こんにちは。
個人的な話ですが、18〜19年ほど勤務しているコンビニ夜勤をいよいよこの夏に辞めると決めまして。
「これだけ続けてきて今しかないと自分で決めたんだから、これでいいのだ」という前向きな気持ちと「ホントに他の仕事でやっていけるのかな」という不安が日々さざ波のように押し寄せてきます。
何年か前、人生数度目の路頭に迷った時に買った禅の本にも「手放してこそ大切なものが手に入る」とありましたし、まあそういう事なんだろうと。
さあそんなわけで、今後どんな仕事をやることになろうと死守して手放さないコチラをやっていきましょう。
まずは加瀬さんからの1枚。
夜の都市部。
高架の駅前にタワマン。
向こうに見えるガラス張り(ペデストリアンデッキ?)に駅の構造が映り込んでいるけど、拡大してもよく分からない。
鉄道要素も写っているものは最低限で、ここから追えるセンはまるで無し。
仕方なく「常磐線 駅前 タワマン」で検索。
常磐線を入れたのは、別に常磐線に絞っているわけではなく(加瀬さんがそっち方面の駅が多いのもあるけど)物件情報寄りの検索結果を避けるため。見たいのはあくまで外観。
↑南千住のタワマンがルックス的にも(茶色いラインが縦に2本)高架駅としても引っかかったものの、残念ながら人違い。
タワマンなんて無縁だから、そんなマジマジと眺めたことないもんな……と貧乏人のダウナーな思いが漏れ出てきますが、ここは愚直に南千住のタワマンから類似画像検索。
お!こっちのほうが近いな。
市川か。降りたことないから駅前もピンと来なかったわけだ。
では元の写真↓
探し出した画像↓
駅前のデッキ、線路との間にある屋根と階段、そしてタワマン。
JR総武線・市川駅(千葉県)、5分ちょいで確保。
自分で言うのも何ですが完全に仕事レベルの捜索クオリティです。誰かお金になる仕事をください!もしくはダイレクトにお金をください!!
えー只今、一部情緒が乱れる場面がありました。
大変失礼致しました。
さあ続きまして、鉄はる君こと大野遙さんからの1枚。写真とともにメッセージが。
「妻から送られてきました。悪の画角の一味だったようです。」
↓↓↓
なるほど。
以前、写真に登場してくださった奥様。完全にアチラ側の一味だったのですね。
本家ひろえさんの悪の画角↓
線路の角度すらも酷似。
また手ごわい勢力が台頭してきたな!
さて。
新京成か京成だろう。
(理由は線路幅と、鉄はる君のテリトリーが千葉方面であること、そして何となく線路やホームの雰囲気)
駅の構造が2面2線の対向式ホームであることを確認し、もう一つの要素に注目。
ホームの奥にあるのは踏切?
だいぶ幅が細いようにも見えるけど……?
黄色と黒の遮断棒が立っているから、踏切と考えておかしくないだろう。
さあ配線略図大先生をお招きし、捜索開始。
2面2線で駅前に踏切のある駅を探していきます。
↓
ホームすぐに踏切。
それに左側の建物の窓が、こちらは2つ並んでいそう。習志野駅はひとつだけ。
ホームの縦面についている黄色いレール(おそらく上るための足かけ)も一致してるんだけどな…!
新京成電鉄全線捜索、敗北。
次は京成だ!
2面2線の駅が多い!
船橋・津田沼あたりから見ていこう。
船橋市にある海神(かいじん)駅。
惜しい!しかしホーム下の構造が違う!
捜索を進めるうち「構内踏切(駅の中にある、ホーム間を移動するための踏切)では?」という考えが浮かびます。
検索。
地方や郊外のローカル線はともかく、都内の大手私鉄ともなれば安全性の面からもどんどん姿を消している構内踏切ですが、京成電鉄にはまだ残っているんですね。
出てきた目ぼしい駅を捜索→当たりなし。
とにかく略図大先生を頼りにひたすら2面2線の駅を捜索継続。
徐々に捜索範囲を広めますが、京成も郊外まで来ると構内踏切はもちろんホームすぐの踏切も無くなってきます。
京成本線・千葉線・押上線。
京成電鉄の全ての路線を捜索し終え……あっ!
また金町線を忘れるところだった!
途中の柴又駅が2面2線。
柴又。
観光地。
…これは来たかな…!?
いざ現地へ!
