菅野貴夫の野球電鉄 -23ページ目

菅野貴夫の野球電鉄

俳優・菅野貴夫のブログです。
「どこ鉄」とは、友人から送られてきた鉄道写真を、それがどこで撮られたものかを推理・検索・悪戦苦闘しながら解いていくシリーズです。

こんにちは。



肌寒い連休、いかがお過ごしでしょうか。

東京はまた雪になるようですね。こんな休日は確定申告の書類整理を始めるのにベストだと頭ではわかっているんですが、その前にこちらをやっていきたいと思います。




まずはワッティさんからの1枚。

………。



こりゃ無理だ。



写っているのは側線(普段列車が走らない線路)のみで、他に特定に繋がりそうな要素が全くない。


・直流電化路線

・そこそこの住宅街

・錆びついた側線のある駅

・いや、駅から撮ったのか?場所はいまいち不明

・なんか私鉄っぽい

以上。


これっぽっちの要素で捜索に出るのは、富士の樹海に落としてきた割り箸を探すようなもの。



他の写真と格闘しながら、そろそろヒントをもらおうかと思っていたところ、「あれは東京都内だよ」というコメントとともにまた新たな写真が。

見づれえな。



なぜにモノクロ。右上にある×って、よくある広告の画像についてるやつじゃない?

写真右側の>も気になるな……もしかしてその辺の広告を問題として出してきてるのか?



だとしたら、いい度胸だ。



さて、この車両は西武2000系

西武の伝統・黄色い電車ですね。モノクロだけど。

西武鉄道の2大メイン路線は池袋線新宿線


池袋線から捜索します。

(先に選んだ理由があるんですが細かすぎる鉄オタ事情なので割愛)


問題写真は2面2線の対向式ホーム構造に見えるので、そのような駅を略図大先生で確認。

都心よりの椎名町から見ていって。


では元の写真↓


見つけた写真↓

西武池袋線・江古田(えこだ)駅、1分で確保。

久々の瞬殺、いい気分だぞ!



よーし、1枚目の写真も都内というヒントだけで頑張ってみようか!

都内のどこかにあるんだな。



さっきの写真が西武だったという事から、まずは安易に西武鉄道を捜索してみよう。

(広告だったかもという脈絡は全無視。どこ鉄アンテナ優先)



再び略図大先生活躍タイム。


池袋線の保谷、新宿線の上石神井あたりの側線(引き込み線)が怪しい。


現地へ。


違ったけど、架線柱の感じはかなり良い!


問題写真↓

架線柱のビーム(梁)へ向けて、なんかレールみたいなのがニョッと伸びている部分が似ている!


これは近いぞ…!



池袋線・新宿線とそこに絡む全支線の都内区間を無事捜索完了。




アレー???



西武じゃないのか?



西武の隣を通る東武東上線も捜索。

やっぱり架線柱にニョっと伸びてないんだよな……


そこからズルズルと都内の私鉄、はてはJRの一部路線まで捜索。

手掛かりが無いどころか、見れば見るほど高まるのは「やはり西武としか思えない」疑念。

にしても都区内は商業ビルが多くて、郊外すぎると空き地が多い。絶妙な住宅具合なんだよな…。

それに見えている側線と本線(たぶん手前にあると信じたい)が、写真のどちら側でどのように合流しているのかも分からない。


それでも都内区間は全部見たはずだが……


改めて略図大先生の西武鉄道一覧ページに戻った時。

あ、忘れてた。



(西武鉄道の路線図↓)

あの離れてるやつ忘れてた。


ああ申し訳ない。何度も登場している路線なのに。



では元の写真↓


ようやく気づいた写真↓

西武多摩川線・是政(これまさ)駅、都内の端っこで確保。

線路が錆びていたのは、この駅が終着駅であり、撮影地点より手前に電車が止まるからでした。

うーむ、ここまでは予測できなかった!




まあヒント「都内」だけで辿り着けたからいっか!!!



今回ラストは、鉄はる君こと大野遙くんからの2枚(同一地点)。


そのへんの景色。


農地とマンションと高架、起伏のある地形。



見た瞬間に思ったのは「武蔵野線かな?」



武蔵野線は1970年代に開通した路線で、それまで都心部を経由していた貨物列車を郊外へ迂回させるために作られました。

(Wikipediaより)

今ではすっかり通勤やレジャーに活躍する路線となっていますが、まだまだ貨物列車もたくさん走っています。


写真の無骨なコンクリート高架が、70年代に造られた貨物線の高架橋と考えてもおかしくない。



そして遙くんのテリトリーは、たしか千葉県の東葛地域。上の図でいう西船橋〜南流山あたりを重点的に捜索していきます。この辺は小さな起伏が多い地形だったはず。



何より注目すべき点は、

左側の高架。線路に覆い被さるように交差している。


これは高速道路か?

