どこ鉄 〜繋がった線路の先 | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



今年の秋は、過ごしやすい気候が長続きしていますね。ここ数年、夏と冬の勢力に挟まれて「秋もう終わり?」と嘆いていた年が多かった気がするので、とても清々しい気分です。




ではやっていきましょう。




まずは、透水性コンクリート「ドライテック」関連における九州支部長・新井さんからの2枚。

久しぶりに頂きました。

依然お会いした事はないのですが、先日zoom会議で初めて顔合わせをしました。すごい時代ですねえ。



さて写真。


ほうほう…。





まずは下の、車両が映っている方からいきましょう。




2019年12月・僕が熊本に滞在していた時に撮った写真↓

問題写真に映っているのは、このキハ40系ですね。




九州のさまざまな非電化路線で活躍しています。




ただ1970年代の車両なので、徐々に活躍の場が狭まってきていますが……(もろに同世代。胸がチクリ)


写真の真正面にある山も気になりますが、まずはシンプルに、新井さんの活動拠点である北九州市付近から捜索開始。




北九州の中心駅・小倉(こくら)から一番近い非電化路線、それは。

日田彦山(ひたひこさん)線。




まずは日豊本線から分かれて一駅目の、石田駅から見てみよう。


ん?山があるぞ?




元の写真↓



すぐ見つけた写真↓

JR日田彦山線・石田駅(福岡県)、いきなり確保。





いやー、こんなに離れた地域のローカル駅を一発とは。




ラッキーラッキー!!!





さあ次!

車窓。



山と踏切と田んぼ。




やはり九州か?




この写真では電化・非電化のどちらかは分からないけど、、、




窓に映る景色を拡大↓

映り込んでいる反対の窓の、真ん中にも仕切りの枠が入っていますね。



先ほどのキハ40を拡大↓

うむ、やはりキハ40とみていいんじゃないか。




そしてもう一度さっきの写真に戻り、今度は外の景色。

あの山。




ああいう富士山のような型をした山を、九州で探そう。





という文章を書く前に、既に頭にあるのが前々回の開聞岳。

(N会長より共有)




この指宿枕崎線にもキハ40は走っているはず。





問題写真では手前にも小さい山があるので、この路線でそういう場所を探していこう。



(全然関連のない方が、たまたま同じ山を映した写真を送ってくれるなんて事があったら、ドラマチックにも過ぎるぞ……!)



まずはこっちの角度から。

非常に良い感じで手前に山!




しかし、

最も良い角度の踏切でもこの通り。





逆からはどうだ?



こちらも、開聞岳より左側に低い山のある、開けた地形は見当たらず。




そして山の稜線の角度。



↑問題写真と比べて、

…開聞岳のほうが微妙に急かな……?




なにしろ大事な部分に柱がかぶってるから、イライラします!!!





改めて、九州のああいう型をした山を探す事にします。




成層火山・コニーデやトロイデなどという昔習った言葉も思い出したりしましたが、最終的に選んだのは「独立峰」。一番シンプル。

よしよし。



左上の涌蓋山、稜線の角度もすごくいい感じですが、深い山の奥にあったため問題写真のような平原と繋がった場所は見つからず。




他にもいくつかの山を探したり、山をあきらめ日田彦山線や付近の路線をトボトボ追っかけてみても成果はなく。




(…そもそも開聞岳のある鹿児島県薩摩半島の先端と北九州なんて、とても気軽に移動できる距離ではない。新井さんは忙しい職人さんだし。そんな場所を気軽に捜索しだすとは、これだから視野の狭いオタクは困る)





うーむ!自分に叱られた!



それにしても、、、なんでこのタイミングで撮るかな…!






フラッシュバックする、僕が昔撮った渾身の富士山↓







………富士山???






はっ!そういえば先日僕が行った伊豆の(施工・建設・撮影)現場、ちょっと前に新井さんも訪れていたと聞いたような……





そういう事だったか!

現場があるのは伊豆の国市。





完璧な方角。





クーッ!!!





では元の写真↓


ようやく気づいた写真↓

富士山が見えないので民家で確定。



伊豆箱根鉄道駿豆線・三島二日市〜大場(だいば)間の踏切、勝手に引っかかった末の確保!





いやー、素直な目で見られなかった!悔しい!





あの窓を、流れでキハ40系と推定してしまったのがケチのつき始めだった。



分かってみると、あの車両は下のどちらか。

オリジナルの3000系か、


西武からやってきた1300系か。


や、問題写真をよく見ると4連窓っぽいから1300系のほうだろう…。


もし、この時の電車が7000系だったら↓

こんなに苦労しなかったかな……。




それにしても今の写真たち、全部見事に富士山の手前に山がありますね。




ま、今更言ってもしょうがない事ばかり!



読みながら「最初から富士山だと思ったけど。自分でも言ってたよね?なんでそうなるかなあ」とヤキモキされた方もいるかも知れませんね。




まだまだ精進します!!!






さてお次は、ムーチョ先輩からの1枚。

どこ船?




パイセン……色んな意味で遊んでるな!




これはもう100%鉄道ではないでしょう。




どこ鉄の「鉄」って素材の事を言ってるんじゃないぞ!




今週仕事で会うので、こんな写真には苦情を言ってやる事にします。





まずは「瀬戸内海 フェリー 甲板」で検索開始。




(やるのか俺は!)





瀬戸内海を入れたのは、単純に僕が最後に乗ったフェリーが瀬戸内海だからです。(9年前の時間堂ツアー公演の時。フェリー最高に楽しかった)

あと、島がたくさん見えることも理由の一つ。




しかし、波の高さが瀬戸内海とは違うと感じて方針転換。

ちょっと荒そうですからね、外海かな。




「フェリー 甲板」や「船首」などを駆使して。



オイオイ。




津軽海峡と奄美大島の船の区別がつかないんですけど。





これは北海道にも九州にもキハ40が走っているのと同じような事か?

(Wikipediaより)




もしこの船が、船界のキハ40だとしたらお手上げですよ!





と言いながらも何とか、


上記の「フェリーあまみ」か、

沖縄の「フェリーざまみ」のどちらかまでは絞り込みました。名前が似てるな。

フェリーざまみ↑


問題写真↓

先端の柵の形状、壁の角度や穴、そのほかのいろんな部品!



たぶん間違いないだろう。




ここからは、あの景色を探すわけですが。




なんとか船から見た景色を探そうと、


全国マップルで航路を確認し、



問題写真右端の岩に狙いを定め、




YouTubeも起動し、



問題写真↓



なぜだろう。





綺麗な海と空を眺めているはずなのに、どんどん気が滅入ってくる。





こちらの動画、沖縄のリゾート地へ向かう船とは思えないBGMが、今の僕には沁みてきます。

3分20秒過ぎ、いよいよここで画角が上がれば!と期待した次の瞬間の、僕の気持ちだけでも察して頂ければと思います。

ご安全に!





もう限界です!



正解は出せましたが、語尾に「?」のつく回答では僕としては不完全。区間も特定できなかったし。





結論:船は無理です!




よい子は真似しないで下さい!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。





おかげさまで陸上の鉄道写真も頂いておりますので、次回はしっかり、そちらに取り組んでいきたいと思います。





ではまた!