしない。




唯一惜しいと思えたのは鶴見線の武蔵白石。

ホームの裏に道路!



しかし。

ここは工業地帯。


フェンスの感じも違った!




問題写真に戻ります。

………絶望的に景色がわからんな!


駅の向こう、森があるようにも見えるけど、左端に見えるチラッとした明かりは何だ…?



考えてもしょうがない!

ここからは検索で行こう。



まず「ホーム裏 すぐ道路」などの語句で検索。

すぐ撤退。



続いて。

これもヒットしない。


ならば。

これもダメか。



こっちはどうだ?

ん…山手線の柱、ちょっとデザインが似てないか…?


うむ!

この写真自体は絶対に山手線ではないけど、JR東日本の、4両ワンマン運転の電化ローカル線で、緑色のラインカラーを用いた路線という事ではないか?



こういう時に便利な乗換路線図アプリ様↓

成田線が緑色だったか!

改めて入念に捜索、当たりなし。


東北本線は重要幹線だから違うとして、あの恐ろしい阿武隈急行も緑系だったな……!

(全線捜索無事終了)



そこからあっさりラインカラー縛りを捨て、東北から長野県を経て東海地区までワンマン運転してそうな電化ローカル線をあらかた捜索。




ダメ。全然わからない。




うーむ!

どこだよ……。


もしかして関西とか九州とか?北海道?

考えただけで恐ろしい……



それにしても、整列乗車の枠のラインが新幹線のホームみたいにL字に折れてるのがずっと気になってるんだよな……黄色のほかに赤の表記もあるから、いろんな種類の列車(=特急も走る路線?)という疑いもあるんだけど……。




糸口が掴めぬまま数日放置。




改めて写真を拡大して唸っていた時。

何て書いてあるのか読めず、ずっとイライラしていたこの黄黒の表記。



急にフラッシュバックした列車↓

あの黄色と黒のホーム表記は、こんな感じに列車のデザインを模したものではないか?



とりあえず九州だ!九州の列車を調べていこう!



「D&S」ですぐさま検索。

九州に個性的な観光列車がたくさん走っているのは、鉄道マニアでなくとも多少は知っている方もいるでしょう。


ご覧のようにデザイン&ストーリー列車として括られているわけです。



さあ蘊蓄をチャラチャラ披露したところでD&S列車のなかに黄色と黒の列車は見当たらず!




いいよ関係ない、もう九州に決めた!九州な気がしてきたんだもん!




さて九州の電化路線で、枕木が若干ローカルになってる路線と言えば……まず浮かぶのは熊本と大分を結ぶ豊肥本線。


【鹿児島・日豊・長崎・佐世保・筑豊の各路線は昔からの重要幹線。いっぽう筑肥線は地下鉄と直通する都市型路線。

それまでの非電化ローカル線から(たしか)平成初期に一部区間で電化されたのは豊肥本線のみ】


↑こっちのウンチクは中身があるやつですよ!



さあここまで調べてきた中で一番の手応えを感じながら出発。




では元の写真↓


ついに探し出した写真↓

っっしゃあーー見つけたーーーっ!!!!!



JR豊肥本線・武蔵塚駅(熊本県)、説明しようのない飛躍(厳密には当たっていない閃き)から渾身の確保!!!!




いやー手ごわい問題だった!



アガタさんに解答を送ったところ、なんと6年前にご一緒した劇団だるめしあん熊本公演の時に撮っていたとのこと。



あの時か……懐かしい!!

まだ「どこ鉄」が始まってもない時に密かにこんな写真を……なんと言うか、非常にありがたい気分です。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


さてここからは前回の続き、印象に残った10枚シリーズ後半をお送りします。


投票をくださった皆様、ありがとうございました!


なお最初に断っておきますが、結局10枚をゆうゆう超えました!まあ厳格なブログでもないので、そこはご容赦くださいませ。





まずは、ヒザイさんからの橋。

これは本当に、自分でもよく頑張ったと思います。こんなドアップの橋をノーヒントなんて無茶振りも甚だしいですが、だからこそ様々な部分を鍛えてもらいました。

これの1つ前の、地面にペイントされたやつも相当苦労しましたね。





続いては、N会長からの抗議文。

厳密には「1枚」ではないんですが、写真を送ってくれる皆様が多少なりとも抱えていたであろう想いを代弁したような強い抗議文には肝を冷やしました。

「今すぐブログを廃止せよ」と言っておきながら厳選された面白そうな写真を4枚も送ってくださるあたり、会長の懐の深さと、どこ鉄の業の深さを感じてなりません。




続いては、恵理さんからのこちら。

「何が写ってます?」と思わず言いたくなる茫洋とした写真。最終的には瀕死の状態でやむなくヒントをもらったんですが、ローカル線の動画を延々4時間見続けた絶望感は忘れません。