クーッ!違った!!
構内踏切も「A」の停止位置目標もいい感じだけど!
これにて正式に京成電鉄全線捜索無事完了。
うーむ。
……というか、あの壁と窓2つと細い踏切しか判断要素がないぞ!
なんなんだこの写真は!
ブツクサ言いながらも、やはり京成か新京成としか考えられない。というかますます新京成っぽい。なのに何故見つからないんだろう。
もう一度、両路線の目ぼしい駅を捜索しながら、フラフラと新京成電鉄の新津田沼駅に辿り着きます。
ここは商業ビル街のど真ん中に立地していて、踏切がないからよく見てなかったんだよな……。
とにかく駅の画像へ。
あーーーーーっ!!!!
あの窓!そして細い踏切!!!
しかもこの画像、以前加瀬さんからの写真(京成)を捜索した時にも見たんだよな…その時はこの駅じゃなかったけど!
今回はキミが出てきてくれて助かったよ!
というわけで元の写真↓
ようやく辿り着いた写真↓
新京成電鉄・新津田沼駅、巡り巡ってどうにか確保!
あの踏切は旅客用ではなく、乗務員さんや駅員さんが使う踏切なのでしょう。
ヒントだと思っていたものが逆に足枷になるとは!
……それにしても夫婦そろって僕を苦しめやがって……ちくしょう!なんだか楽しいぞ!今後ともよろしくお願いします!!!
さて今回ラストはムーチョ先輩からの1枚。
ああ良い景色だ。天気もよくて、あんな写真をさんざん眺めた後だと余計に気分も晴れ晴れしますね!
どこだろう。
線路はおそらくJRの幹線クラスの複線(たぶん直流区間)、それ以外の情報は見当たらない途中の景色。
あまりに茫洋としているため、どうしたものか…と捜索に出るのを躊躇しているとパイセンから「いいヒントを入れたと思ったんだけどな」とメッセージ。
いいヒント?
写真をくまなく眺めまわして。
……………あの山のことかな???
森の背後に見える、山頂がギザギザした山。右側に向かって裾野がなだらかに広がっているのが見て取れます。
……八ヶ岳(やつがたけ)か?
元長野県民は「裾野が広い山」というとまず浅間山と八ヶ岳が思い浮かびますが、浅間山は山頂の形が違います(富士山に少し似た円錐形で西側の角が崩れている)。県民みんな知っています。知らんけど。
そしてあの山が長野県の山だとは誰も言ってないけど。
とにかく八ヶ岳の見えるところへ。
…………。
ワカラナイヤ。
と過去の自分が泣きながら叫んでいますが、とにかく八ヶ岳が見える場所を捜索開始、その前に確認。
↓
ここは八ヶ岳が左側に見える地点。
そして線路と並走した道路、手前にT字路があって奥はS字カーブを描いている。
長野県側を捜索。
JR幹線・中央本線沿いの区間だろうと目星をつけたものの、該当する地点は見つからず。
(「赤岳」が八ヶ岳の最高峰)
うーむ、八ヶ岳ではないのか?
基本に戻って検索。
うう、、自称地理オタクが非常に頭の悪い検索語句を使ったのは恥ずかしくて載せたくないけど仕方がない!
さて目を惹いたのは赤城山。
確かに裾野が広くて山頂もギザギザしているな!
このあたりのJR幹線・上越線沿いを捜索してみよう。
事前に眺めの良い地点を探して確認。
うーん。
↓
ちょっと違うか……?
山は見る角度によって全然変わるしな……とりあえず探してみよう。
結果は不安どおりの撃沈。
一旦撤退。
他の山を探すか、やはり八ヶ岳にもう少しこだわってみるか…などとフワフワ考えながら、我が家の冊子で久しぶりにスイッチバック区間の記事を読んでいた時。
捜索とは関係ないんですがね。たまには別の鉄分補給をしないといけませんから。
もう何度も読んだ記事を辿っていくと。
中央本線が出てきたな…長坂…以前に苦しんだ駅だ…
(皆様のおかげで、行ったこともないのに思い出に残る駅が増えています。本当にありがとうございます)
ここでふと思ったのが。
中央本線の、こっち側から見たらどうだろう?
八ヶ岳は南北に長い山なので、最初の捜索では縦方向の稜線(山頂から左下へ向かう点線のあたり)ばかり追っていたけど、、横方向(右へ向かう点線側)の稜線もなだらかな感じではないか?
