菅野貴夫の野球電鉄 -21ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。

若干お久しぶりのどこ野鉄夫です。



現在、俳優として10日間のワークショップに参加しております。

ハイバイの岩井秀人さん監修の、「ワレワレのモロモロ 小金井編」という企画。

脚本も出演者もオーディションで選び、脚本ごとのチームに分かれて作品をつくり、最終的には映像作品にして上映します。


僕らのチームでは「演劇のライブ感や遊び心を活かしながらドラマも見せる作品」を目指しているんですが、カメラワークってめちゃくちゃ難しいですね。。演劇経験は豊富なメンバーですが映像作品のカメラは皆素人なので、そのあたりの両立に毎日ウンウン唸りながら、岩井さんのアドバイスを聞きながら、何とか面白いものをつくり上げたいと奮闘しております。毎日が本番直前のような日々です。




さて今日は唯一のオフ日。気持ちの切り替えも大事なので、こちらをやっていきましょう。





まずは中山さんから久しぶりの1枚。

そのへんにありそうな踏切。


線路の幅は一般的な狭軌(1067mm)。

構造物は大手私鉄っぽいけど、JRの可能性もあるかな…。



風景を見ても、ビビっとくる感じは皆無。



鉄道敷地内に唯一ある文字は、

ホース口。


この近くに、ホースを差し込む口があるんでしょう。



検索。

意外と出てくるもんだな。



ざっくり見たなかで気になったのが、西武鉄道・東急電鉄。



捜索開始の前に確認するのは、

ホース口の後ろに立つ謎の装置。


この装置がある路線を見つけていくのが早道じゃないか。


まずは西武・池袋線。

微妙に面長で、違うか……。


東急・大井町線。

これも違う。ちょっとゴツい。



(何なんだろう、この装置?)




念のため他の大手私鉄や、大昔に私鉄だったJRも調べてみます。



小田急。

違う。



けどやっぱり立ってる。



京王で唯一狭軌を採用している、井の頭線。

3つも並んで!



JR横浜線。

京王とほぼ同じ形!


もう規則性も何もわからん!



この装置は諦め、次なる要素に移ります。

線路の先、あれはシーサスクロッシングか?



シーサスクロッシングとは、両渡り線とも言われていて、要するに下のような分岐器の事です↓

カッコいい。


さて問題写真では、絶妙に下り勾配になっていて全容が掴めないんですが、とにかくシーサスに絞って探してみます。


まずは東急大井町線を配線略図大先生にて。

大井町駅直前のシーサスは高架なので除外。


目黒線も、あるのは地下区間。


西武鉄道も調べてみましたが該当なく。



うーむ、地味な作業だ。。(飽きる)




他の手掛かりを見つけてやろう。

あの鉄塔、何だろう?


鉄塔にしちゃ、送電線も通ってなさそうだし……気になるな。



とにかく試しに検索。

案の定の失敗。

(「鉄柱」に切り替えても、鉄塔以上に惨憺たる結果)


うーむ、気になるけど辿り着く術が分からない。



仕方ないから地味な捜索に戻ります。

陸橋横の三角屋根の建物が気になるけど、やっぱり景色からの印象はほとんど無いんだよな……ほんとにその辺の郊外の景色。



さて、まだ見てない東急の路線は、、

東横線にはこのような景色はない(乗車歴40年)。

田園都市線にはそもそも踏切がない。



残るは池上線と東急多摩川線。

東急多摩川線のシーサスは、あの一箇所だけか……

ここだ。思いっきり多摩川沿いだけど……


とりあえずストリートビュー。

完全に川沿いの風情。ここは違うか?

ストリートビューを1コマ移動。
あっ!奥の陸橋横にある建物!



では元の写真↓


探し出した写真↓

東急多摩川線・多摩川駅付近の踏切、東急なのに苦労しながら確保!



まさか多摩川にほど近い場所だったとは…全く気づかなかった!川感の漂う構造物を完全に切った、絶妙な画角にしてやられた!



悔しついでに例の塔を探してみました。

これだ。


国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所の施設とのこと。


要するにここで多摩川の水位を観測したりしてるんでしょうね。それで電線のない、ただの高い塔だったわけか……!



ちなみに。


誰も気づいてないと思いますが、「東急多摩川線」というのは、それ自体が路線の名称なのです。

東急の案内でも「目黒線」「池上線」「東急多摩川線」みたいなね。



は?とお思いでしょう。



簡単に言いますと、西武鉄道にも「多摩川線」という路線がありまして。

どこ鉄にもたびたび出てきた路線ですね。



それと混同を避けるためもあって、会社名まで付けた珍しい路線名になってるのです。



わかりやすい多摩川駅の案内図を。まずは東横線のホーム↓

東急電鉄の駅なので、路線名だけ書いてありますね。


東急多摩川線のホーム↓

このとおり。



会社名まで含めて正式路線名になっているのは、東急の東急多摩川線だけですね。




まあ、、こんな事を書いても誰にも何の得にもなりませんが!!






さあ続きまして、先日のスーパー隙間写真のChieさんから「もう1枚あったので」とこちら。

まず映っているのは、国鉄時代から走っている115系電車の「旧長野色」ですね。


右側の車両です。

左側のブルー系は「新(二代目)長野色」などと呼ばれています。どちらも思い出深い塗色。旧長野色は、ちょうど僕が長野に引っ越した小学生の頃に走っていたな…。


JRの路線からは115系はほぼ引退しましたが、JRを経営転換したしなの鉄道にはまだまだ115系が残っており、こうして懐かしの色の電車を走らせているわけです。



さて長野色。前回も長野市の写真。

もう何となく分かった気がする。



まずはあの駅を見てみよう。

お、駅前の踏切がいい感じに斜め。



では元の写真↓


踏切ストリートビュー↓

しなの鉄道・三才(さんさい)駅前の踏切、一直線に確保。



実は、何というか、SNSでChieさんが三才になったお子さんを三才駅に連れて行ったという投稿を見てしまっていたので……恐縮です!!

まあ車両が映っていた時点で路線はほぼ限定されるので、どちらにしても時間の問題だったでしょう!(言い訳)



こんな記事もありました↓

長野に住んでいた頃から、珍しい駅名だなとは思っていましたが、いつの間にかお祝いムード溢れる駅になっていたんですね。おめでとうございます!





さて今回ラストは、ひろえさんからの1枚。

出た。悪の画角。



毎回思い切りが良いですな!!