またこのジャンルでは、ワッティさんからの絶望的な途中の景色も印象深いです。




続いては、皆様からの反響が多かった(?)廃線シリーズ。サスケさんからのこちらと、


加瀬さんからのこちら。

廃線はマップで捜索するのが難しいので、検索と手持ちの資料が鍵になります。さすがに全国の廃線を全部は知らないので、調べていくうちに「こんな路線があったんだ!」とか発見があって、ルーツを調べたりマップで廃線跡を探してしまったり、捜索が脇道に逸れることも多々ありました。



てかサスケさんの写真、ただのその辺の道だし。

サスケさんが廃線系専門だと分かっていたから「鉄道の概念が含まれているんだろう」とすんなり受け入れましたが。




ところで、

「読んでいると実際にその場に行ったような気分になれる」というご感想を頂くことがたまにあるんですが、そういうものなのですか?

だとしたら、とても嬉しいことです。


(僕自身は「そんな事を感じている余裕はほとんどない」というのが正直な気持ち)




さて最後。

未来さんからのこちらです。

地面シリーズの総本山。極悪の線路写真。

こんな景色ですから(景色なのか?)、インターネットだけではどうしても手に負えなくなり、やむなく現地で仕留めるリアルどこ鉄を繰り出さざるを得ませんまでした。

今まで実際現地に行ったのは3度ですが、そのうち2度が未来さんの写真によるものです。

なぜ現地に行かせる写真を撮るのが上手いんだ!

もう勘弁してください!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ざっくりと振り返ってみましたが、今回挙げた写真以外にも印象深いものは多く、正直に言ってキリがないです。これまで写真をくださった全ての皆様に、改めて感謝です!!



おかげさまで現在も悲鳴を上げたくなる写真が届いておりますので、また次回から通常運転としてお送りしていきたいと思います。




ここまでお読みくださり、ありがとうございました。




ではまた!


こんにちは。



だいぶ春めいてきましたね。

ワタクシは懸案だった確定申告もなんとか済ませ、非常にすっきりした気持ちで鼻をジュクジュクさせております。

ご時世とか置いといて、マスクなしで歩いている人を見ると「この人は花粉症じゃないんだな」と思う季節がまたやってきました。




それではいつも通り、やっていきましょう。




まずはおなじみ加瀬さんからの2枚のうち、こちら。

前回に続いて住宅街の踏切。

見た瞬間に思ったのは「東武っぽいな」



その理由は架線柱の感じとか、あとは今まで解いてきた写真たちの特徴・傾向などを分析した上で…まあ長年のカンです。



とにかく東武鉄道へ、まずは伊勢崎線(スカイツリーライン)で都心部の複線区間から捜索開始。

ウム、この踏切ではないけど、線路の間に立っている謎の装置もいい感じだ。

スカイツリーラインは北千住から先、かなりの郊外まで複々線区間となるため、北千住までの捜索を終えたら池袋から出る東武東上線へ切り替え。

ここも良いカーブだ。

違うか。

でも、おそらく東武で間違いない。
時間の問題だな。


では元の写真↓


見つけ出した場所↓

東武東上線・東武練馬〜下赤塚間の踏切、ベテランの円熟味で確保。




さあ2枚目。

魔のエスカレーター写真。



いやあ、正直エスカレーターはなぁ……



もう、大体どこだか分かってるんですよ。


先日の新橋駅・横須賀線ホームと関連した場所だと。↓


構造の古めかしさから言って、国鉄時代に造られた横須賀線・総武快速線の地下駅で間違いない。

つまり新橋・東京・新日本橋・馬喰町のどこかにあるエスカレーター。



しかし「横須賀線 総武快速線 地下 エスカレーター 3連 3機 真ん中 使用停止」のような語句に駅名を絡めても、思うような画像には辿り着けず。


「馬喰町駅」を絡めた時に出てきた画像↓

天井のダクトの感じとか、ほぼ間違いないんだけどな。


問題写真↓

うむ。

ただ全部の駅の全部のエスカレーター乗り口を網羅したページなど存在せず。



緩慢な検索を重ねながら、いくつかの駅のいくつかのエスカレーターは違うかな、と分かった程度。



うーむ、かと言って直接現地に探しに行くなど、この程度の問題でリアルを駆使するのはプライドが許さない。



悶々としながら数日放置、

しかし解けないままにしておくのが一番プライドが許さない。



本気で一つ一つのエスカレーターを当たっていく事にします。

(JR東日本HP構内図より)

新橋駅の3連エスカレーターはこの2つ。

やっぱりピンポイントで検索しても出て来ない…!