ただこの区間の中央本線から見ると、八ヶ岳は正面からやや右方向。
丸で囲んだあたりで、八ヶ岳が左側に見えそうな地点はあるのか……?
ん!
まさに長坂駅のあたりで、線路が右にカーブしている……!
現地へ急拡大。
あっ!駅の向こうの道路にT字路と軽いS字カーブ!
ここだな!!!
では元の写真↓
探し出した写真↓
奥の駐車場の端っこから撮ったんだろう!
線路の向こうに見えた道路も↓
仕留めておきます↓
というわけでJR中央本線・長坂駅付近の土手からの景色、確保!!!
静岡駅を過ぎて、安倍川を渡ってからのわずか十数秒間。
通称「左富士」とも言われるこの区間、僕も何度か写真を撮ろうと挑戦しておりますが、
毎度この体たらく。
それにしてもこの「左八ヶ岳」を解けたのは嬉しいですね。つい悦に入ってしまいますね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は以上です。
おかげさまで手ごわい写真がたくさん届いておりますので、次回も頑張っていきたいと思います。
絶望的な写真(まだ解けてない)に導入した絵↓
こんにちは。
参加していた「ワレワレのモロモロ 小金井編」10日間のワークショップが無事に終わりました。
思っていたより10倍以上大変な日々でしたが、それ以上にかけがえのない経験ができた日々でもありました。
岩井さんをはじめ関係者の皆さま、本当にお世話になりました!
僕が出たのは廣川チームの作品。
廣川さんの書いた作品のテーマも、演劇的ライブ感を存分に出した撮り方も、どうやったら観た人に伝えられるようになるかが本当に繊細で難しくて。廣川さんを軸にみんなで話し合い試行錯誤しました。それぞれが作品のためにできることを最大限に発揮してカバーし合って、このメンバーだったからギリギリの時間のなかで何とか撮りきれたと思います。ありがとうございました!
6/26(日)14:00より、3作品の上映会があります。よろしければ。
そして6月のJACROW「鶏口牛後」の稽古も始まりました。
こちらも熟練のメンバー揃いで楽しみです。
舞台の告知はまた別の記事でさせていただくとして、今回も楽しい鉄道写真たちに向き合っていきましょう。
まずは、お久しぶりのみありさんから。旅行に行った時の1枚とのこと。
ほほう。
単線の電化路線。
奥のほう、駅の島式ホームにかかる屋根の風情、そして架線柱の形。
おそらく電化ローカル私鉄だろう。
左側の、ガソリンスタンドみたいな大屋根に山積みされた段ボールも気になるな…。
何となく、群馬県の上毛電気鉄道が思い浮かびます。
以前の捜索で、途中駅(すれ違いが可能な)に島式ホームが多い印象があったのと、空と山の感じ。
捜索開始。
北関東への執着心は止まらず、秩父鉄道へ。こちらは大先生のデータがあるので参照。
しかし想定したような配線の駅はなし。
↓
まず線路がY字に分岐して、その後左側でもう一つ分岐している。
Y字の間に島式ホームがあって、左端の線路にもホームがありそうだけど、断定はできない…。
絵↓
こんな感じか。
そこそこ住宅地のなかにあるんだよな。
正直北関東のどこかだろうと思っていたので、この結果に若干動揺します。
落ち着いて考えよう。
みありさんは「旅行」に行った時の写真だと言っている。
旅行先・電化されたローカル私鉄。
次に向かったのは島根県・一畑電車。
言わずと知れた出雲大社へアクセスできる唯一の鉄道です。
大先生で確認。
あっ!出雲大社前駅の構造!!!
↓
行き止まり駅とは言え、分岐の仕方は完全に一致!
足音勇ましく現地へ。
↓
伊豆箱根鉄道 岳南電車 遠州鉄道 福島交通 アルピコ交通 上田電鉄 えちぜん鉄道 北陸鉄道 南海加太線 南海多奈川線 水間鉄道 魔の富山地方鉄道 伊予鉄道 富士急行 弘南鉄道 神戸電鉄
もはや観光地がどこだとか考えている余裕は無し!
「ここじゃないだろう」と思う路線も、一向に当たりが出ないもんだからズルズルと捜索せざるを得ない展開。
「魔の」と形容した2つの鉄道は、ローカル私鉄のなかでは大規模なのに配線図が存在しないからです。今回とうとう2鉄道とも全線を直接探すはめになりました。。
うーむ、、正直ここまで苦労する問題だと思ってなかったんだけどな!