(前回の画角↓)

ほんとにもう!



さて……




西武鉄道の2面2線の駅をすぐさま捜索開始。




まずは大先生を頼りに池袋線から。


池袋寄りから、椎名町。


問題写真↓

…ホーム下の構造が、ちょっと違うかな…?



次の駅。(早くもどこだか忘れた)

ホーム下の構造は、いい感じだけど……

ただ問題写真で線路の間に立っていたランプのような構造物が見当たらない。



次、東久留米駅。

線路の間に立ってる物も同じ!

右側ホームの先にやや大きくなった表示があるのも共通点だぞ……?!


問題写真↓

……あまりに周りが見えなさすぎ。

これだけの要素で答えるのはまだリスクがあるな……!



西武のもう一つの主要路線・新宿線も見てみよう。


下井草駅↓

似てる…けどランプの横に杭があるな…あれは問題には無かったぞ…



次!武蔵関駅↓

こっちも杭があるか…そしてホームの乗車位置案内が黄色い線より外側にある!



しかし杭とか案内表記とか、どれくらいの頻度で立ったり消えたり、変更されるのかまるで見当もつかない…!



久米川駅はどうだ?

ランプが立っている所のラインが、コンクリート敷きになってるな……ここも違うか!



うーむ。

景色が100%見えないこんな写真で、何を決定打にすべきか。



(なぜ即座に西武鉄道に絞ったかは、ここまでの写真を見れば分かって頂けるかと思います)



数々の駅を見ながら、あることに気付きました。



問題写真の拡大↓

この自販機らしき青い箱と、左隣のちょっとした構造。



こういう事じゃないか?↓↓↓

壁から柵に変わり、柱の横に青い自販機。



この構図が見られたのは一駅のみ。



よし、覚悟を決めよう。




では元の写真↓


送りつけた写真↓

西武池袋線・東久留米駅、88%の確信で送信!

どうだ……!!??



ひろえさんから返信が届きます。

「その確信」



ここで次の文章まで数秒の待ち時間。





………どうなんだ!?その確信は「残念ながら」なのか?もろくも崩れ去るのか!?

なんて書いてるのか続きが超気になりながら88%の確信はただちに120%の不安に変わります。




そして。



↓↓↓

やったーーー!!!合ってたーーーっ!!!



というわけで東久留米駅、確保!!!!



いやー、我ながらこんなひどい画角の写真をよく当てたよ!!!

(ひろえさんにも直接お伝えしました笑)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




全く仕事に繋がらない能力を無駄に駆使したこのブログ、楽しんで頂けていたら幸いです。




冒頭に書いたとおり今週末までバタバタなので、また来週から新しい写真にじっくり取り組んでいきたいと思っております。



おかげさまで錚々たる写真(皆様からの「作品」と呼ぶべきなのか」)がまた届いておりまして、フォルダの中で絶望的な存在感を放っております。本当にありがとうございます。気長にお待ちくださいませ。


そのうちドンピシャの写真を送りつけますので。




ではまた!


こんにちは。




ゴールデンウィークですね。

昨夜バイト先のベトナム人の子に「菅野さんはどこか出掛けますか?」と聞かれるまで、どこかに出掛けるという概念を持っていなかったどこ野鉄夫でございます。




大丈夫。僕には写真がある。




というわけで通常どおりやっていきましょう。




まずは加瀬さんからの2枚(同一地点)。

先日の岡山行き前夜に届きまして、翌朝6時台の新幹線に乗ってホッと一息ついたところでおもむろに捜索開始。他にやる事ないのか僕は。

思いっきりクルマのイベント会場。



この写真の最上部。


東急大井町線。


根拠↓

こんなんハッキリ見えなくても分かる。なんなら↑あれが東急9000系だってことも。



この時、乗っていた新幹線は、

ちょうど大井町線を越えたあたり(下神明駅の東西に伸びる路線)。



たぶん、この地図の中にあるだろうな…(ニヤリ)



では元の写真↓


間もなく探し出した写真↓

東急大井町線・大井町駅付近のイベント会場、たまたま通りかかった現場で即確保。



まさに朝飯前





加瀬さんからもう1枚いきましょう。最近また増えてきたので、油断していると溜まる一方です。

京成だな。



島式ホーム1面2線の構造。

周囲に住宅街があって地上を走るのは、京成本線の東京東部〜千葉県に入ったあたりの景色な気がする。



略図大先生を召喚。

気になるのはここ。



元の写真↓


見つけ出した写真↓

京成本線・菅野(すがの)駅、一瞬で確保。



まあ、自分の名前と似た駅くらいはね。

(行ったことないけど)






続いて鉄はる君から、前回の記事を上げた夜に「お手並拝見」と1枚。

夜の都市部。また並走シリーズか。


まずは奥の架線柱を拡大。

こりゃ新幹線だな。


しかも東海道新幹線みたいな、古くからある路線に違いない。


(奥にイトーヨーカドーがある事も確認)


新幹線と在来線が並走していて、在来線に駅がある場所……(前回と全く同じ事を言っていますが条件は雲泥の差)



まずは武蔵小杉駅へ。

東海道新幹線と横須賀線(湘南新宿ライン・埼京相鉄直通線)の線路が並走している、いい感じの場所。


画像へ。

実に良い感じだが…ストリートビューがないので15両編成が停まる300m以上のホームをくまなく探すのは困難。

(イトーヨーカドーもあったものの、問題写真の角度の場所からは結構ずれている)


さらに気になるのが、

これは、ホームドアの上辺かな。


武蔵小杉駅の画像をいろいろ見ても、まだホームドアは設置されていない模様。結局数分で切り上げ。



さて……東海道新幹線沿いには、この先に進んでもホームドアのある駅が並走する地点はない。



次は東北新幹線。

東京駅を出ると(ホームドアのある山手線・京浜東北線と並走しながら)、秋葉原のあたりで一旦地下に潜りますが、

該当する区間はなく。

このあたりのアップダウンや立体交差っぷりはかなり複雑で、鉄道的には興奮しますが捜索は大変。



さて上野の地下駅を経た東北新幹線は、日暮里駅構内でふたたび地上に出てきます。

そしてお隣の西日暮里。

新幹線との間に良さげな隙間があるが…向こう側にも線路がたくさんあるのか…問題写真じゃ分からなかったな!↓

向こう側の空は広い…

とりあえずイトーヨーカドーを入力してみるか。

いい方角だ。



では元の写真↓


探し出した写真↓

ホームドアがないのは4年前ということで。

JR山手線&京浜東北線・西日暮里駅、15分で確保。


僕の手並みはこんなもんです。いかがでしょうか。



なお記事を上げた日の夜は捜索能力が2倍ほど高まっていますので、何かの参考になればと思いここに記しておきます。(枚数の限界・酒量によるムラっ気あり)





さあお次は、先日ゆりかもめを送ってくれた藤崎さんからの1枚。こちらも記事を書き上げた夜に頂きました。

かなりローカルな風景。いいところだな。

注目するのはもちろん、

車両が映っている!