(その後YouTubeなども駆使し、何とかどちらのエスカレーターも違うとの確証を得る)



次は東京駅。

さすが東京駅のエスカレーターは4連。


次!新日本橋駅。

該当するのは地下2階の2箇所。


ピンポイント検索。

出たっ!今まででいちばん近いっ!!!


しかし左右が逆だな……

(問題写真↓)

左が通路で右が壁。


新日本橋駅の、反対側のエスカレーターの画像はないのか???



さらに画像を漁っても、

いやだから反対側、


何故こっちのエスカレーターばかり!


誰か逆側のエスカレーター乗ってよ!!乗ってくれ撮ってくれよ!!!!



最後の砦YouTube駅探訪動画

そうそう、こっち側のエスカレーターだよ!やっと乗ってくれる人がいた!真ん中に柵までついてるし、いいぞ……頼む……!!!



この後振り返ってもらえず。




キーッ!!!!




発狂を軽く超えた状態で無心・無表情の検索。

やっっっと出て来た。



では元の写真↓


ネット上にただ1枚、存在していた写真↓

JR総武快速線・新日本橋駅地下2階のエスカレーター、数度の発狂を経てようやく確保。



…エスカレーターに限った事ではないけど、鉄道あるいは地理的な要素が全く含まれてない問題は…何というか、正直あんまり食指が動きません。


なので今後エスカレーターの写真は面白いものだけ受けさせて頂きます!面白いものなら大丈夫です!!!!


(事実、加瀬さんから1年以上前にもらった面白いエスカレーター写真はいまだ解けてないけど諦めていません!)クーッ!





さあ次だ次!!

ヒザイさんからの1枚。

ああ外が見れて嬉しい。

オレンジ色の柱が目立つホーム。


向こうに見える高架のガラス張りも駅かな…少し離れてるな…?

架線やオレンジ柱の陰に見える信号機から、このホームは両側に線路があることが分かる。


そして向こうのガラス張り…新幹線の駅っぽくも見えるんだけど、微妙に離れてるのは何なんだろう?



新幹線はとりあえず置いといて、並行する鉄道が離れていそうな駅に照準を定めます。


千葉県郊外のジャンクション・新鎌ヶ谷駅。


北総鉄道・新京成電鉄・東武野田線が一堂に会する乗り換え駅で、高架の北総線と新京成線が少し離れて並走していたはず!



出発。


近すぎたか!


下側の新京成電鉄が、高架化工事で北総線にピッタリくっつく段階なんですな!


勉強不足でした!




次なる手は、やはりオレンジ色の柱を用いた検索。(単に「オレンジ色の柱」で入れるとJR東日本のオレンジ色路線がドッサリ出て来そうなので注意)

高級そうなお菓子やポストも気になりますが、この中で一番引っかかるのは小田原駅の小田急線ホーム。

(船橋日大前=東葉高速鉄道はともかくユキサキナビさんのは近鉄だから除外)




小田原……東海道新幹線と小田急の駅はすぐ隣り合ってると思っていたけど…とりあえず行ってみよう。

あ、ここだっ!

駅から箱根方面に出るところで少し離れてるんだな…こんな細かいところまでは知らなかった!



ストリートビューが無いので難儀しながらも。


では元の写真↓


駅探訪動画を漁っても誰もこの場所に行ってくれなくて、一縷の望みで探した前面展望動画の冒頭、撮影者様がホームから乗り込んだ車内で振り返った一瞬をどうにか捉えた画像↓

この方向を映してくれたのはあなただけです!ありがとうございます!!!



僕の興奮を「何のこっちゃ」と覚めて眺める方も多いでしょうから念のためこちらも。問題写真の柱の陰と照らし合わせて下さい↓

というわけで小田急電鉄(&籍の上では箱根登山鉄道も)・小田原駅、画角に翻弄されながも確保!



勝手に自分で課している「問題写真とできるだけ近い写真を探し出して仕留める」縛りのせいで、分かってからなお苦労する事が増えてきたな……!!!



この縛りはやめないけど!





