こんにちは。
先日、久しぶりに演劇を観てきました。今年に入って初めてのことです。
去年「闇将軍シリーズ」に出演させてもらったJACROWの新作。
出世をテーマにした「笑えない喜劇」。
会社を描かせたら天下一品のJACROW(そして脚本・演出のノブさん)、激しく心に突き刺さる作品でした。
やっぱ目の前で、いい本いい俳優たちの演技を観るって最高ですね。本当に面白かったです。
終演後に挨拶もできないのは寂しいけど…!
さて今回は、そのJACROWに出演していたアシケンさんからの1枚です。
コンクリート・土手・駅・駐輪場。以上。
殺PUU(略)
とはいえ、電化されている1面2線の島式ホームという事だけは判別できます。
まずこれらの要素で真っ先に思いついたのが、JR武蔵野線の東川口駅。
違ったか!
そして中央線の日野。
鬱蒼。大違い。
ここであっと気づき、本命だと思った横浜線の菊名駅。
クゥー、全然高さが足りない!
架線柱はいい感じに見えるけど……
さて。
僕の知っている土手の駅はここまでだ。
流れで武蔵野線・中央線・横浜線を全線捜索し、完全無罪である事をも確認。
改めて、どうやって行けばいいのでしょう……(早くも動揺の兆し)。
まず、あの土手のような構造のことを「築堤(ちくてい)」と言うので、これを軸に検索開始。
この語句の組み合わせは間違いだった!
高輪ゲラウェイ駅周辺の再開発をしている最中に出土した、明治時代の築堤の跡がズラリ。
「陸蒸気」の絵、誰しも一度は見たことがあると思います。
まさにこの時代の築堤が発掘されたという事で(当時の新橋〜品川あたりはほぼ海でした)、文化財として保護することも決まりました。
ただ、どこ鉄には全く関係ありません。一刻も早くこの喧騒の場から去りたい気持ちが高まります。
さて、、築堤・コンクリート・島式ホーム・擁壁など様々な言葉を入れ替えて検索し、これはと思った駅や路線を当たるという毎度の作業。
もちろん羅針盤は
配線略図大先生。島式ホームを探すのに大活躍でございます。いつもありがとうございます大先生!
東北本線の塩釜駅で盛り上がり(から騒ぎ)、勢いで仙台近辺の都市型路線・仙山線と仙石線を全線捜索。無事終了。
うーむ……なんか調べを進めるほど、分からなくなってくるぞ……?
元の写真に戻ります。
架線柱を見ても、直流か交流かの判別はつかず。
そこで目を付けたのが。

この、緑と黄色の箱。
調べると「鉄道電話」あるいは「沿線電話」というものだと。
ここから絞っていけるか…?
調べを進めると、どうもあの色はJRによくあるパターンとのこと。
ただ黄色い線が二重だったり、「電話」の文字がこの上のやつのように黒かったりで、元の写真のような「緑に黄色のラインが真ん中で切れて、白色の文字」が見つかりません。
うぅ、スマホケースじゃなくてその配色の本物を探してるんだがな……!!
とりあえずJRっぽいかもという要素だけを持ち帰り、別な捜索に移ります(京成にも似たようなのがあったので若干の後ろ髪引かれ隊)。
次に目をつけたのはこちら。
なんとなく、青緑系の色が透けて見える気がする…。
JRで青緑系のラインカラーの路線といえば、埼京線、あるいは常磐線か?
すぐさま全線捜索。
常磐線のラインカラーが青緑じゃなくなる東北地方まで足を伸ばし、さらに戻って関連路線の成田線(やはり青緑系)まで回り、ついでに京成を捜索しながら戻るも壮大なSUKAの旅。
うーむ!!
全く手応えが掴めない!!!
この写真と一緒にくれたのが
伊勢のほうの写真だったからな、別の駅とは言っていたけど一応あたってみよう!
関西本線、そして東海道本線、コンプリート。
エンプティ。
〜〜〜
ここまで、ブログなので一応順序だてて書いておりますが、実際の捜索はメチャクチャです。あっちの要素を当たってダメ、すぐこっちの要素を当たってダメ。今日は諦め。そんな日々。夢にまでコンクリートの築堤が出てくる日々。
ずっと気になっているのが、ホームの
背景に何も見えないことと、
ホームの端まで屋根があること。
都市部だと必ずビルが入るし、地方に行くと端まで屋根がない。これが相当なジレンマ。
「こんな駅、どこにあるの…?」
まったく兆しが見えない中で、原始的ともいえる疑問が頭をよぎった事もありました。
気合を入れ直し、青緑のラインカラーは捨てて捜索した横須賀線・総武本線で高鳴る瞬間がありましたが(衣笠駅)、