……だが分からない!



最近、JR東日本では老朽化した国鉄型ディーゼルカーを置き換えるために、ディーゼル&モーターのハイブリッド車両や蓄電池車などさまざまな次世代車両を導入していて、おそらくその系列の車両なんだけど……何系だったか覚えきれてない!

これが昭和生まれ文系オタクの弱点!!



ただ、投入されている路線だけは知っているぞ…



検索。

男鹿(おが)線ではなかったか…。


こっちはどうだ?

うーむ、違った!



……EV-なんとか系とか、ACCUM(アキューム)とか、他にもHB-なんとか系とか、、、九州にもYCナントカ系とかDENCHA(デンチャ)とか走り始めてるし……もう覚えらんないよ。

キハ40系みたいに簡単な名前にしてくれよ。



この顔自体は見覚えあるんだよ……型式は分からないけど、JR東日本だけじゃなくJR北海道でも仕様を変えて導入されてる車両なんだよな……!



文系らしい検索を展開。

出たっ!(こちらはJR北海道仕様)



JR東日本の青帯車両を探し出します。

これだ。


GV-E400系だと。


また新しい頭文字が出てきたよ……もう型式のことは放っぽっておいて、重要なのは導入路線。


奥羽本線・五能線・津軽線。



ここで問題写真の風景に戻ります。

海と岩。



日本海側っぽいな……五能線から調べてみよう。



五能線は青森県の所川原から(厳密にはその先の川部駅)、秋田県の代を結んで日本海側を走る、風光明媚なローカル線です。


再び問題写真に戻り、配線を確認。(どこ鉄っぽくなってきたっ!)

ホームは1面。

ホームに面してない線路も複数ある。


さあ満を持して配線略図大先生のご登場。


とびきり怪しい駅を発見。


では元の写真↓


辿り着いた写真↓

文句なし。


JR五能線・深浦駅(青森県)、「顔は覚えてるんだけど名前が出てこない」状況から文系の力を駆使して確保!



(ちなみに鉄はる君の写真と同時並行しながら20分で到達)




なお辿り着いた写真に映っているのは、どちらも「リゾートしらかみ」という観光列車です。さすが風光明媚な路線ですね。なにしろ日本海側に沈む夕日が絶景。近くに不老ふ死温泉もありますし。

これは観光ブログではないので画像は貼りませんが、気になった方はぜひ調べたり現地に行ってみて下さい。


藤崎さん曰く「酒も食べ物も旨くて良いところでした」ああ羨ましい!!





さて今回ラストは、廃線専門家サスケさんからのこちら。


さすが。ブレませんね。


川沿いの空き地にぽつねんと残る石垣。

知っている人じゃなければ、これが鉄道の遺構だとは気づかないかも知れません。さすが専門家は目の付けどころが違いますね。



おなじみ長野県上田市界隈にある、上田交通の廃線跡と推察できます。昔はここに橋があって、その土台なのでしょう。



「上田交通 廃線跡 石垣」などで検索すれば出てくる可能性は高いけれども、、、



それでは風情がない。



ということでマップに「上田交通 跡」のみ入力。

風情ある痕跡が出てきたぞ。



問題写真の感じから、山に近いほうを順に当たっていきます。注視するのは幾重にも分かれる川との関係。



そしてほどなく終点間際に着いて。

ここ、2つの廃駅の間に川があるな…。


この地点を見てみよう。




見つけたっ!!!



元の写真↓

上田交通・真田傍陽線・傍陽(そえひ)駅跡付近の川に架かっていた橋の土台と思しき石垣、一直線に確保!



いやー風情のある捜索だった!



こういう何気ない風景のなかに残っている遺構、いいですよね。鉄道に限らずとも。




東京・八王子のほうにも、昔の京王御陵線という廃線の橋脚が残っている場所がありまして、僕も見に行ったことがあります。

住宅街のなかに建つ廃橋脚。

非常に珍しい光景ですね。


こちらのマップで、山田駅付近から出ている廃線跡が道路になっている様子がお分かり頂けるでしょうか。(赤丸が橋脚の場所)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




どこにも出掛けないみたいな事を書きましたが、来週はワークショップでつくる映画の撮影と、6月のJACROWの舞台に向けての稽古もいよいよ始まります。



一人で鉄道のことばかりやっている訳ではないので、ご安心ください!



もちろん写真のほうも、おかげさまでいろんな方々から頂けておりますので、引き続き楽しくやっていきたいと思います。ありがとうございます。




ではまた!


こんにちは。



最近また岡山のほうにコンクリート仕事で行ってきました。


素晴らしい駅舎。

読めない。

レンズにワセリンが付着したままで撮ったら、普通電車がキラキラ写真に。



…鉄道をアレしに行ったわけじゃありませんよ、あくまで仕事で行ったのです。

ほら、採石場の石の上で高笑いをする透水性夫。


……絶対これ使われないシーンだ!



ともかく、

その現場からの帰り道、偶然にも前回の絶望途中景色の地点を通りまして。

クルマを運転していた社長もこんな事情は全く知りませんし、ほんとに偶然でした。


僕には「どこ鉄」の何かがついているんでしょうね。



というわけで気分よくやっていきましょう。



まずは久しぶりの加瀬さんシリーズからお送りします。

1枚目。

地下鉄かな……あの車両は東急5000系の「青ガエル」特別ラッピング車両ですね。

右下の丸っこい車両が、復刻のモデルとなった初代5000系「青ガエル」です。最近まで渋谷駅前に置いてありましたから、ご存知の方も多いでしょう。



さて、東急東横線の車両が通る地下駅。

乗り入れ先の渋谷側(→東京メトロ副都心線直通)と横浜側(→みなとみらい線直通)、両方向にあります。

(あと途中の田園調布も)



どれかな……写真を拡大。

東京地下鉄=東京メトロ。



副都心線に決定です!