少なくともバイパス以上の高規格な道路だろう。



高架線の上に、さらに高速道路の高架がある場所を探せばすぐ見つかるはず。



出発。

相変わらず高架なのか土手なのか掘割なのか地平なのか分かりづらい。


ブツクサ言いながら数分で捜索無事終了。




武蔵野線と途中で交差する北総鉄道(京成スカイアクセス線)・新京成電鉄、さらに京成電鉄などに手を広げるも、成果は出ず。

北総線。架線柱は良い感じなんだけど、高架が新しいな……。



ならばと、この地域を通る高速道路・外環道沿いに捜索の視点を切り替え。必ずしも線路ばかり追う必要はない!

この地図の中心(外環道×北総線)は、残念ながら北総線が地下。



もう一度武蔵野線に戻り多摩地区まで全線捜索、さらに外環道の続きや東北道など他の高速道路をチラチラ見るもSUKAの連続。


何より、鉄道と高速道路はほぼ直角に交差する地点が多く、問題写真のように薄い角度で交わる地点はなかなか見つからない。



おかしいな……

高速道路と交差する場所の向こう、斜面の上に住宅が見える。


こういう起伏のある地形は、やはり千葉、もしくは横浜あたりのはずなんだよな……多摩地域も捨てがたいけど……



何か別の方法はないものか。

この高速道路の壁のデザインを探し出してみよう。



「高速道路 高架 外観 外壁 水色 エメラルドグリーン」などあらゆる語句を駆使して検索開始。

ダメだ、外壁じゃ家が圧倒的に強い。



首都高決め打ちの検索も試みて、

うーむ、似てるような違うような。



そしてJAFのサイトに行きつき。

おっ!高速道路にもラインカラーというものがあるのか?!


だとすると、、中央道と東名高速が水色だぞ!



とりあえず近所の中央道で確認してみよう。

壁が透明。

東名じゃなくて中央道なのに(また余計なこと言った)。


あと最近Googleマップの仕様が変わって、ストリートビューにまでピンがしゃしゃり出てきて邪魔!下の白い部分も消せないし。元に戻してくれないかな!



とにかくラインカラーどころでは全然なく、道路に関しての素人ぶりを露呈。




うーむ。


こっちの写真で何か手掛かりになるものは無いか…?


お、あれを拡大してみよう(画質が良いのがありがたい)。

このマンホールから辿り着くことはできないか?

特徴的な青色だぞ!?



検索。

調べの中で、あのような青いマンホールは「空気弁」のマンホールだと知り、



このマンホールは全国津々浦々に存在することを把握。




無念。




マンホールに関しての素人ぶr(略)




次はこれだ!

マンションの切り欠き(斜め)具合って、どっちの方角だっけ?


専門家様のサイトで勉強。

「南から日が当たるから、北側が斜めになっている」事を確認。

少し考えれば当たり前のことだ。
だいぶ頭がやられてきているな!


ともかく、

マンションの角度的に、この写真は北東方向から撮られたということ。


すなわち線路は、おおむね北西から南東に走っている(少なくとも南北に垂直ではない)。



大きな成果ではないけど、こういうのは大切。



そして気合いを入れ直し、やはりあの地形は埼玉東部から千葉方面だと決心、再捜索開始。


外環道の外観は似てるんだけどな……!


東葉高速鉄道。


捜索のしすぎで鉄道と高速道路の橋が混ざっちゃった!




埼玉方面から東葛・下総地域まで、東西方向を走る鉄道を辿り高速道路を追いかけ、轟沈寸前で初めて千葉市より先まで捜索範囲を広げた時。


おや……?



真ん中あたりで、外環道と鉄道がえも言われぬ交差をしているぞ……?



接近。

いい角度だ……。


鉄道が高架でありますように、と願いながらさらに接近。

高速道路と鉄道の交差、そしてマンション。



ついに来た。



では元の写真↓


あの地点の写真↓

やっと見つけたーーー!!!!!



こっちも↓


マンホールも仕留めたぞ!



というわけで京成千原線・千葉寺〜大森台間の景色、確保!!!!!




いやー難しい問題だった!




終わってから気づいたんですが、発見が遅れた最大の原因がこちら

千原線は単線
これは何度も捜索して知っていた事。

一方で、
↓↓↓

線路が片方しかないのかよ!