(ひとまず撤退。他の問題に手を付ける)
さてどうしようか。
まだ見ていないローカル私鉄も、いくつか残っている。
万が一大手私鉄のローカル区間とかになってくると、半分までお手が上がっている状況。
と言いながら大手私鉄の南海電鉄には手を出しちゃってるし。架線柱が立派だって自分で言ってるのに。
先へ進むか、来た道を戻るべきか。
……やっぱり、北関東っぽさが頭から離れないんだよな……
改めて、配線図のない上毛電気鉄道と上信電鉄を徹底的に捜索。
そして。
ん!?
この駅、島式ホームで、駅前にでっかい屋根がある……
上州富岡。
富岡製糸場。
世界遺産。
……クーッ、なぜ最初の捜索でここをスルーしたのか!!!
では元の写真↓
ようやく見つけた写真↓
上信電鉄・上州富岡駅、全国を巡り巡った末に痛恨の確保!!!
今まででも屈指の初動捜査ミス!!!
悔しいです!!!
なお山積みされた段ボールとか言っていましたが、
デザインされた駐輪場の柱でした。大変失礼致しました!
さあ次だ次!野球仲間のマサシさんから1枚。
山が迫る電化路線。
手前に人が写っているから、構内踏切があるのかな。
架線柱は立派なつくりで、ローカル私鉄ではなさそう。
「これは難しいですかね?」とのコメントとともに頂きましたが、ちょっと見ただけでは簡単ではなさそう(そして面白そう)としか言いようがないです。
そんな、ちょっと見ただけで分かったら苦労しませんからね!
写真を拡大。
2灯式の信号機。立派な架線柱。
そして線路が奥のほうで、二手に分かれている…。
あ、わかった。
では元の写真↓
見つけた写真↓
神戸電鉄有馬線・有馬口駅、一発確保。
これはもう、一昨年のクリスマスに一人で有馬温泉に行ったからという事に尽きます。
ちょうどこの駅で、有馬温泉へ一駅ピストン輸送の電車と乗り換えでした。
(乗換路線図アプリより)
初めて乗る電車、しかも一人だと、心ゆくまま周りをキョロキョロして「これが神戸電鉄か」「こんな駅の構造になっているのか」「車内の雰囲気は、モーターの音は」とやるのが当然ですからね。そりゃ覚えてるってもんです。
解いたついでに、もう1枚頂きました。
うむ、右に停まっている緑帯のステンレス車両。
これは神戸電鉄と神戸市営地下鉄との乗り換え駅、谷上(たにがみ)駅である事は一目瞭然↓
有馬温泉から新幹線で各地へ帰る人は、必ず乗り換えるような駅です。
特に新神戸〜谷上間はもともと北神急行電鉄という別会社で、たった一駅なのに料金が高かったのですが(六甲山をぶち抜くための長大な山岳トンネルというのもその理由)、2020年に市営地下鉄に吸収されたおかげで、区間によっては半額程度にまで料金が下がりました。
そんな雑学はともかく、マサシさんも僕と全く同じ行程を辿ったのでしょうね。
こういうの嬉しいですね。送ったほうとしては「チッ!」と思うのかも知れませんが。
さて今回ラストは、島根県の大輔さんからの1枚。
線路と橋。
心を落ち着けて写真を拡大。
ん?
ここは非電化単線だけど、右奥のほうに架線柱が立っているよな……?(停まっているのは山陰地方によくあるディーゼルカー)
すなわち、山陰の電化区間と非電化区間の境界ではないか?
加瀬さんにもらった重要資料↓
山陰本線・島根県あたりの電化(実線)・非電化(点線)の境界は、伯耆大山・後藤・宍道・そして西出雲。
では元の写真↓
探し出した写真↓
山陰本線・西出雲〜出雲神西間の景色、5分で確保!
写真を見た瞬間は難しそうかなと思ったけど、鉄道要素が濃密な問題で助かった!
やりとり↓
すみません。はしゃぎ過ぎました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は以上です。
おかげさまで写真をたくさん頂いていますと、パッと見で「解きやすそうかな」と思う写真から捜索を始めるのですが(2枚ほど解けたら絶望的なやつにも手を出す)、今回は思ってたのと逆の顛末になりました。
それもこれも、皆様からの写真のレベルが明らかに上がっているせいです!ほんとにもう、今後もぜひよろしくお願いします!