まずテキトーに東新宿駅へ赴き、

ここじゃないな。

そこから天井に特徴のある駅を探して。


では元の写真↓


探し出した写真↓

3年前はまだポスターが綺麗。


東京メトロ副都心線・明治神宮前(原宿)駅、一丁あがり。




さあ2枚目。

ほぼ壁のみ。



これはシールドトンネルだな。



まず思い浮かんだのは、大崎からお台場方面へ向かうりんかい線。

品川シーサイド駅あたりを見てみよう。

違った。


壁が曲面じゃなかった!



シールドトンネルの簡単な説明↓

このように断面が丸くなるのが特徴です。



〜〜〜昔の地下鉄は開削(かいさく)工法と言って、地上から掘り下げて壁や天井などの構造物をつくり、埋め戻す方法で建設していましたが(代表的なのが丸の内線や銀座線など地上から浅い地下鉄)、最近の地下鉄や高速道路のトンネルは深いところを通さざるを得ないので、ほぼシールド工法で建設されています〜〜〜



うんちくはここまでにして、素直に検索。

出た。



すかさず拡大。

うむ。

下北沢、疑いの余地はなさそうだが、、

未来へのレポートさんはおそらく完成直後に取材をされたのだろう。ホームの新しさが問題写真と微妙に違う。



もう少し最近の画像を探して。



では元の写真↓


探し出した画像↓

ホームに足された赤いラインもキッチリ。



小田急電鉄・下北沢駅の地下3階急行線ホーム、何のヒントも無さそうな写真を簡単に確保!



なお小田急の下北沢駅は2層構造になっており、急行線ホームの上・地下1階には緩行線(各駅停車)のホームがあります↓

こちらは開削工法で建設されたので、スクエアな造りになっていますね。


わかりやすい図↓

(鉄道ジャーナル2018年6月号「方向別複々線」より)



…最初からここまで全部トンネルの写真だな……しかも似たような角度の!




さあ外に出よう。

「ちょっと古いんだけど…」とのコメントとともに送られてきた3枚目。外の写真ありがとうございます。

確かに古そうな写真。

何の変哲もないどこかのローカル線の駅。



景色もよく見えないし、古いったって何年前なのか何十年前なのかも分からない。


これはまた難儀しそうだぞ……




と思ったのも束の間。



奥に見える、何やら消されている柱。

これは………


コレじゃないか??



以前にN会長から頂戴した写真でこの「JR日本最南端駅」西大山駅が登場して↓

この時は「超有名撮影地点の逆方向」というトリックにだいぶ苦労したけど、今回の写真の方向は、、、



では元の写真↓


見つけ出した中で最も雲が出ていた写真↓

これが限界。どうしたって開聞岳が見えちゃう!


よくぞあそこまで完璧に隠したな!


(…実際、やっとの思いで行った時にあの景色だったら、残念ですね……)



ともかくJR指宿枕崎線・西大山駅、神隠しのトリックを見破り2度目の確保!




お次は日下さんからの1枚。

珍しく車窓の写真。

タワマンと多くの線路。

小田急だ。



小田急+車両基地+タワマン=海老名一択。



出発。

さっそく2棟のタワマン発見。


瞬殺で仕留めにかかります↓

ヨシ。あっさり確………ん?


微妙にデザイン違くない?


問題写真↓

うん、なんか違う。



海老名ではないのか?と一瞬迷い、同じく大規模な車両基地のある相模大野をささっと見に行くもタワマンはなく。


………海老名駅の逆側はどうだ?

こっちにもタワマン2棟!


さすが小田急電鉄が今いちばん力を入れて再開発している街・海老名!!!ロマンスカーミュージアムもあります!


(なお建物の高さを判別する方法は、影)



では元の写真↓


せっかくだから側面展望動画で探し出します↓

小田急小田原線・海老名駅(神奈川県)、タワマンフェイントに引っ掛かりながらもほぼ一発確保!


やはり小田急も危険ですねえ。





さて今回ラストは、久しぶりのChieさんからの1枚。

一目見てヤバそうな写真……


おそらく新幹線と在来線が並走している、どこかの横向きの場所。



これだけでは途方もないぞ……と戦慄しかける中で一筋の光となるのが。

ホームがある!


そして柵に掛かっている「6」の札。

6両編成を表しているのか……?



・新幹線と在来線が並走していて、在来線に駅がある場所

・ホームは片方しか見えないけど、2面2線の対向式ホーム?=とにかく規模の大きい駅ではない


情報はこんな程度。



まずは最近日下さんから写真を頂いた、西那須野界隈。東北本線と東北新幹線がぴったり並走している区間。

違う……か。

ちょっと向こう側の住宅が見えないけど、問題写真より線路が多そうだな。


(問題↓)


そこから少し東京方面へ戻った、小山(おやま)付近にも並走区間はあったはず。

高架橋の脚に梁が入っているから違うか…チッ!



続いて、東北つながりで仙台付近。

惜しい!けど違うか……!

というか全体的に違いが分かりづらいな!




次なる候補は、一気に飛んで九州新幹線と鹿児島本線の並走区間。

久留米付近と熊本近辺にあったはず。一度通ったことがあるぞ!

高架橋が高い!残念!


熊本近辺のここはどうだ?


高架橋が二重!敷地も広い!残念!!




とりあえず第一弾の技は出し尽くした。




もう一度写真に戻って拡大。

この部品たち。

ここから電化方式(交流か直流か)を判別できないか?


先ほど調べた路線で確認。



まず仙台付近(交流電化)↓

ふむ。



栃木県区間(直流電化)↓

なるほど。





わかんないや。




さらに新幹線だと思い込んでいた高架橋も、

この架線を支える部品、なんかシンプルに見えるな……

新幹線ってもっとゴツい感じじゃなかったっけ?


(イメージ↓)

ほら!