うーむ!駐輪場もあるけど!てか駅前だから駐輪場あって当たり前か!(当然の事実にやっと気づく)
こちらはさらに(都賀駅)↓

あっ!!
だんだん下ってるぞ!!
あそこまで行って振り返ったら……!
背景に何もないことを思い詰めるあまり「海の見える駅」や「見晴らしの良い駅」を探した日々もありました。
綺麗でした。
うぅ、、、
畜生!あんな駅、一体どこにあるってんだ!!誰か教えてくr
〜〜〜〜後半へ続く〜〜〜〜〜
気分転換に、別の写真にいきましょう。
まずは高校時代の同級生、綾香さんからの1枚。
SNSというのは懐かしい友人と繋がることができるのがいいですね。お子さんと一緒に楽しんでくれているようです。嬉しい。

ああ、なんと穏やかな写真でしょう。
南武線ですね。
車庫のような線路と、背後には高架橋。
南武線の車庫は、武蔵中原。
JR南武線・武蔵中原〜武蔵新城間の、鎌倉車両センター中原支所、5分ほどで確保。
最近のJRの車両基地というのは統廃合(管理体制の効率化?)がすごくて、全然離れたところの地名が頭についてる事が多くて驚きます。
平成の大合併による「こんなところまで○○市??」みたいな感じですね。
もう1枚。

はい、東横線の武蔵小杉〜元住吉ですね。
ここは目黒線との複々線区間で、元住吉に車庫があるため、内側の線路がいったん地平に降りる構造になっているのですぐ分かります。
元の写真の見晴らしの良いアングルは見つからなかったけど↓
東急東横線(目黒線)・武蔵小杉駅、画像を探す時間だけで確保。
こちらも行きましょう、中山有子さんからの2枚(同一駅)。

はい。東急の自由が丘です。
これはもう「見りゃ分かるから」としか言いようがないです↓
小さい頃から乗ってる路線だし。
あえて言うなら、1枚目の高架上に東京メトロ7000系が映っているので(ちょうどストリートビューにも映ってますね)、あの車両が乗り入れる私鉄(東武・西武・東急)のなかで立体交差の駅といえば、、、という事になるんですが、
要するに東急も危険です。匂いでわかります。以上。
さあ、だいぶ気分がオラついてきたぞ!
あの写真に戻ろう!
うーむ。
オラついた気分も一気に冷え込むような灰色。
JRっぽいけど確証もない、
交流か直流かも分からない、
背後が開けてるのに屋根が端っこまである土手の上の駅……
久しぶりに「西日本や九州だったら終わるぞ…」という恐怖を持ちつつ、もう一度、駅名標に絞ってみます。

調べてみると、JR西日本は左の「てんのうじ」のようにラインカラーが縦にまっすぐ入っているので、元の写真のような滲み方にはならないだろうと↓

しかし九州、四国はうまく出て来ず……もういいや、東日本に固執しよう!その時はその時だ!!
以前の捜索に加え房総各線、私鉄まで伸ばして東武野田線(駅名標が青系)、海が見えて起伏が激しい(築堤もありそう)伊豆急なども当たってみるも、一向に気配はなく。
JACROWの公演を観に行く前に当てるという目標も叶わず。どっちみち終演後の面会はないので大した問題ではありませんが。
観劇の翌日、もはや風前の灯といった表情で乗換路線図のアプリを彷徨っていた時。
(このアプリはラインカラーやコーポレートカラーを限りなく忠実に表現している素晴らしいアプリです)

おや、阿武隈急行も青緑色で書かれているんだな…
ん、あぶ急……⁉︎
そういえば!
あぶQは地元の方以外に馴染みのない鉄道だと思いますが、とにかく元国鉄という出自を持った路線なのです。
という事は、あの電話も設置されている可能性もある…
設備が似ていた横浜線や横須賀線との共通点もありそう…!
とりあえず見て見よう。
さしもの略図先生も無かったので、仙台に近い槻木(つきのき)駅から福島方面へ航空写真で順々に見て行って。
山間部を飛ばして、もう福島盆地に入り終着駅に近づいてきた…ここもダメか……と思ったその時。

この駅……土手の上にあって、屋根も長めで、いい感じのこところに駐輪場が見えるぞ……?
もしや!まさか!
では、元の写真↓
ついに辿り着いた写真↓

やったー!!!
(嬉しすぎて喜び方が普通)
阿武隈急行・保原(ほばら)駅、絶望的な灰色の旅路のすえに確保!!!!!
もう電話とか駅名標とかどうでも良くなるくらい、会心の当たりです。
いやー、厳しい問題だった!!
それにしても何故こんなところに…?という疑問が湧きますが、また今度きいてみることにします。
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今回は以上です。
捜索方法が混迷をきわめたので、整理して書くのにも苦労しました。(これでも整理してあります)
途中オラついてしまいましたが、どうぞご容赦くださいませ。
というか、瞬殺する写真にこそ僕の能力が発揮されているはずなんですが、書いてもすぐ終わるし
「へー、すごいね(よそ見)」
くらいにしか思われなそうで、なかなか難しいものです。
読者の皆様も、僕がドヤ顔をしているよりは、なかなか解けずに参っているほうが面白いでしょうし。
ま、今後も両方出てくると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
おかげさまで、まだ解いていない写真もたまりつつあります。
どれから行ってみようかな…(ニコニコ)
ではまた!