ではまた!
こんにちは。
若干お久しぶりのどこ野鉄夫です。
現在、俳優として10日間のワークショップに参加しております。
ハイバイの岩井秀人さん監修の、「ワレワレのモロモロ 小金井編」という企画。
脚本も出演者もオーディションで選び、脚本ごとのチームに分かれて作品をつくり、最終的には映像作品にして上映します。
僕らのチームでは「演劇のライブ感や遊び心を活かしながらドラマも見せる作品」を目指しているんですが、カメラワークってめちゃくちゃ難しいですね。。演劇経験は豊富なメンバーですが映像作品のカメラは皆素人なので、そのあたりの両立に毎日ウンウン唸りながら、岩井さんのアドバイスを聞きながら、何とか面白いものをつくり上げたいと奮闘しております。毎日が本番直前のような日々です。
さて今日は唯一のオフ日。気持ちの切り替えも大事なので、こちらをやっていきましょう。
まずは中山さんから久しぶりの1枚。
そのへんにありそうな踏切。
線路の幅は一般的な狭軌(1067mm)。
構造物は大手私鉄っぽいけど、JRの可能性もあるかな…。
風景を見ても、ビビっとくる感じは皆無。
鉄道敷地内に唯一ある文字は、
ホース口。
この近くに、ホースを差し込む口があるんでしょう。
検索。
意外と出てくるもんだな。
ざっくり見たなかで気になったのが、西武鉄道・東急電鉄。
捜索開始の前に確認するのは、
ホース口の後ろに立つ謎の装置。
この装置がある路線を見つけていくのが早道じゃないか。
まずは西武・池袋線。
これも違う。ちょっとゴツい。
(何なんだろう、この装置?)
念のため他の大手私鉄や、大昔に私鉄だったJRも調べてみます。
小田急。
違う。
けどやっぱり立ってる。
京王で唯一狭軌を採用している、井の頭線。
3つも並んで!
JR横浜線。
京王とほぼ同じ形!
もう規則性も何もわからん!
この装置は諦め、次なる要素に移ります。
線路の先、あれはシーサスクロッシングか?
シーサスクロッシングとは、両渡り線とも言われていて、要するに下のような分岐器の事です↓
カッコいい。
さて問題写真では、絶妙に下り勾配になっていて全容が掴めないんですが、とにかくシーサスに絞って探してみます。
まずは東急大井町線を配線略図大先生にて。
大井町駅直前のシーサスは高架なので除外。
目黒線も、あるのは地下区間。
西武鉄道も調べてみましたが該当なく。
うーむ、地味な作業だ。。(飽きる)
他の手掛かりを見つけてやろう。
あの鉄塔、何だろう?
鉄塔にしちゃ、送電線も通ってなさそうだし……気になるな。
とにかく試しに検索。
案の定の失敗。
(「鉄柱」に切り替えても、鉄塔以上に惨憺たる結果)
うーむ、気になるけど辿り着く術が分からない。
仕方ないから地味な捜索に戻ります。
陸橋横の三角屋根の建物が気になるけど、やっぱり景色からの印象はほとんど無いんだよな……ほんとにその辺の郊外の景色。
さて、まだ見てない東急の路線は、、
東横線にはこのような景色はない(乗車歴40年)。
田園都市線にはそもそも踏切がない。
残るは池上線と東急多摩川線。
東急多摩川線のシーサスは、あの一箇所だけか……
↓
ここだ。思いっきり多摩川沿いだけど……
とりあえずストリートビュー。
では元の写真↓
探し出した写真↓
東急多摩川線・多摩川駅付近の踏切、東急なのに苦労しながら確保!
まさか多摩川にほど近い場所だったとは…全く気づかなかった!川感の漂う構造物を完全に切った、絶妙な画角にしてやられた!
悔しついでに例の塔を探してみました。
これだ。
国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所の施設とのこと。
要するにここで多摩川の水位を観測したりしてるんでしょうね。それで電線のない、ただの高い塔だったわけか……!