……あの高架橋が新幹線じゃないとすると、いよいよ終わりだぞ……




不安ばかりが増大し、すっかり自信をなくしたところで一旦全面撤退。




(また夢にさんざん出てくる)




日を改めて。

とりあえずは、新幹線沿いに限定して捜索を続けることに決めます。駄目だったらその時はその時だ。


(夢に出てきた区間はことごとく外れ。夢の中では夢中で捜索してたけど起きた瞬間から違うだろうなって思ってた)



さて。

奥の集合住宅を拡大してジロジロ眺めたものの、

全国展開している不動産会社の看板しか見えず。

僕も今の家に引っ越す時お世話になりました。



真面目に出発。



今回捜索するのは北陸新幹線沿い。

我が地元・長野市近郊に差し掛かった時。

そうだ、篠ノ井から長野まで、新幹線と信越線が並走していたのをすっかり忘れてた!



このマップの中でいちばん規模がコンパクトな今井駅に接近。

違ったけど、高架橋の高さもいい感じ!



そこから長野駅方面へ進み、安茂里(あもり)駅付近をストリートビューで見た時。

あっ!!

この家、見たことあるぞ!!!



ようやく来た…!


すかさず完璧に仕留める画像を見つけようと付近を探したものの、

駅すぐの線路沿いにはスーパーが建っていて、写真が撮れそうな場所は見当たらない。(先ほどの住宅は緑色の屋根)

スーパーの中に窓があって、そこから撮ったのか…?それはさすがに見つけられないよな…



とにかくスーパー前の道をストリートビュー。

ん?



では元の写真↓


写真を撮った場所↓

この隙間だァ!!!


というわけで信越本線・安茂里駅付近、デリシア安茂里店の隙間から撮った風景、確保!!!



やりとり↓

えーと、、このとおりの顛末でございます。




クーッ、長野市の写真をこれだけ苦労したのは悔しい!!



精進します!



ちなみにデリシア、かつてはマツヤという名前のスーパーでして、小学生の頃近所のマツヤによく買い物に行ったものです。隣には綿半ホームエイドもありましたねえ。懐かしい。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



今回は以上です。



最後までお読みくださり、ありがとうございました。



おかげさまで着々と写真が届いておりますので、次回も楽しく取り組んでいけたらと思います。



ではまた!


こんにちは。



おかげさまで先日誕生日を迎えまして、43歳となりました。

メッセージやリアクションを下さった皆様、ありがとうございました。

今後もよろしくお願い致します。




それはさておき最近最大のトピックは何と言っても千葉ロッテ佐々木朗希投手による28年ぶりの完全試合達成ですよね。

久しぶりにスポーツ新聞を買いました。永久保存版。イチローの引退以来ですよ。


彼の出身地・陸前高田に縁のある者として、勝手ながらもの凄く嬉しいです。彼は球界の宝です!


バッテリーを組んだ松川君が高卒ホヤホヤルーキーの18歳だった事といい(2人合わせて38歳。希望しか見えない!)、いろいろ語りたい事は尽きないのですが、野球の話はブログに書くより人と喋ってるほうがはるかに楽しいですからね、、また野球好きの友人たちと飲みたいものです。



というわけで野球電鉄というブログタイトルの電鉄のほうに属する「どこ鉄」を、いつも通りやっていきましょう。




今回もお初の方から。

先日写真をくださったGAZEBO監督の映画『AIM』にて渋い父親を演じられた、俳優の藤崎卓也さんからの1枚です。とあるイベントの会場で頂きました。ありがとうございます!

ん、どこに鉄道が?と最初は目が点に。



藤崎さんに教えてもらってよく見ると、

ああ、ゆりかもめか。



「何でゆりかもめだと分かるの?」と言われましたが説明のしようがありません。



さあ捜索開始。

この場で解いて実力を見せつけてやろう!



しかし、

運河や橋の多い地域と、


かなりの遠景で距離感がうまく掴めない点から難儀。



いや、早い話が人前だと思いのほか力んで(舞い上がって)実力を発揮できず。この日はあえなく断念。



実際にその場で人の反応を聞くことができると、滅多にないから嬉しくて「早く解きたい」「驚かせたい」と自己顕示欲の塊な気持ちが芽を出し、舞い上がり急いだあげく捜査の網の目が雑になるというメンタルの弱さ。




うー悔しい!




日を改めて、いつも通りの環境でひとり捜索再開。

ゆりかもめである事は、ほぼ間違いないよな…。


手前に立体的な橋があって運河を渡っている。

運河とゆりかもめの間には、そこまで大きなビルなどはない。ビルがあるのはさらに後方。



全線じっくり探していく。落ち着いてやれば、わけはないはず。

立体的そうな橋を発見。

思ってたより運河とゆりかもめの距離が離れているけど、どうだ?


橋の上からストリートビュー。


問題写真の拡大↓


豊洲PITだ。間違いない。



ここで終わらせる事もできるんですが、私の執着心は特急。止まりません。




あの写真を撮った地点を突き止めたい。

というか似た画角の写真を探し出したい。


相当高いところから撮っている感じ。

左下に見えるビルよりも高いのは間違いない。


あの橋までの距離はどのくらいだろう…



橋からのストリートビュー。

あれだ。あの4棟のどれかだ。



では元の写真↓


探し出した写真↓

多少角度は違うかもだけど、だいたい間違いないだろう!



というわけで、ゆりかもめ新豊洲駅付近の遠景、確保。



現場で解けなかった無念さ巻き返したぞ!





続いては、コンクリート動画の仕事『透水宣言』ディレクターの奥川さんから「こんなん分かるの?」と1枚。

柱が超邪魔。



なんですかこの撮り方は!

レンズぶつかりますよ!



僕の答えは「まあ、何とかなると思います」



というわけで捜索開始。



まず、柱の右側。

ホームの△や○の表記。



これはJR西日本で確定です。



(根拠↓)



そして柱に古いレールが使われている。

=古くからある路線。



逆サイドも見てみます。

何やら施設があって、構造が駅に覆いかぶさっているような。夜だから構造物と空の違いが分かりづらいけど……。


少しの空きスペースを挟んで、線路が2本。



まずは歴史ある路線=大阪環状線が思い浮かんだ中で、西九条駅を見てみます。


大阪環状線は2面2線の対向式ホームの駅が多いんですが、この駅は分岐駅なので線路がたくさんあった気がする。大阪環状線ほとんど乗ったことないから何となくの記憶だけど。



西九条駅へ。

しかし線路がたくさんある側は高架で、覆いかぶさるような施設はなく。


配線略図大先生で他の駅も確認。

ホームに接していない線路がある福島・野田両駅を調べてみたものの該当せず。



問題写真へ戻ります。

しかし邪魔だな………自分のおでこを擦りつけてる様な気分になってくるぞ。



気分はさておき、

こうやって見ると左側に見える線路2本は、ともにホームに接してない線路だな……!