さあ続きましては、こちらもお初の映画監督・GAZEBOさんからの写真です。昨年の神戸インディペンデント映画祭・先日のSAITAMAなんとか映画祭とご一緒させて頂いたなかで、ついに写真を頂戴しました。

ほう、久しぶりの前面展望写真。


まず興味がわくのは運転席のこと。

これはJR東日本のE233系かな?それともE235系かな?

(右側面の窓が開く構造になっている点からこの2形式でほぼ間違いなし)


検索。

ほうほう。


別な画像も見ていくと。

ん、こっちのほうが運転台右下のパネルの配置が同じだぞ…!

ほら!


待てよ、隣に掛かってる札の並びも気になるな……

E235系はどうだ?

ウーム、こちらも捨てがたい……!というかほぼ同じだ!


ここから無益な間違い探しモードに突入せんばかりの所でピタリ立ち止まります。



今やっている事は問題の本質ではない。



(そもそもどちらの形式か分かったところで、どちらの形式も首都圏の多くの路線で走っている)



景色をちゃんと見よう!


都心部の駅。

出てすぐにガードがあり、下った先で左側からくる線路と合流する……山手線あたりによくある景色だよな……



さらに写真を拡大。

隣の架線柱が、カーブしながら離れて行っている。


わかった。

ここですな。



では元の写真↓


探し出した画像↓

JR山手線・代々木駅、本質に立ち戻り20分ほどで確保。


やはり重要なのは運転台より景色!せっかく景色が見えるんだから!

エスカレーターで発狂を重ねたせいで本質を見失いがち!




すると「代々木の即レスがちょっと悔しかったのかも知れません!」と、すかさずもう1枚が投入されました。ヒィー!こっちはじっくりやろう…

北陸か九州だな



新しく長い高架駅、その手前には地平に架線柱。

新幹線の建設現場に決まってる。


現在建設が進められているのが、

・北陸新幹線の金沢から先(福井方面の敦賀まで)

・九州新幹線の長崎ルート(武雄温泉〜長崎間)

これは常識。



というわけで検索開始。

ふむふむ。


ほうほう。


絵じゃよくわからないや。



それはともかく。在来線の駅と併設される予定の駅だけを重点的に見ていくなかで急浮上したのが芦原温泉駅。



昨年末、アシケン監督から芦原温泉駅の写真が届いた時期。

あの時の福井駅前短編映画祭には、GAZEBO監督も参戦されていたはず!!!



これはアリバイを掴んだぞ、と興奮しながら現地へ。

ダメだ、2年前じゃ工事が進んでない。



ならば検索で。

うーむ、やはり現在進行中の工事だと、画像(の時期)もまちまちで判断が難しい……。



かくなる上は。

最近すっかり定番となった駅探訪動画をここでも駆使。

アップされた時期が書いてあるからわかりやすい。



では元の写真↓


見つけ出した画像↓

ありがとうございます!完璧です!


というわけで北陸新幹線・芦原温泉駅、工事の進捗状況も捉えながら確保!!!



なお解答後にGAZEBO監督に訊いたところ、昨年の福井の時ではなく、最近3月上旬に開催された「あわら湯けむり映画祭」への参戦でまさに滞在されていた時の写真とのことでした。なんと心惹かれる映画祭のネーミング…!
(芦原温泉に絞った理由は僕の勘違いでしたがまあ良いでしょう)


さらにさらに。
監督の作品「AIM」がこの映画祭にて見事グランプリを受賞されたとのこと!すごい!おめでとうございます!!!もう各地の映画祭で何度目の受賞ですか!!!

「AIM」(エイム)は僕も2回拝見しましたが、何と言っても映像がもの凄くカッコイイ作品です!もちろんストーリーも俳優さんも素晴らしいです。

今夏に「マニブスの種」と同時にどこかの映画館にて上映される予定ですので、ぜひ合わせて楽しみにして頂ければと思います。


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さてここからは前回言ったとおり、印象に残っている10枚振り返り編です。

想定していたより記事が長くなったので、今回と次回で5枚ずつ紹介して行きたいと思います…!




