どこ鉄 〜最後は同じ目線で | 菅野貴夫の野球電鉄

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



GWの影響か、おかげさまで皆様から着々と写真が届いております。ありがとうございます。



……このままでは写真フォルダと脳みそが、ドラえもんの「バイバイン」における栗まんじゅうのようになってしまう、そんな適当な不安を感じながら、冗談でなく就寝時にどこ鉄を解く(&記事を書く)夢を見たりしています。なぜか夢オリジナルバージョンの写真。すっごい頭使ったはずなのに何も残ってなくて損した気分!!




あと僕は、大人数で押し掛けたり酔っ払ってギャーギャー騒いだりせず節操を持って行動していれば、GWだろうがKJS中だろうが、どこに出掛けたっていいじゃないかと思っています。




マ、僕は予定も相手も無いのでずっと家と近所をウロウロしていましたがね!

もともと普段から人を誘ったりするタイプではないので、全然大丈夫ですよ。




ささ、唯一の話し相手である写真と向き合っていきましょう。



まずはヒザイさんからの1枚。ようこそ我が家へ。

画角の限定感もさることながら、画質……

なんか微妙に、霞んでる?目をこすりたくなる質感。



ともかく、右側にタキが停まっていますね。




↑こちらです。(Wikipediaより)


そして写真では線路が何本もあって、旅客ホームの向こうには空き地が広がっています。

いちばん奥に見えるのは、乗務員の詰所かな…。

拠点的な駅ということでしょう。



まず、タキの寝床である根岸駅をチラ見してから、最近の問題でただっ広い構内を持っていた新川崎を見るも、どちらも人違い。



ちなみに根岸駅の航空写真↓

緑色のは全部タキです。すごいですね。



他にも貨物の扱いがありそうな駅をいくつか見ましたが、手応えなし。


あんな空き地、そうそう無いんだよな……

探した駅はことごとく、線路がギッシリ敷かれていました。


ホームも1本しか見えないのは、どういう事だろう…?



あっ、駅の真ん中の空き地といえば!と思いついた福島駅は、

みごとに全部駐車場。



改めて、タキの走ってそうな路線をイメージしよう。


……やっぱり中央本線かな……

かなり前の問題で、根岸駅〜長野県の篠ノ井駅で運用される本数が多いと学んだ記憶があります。

走行経路を大雑把に推測すると、根岸線〜東海道・武蔵野貨物線〜中央本線〜篠ノ井線だろう。



よし、まずは中央本線だ!!



そして。




元の写真↓


探し出した写真↓

バッチリ。



中央本線・八王子駅、京王プラザホテルの窓から確保。



八王子駅と分かった瞬間に、このアングルが撮れそうな近くの高い建物を物色、「ここから撮ったんだろう」と思った場所まで合致。僕ひょっとして探偵の素質ありますね?????







お次も時間堂時代の後輩、直江さんから「やはりプロならこのくらい5分で解けてしまうんでしょうか」と1枚。

なるほど。



これは西武多摩川線ですね。



・線路、枕木、柵、架線柱などの構造物がしっかりしている=大手私鉄路線

・なのに単線

・架線柱の上に送電線も併架されている

(・直江さんのお住まいが近いはず)


以上が、そう思った理由です。



上の送電線というのは↓

これの事です。鉄塔並みの高さがありますね。


鉄道マニアでなくとも、架線柱のトンネルのような画が撮れるので知っている方も多いと思います。

(こちらもWikipediaより)


こういう、中心一点に集まるのを、絵画とか写真の用語で何かありますよね、思い出せない!




さて、というわけで距離の短い多摩川線を捜索開始。

↑↑拡大写真から、線路は奥で右にカーブしているのが分かります。



そして。

このカーブだな。




では、

買い物に行こうとした時に届いた元の写真↓


玄関で見つけた写真↓

踏切真上のストリートビューは無かったけど、左側の黒い家が一致。



西武多摩川・多磨〜白糸台間の踏切、3分で確保。期待どおりのスピードを見せられてよかった。



上で挙げたもの以外にも重要な要素があって、それは僕がこのあたりを非常によく散歩しているという事です。



今度から、バッタリ会った時に言い訳をしなくて済むような格好で出かけよう。






今回ラストは、おなじみアシケンさんからの1枚。

おっ、写真がキレイ。


最近なにやらJACROW写真部というものを立ち上げたそうですので、良いカメラで撮ってくれたのでしょうね。解像度が高いのはありがたい。



さて、非電化の線路で広い構内。

黄色い鉄骨の、古くて長い跨線橋が目立ちますね。

これは東京ではないな…。



注目したのがこちら。

奥に、電化された線路が見えます。右のほうに大きくカーブしている…。


架線柱やホームの感じを見るに、どうもJRっぽくない。おそらく大手の私鉄だろう。




大手私鉄と、非電化ローカル線が一緒にある駅…

ますます、首都圏ではないな!



首都圏で大手私鉄と非電化ローカル線が一緒になるのは、東武東上線と八高線の乗換駅である越生(おごせ)、小川町、寄居のみ。この3駅には、こんなに大きな構内はありません。このあたりは何度か大回り乗車で行っているので分かります。




もうひとつ。

このホーム、普通に考えると写真奥から手前へ列車が入ってくるはずなのに、逆方向に出発できる信号がついている。



やはりこの駅で折り返しとなる列車もあるような、重要な拠点駅だ。




この時点で狙いを絞るのは、大手私鉄・名鉄と近鉄が走る中京・東海地区。


このあたりはJRの非電化路線も多いから、どこかの大きな駅で連絡してるんだろう!




まず名鉄(大手私鉄)と高山本線(非電化)が接続する新鵜沼(前にも出ました)や、付近の該当しそうな駅を見て手掛かりなし。




次は近鉄。



名古屋から伊勢方面まで、JRの関西本線と並走しています。

ただ並走区間のなかで名古屋〜亀山まではJRも電化されているので、もう少し末端のほうだな……伊勢……あ、わかった!



広い構内、長い跨線橋、その先のカーブ。




揃った。




よーし、Googleマップからベストな証拠写真を探すぞ!



クーッ!!



文句は言えない。文句は言えない……よくもまあ同じような写s(略)




別な方法で探します。




では、元の写真(一部拡大)↓


探し出した写真↓

(B767-281さんのブログより)




ウム!




近鉄山田線&JR参宮線・伊勢市駅(三重県)、うやうやしく確保!!!




伊勢とは思いがけない場所でしたが、我ながら良い推理ができたと思います。





写真を解いた褒美に赤福をもらおう!そして僕からは栗まんじゅうをあげよう!!!



〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。




まだまだ、手応えのある写真が列をなしているので、次回もがんばりたいと思います。



ではまた!