見えてない部分にもう一本の線路(ホームに接してる)があるとすると………

複々線区間か?



関西地区で、歴史ある路線で、複々線区間があると言えば東海道・山陽本線(JR西日本の呼称では京都線・神戸線)。



その中でも注目すべき区間は、

↑ここではなく、

ここ。新長田〜朝霧間。



1枚目の略図から兵庫駅までは、「方向別複々線」と言って同じホームで快速系統と各駅停車が乗り換えられる構造になっているんですが、

新長田駅からは「線路別複々線」と言って、それぞれ個別の上下線を持つ構造に変わります。



東京で言えば山手線と埼京線、中央線快速(オレンジ色)と中央総武各駅停車(黄色)などは並走しているけどホームは別ですね。そういうイメージです。



どこまで理解して頂けたかは分かりませんが、、とにかく快速線にホームのない駅が怪しいという推理



囲んだ範囲で該当しそうな駅を順番に見ていきます。

最初の新長田は、ちょうど方向別から線路別に切り替わるところの立体交差だったので無罪。


一駅ずつ進めていくと、

思いっきり駅に覆いかぶさる構造物。

舞子駅、怪しい。



駅の画像へ潜入。

あっ!柱の形!!



問題写真↓

これは来たぞ!!!



さあ、あとは左側の構造物を見つけて決定的証拠としてやろう!



しかしここから画像探しに難儀。

良い写真だけど、もう少し奥のほうの構造が見たい……!



前面展望動画も導入。


残念ながら窓のピラーで見えず。

ホームの看板も邪魔!というか問題写真に看板なんて映ってなかったな……この駅じゃないのか?



多少の不安も出てきたので、該当する区間の他の駅も一通りチェック。しかし例のレールを使った柱&構造が覆いかぶさる条件を満たす駅は舞子のみ。



何とか、あの看板の向こう側を見ることはできないか……???



側面展望動画」で検索。


素晴らしい動画が出てきたぞ!ありがとうございます!

上り列車というのもバッチリだ!


満を持して舞子駅停車のシーンへ。


逆側の窓でしたか。



私はこの、ホームと逆側の窓が見たかったのですが……まあそうですよね失礼しました!

(このあたり、ホーム側=海側の車窓はとても景色が良いのです。撮るなら海側というのは極めて自然な事)



さてどうしたものか。

どうにか、この階段だけでも見つけたいが……。



画像や動画をひたすら漁り続けて。

これだ。

ようやく「99.9%間違いない」と言えそうな画像が見つかった……看板との距離感が捜索当初の画像と違う感じもするけど、、、もうこれ以上は行けない!



では元の写真↓


やけっぱちで送りつけた写真↓

(さんぽこちゃんねるさんの動画より)



返信↓

こんな事言ってるけど内心は「0.01%外れてたらどうしよう」と思ってましたよ!


ともあれJR神戸線・舞子駅、柱のせいで時間が掛かったものの無事確保!!!



なお、最初のほうで載せた舞子駅付近のマップ。

覆いかぶさった構造物(道路)は何かというと、


こうなっているんですね。


ちょうど駅の真上に明石海峡大橋へと続く高速道路が通っていて、舞子駅は淡路島・四国方面へのバス乗換駅という役割も持っています。




駅の外の夜景↓

今回闘った夜景↓

ああ、なんて愉快な遊びをやっているんだろう!





さて今回ラストは、蒻崎さんからの1枚。

ドライブ・マイ・カー的な。



また来たよ、絶望的な途中の景色!


ただそこに敷かれているだけの線路には何の特徴もなし!



唯一最大の特徴と言えるのは、

奥に見える高速道路。



とは言え、これだけで辿り着くことは相当厳しい。



ならばと最初に検索したのは。

ガードレールに色がついてるのが珍しいから、地域を絞り込めるんじゃないか?



調べを進めると、あれは黒ではなくダークグレー系だと知り。

ふむふむ。

(ちょっとヤバい方向だな……)



結果分かったのは、

「国土交通省の景観ガイドラインにより全国的に白色以外のガードレールが増えている」という事実のみ。


ありがとうございました!!!



ほんと、こういう設置物の検索でうまくいったためしがない!踏切のゴムマットとか!!




覚悟を決めて真面目な捜索開始。

何となく、葉っぱが枯れてるから、、北のほうから始めよう。



北海道ではない気がするので、東北から開始。

たしかJRの花輪線が、東北自動車道と組んず解れつしていたはずだ!!

全線捜索、無事終了。


まあ仕方ない。



けっこうのどかな地域なのに、防音壁が上までスッポリあるのが気になるけど……電光掲示板や設備の感じからして、そこそこ前からある高速道路じゃないかな…?



東北から順に、そこそこ前からある高速道路と非電化ローカル線が交差する地点をつぶさに観察していきます。


(東北終了、関東に下りる)



関東平野で数少ない非電化路線・八高線はどうだ?

うむ、さすが関東平野だ。



ここで思い出したのが以前の道路写真↓

(出題:舞さん)

この空。


また小海線か……?



すかさず捜索、高速道路と交差する地点は、

山ちっちゃ。


ダメだ、全然当たる気がしない!!


今一度、気合いを入れ直すことにします。


全国版マックスマップル導入。


北海道は飛ばして東北地方から、改めて全ページで高速道路と非電化ローカル線の交差地点を全て洗い出す作業。

このページから順に全部見ていくぞ。


注目するのは、

紫色で書かれた高速道路のみ。そこそこ前からある高速道路限定。左側に出ているような赤いバイパス系の道路は無視。

これは賭け。



幸いにも、日本中の非電化単線路線がどこを走っているのかはほぼ全て頭に入っています。

なので紫色の高速道路さえ追っていけば、何とかなるはず。



さあ、行ってみよう。


良さげな交差を発見。


ここはどうだ?

うーむ、全然違う!

道路地図では詳細な起伏まで分からないな……。
(これには以後も苦労)



地形的にも(小さな丘陵が多い)気になった房総半島。

ちょっと森が近い気もするけど……!?

やっぱ駄目か!


……千葉県からいきなり島根県に飛ばれると、気持ちが追いつかないんですけど。



まだ房総半島で見たいところあるんだけどな…!