まずは何と言っても、前回も触れた沖田さんからの1枚

車両も駅も映っていない、初めての写真。

知識だけでは到底太刀打ちできないので始まった全国行脚、さらに蔵書を駆使しての捜索など「どこ鉄」の可能性そして僕の捜索能力を大いに広げてくれた1枚です。




続いて、平佐喜子さんからの1枚

これも同じ系統ですが、今までで一番絶望的な全国行脚を繰り広げました。

良さげな路線を思いついた時の期待感、その路線を捜索し終えた時の絶望感。何十回繰り返したことか。まで何とかヒントにならないかと調べたり。

最終的に航空写真をチクチク見ながら正解の場所に辿り着いた時の感動は、随一だったかも知れません。




お次は、黒澤世莉さんからの1枚

まさかの海外編。

それまで(どこ鉄以前)は国内だけに限定していたんですが、、やってみたらすごく大変だったけど解けたので嬉しかったです。こんなスペインの片田舎の駅を。

その後海外からの写真が怒涛の勢いで届く時期がありました。(現在まで解いた国はヨーロッパ・アジア・南米の10カ国以上)

また気兼ねなく海外に行ける日が来ますようにと、願うというか祈るばかりです……。




4枚目は、大澤舞さんからのこちら

どこに鉄が?と思わず言いたくなる、ほぼ道路の写真。この写真のせいで全国版道路地図マックスマップルを購入するはめになりました。

鉄道があることさえ信じられれば何とか解けるものだと、自信を持つ1枚にもなりました。その後マックスマップルは愛読書の1つとなり、極たまに捜索でも活躍してくれています。




5枚目はムーチョ先輩からの無茶振り

完全に「どこ船」。

もちろん鉄道要素は0ですが、船の種類を突き止め運航区間を絞り込む→さらに景色から場所を突き止めるという、どこ鉄の基本捜査と地理的執着心で行けるのではないかと思い、やってみました。結果、ひどく難しかったです。海の上の場所なんて分かるか。

島々を眺めすぎて、こんなに良い景色なのにメンタルが死んだ事をよく覚えています。なおこの後、船の写真が続いたことは言うまでもありません。




残りの5枚はまた次回お送りします。




皆様の印象深い写真も、引き続きお待ちしております。次回更新はまた一週間後とかになるでしょうから、それまでは。


なお全部の記事を読んでなくても全く構いません!いくらか読んだ中での1枚でも大いに結構ですので。




さて、またしても長々となってしまいましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。



ではまた次回!

〜「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを当てる、鉄道好き俳優・菅野貴夫の趣味である〜


というわけで、81号以降のアーカイブです。
量だけは多くなってきました。

(1号〜20号はこちら)
(21号〜40号はこちら)
(41号〜60号はこちら)
(61〜80号はこちら)


ではいきましょう。
サムネイル下のお名前は出題者です。


81号

恵理さん、エプロンさん、遙さん



82号

加瀬さん、ヒザイさん、ワッティさん



83号

加瀬さん、奥川さん、ヒザイさん



84号

中山さん、ワッティさん、直江さん、ひさえさん



85号

加瀬さん、ワッティさん



86号

蒻崎さん、加島さん、日下さん、ふな蔵さん



87号

中山さん、Chieさん、りえさん



88号

そらさん、未来さん



89号

アシケンさん、りえさん、加瀬さん、ひろえさん



90号

マサシさん、ハマカワさん、日下さん、ひろえさん、中山さん



91号

さとうかよこさん、かぐみさん



92号

加瀬さん、ワッティさん、日下さん、ムーチョさん



93号

ワッティさん、中山さん、原田さん



94号

加瀬さん、ワッティさん、まさつぐさん



95号

てっしーさん、ふな蔵さん、蒻崎さん、鉄はる君



96号

加瀬さん



97号

ワッティさん、鉄はる君



98号

込山さん、中山さん、ガクさん



99号

西村さん、加瀬さん、アシケンさん



100号

千穂さん、アガタさん、綾香さん、優理子さん、加瀬さん、中山さん、ワッティさん、日下さん、ひろえさん




以後、101号以降へ続きます。


こんにちは。



えー、とうとう100本目の記事となりました。


コロナ禍で暇すぎて始めた「どこ鉄」などという珍奇な遊びが、こんなに数を重ねるとは。


これもひとえに写真を送ってくださる、読んでくださる皆様のおかげです。いつも本当にありがとうございます。



そして前回お願いをしたところ、おかげさまでたくさんの写真が届きました。ありがとうございますご馳走様です!!!




さあ気合い満点でやっていきましょう。



まずはお初、お芝居仲間の堤千穂さんからの1枚。初めての方から写真を頂けるのは、いつも嬉しいものです。

ふむ……。


どうしたって頭をよぎるのは、どこ鉄初期に頂いたこちらの写真

(出題:沖田さん)

どこ鉄初期において「車両も駅もないただの踏切」というエポックメイキングな流れを創り出した記念すべき1枚です。


線路の幅、簡素な架線柱、まっすぐな単線……。


問題写真のほうが若干緑が深い気もする。

あと登りか下りかは分からないけど、けっこうな勾配感。



沖田さんの写真は京都の嵐電(京福電鉄)でしたが、その仲間的な路線でさらに山あいを走る叡山電鉄へGO。

この踏切ではなかったけど、架線柱は良い感じだ!