ちなみに。
誰も気づいてないと思いますが、「東急多摩川線」というのは、それ自体が路線の名称なのです。
東急の案内でも「目黒線」「池上線」「東急多摩川線」みたいなね。
は?とお思いでしょう。
簡単に言いますと、西武鉄道にも「多摩川線」という路線がありまして。
どこ鉄にもたびたび出てきた路線ですね。
それと混同を避けるためもあって、会社名まで付けた珍しい路線名になってるのです。
わかりやすい多摩川駅の案内図を。まずは東横線のホーム↓
東急電鉄の駅なので、路線名だけ書いてありますね。
東急多摩川線のホーム↓
このとおり。
会社名まで含めて正式路線名になっているのは、東急の東急多摩川線だけですね。
まあ、、こんな事を書いても誰にも何の得にもなりませんが!!
さあ続きまして、先日のスーパー隙間写真のChieさんから「もう1枚あったので」とこちら。
まず映っているのは、国鉄時代から走っている115系電車の「旧長野色」ですね。
↓
右側の車両です。
左側のブルー系は「新(二代目)長野色」などと呼ばれています。どちらも思い出深い塗色。旧長野色は、ちょうど僕が長野に引っ越した小学生の頃に走っていたな…。
JRの路線からは115系はほぼ引退しましたが、JRを経営転換したしなの鉄道にはまだまだ115系が残っており、こうして懐かしの色の電車を走らせているわけです。
さて長野色。前回も長野市の写真。
もう何となく分かった気がする。
まずはあの駅を見てみよう。
お、駅前の踏切がいい感じに斜め。
では元の写真↓
踏切ストリートビュー↓
しなの鉄道・三才(さんさい)駅前の踏切、一直線に確保。
実は、何というか、SNSでChieさんが三才になったお子さんを三才駅に連れて行ったという投稿を見てしまっていたので……恐縮です!!
まあ車両が映っていた時点で路線はほぼ限定されるので、どちらにしても時間の問題だったでしょう!(言い訳)
こんな記事もありました↓
長野に住んでいた頃から、珍しい駅名だなとは思っていましたが、いつの間にかお祝いムード溢れる駅になっていたんですね。おめでとうございます!
さて今回ラストは、ひろえさんからの1枚。
毎回思い切りが良いですな!!
(前回の画角↓)
ほんとにもう!
さて……
西武鉄道の2面2線の駅をすぐさま捜索開始。
まずは大先生を頼りに池袋線から。
池袋寄りから、椎名町。
↓
問題写真↓
…ホーム下の構造が、ちょっと違うかな…?
次の駅。(早くもどこだか忘れた)
↓
ホーム下の構造は、いい感じだけど……
ただ問題写真で線路の間に立っていたランプのような構造物が見当たらない。
次、東久留米駅。
↓
線路の間に立ってる物も同じ!
右側ホームの先にやや大きくなった表示があるのも共通点だぞ……?!
問題写真↓
……あまりに周りが見えなさすぎ。
これだけの要素で答えるのはまだリスクがあるな……!
西武のもう一つの主要路線・新宿線も見てみよう。
下井草駅↓
次!武蔵関駅↓
しかし杭とか案内表記とか、どれくらいの頻度で立ったり消えたり、変更されるのかまるで見当もつかない…!
久米川駅はどうだ?
ランプが立っている所のラインが、コンクリート敷きになってるな……ここも違うか!
うーむ。
景色が100%見えないこんな写真で、何を決定打にすべきか。
(なぜ即座に西武鉄道に絞ったかは、ここまでの写真を見れば分かって頂けるかと思います)
数々の駅を見ながら、あることに気付きました。
問題写真の拡大↓
この自販機らしき青い箱と、左隣のちょっとした構造。
こういう事じゃないか?↓↓↓
壁から柵に変わり、柱の横に青い自販機。
この構図が見られたのは一駅のみ。
よし、覚悟を決めよう。
では元の写真↓
送りつけた写真↓
西武池袋線・東久留米駅、88%の確信で送信!
どうだ……!!??
ひろえさんから返信が届きます。
「その確信」
ここで次の文章まで数秒の待ち時間。
………どうなんだ!?その確信は「残念ながら」なのか?もろくも崩れ去るのか!?
なんて書いてるのか続きが超気になりながら88%の確信はただちに120%の不安に変わります。
そして。
↓↓↓
やったーーー!!!合ってたーーーっ!!!
というわけで東久留米駅、確保!!!!
いやー、我ながらこんなひどい画角の写真をよく当てたよ!!!