しかしここでページを飛ばすと、収支がつかなくなる。



我慢して中国地方(非電化単線の宝庫)も引き続き捜索。

ここはどうだ…?


線路が遠い!キーッ!!!


正直、ここに載せたのは捜索したなかでも特に出来のいいほうのやつです。


それ以外は本当に地味でどうしようもない徒労の繰り返し。



問題写真↓

どこだよここは……!なんにも写ってないぞ!!



たまらず途中で絵も導入。

ヨシ。



その後も根気よく捜索。

もう、どこだか忘れちゃったよ!



そしてマックスマップル89ページ「横須賀」90ページ「益田」の間で一旦挫折。


こんな方法で、本当に辿り着けるのかね……??



紫色の高速道路だけに絞っているけど、もし赤いバイパスや無料高速道路だったとしたら終わるぞ……



かといって135ページの鹿児島県南端までこの捜索を続けるのか……?




とにかく心の中の鉄を振り絞って捜索継続。

地図は岡山県南部へ。

このページの中で気になるのは、


山陽道と津山線の交差!



すかさず現地へ。

ああ、ここは違うな……。

(基本こんな事ばっかり)



このページで他に非電化路線はと、、、

吉備線が非電化単線だったな。

2ヶ所で交差してるから見てみよう。



マップで右側の地点に行った時。

ん……?


高速道路の角度はちょっと違うけど、向こう側の田んぼの感じ……?



こんな所で?急に?と心が騒ぎながらのストリートビュー。

来たァッ!!!!!!



ここで一瞬のうちに頭が回転し、ストリートビューをさらに先へ。

ハッハッハッ。


もうガードレールの事なんて忘れてると油断していただろう!!!!




では元の写真↓


ついに辿り着いた写真↓

完璧。



JR吉備線・吉備津〜備中高松間、国道180号線からの途中の景色、確保!!!!!




いやー厳しい問題だった!

苦労が報われてよかった……!!!




ごほうびに蒻崎さんから貴重な写真を頂きました。

この車両は381系(特急「やくも」)という国鉄時代からの車両で、いまの日本で唯一最後に残った、国鉄型特急車両を使った定期営業列車なのです。でこの色は国鉄色と言って最近復刻されたんですがマナーの悪い撮り(以下略)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



またしても大変長くなってしまいました。



それもこれも皆様からの写真が手ごたえあり過ぎのためです。本当にありがとうございます。



次回はサクッと解いてスッと書きたいと思います!



最後までお読みくださり、ありがとうございました。


ではまた!

こんにちは。



だいぶ暖かくなってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は年末から通い始めた歯医者がまだ終わらず(4本目の治療突入)、毎度イスが倒される瞬間に「これが美容院のシャンプーだったらどれだけ穏やかな事か」などと思っております。




ではいつも通りやっていきましょう。



まずは今回もお初の方から。

演出家でワークショップの講師としても活躍されている、たなりんこと田中圭介さんからの1枚です。10年ほど前に撮った写真とのこと。ありがとうございます!読んでくれていて嬉しい!

いかにも思い出らしい色合いの写真。森の中の非電化ローカル線。

見た瞬間頭に浮かんだのは、我が家の資料にあるJR九州の黄色いディーゼルカー。

しかし、よく見るとライト下の塗装が違う。



同じ黄色ベースでも、他の色のラインが入った塗装の鉄道か……

次の候補は、房総半島のいすみ鉄道。

うむ。ちゃんとライト下にラインが入っている。


いすみ鉄道を数駅捜索したところで、ふと手を止め。



もう一度写真をじーっと見て。

やっぱ違うな……というか黄色じゃないんじゃ?

セピア色っぽい画質に惑わされてるんじゃないか?


青森県の津軽鉄道はどうだろう。

こっちのほうが近そう。



もう一つ決定的だったのが、たなりんさんが「10年前だから、あまりに風景が変わってたらあれだと思ってググってみた」とご丁寧に確認して送ってくれた写真↓

残雪。


これは致命的です!

条件が揃ってしまいました!



では元の写真↓


たなりんさん確認の画像↓


ワタクシが見つけ出した画像↓

影の形まで瓜二つ。
同じストリートビューの画像を探し出したから当然。

津軽鉄道・芦野公園駅、10分ちょいで確保。


やりとり↓

素晴らしいリアクションをありがとうございます(笑)



なお、いくつか挙げた車両の画像を「どれも同じじゃないか」と思われる方もいらっしゃると思います。



ごもっとも。

なぜなら、上に挙げた3つの車両はすべて新潟鐵工(現新潟トランシス)という会社が製造したディーゼルカーだから。

北海道から九州まで、JRも私鉄も非電化ローカル線ほぼ全ての路線(会社)で、ここのディーゼルカーを導入していると言っても過言ではありません。すごい会社!



鉄道車輌メーカーについても、そのうちじっくり語り合いたいですねえ。そう思いますよねえ。





さて続いては、久しぶりのズミこと今泉恵美子さんからの1枚。

東武鉄道ですね。

元々東京メトロ日比谷線直通用に使われていた20000系を、最近になって支線用に改造・配置転換した20400系です。


(Wikipediaより)


いまは栃木や群馬あたりで走っているはずだけど、正確にはどこだろう?

へいへい。ありがとうございます。
日光線・鬼怒川線・宇都宮線ね。


さて写真へ戻って。

山が迫っているから、日光線・鬼怒川線あたりから調べてみるかな。(先頭車両のすぐ上に見える観光地っぽい看板は判読不能)


車両の手前にホームが見えるから…向こう側には見えないけど、2面2線の対向式ホームって事かな?

線路の上に跨線橋が見えるけど、駅の構造物ではなく単純に線路を越えるだけの歩道橋に見える。



おなじみ配線略図大先生にて捜索開始。

新栃木以北の、2面2線の駅を捜索、該当なし。


鬼怒川線も同じく。




あれー?




Wikipediaでは宇都宮線でも運用されていると書いてあったけど、

宇都宮線が走っているのは、このとおり平野部。日光・鬼怒川線のように山地が迫った区間はないはず。



何か見落としがあったのか?



改めて鬼怒川線から、マップで丹念に追っていきます。



終点の新藤原駅まであと少しという所で。

ん!


ここ、駅じゃない場所で、歩道橋が線路を越えてるぞ……!



では元の写真↓


見つけ出した写真↓

バッチリ。

東武鬼怒川線・鬼怒川公園〜新藤原間の景色、確保!