全線捜索終了。



ちっ。



緑が深く、Googleマップでは踏切が隠れて見逃した区間があるかも知れないと思い、問題写真のこちらに注目。

この「4」はキロポストではないか?


Wikipediaにて4キロ地点を確認。

しかし叡山本線・鞍馬線ともに4キロ地点は複線区間。


この路線では無さそうだ。



続いて嵐電を、おもに茂み区間を捜索、加えて4キロ地点に注視するも収穫なし。




すごすご関東に帰還。



関東で、線路の幅が広く、山あいを走る路線。

そして勾配

=箱根登山鉄道。



…非常に登場回数の多い鉄道です…最初から頭にはあったんですがね、ついあの写真の懐かしさに引き寄せられるように京都に行ってしまったのです。



さあ言い訳はここまでだ。

捜索開始。(あの「4」がもはやキロポストではないことも確認)

ウム、この架線柱。


ストリートビューで見られる踏切に該当はなかったので、前面展望動画を導入。


(ayokoiさんの動画より)

カーブ、キツすぎじゃない?先が見えないんですけど?

さすが箱根登山鉄道。



では元の写真↓


探し出した画像↓

すっごい小さな踏切。こりゃストリートビューないわ。


というわけで箱根登山鉄道・宮ノ下〜小涌谷間の浅間山踏切、確保!



どこ鉄の歴史を少し思ってしまう、感慨深い問題だった!





続いて、アガタさんからの2枚のうち、こちら。

じーっ。



…京浜急行・横須賀中央駅。


秒で確保。


素敵なリアクションありがとうございます。



理由としては、線路の幅が広いこと、カーブ、大手私鉄っぽい2面2線の駅ですぐトンネルがあることですね。

横須賀中央駅は何度か遊びに行ったことがあるので、残像が頭に残っていました。



もう1枚はあとのお楽しみに取っておきます。

(追記:手ごわいので次回へ持ち越し)




さあ続いて、綾香さんからの1枚。

出た、線路だらけ。


しかし、今回は景色も入っているので優しさが感じられます。



さて……

手前(右より)の線路4〜5本はまっすぐ延びているとして、奥のほうの線路は分岐がちらほら見える。


これは貨物線も絡んだ場所じゃないか?



綾香さんの今までの出題傾向から、新川崎・鶴見界隈と推定。

(さらに架線柱と被った向こう側にも陸橋があるのを確認)


出発。

新川崎付近には、適切な跨線橋は見当たらず。


ならば鶴見界隈へ。

新川崎・鶴見駅はおそらく一般的にはメジャーではない部類の駅だと思いますが、

東海道貨物線が四方から集散しさらに武蔵野貨物線と合流したり、横須賀線や新しく開通した相鉄直通線までも絡むなど、鉄道的には超重要地点なのです。


そんな興奮する線路沿いで、良さげな跨線橋が連続している場所を探していって……



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

フェンスで見づらいですが、奥の建物の形も一致。

東海道線&京浜東北線と並走する京浜急行・花月総持寺駅の跨線橋からの線路、確保!


やっぱり少しでも空が見えるって大事だな!




さあどんどん行きましょう。

久しぶりの原田優理子さんから1枚。

雪。

思わず先日の越後湯沢での失敗が脳裏をかすめますが、じっとり落ち着いて写真を眺めます。

ご馳走みっけ。


「14」の文字。

完全な判読はできなくとも、色あいと数字の文脈から「こまち 14号車」の表記で間違いない。



秋田新幹線へGO。

ここも最近よく出てくる(調べる)路線だ!


まずは雫石駅から捜索。

おっ!ホームの色も似ているぞ!


なかなか決定的な写真は見つからないものの80%は確信し、10分以内に解けたらカッコ良いと思ってもらえるだろうから「もう駅名だけ送っちゃおうか」との誘惑に駆られます。



いやしかし、念のため他の駅を見てみよう……


以前も登場した角館駅。

危ない!この駅も同じ色のホームだ!



改めて問題写真を俯瞰。

駅舎の色と形を決め手にすれば良いのか。


探し出した写真↓

秋田新幹線(田沢湖線)・雫石駅、着実に確保!!