(ひろえさんにも直接お伝えしました笑)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回は以上です。
全く仕事に繋がらない能力を無駄に駆使したこのブログ、楽しんで頂けていたら幸いです。
冒頭に書いたとおり今週末までバタバタなので、また来週から新しい写真にじっくり取り組んでいきたいと思っております。
おかげさまで錚々たる写真(皆様からの「作品」と呼ぶべきなのか」)がまた届いておりまして、フォルダの中で絶望的な存在感を放っております。本当にありがとうございます。気長にお待ちくださいませ。
そのうちドンピシャの写真を送りつけますので。
ではまた!
こんにちは。
ゴールデンウィークですね。
昨夜バイト先のベトナム人の子に「菅野さんはどこか出掛けますか?」と聞かれるまで、どこかに出掛けるという概念を持っていなかったどこ野鉄夫でございます。
大丈夫。僕には写真がある。
というわけで通常どおりやっていきましょう。
まずは加瀬さんからの2枚(同一地点)。
先日の岡山行き前夜に届きまして、翌朝6時台の新幹線に乗ってホッと一息ついたところでおもむろに捜索開始。他にやる事ないのか僕は。
思いっきりクルマのイベント会場。
東急大井町線・大井町駅付近のイベント会場、たまたま通りかかった現場で即確保。
まさに朝飯前。
加瀬さんからもう1枚いきましょう。最近また増えてきたので、油断していると溜まる一方です。
京成だな。
島式ホーム1面2線の構造。
周囲に住宅街があって地上を走るのは、京成本線の東京東部〜千葉県に入ったあたりの景色な気がする。
略図大先生を召喚。
気になるのはここ。
元の写真↓
見つけ出した写真↓
京成本線・菅野(すがの)駅、一瞬で確保。
まあ、自分の名前と似た駅くらいはね。
(行ったことないけど)
続いて鉄はる君から、前回の記事を上げた夜に「お手並拝見」と1枚。
夜の都市部。また並走シリーズか。
まずは奥の架線柱を拡大。
こりゃ新幹線だな。
しかも東海道新幹線みたいな、古くからある路線に違いない。
(奥にイトーヨーカドーがある事も確認)
新幹線と在来線が並走していて、在来線に駅がある場所……(前回と全く同じ事を言っていますが条件は雲泥の差)
まずは武蔵小杉駅へ。
東海道新幹線と横須賀線(湘南新宿ライン・埼京相鉄直通線)の線路が並走している、いい感じの場所。
画像へ。
実に良い感じだが…ストリートビューがないので15両編成が停まる300m以上のホームをくまなく探すのは困難。
(イトーヨーカドーもあったものの、問題写真の角度の場所からは結構ずれている)
さらに気になるのが、
これは、ホームドアの上辺かな。
武蔵小杉駅の画像をいろいろ見ても、まだホームドアは設置されていない模様。結局数分で切り上げ。
さて……東海道新幹線沿いには、この先に進んでもホームドアのある駅が並走する地点はない。
次は東北新幹線。
東京駅を出ると(ホームドアのある山手線・京浜東北線と並走しながら)、秋葉原のあたりで一旦地下に潜りますが、
該当する区間はなく。
このあたりのアップダウンや立体交差っぷりはかなり複雑で、鉄道的には興奮しますが捜索は大変。
さて上野の地下駅を経た東北新幹線は、日暮里駅構内でふたたび地上に出てきます。
そしてお隣の西日暮里。
新幹線との間に良さげな隙間があるが…向こう側にも線路がたくさんあるのか…問題写真じゃ分からなかったな!↓
向こう側の空は広い…
とりあえずイトーヨーカドーを入力してみるか。
いい方角だ。
では元の写真↓
探し出した写真↓
さあお次は、先日ゆりかもめを送ってくれた藤崎さんからの1枚。こちらも記事を書き上げた夜に頂きました。
かなりローカルな風景。いいところだな。
注目するのはもちろん、
車両が映っている!
……だが分からない!
最近、JR東日本では老朽化した国鉄型ディーゼルカーを置き換えるために、ディーゼル&モーターのハイブリッド車両や蓄電池車などさまざまな次世代車両を導入していて、おそらくその系列の車両なんだけど……何系だったか覚えきれてない!
これが昭和生まれ文系オタクの弱点!!
ただ、投入されている路線だけは知っているぞ…
検索。
男鹿(おが)線ではなかったか…。
こっちはどうだ?
うーむ、違った!