電車が映っていてホームらしきものが見えたから、駅だとばかり思っていた!



実際には、

複線区間でもなく、留置線だったんだな!

ホームに見えたのは乗務員専用の通路か!



なかなか細かいフェイントの入った、楽しい問題でした。





さあ続きまして、最近各地の写真を送ってくれる日下さんから「消せるものは全て消しました」との新着1枚。丁寧なお仕事ありがとうございます。

線路の幅が広い。標準軌。

奥のほうで線路が急カーブしている。



ホームの感じとか見慣れないし、関西私鉄かな。



遠慮なく写真を拡大。

オレンジ色の乗車位置表記。



関西でカーブといえばの京阪電鉄から始め、近鉄・阪急など関西の標準軌私鉄で会社を絞りながら検索。

ん!あの緑色のやつ、デザインが似てるぞ……。



ははん。



緑色なのは京都線だからであって、阪急の3大路線(京都線・宝塚線・神戸線)はそれぞれラインカラーがあるんじゃないか?



乗換路線図アプリで確認。

目論見どおり。



オレンジ色は宝塚線系統。



日下さんのご出身は宝塚のほう。



簡単にパズルのピースが揃ったら、略図大先生の出番。


その前に問題写真で確認すると、

2面2線の対向式ホーム構造。

跨線橋が水色と白の縞々。



捜索開始。


梅田側から服部天神→蛍池と進めて、蛍池駅の画像をのぞいた時。

ヘッヘッヘッ。



ここだな。



あとはもっとよく似た写真を見つけるのみ。



では元の写真↓


探し出した写真↓

跨線橋と茶色のビル、言い訳の余地なし。



阪急宝塚線・蛍池(ほたるがいけ)駅、

京王線乗車中に5分で確保。



冴えてるぞ!



この後ホクホクしながら座席でネットニュースを見ていたら、危うく乗り換え損ねる所でした。油断は禁物。





さて今回ラストは、おびーこと帯金ゆかりさんからの1枚。

出た、動画。



わずか8秒間、絶望的な途中の雪景色。



わかりやすいように、何枚かキャプチャしてみます。





一体何がわかりやすくなったと言うのでしょう。



映っているのは、山と道路と民家のみ。


1枚目の写真、道路が橋(川)を渡っているようにも見えますが。



国土の7割を山地が占める日本において、川が造った谷筋に道路・鉄道が通るのは全国共通の事象。要するに日本の原風景。




雪という特徴があるとは言え、さすがにこれは恐ろしい問題だと思い数日放置。


しかし上記の写真たちを解いている間に覚悟が生まれ、おびーさんに「今から向き合ってみます。今日中には解けないだろうから気長にお待ちください…」とメッセージを送って捜索開始。


まず思い浮かんだのは、関ヶ原あたりの風景。

以前に新幹線から撮った写真↓

東海道本線の中でも随一の豪雪地帯ですね。

冬場、大阪も名古屋も晴れている日でも、この辺りはだいたい雪が積もっているイメージです。



とりあえず現地へ。

動画のスピードから新幹線ではなく在来線であることは明白なので、東海道本線のあたりを。

うーむ。


電車から撮った途中の景色をどうやって当てたらいいんだろう。



とにかく鉄道・道路・川・山と並んでいる場所を探そうとしたものの、そんなものは何の特徴でもない。当てられる予感は皆無。




待てよ、帯金さんの出身は山梨県。

中央本線沿いにもこんな景色はありそうだよな……

とりあえずこっちから探してみようか……?



そんな事を考え、中央本線に目を向けた時に返ってきたメッセージ。

「こんなの、たかおす(僕)だったら2秒だと思うわ…うふふ」



2秒で解けるか!こんなの!



プリプリしながらも頭の中ではプロファイリング開始。


------------


「2秒で解ける」とは「簡単だよ」という意味が含まれている。


例えば、すごく遠くに出かけた時にこんな絶望景色を撮って送ったとしたら。


「楽しみにしてる」とか「お手並拝見」とか……そうじゃなくてもとにかく「2秒」とは言わないんじゃないか。


自分のテリトリーに近い場所で撮った写真だから、つい「2秒(=簡単に解かれるかも)」という気持ちが働いたんじゃないか。


------------


よし、中央本線に照準を定めよう。

一旦ざっくり捜索終了。難しいものは難しい。



だが私は本気。

久しぶりにを導入することにします。

肝になるのはキャプチャ1枚目の道路。

おそらく橋があって川とクロスして、線路側にきている。


4枚目になると、

民家が密集していて道路はその向こうに遠ざかっている。


↓↓↓

こんな感じじゃないか?


国道と仮定したのは、こういう谷筋では川・鉄道・国道が3点セットになっている事が多いから。別に県道でもいいんだけど。



さらに絵を逆さまにします。


その理由は先ほどのマップ。

中央本線の高尾〜甲府間では、ほぼ全線にわたって北側に中央自動車道が通っている。


しかし問題動画では、どこにも高速道路らしきものは見当たらない。


すなわち、中央自動車道は背後にある=北側から南側を撮った画角という事になる。



地図と比べるには北が上のほうが見やすいから、

こういう事になる。



改めて鬼のように捜索開始。



そして。

非常に絵とよく似た場所があったぞ……!!!



国道20号のストリートビュー。

この民家。


これじゃないか?↓


さらに進んだ場所では↓


空き地と2つの建物。

間違いない。



では元の動画↓


この動画の地点↓


JR中央本線・笹子〜初狩間の景色、30分未満で確保!!!



やりとり↓

ありがとうございます。この瞬間の為だけにやってます。


いやー我ながら良い推理だった!ビールがうまい!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



最近とある友人(○シケンさん)に、遠出したときのつぶやきに僕からの「いいね」がつくと、監視されている気分になる・もうこの地域の写真はダメだという気持ちになると言われました。



申し訳ない!


そんなつもりは全然ないんだけど!



確かに今回も言動を思いっきり掘り下げて推理しちゃったけど!



写真を送ってくださる皆様にも、いろいろなドラマがあった上で写真を送ってくれているんだなと思うと、ありがたい事この上ないです。



どうか全然お気軽に……と言っても、瞬殺されたい方はいないでしょうから、僕のほうからは何とも言えませんね、、今後も襟を正して皆様からのありがたい写真をお待ちしております!



ではまた!