あの「14」がなければ絶望的だったな…ふーっ!



加瀬さんのも1枚やっておきましょう、数あるなかで最新の写真。

夕方の踏切。


見た瞬間に頭をよぎったのは、5年ほど前の散歩中に自分で撮った踏切写真。



なんか似てる。道路の緑ラインとか、住宅街の感じとか。

(なんでこんな写真撮ったんだろう…我ながら意味不明…そして5年前に撮ったこんな写真をしっかり覚えている自分にも不穏)

さて、この踏切はご覧のとおりJR埼京線の池袋〜赤羽間にある踏切なので、すかさず現地へ。

この区間は明治時代に山手線の西側区間と一緒に開業した古い路線なので、今でも踏切がたくさん残っています。

池袋駅から埼京線が真っ直ぐ出ているのに対し、それより後に開通した山手線の大塚方面がカーブしているのがその名残です。



しかしこの区間の踏切に該当なし。


他に、この近くで踏切といえば……ここだ。

山手線に唯一残る踏切。



では元の写真↓


見つけ出した写真↓
ビタ止め。

山手線・駒込〜田端間の第二中里踏切、確保!!


なおこの踏切は、山手線の自動運転化なども絡んでゆくゆくは廃止される予定です。この写真が貴重なものとなる日が来るかも知れません。

そして僕が撮った意味不明な踏切写真は、今日この日の為だったという事もわかりました。



まだ行きます、こちらもおなじみ中山さんからの1枚。

ホームドアとブラックジャック。


駅の構造は2面2線の地下駅か。



…さすがにこれは簡単でしょう?とタカをくくりながら「ホームドア 緑」で検索開始。

ところが、意外にも緑一色のホームドアはなかなか出てきません。



語句を微調整しながら、まず浮かび上がったのは東京メトロ千代田線。ラインカラーからいっても当然の路線。


しかし配線略図.net大先生で確認すると、

千代田線には2面2線の対向式ホーム(ホームが線路を挟み込む形)の駅がない。



続いて怪しい東急目黒線も、

該当しそうな駅はホームドアの色が違い(駅ごとに異なっている)。


うーむ。

じゃあブラックジャックでいくか。


骨髄バンクを支援する大切なポスターです。

「駅 ホーム ホームドア 緑 地下鉄 ポスター ブラックジャック 天才だけでは、救えない」等の語句を駆使しGoogleとTwitterで画像検索を展開するも、全く収穫なし。



クーッ、こんなデカデカと書かれているのに辿り着けない!



しばらく置いたのち頭を整理、やはり東急目黒線沿線が怪しいと判断。

ここ…内側に目黒線が入っていて、2面2線ではないけど島式ホーム上に壁があって遮られているケースもあるんじゃないか?


では元の写真↓


見つけ出した写真↓

やっぱりそうだったか!

東京目黒線(&東横線)・田園調布駅、手ぬるい捜索により自己採点の低い確保!


中山さんがさんざん東急沿線の写真を送ってくるのを知り尽くしているのに手間取った!悔しい!




今回はさらに行きます、ワッティさんからの1枚。

駅すぐに道路。

大手私鉄っぽい雰囲気だけど「4」の標識(たぶん4両編成の停止位置)があるのが気になる。


大手私鉄で4両…を探すのは面倒だな…


そこで画面を隅々まで拡大。

写真の店舗、上辺ギリギリに「ロイヤル…リゾート…」の文字を発見。



手段は選ばぬ。これで行こう。



検索。
おっ、意外と少ないぞ。全部見回っていこう。

軽井沢を一瞥したのち、伊豆箱根方面へ。

あ、ここだ。


では元の写真↓


すぐに仕留めた写真↓

箱根登山鉄道(&小田急線)・箱根湯本駅前のロイヤルリゾート、確保!!!


ロイヤルリゾートがなかったら相当苦労してた!ありがとうロイヤルリゾート!


さすがのワッティさんもあの文字は見逃していたようですが、今までさんざん苦しめられているのでたまには良いでしょう!




さあ続いて!日下さんからの1枚。

左側の高架は新幹線ですね。よく見るとグリーンの屋根が見えますね。東北新幹線のE5系です。


すなわち東北本線(宇都宮線)と東北新幹線の並走区間。


出発。

ご覧のとおり小山駅付近から、宇都宮付近まで両線はピッタリと並走しています。


しかしザッと見ても該当駅は無さそう。


もう一度問題写真を拡大。

新幹線と反対側に、別の線路が見える。


黄色い柵で区切られているから、別の鉄道会社という事か?



