どこ鉄 〜見えるは早し、見えないは細かし | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



10月になりましたね。いかがお過ごしでしょうか。



ここにきて年末の舞台出演など、本業の(そう言えば本業だったな)告知などがありますので、また別の記事で報告させて頂きたいと思います。





さて、我が家のカレンダー。

新しい月になって、めくるたびに新しい鉄道風景に出会えること、少し新鮮な気持ちになれることにワクワクします。

めくった瞬間にどの路線(ピンと来たら駅間も)を即答するのは当然の儀式。路線の正答率10割。

今回は北陸新幹線なのは一目瞭然、駅間を安中榛名〜軽井沢と即答して外しました。(正解は軽井沢〜佐久平)






さ、場が暖まったところでやっていきましょう。





まずは恵理さんからの1枚。

おっ、12系が見えていますね!




(Wikipediaより)



ブルートレイン(寝台車)の車両とよく似ていますが、寝台がないので屋根が低く、またトレインマーク表示窓が付いていない部分が違います。




ブルートレイン24系↓

このように寝台車は屋根がこんもりしています。




どちらにしても既に現役を退いて久しい、懐かしの車両たち。




(フラッシュバックする少年時代の写真↓)

貴夫少年よ、40代になって深刻な鉄道ブログを書く大人になってしまってごめんな!楽しいよ!





さて「岡山 12系 静態保存」で検索。

問題写真の雰囲気からいって、どこかの駅(車庫)で保存されている車両だと踏んだからです。


出てきた出てきた。




ブログへお邪魔して、場所や雰囲気を確認。

間違いなし。ありがとうございます!




さあ、あとは同じ画角を見つけるだけ。




では元の写真↓


探し出した写真↓

あれ、12系がいない。



今でも動いているのか!?だとしたら素敵!!




というわけで若桜(わかさ)鉄道・若桜駅(鳥取県)、懐かしい車両のおかげで一発確保。




恵理さん曰く「若桜鉄道の車両が写っていないほうを送ったのに!」という事ですが、




オタクにとってはこっちの車両のほうが数十倍の栄養素が含まれています。




恵理さんが送ってくださった若桜駅の写真↓


転車台まで!ああ素晴らしい。



中国地方のローカル線には、いい木造駅舎がたくさん残っています。

ゆっくりと訪れてみたい…!


(なおローカル線が多いゆえ、どこ鉄的魔境でもあります)







続きまして、エプロンさんからの1枚。

踏切越しのローカル線。



鉄骨の錆び具合がすごいですね。海の中から引き揚げてきたのかって感じ。




写真を拡大してジロジロ眺めていると。

オヤ?



見慣れないマークがあるなあ。なんだろうこれは。



じぇい……あーる?尺?あずま??




しらないなあ🤔





若干まともな話をすると、これが「JR東日本」なのか、『JR東○○駅」の駅名標なのか。



「JR東日本」までデカデカ書かれる看板というのは、駅よりは車両基地とか、社員さん用の施設に多いイメージ。




ま、そんな事はいいや。





久留里線へ直行。



エプロンさんの故郷が千葉県方面なのと、背景の雰囲気。最近も見たばかりなので、なんか似たような匂いを感じます。




起点の木更津側から捜索開始、数駅進めていくと。

おや?頭文字が「東」の駅の前に踏切があるぞ?



では元の写真↓


仕留めた写真↓


JR久留里線・横田駅、一直線に確保。





エプロンさん曰く「写真を送った後にあの表記が写っている事に気づいた。JR東日本の東だと自分を納得させたけど、、やっぱりダメだったか!」とのこと。



よりによって「JR東」だったのは面白かったですね。これが別の文字だったらほぼアウト(問題にならない)ですので。




なお先日久留里線の写真をくれたN会長の話では、地元の高校生たちはこの路線を、親しみを込めて「パー線」と呼んでいるらしいです。

会長はあくまで直接的な表現は避けておられましたが、、私が熟読しているサイト「Chakuwiki」にあった久留里線の噂はやっばり本当だったのか!と感動もひとしお↓

(ちなみに私は、このサイトに載っている日本全国の路線の噂・駅の噂を全て読破しております)







さて今回ラストは大野遙くん改め、どこ野鉄はる君からの1枚。

電化された路線。どこにでもありそうな郊外の風景。路線を特定できそうな要素が皆無。



さすが、鉄はる(弟設定)。



最も厄介なのが、この角度だと線路の幅が特定できないこと。

普通(1067mm狭軌)かも知れないし、広い(1435mm標準軌)気もする……




いちおう、このような構造の駅でチラッと思いつくのは京成電鉄(1435mm)のお花茶屋とか立石(たていし)あたりだけど……

やはり違うし、線路の幅は比較できる要素にはならないな……うーむ、線路の幅はいったん忘れよう!




