どこ鉄96 〜継続は労力なり | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。


皆様いかがお過ごしでしょうか。


僕はコンクリート仕事でほうぼうに出掛ける生活が続いていましたが、それもひと段落しまして、しばし東京でのんびり(人に会わない)の生活に戻っております。



おかげさまで写真もたまってきているので、じっくり取り組んでいきましょう。



おなじみ加瀬さんからの2枚のうち、こちら。

…ザ殺風景。



地下鉄?

にしても、地下鉄の壁ってもっとデザインがその、整えられていませんでしたっけ?


改装工事中?


まずはこのセンで検索。


東京メトロ銀座線や東西線、大阪メトロの工事までもが出てきますが、どれも違う。


何かが剥がされた跡のように無骨に見えるんだけど…よく見ると右端に駅名標のようなものがあるぞ…これが本来の壁ってことなのか?

(だとしたら失礼なこと言っちゃってる…?)


壁の下に走る青いパイプも気になる。

そしてさらに微妙に気にかかるのが、ホームの際に引かれた赤いライン。


これ、JRっぽいよな…?

いや私鉄でも採用されているけど、、というかJRの首都圏に地下駅ってあったっけ。



とりあえず「地下鉄 ホーム 配管むき出し 青」などの語句を入れ替えながら検索。


すると。


出たっ、この壁だっ!


そうだ、横須賀線&総武快速線が直通運転をしている品川〜錦糸町間は国鉄時代に作られた古い地下トンネルで、建設工事中から現在まで莫大な地下水に悩まされていて、それ故あのような配管で品川の南にある立会川まで水を流してるんだった!


まさに↑未来へのレポートさんの記事を以前に読んだことを思い出しました!話が濃すぎて半分も理解できなかったけど!


さあJRの地下駅です(すっかり忘れてた)。

この区間にあるのは、北から順に馬喰町(ばくろちょう)・新日本橋・東京・新橋。



まずは東京駅の総武快速線地下ホームへ降臨。

ヨシッ!………ん?微妙に違う………?



問題写真↓

配管や壁のパネルはそっくりだけど、上に通っているケーブル?や溝の位置が違う。


ストリートビューで壁沿いをくまなく探すも、ケーブルや溝の位置が同じになる場所はなく。



馬喰町・新日本橋はさらに違う感じだったので、最後に残った新橋駅を確認。ここはストリートビューが無いのでマップの画像や検索で。

おお!かなり良い感じだ!


…しかし一方で↓

こんな写真も出てくる。

青いラインは…あとで剥がされたのか?新設?

(加瀬さんのスタイル的に1年前の写真を送ってくるとは思えない)…時系列が知りたい!



かくなる上はYouTubeの駅探訪動画へ入り込み、

11ヶ月前6ヶ月前の動画をじっくり丹念に確認。



では元の写真↓

(ホーム右下隅の丸い点々にも注目)


どうにか探し出した6ヶ月前の画像↓

11ヶ月前の動画ではまだ青いラインがあったけど、やはり最近剥がされたようだ!

注意を促す床のライトも重要な証拠(東京駅には無かった)。



というわけでJR新橋駅・横須賀線地下ホーム、改装中の時期を的確にとらえ確保!



欲を言えば問題写真の枕木に書いてある記号まで完璧に探したかったけど、まあ良いだろう!



それにしても、相当に穴場の駅ですね。

新橋駅を通る路線は他に山手線・京浜東北線・東海道線・メトロ銀座線・都営浅草線がありますが、沿線住民以外で横須賀線の新橋駅なんて知らなかった人がほとんどじゃないでしょうか。


一般の人の知識がどのくらいなのか全く分からないけど!






さあ次!2枚目の写真がこちら。

一転して地方っぽい景色。


なんか寒そう。



一番の特徴は、踏切に高さ制限のゲートがついていること。

何となく、交流電化路線っぽいかな…?