ははん分かった。



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

東武伊勢崎線&JR宇都宮線・久喜駅、4分で確保。


宇都宮線だと思っていたこのホームは東武伊勢崎線だったけど(右隣が宇都宮線)、大した問題ではなし。


やりとり↓

毎度いいリアクションをありがとうございます。




さあ今回ラストは、ひろえさんからの1枚。

安定の殺風景。


これはキツいかもな……と思ったのも束の間、実に興味深いヒントがあちこちに。



まず線路の幅。これは幅の広い標準軌


(今回では箱根登山鉄道・京浜急行・秋田新幹線に続いて4つ目の標準軌。だから何という事もありませんが個人的にはニヤリとするポイントです)



もう一つは、車止め。

線路の両側にホームがある、終着駅。

さらに「10」の数字。これは停止位置目標で、編成両数を表しているんだろう。



関東の標準軌私鉄に「10両編成」はない。

(基本長くて8両、京急がラッシュで4両繋いで12両にするけど「10」は無い)



すなわち関西私鉄。

そして関西でも少ない10両編成がある私鉄の終着駅、、まず浮かぶのは何と言っても阪急の大阪梅田駅。


主要路線の京都線・宝塚線・神戸線が一堂に会し10面9線の規模を誇る、日本の私鉄随一の大きな駅です。


(Wikipediaより↑↓)

ああ興奮してきた。


ハァー見てくださいよ、この壮観な景色を!!


でまた阪急がすごいのが、ホームも車両もピッカピカに磨かれていること。

ほら!凄くないですか?

光り輝くホームと磨き抜かれたマルーンの電車!木目調の室内は落ち着いた雰囲気で綺麗な緑色のシートにはアンゴラ山羊の毛を使用していてフカフカ!ああ素晴らしい!行ってみたい!





えー、なんの途中でしたっけ?



これでしたね。取り乱して大変失礼しました。



うむ、写真奥に見えるホームの光り具合からして、この駅と考えて間違いなさそう。



しかし残念ながらホームにストリートビューがなく。

画像検索を駆使しても、やはりあんな画角で車止め方面を撮った写真は見つからず。


9本ある線路からこの場所を特定することは出来るのか…?



ここで頼りになる手段、京都線・宝塚線・京都線それぞれの前面展望動画を確認。

それでも各路線3本ある線路のうち、どこに到着するかは分からないけど……



では元の写真↓


3路線目でようやく到着した画像

手前の「68」の数字も一致!!

何の数字か分からないけど、このホームに到着してくれてありがとうこの電車!!!



というわけで阪急電鉄・大阪梅田駅の神戸線9号線ホーム、ピタリ確保!!!!!



なお阪急の魅力などを得意気にベラベラ喋りましたが、私自身はおそらく30年ほど前に乗ったのが最後です。梅田駅の記憶も全く残っていないので、次に関西へ行く時は必ず乗りたいと思っております。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



多くの写真が頂けたことが嬉しくて、つい解きすぎてしまいました。

パーティーサイズのお菓子を一気に全部食べてしまったような気分です!




さて次回は、せっかくだから今まで解いた写真の中で個人的に印象に残っている10枚を振り返ってみようかと思っています。


皆様も、もしよろしければ印象に残っている写真をコメントなどで頂けたら、大変嬉しいです。それも参考にさせていただきながら決められればと。

(曖昧な「ほらあの、地面の写真」とかでも当てるので大丈夫です)



もちろん通常運転で、未解決のアガタさんや加瀬さんの写真にも挑んでいきながら、新たな写真も大いにお待ちしております。初めての方も大歓迎です。




最後に、俳優としてのアレを。

SNSでも書きましたが、ワタクシが主演した映画「マニブスの種」(芦原健介監督)が先日開催されたSAITAMAなんとか映画祭において、グランプリを受賞いたしました。

すごい!アシケン監督おめでとうございます!ありがとう!

(読者の方はご存知のとおりアシケンさんもどこ鉄ファミリーの一員!)

マニブスチームの皆様をはじめ、映画祭に関わってくださった全ての皆様に感謝!!

そしてこの映画祭でノミネートされた全10作品が、今年の夏にどこかの劇場で上映されるようです!

ぜひ皆様にご覧頂きたいと思っておりますので、日程など詳細が決まり次第告知させていただきます。

他の作品も、どれも面白いです!




大変長いブログとなってしまいましたが、最後までお読みくださり、ありがとうございました。




ではまた!