……EV-なんとか系とか、ACCUM(アキューム)とか、他にもHB-なんとか系とか、、、九州にもYCナントカ系とかDENCHA(デンチャ)とか走り始めてるし……もう覚えらんないよ。
キハ40系みたいに簡単な名前にしてくれよ。
この顔自体は見覚えあるんだよ……型式は分からないけど、JR東日本だけじゃなくJR北海道でも仕様を変えて導入されてる車両なんだよな……!
文系らしい検索を展開。
出たっ!(こちらはJR北海道仕様)
JR東日本の青帯車両を探し出します。
これだ。
GV-E400系だと。
また新しい頭文字が出てきたよ……もう型式のことは放っぽっておいて、重要なのは導入路線。
奥羽本線・五能線・津軽線。
ここで問題写真の風景に戻ります。
海と岩。
日本海側っぽいな……五能線から調べてみよう。
五能線は青森県の五所川原から(厳密にはその先の川部駅)、秋田県の能代を結んで日本海側を走る、風光明媚なローカル線です。
再び問題写真に戻り、配線を確認。(どこ鉄っぽくなってきたっ!)
ホームは1面。
ホームに面してない線路も複数ある。
さあ満を持して配線略図大先生のご登場。
辿り着いた写真↓
文句なし。
JR五能線・深浦駅(青森県)、「顔は覚えてるんだけど名前が出てこない」状況から文系の力を駆使して確保!
(ちなみに鉄はる君の写真と同時並行しながら20分で到達)
なお辿り着いた写真に映っているのは、どちらも「リゾートしらかみ」という観光列車です。さすが風光明媚な路線ですね。なにしろ日本海側に沈む夕日が絶景。近くに不老ふ死温泉もありますし。
これは観光ブログではないので画像は貼りませんが、気になった方はぜひ調べたり現地に行ってみて下さい。
藤崎さん曰く「酒も食べ物も旨くて良いところでした」ああ羨ましい!!
さて今回ラストは、廃線専門家サスケさんからのこちら。
さすが。ブレませんね。
川沿いの空き地にぽつねんと残る石垣。
知っている人じゃなければ、これが鉄道の遺構だとは気づかないかも知れません。さすが専門家は目の付けどころが違いますね。
おなじみ長野県上田市界隈にある、上田交通の廃線跡と推察できます。昔はここに橋があって、その土台なのでしょう。
「上田交通 廃線跡 石垣」などで検索すれば出てくる可能性は高いけれども、、、
それでは風情がない。
ということでマップに「上田交通 跡」のみ入力。
風情ある痕跡が出てきたぞ。
問題写真の感じから、山に近いほうを順に当たっていきます。注視するのは幾重にも分かれる川との関係。
そしてほどなく終点間際に着いて。
ここ、2つの廃駅の間に川があるな…。
この地点を見てみよう。
↓
見つけたっ!!!
元の写真↓
上田交通・真田傍陽線・傍陽(そえひ)駅跡付近の川に架かっていた橋の土台と思しき石垣、一直線に確保!
いやー風情のある捜索だった!
こういう何気ない風景のなかに残っている遺構、いいですよね。鉄道に限らずとも。
東京・八王子のほうにも、昔の京王御陵線という廃線の橋脚が残っている場所がありまして、僕も見に行ったことがあります。
住宅街のなかに建つ廃橋脚。
非常に珍しい光景ですね。
こちらのマップで、山田駅付近から出ている廃線跡が道路になっている様子がお分かり頂けるでしょうか。(赤丸が橋脚の場所)
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今回は以上です。
どこにも出掛けないみたいな事を書きましたが、来週はワークショップでつくる映画の撮影と、6月のJACROWの舞台に向けての稽古もいよいよ始まります。
一人で鉄道のことばかりやっている訳ではないので、ご安心ください!
もちろん写真のほうも、おかげさまでいろんな方々から頂けておりますので、引き続き楽しくやっていきたいと思います。ありがとうございます。
ではまた!














































































































































