それ以外の要素としては、、線路側にも似たのが建っているけど、とりあえずは「踏切 高さ制限 ゲート」から検索開始。


以前、こちらの写真↓

(出題:鉄はる君)と格闘した時も似たような語句で調べて、この時は結局踏切からの手がかりは得られなかったけど…今回はどうだ?



相変わらずなかなか目ぼしい結果は出てこない(また台湾の踏切も出てくるし)…そんな中でオヤッと思ったのが、

山形新幹線。



こんな記事も↓


ほらほら、良い感じじゃないか?



それ以外に大きな根拠となっているのが、

山形新幹線の写真は加瀬さんから既に2問もらっていること。


さらに問題写真の寒そうな感じは、東北と考えて不思議はない。



よし、山形新幹線から行こう。

↑踏切を渡った道が、茂みに沿って左に曲がっている。

建物は見えないから、市街地付近ではなさそう。



そんな場所を探すぞ!




(全線捜索無事完了)




じゃあ流れで仲間の秋田新幹線沿線を捜索してやろう、と思った時に気になったのが。


問題写真拡大↓

手前の線路より、奥の線路のほうが、、幅が広く見える……?

なんというか、遠近法的に違和感を感じる…。



あ!

あの区間じゃないか?


↓↓↓

(配線略図大先生より)


凡例にあるとおり、秋田新幹線の一部区間では、在来線(奥羽線・1067mm)と秋田新幹線(1435mm)の線路(すなわち軌間の異なる線路)が並走しているのです。


↓この区間ですね

(乗換路線図アプリより)



これは良い気づきだぞ!


オヤッと思って接近したら踏切じゃなくて立体交差だったなんて事は日常茶飯事。

(こんな事を2年以上続けています)



ここはどうだ?ちゃんと踏切だぞ……?!


クーッ!景色はすごい惜しいっ!!!

けど高さ制限が違う!



その後、該当区間を飛び出し秋田新幹線を全線捜索するも無事終了。




頼みの綱が切れた……!!



うーむ。

最初にも言ったけど、注意書きが交流電化(20000V)っぽい感じなんだよな……

直流(1500V)より厳重というか。



悩みながら近所を散歩した時に撮った踏切(直流1500V)↓

……わかんないや。




しばらくして仕切り直し、語句検索をするなかで出てきた気になる踏切たち。

(九州)



(東北)


(北海道)


いずれも交流電化区間。


ただ九州ではないだろう。


東北……範囲が広いな……


北海道……でっかi(略)



ここで目を引かれたのが、ゲートの形状ではなく

矢印。


問題写真↓

この絶妙なふくらみ?があったのは北海道だけ。



北海道……行ってみるか。



さらに検索するなかでチラチラ出てきたのが千歳線という文字。

簡単に言うと、新千歳空港と札幌とを結ぶ路線です。

(乗換路線図アプリより)


まずは南千歳駅付近から、札幌方面へ調べを進めてみるか…雑木林の中を走る区間もたくさんあったよな。


左上の札幌方面へ粛々と進めていく、という算段です。


がしかし、ここで「右下のほうに森が見えるからちょっとだけ寄ってみよう」という気まぐれが起きました。


少し進むと。

んーーー??


非常に良い、カーブと森がある……!!!



では、元の写真↓


あの踏切のストリートビュー↓

っしゃあここだぁーーーっっっ!!!!!



JR千歳線・旧美々(びび)駅跡付近の踏切、北海道上陸一発目で確保!!!!!



北海道だったか!

それにしても何でこんなところに!



と思ったので、周囲を捜索してみました。

ほう、新千歳モーターランド。



加瀬さんはクルマ関係のお仕事。



あそこだな。



(正解)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



最近は皆様のレベルアップが著しく、1枚1枚が相当手ごわくなっています。本当にありがとうございます。今回ももう一枚くらい解きたかったんですが力尽きました。。



おもしろいヒントの入れ方をした写真もお待ちしております…!



まずは今手元にある写真たちを頑張ることですね。




ではまた!