ひとつだけ、

この装置は「踏切動作反応灯」というもので、私鉄特有の設備だという事は知っています。




まず、JRではなく私鉄。




次に目につくのは、踏切の上にある架線柱のような柱。

おそらく踏切の高さ制限(大きなトラック等が架線に引っかからないため)の設備でしょう。

それが鉄道の架線柱のような形をしているのは珍しいのではないか。




検索。

そうそう、こういう形のやつ!



しかし、画像をひたすら辿っていっても目ぼしい成果は得られず(上記のようなJRと台湾ばかり出てくる)。




目線を変えて。


右側に見える階段。


これは橋上駅舎から降りてくる出口だろう。



橋上駅舎というのは線路の上に駅舎・改札がある構造の駅のことを言います。



しかし「橋上駅舎 踏切」の組み合わせ検索を発動するも泣かず飛ばず。




…さすがにこんな検索じゃ出て来ないか…。




次の手いこう!

先ほどの踏切動作反応灯と、上にある五角形は特殊信号発光器と呼ばれるもの。



細かい説明は省きますが、二つの装置がこの並びで立っている鉄道会社を探すことはできないか?




検索開始。

特殊〜も踏切〜も、けっこう鉄道会社によって形が違うんだな……


特殊〜が四角形の会社もあれば、踏切〜がX字状ではない会社もある。




これは逆に言えば、絞れる可能性があるってことだぞ……!!



調べを進める中で分かったこと。

この形状・並びで立っていた小田急は2018年に踏切動作反応灯の使用を中止したとの情報。



遙くんが写真を撮ったのは最近だと言っていたから、小田急ではなさそうだな…!



おっ!相鉄もこの並びだ!




全線捜索。凡退。





次!

気になったのがこちらの記事

京王もこの形か…!




しかし京王に、あんな風景あったかな?

さすがに全線の風景全部を知っている訳ではないけど……


感じから言って、多摩霊園駅とか、あるとしたらあの辺かな……?↓

違いました!!



その後も数駅捜索し、ふと問題写真に戻った時に気づいた事。

一番上にあるのは普通の信号機。



…京王にはこういう信号機は無い…!撤退ッ!!



(京王以外にも新幹線や山手線をはじめ、地上の信号機がなく車両で信号を受信する鉄道路線は増えてきています)





その後も五角形と四角形の黒い物体を凝視し、該当しないのは他に東武・東急・京急までは確かめたものの、西武は違う形のも同じのも出てきたりで、頭の中も捜索の能率もゴチャゴチャ。




うーむ!!地味なくせに難しいぞ!!この写真め!!!!




橋上駅舎の話に戻りますが、基本的に出口は線路の両側で揃っていて(例:京王・多摩霊園駅↑)、問題写真のように出口がズレている駅は、ここまで捜索した中ではほとんど出てきませんでした。



……「橋上駅舎 出口 ずれてる」なんて検索で出てくるとも思えないし……





最近たまにある「夢にまで解けていない駅が出てきて夢オリジナルの捜索を進める、なんなら夢の中で文章の構成まで考えている」極悪の日々を過ごし、再び検索画像と睨めっこをしていた時。



黄色い看板……


これか?




今まで目に入って来なかった要素に、急に気づいたぞ……!





すかさず上記の新京成電鉄へ急行、とりあえず2面2線の橋上駅舎の駅を探してストリートビュー。

これは……この雰囲気……何より架線柱の形……!



問題写真の拡大↓

来たなこれは!!!




興奮を抑えつつ沿線を捜索、そして。



元の写真↓


ついに探し出した写真↓

新京成電鉄・三咲(みさき)駅、地味に苦しんだ末の確保!!!




いやー、細かすぎて大変な問題だった。



以前にそんなタイトルで書いた時もラスボスが新京成だったな……今回も線路の幅が分からないことで苦労した!





まあ、あんな黄色い看板の切れ端でよく見つけたと思っておこう!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




おかげさまでたくさんの写真が届いております。ありがとうございます。




早くも次のフェリーが到着しました。

また呼びかけの仕方を失敗したぞ俺は!




ではまた!