滑り込みどこ鉄 | 菅野貴夫の野球電鉄

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俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。


日常は徐々に戻りつつあるんでしょうか。
僕はまだ早いかなと思っていまして、週2コンビニと月1コンクリートのほかは、穏やかに暮らしていきたいと思っております。どこまで持つかな。

ま、演劇が戻ってくるまでは、僕の日常ではないので。




さて一方ですっかり日常となったこちらを、やっていきましょう。



まずは海外編の続き、Chieさんからの1枚。

メッセージ無しで写真だけペッと送ってくれたのですが、そこには「昔は海外は無理って言ってたよね?なんだ、やってるじゃん。じゃまずこれお願い」というメッセージが隠れていることを、すかさず正確に読み取りました。
ほう、路面電車と、特徴的な塔。


全く見当もつきません。海外編は大体そうですが。


まず「ヨーロッパ 市電 緑」で検索。

…なぜヨーロッパと思ったのか、4日前に解いた時の自分に聞いてみたい所ですが、街の感じから何となくそう思ったのでしょう。違ってたら4日の自分ごめん。


すると、ヘルシンキにあるトラム(路面電車)とのこと。


ほお、フィンランドね!


なんだか皆んな、オシャレな国に行ってるな〜(布団に寝そべりながら)



お次は「ヘルシンキ 塔!」
出ました。


中央駅ね!!


あとはストリートビューで捕まえるだけ。


元の写真↓

探し出した写真↓
フィンランド・ヘルシンキ中央駅そばの広場、サクッと到達!



着々と、海外の写真を送ってくださる方々が増えています。もう僕には流れを止められません。
Chieさんも、本当はとびきりの奴を何枚も持っているのでしょう。
なし崩し的に僕は、海外の写真にも取り組んで行くのでしょう。



そんな中で、久しぶりの日本の写真が。

以前も出て(出て?)くれました、帯金ゆかりさんからの1枚。
ああ、日本だ。落ち着くわ〜。





と言えたのは一瞬だけ。




無茶苦茶、難しいです。
今まで何度も「最強クラスきた」とか言っているので信用されないかも知れませんが、難易度を星5つで、みたいな指標を用いるとすれば、確実に4から4.5あります。



まず要素を見ていきましょう。
・電化されている
・ホームに挟まれた2本の線路(複線かどうかは不明)
・待合室がある(あちらが2番線)
・ホームの下が空いていて鉄骨で支えられている構造
・駅の向こう側は緑ばかり(道路はなさそう)




最初、線路の幅が広いように見えたので近鉄から探してみようとしたんですが(おなじみのスタート)、近鉄を見てみたら標準軌はこの写真よりぜんぜん広かった。
まだまだですね……この線路は狭軌(JR在来線含め日本の一般的な線路幅)です。



表示を隠すにも、人それぞれ色々なやり方がありますね。モザイクなんぞ駆使しやがって。



さて、振り出しに戻って狭軌の路線だとすると、毎度のこと途方もない範囲が目の前に広がります。

この数字、なんだろう…?


いろいろ検索を試みて、最終的に素直にアルファベットと数字を入力してみたら、
「これは線路からホームの高さ、近さを表している」というヤフー知恵袋に出会いました。そしてこの数値は「一般的な直流電化区間の、通勤・近郊電車の走る路線だと思われる」とのこと。
知恵袋さんありがとうございます!読んでいる方が理解できたか知りませんが僕には伝わっております!



もちろん、これだけで絞れたわけではありません。
ただ雰囲気からJR東日本の直流路線だろうと、そして風景に山が見えないことから、千葉県あたりを見ていきます(これもワンパターン)。




壮大なSUKA。


いつも同じ技が通じると思ってるんでSUKA。





(無)





ならばと、次はホームの構造に注目してみます。
千葉県の路線はほとんどホームが全部コンクリートだったので、このような鉄骨の構造は何か特徴になるだろうと。



様々に調べた結果、この構造は「桁式ホーム」と呼ばれることがわかりました。
JR東日本によると、降雪地域で使われる事が多いとのこと。(除雪で寄せるスペース確保のため)


なるほど、柵や鉄骨が緑色なのも、以前の妙高高原駅の時に通じる…!


降雪が有名な地域をあたってみましたが、駄目。


そもそも、よく降る地域では線路の間に融雪溝がありました。この駅はもう少し暖かそうな地域にも見えます。




待合室を「水色」「白」「プレハブ」「波屋根」などで検索してみましたが、徒労。


基本的に、こういう検索で出てくるのは有名なもの、話題となったものです。

なかなか、このような素朴な待合室をネット画像で召喚しようとしても、逆にいえばズバリ「(ここの駅名)   待合室」くらいしか無いでしょう。


次は、この線路間のロープを掘り下げてみます。


調べてみると「タイガーロープ」と言うのだそう。



このロープを支える杭を作っている会社のことと、


撮り鉄がしばしば邪魔だからと切断して大騒動になるという残念な情報を、


知っただけでした。



〜〜〜〜〜〜
こういう写真の何が大変って、答えに直接繋がらない要素をたくさん調べて積み上げなければ、辿り着けないという事です。



本当に地味。苦痛。でもそれが趣味。なんなんだ俺は。




おぼろげな情報の集合から、関東甲信越地方に照準を定め、路線をさまよい、


今回の一連で配線略図.netさんという素晴らしいツールに出会い(検索の手間が省ける!!!)


特に中央本線・篠ノ井線あたりがいちばんピンとくるぞ!と思いましたが、目当ての駅はハズレで。




いつもなら、ここまで行き詰まる前に、諦めて明日以降に持ち越していました。





しかしこの日はちょうど、帯金さんの誕生日だったのです。


Facebookでよく「今日は誰々さんの誕生日です!」と出てくるのですが、朝それを知った瞬間に、絶対に今日中に解いてやろうと思っていました。



「お誕生日おめでとう!ほれ、◯◯駅(画像)」


と、やりたかったんです。



しかしどうしても(酒量も手伝って)、出来そうにありません。



夜の23:30になって、お祝いのメッセージと、その旨できなそうだという謝りを送りました。(夜分失礼)



しばらくして「もう1枚あったら解ける??」との返信。


すかさず「貰ってみようか」と返信(何目線)。




モザイク処理もやってくれたのでしょう、届いたのは23:55。



そこからの数分間は、こちら↓



なんとか間に合ってよかった!


中央本線・長坂駅(山梨県)、ある意味制限時間ギリギリで確保!!












あれ、中央本線は調べたんじゃなかったの?というツッコミは、もっともでございます。

完全に1度スルーしておりました。



(ここから言い訳タイム)長坂駅といえば、このアングルが鉄道マニアには有名です↓
まさか反対側(この写真の左手前側)にあのような平原が広がっているとは。



僕が瞬時に気づいたのも、帯金さんの2枚目に、この右側の土手が写っていたからで。



長坂駅の画像を検索すると、こちらも出てきました↓



まだまだです。


ま、とは言え、間に合ってよかった(笑)



精進の旅は続きます。



では。