※千原線が敷設された当時(千葉急行という会社だった)、沿線にあるニュータウンの人口増加を考慮に入れ「いつでも複線化できる構造」にして単線で暫定開業したのですが、ニュータウンの入居が思ったより進まず財政も厳しくなり京成電鉄に売却して結局単線のままで、、、大まかにそういう事情でこのような形になっているわけですが……


さすがにそこまでは見通せないわ!!!!



これの前に送ってきた写真もそうだったし、

2連続でニセ複線区間を出してくるとは……さすが鉄はるめ!!!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回は以上です。



読んでくださった皆様も、僕と同じようにしなくても良い苦労をした気分になってくれていたら幸いです。




次回はこちらのノッペリとした写真に挑んでいきたいと思います↓

解けたらいいな……載せたからには解かなければ。



ではまた!



こんにちは。


皆様いかがお過ごしでしょうか。


僕はコンクリート仕事でほうぼうに出掛ける生活が続いていましたが、それもひと段落しまして、しばし東京でのんびり(人に会わない)の生活に戻っております。



おかげさまで写真もたまってきているので、じっくり取り組んでいきましょう。



おなじみ加瀬さんからの2枚のうち、こちら。

…ザ殺風景。



地下鉄?

にしても、地下鉄の壁ってもっとデザインがその、整えられていませんでしたっけ?


改装工事中?


まずはこのセンで検索。


東京メトロ銀座線や東西線、大阪メトロの工事までもが出てきますが、どれも違う。


何かが剥がされた跡のように無骨に見えるんだけど…よく見ると右端に駅名標のようなものがあるぞ…これが本来の壁ってことなのか?

(だとしたら失礼なこと言っちゃってる…?)


壁の下に走る青いパイプも気になる。

そしてさらに微妙に気にかかるのが、ホームの際に引かれた赤いライン。


これ、JRっぽいよな…?

いや私鉄でも採用されているけど、、というかJRの首都圏に地下駅ってあったっけ。



とりあえず「地下鉄 ホーム 配管むき出し 青」などの語句を入れ替えながら検索。


すると。


出たっ、この壁だっ!


そうだ、横須賀線&総武快速線が直通運転をしている品川〜錦糸町間は国鉄時代に作られた古い地下トンネルで、建設工事中から現在まで莫大な地下水に悩まされていて、それ故あのような配管で品川の南にある立会川まで水を流してるんだった!


まさに↑未来へのレポートさんの記事を以前に読んだことを思い出しました!話が濃すぎて半分も理解できなかったけど!


さあJRの地下駅です(すっかり忘れてた)。

この区間にあるのは、北から順に馬喰町(ばくろちょう)・新日本橋・東京・新橋。



まずは東京駅の総武快速線地下ホームへ降臨。

ヨシッ!………ん?微妙に違う………?



問題写真↓

配管や壁のパネルはそっくりだけど、上に通っているケーブル?や溝の位置が違う。


ストリートビューで壁沿いをくまなく探すも、ケーブルや溝の位置が同じになる場所はなく。



馬喰町・新日本橋はさらに違う感じだったので、最後に残った新橋駅を確認。ここはストリートビューが無いのでマップの画像や検索で。

おお!かなり良い感じだ!


…しかし一方で↓

こんな写真も出てくる。

青いラインは…あとで剥がされたのか?新設?

(加瀬さんのスタイル的に1年前の写真を送ってくるとは思えない)…時系列が知りたい!



かくなる上はYouTubeの駅探訪動画へ入り込み、

11ヶ月前6ヶ月前の動画をじっくり丹念に確認。



では元の写真↓

(ホーム右下隅の丸い点々にも注目)


どうにか探し出した6ヶ月前の画像↓

11ヶ月前の動画ではまだ青いラインがあったけど、やはり最近剥がされたようだ!

注意を促す床のライトも重要な証拠(東京駅には無かった)。



というわけでJR新橋駅・横須賀線地下ホーム、改装中の時期を的確にとらえ確保!



欲を言えば問題写真の枕木に書いてある記号まで完璧に探したかったけど、まあ良いだろう!



それにしても、相当に穴場の駅ですね。

新橋駅を通る路線は他に山手線・京浜東北線・東海道線・メトロ銀座線・都営浅草線がありますが、沿線住民以外で横須賀線の新橋駅なんて知らなかった人がほとんどじゃないでしょうか。


一般の人の知識がどのくらいなのか全く分からないけど!






さあ次!2枚目の写真がこちら。

一転して地方っぽい景色。


なんか寒そう。



一番の特徴は、踏切に高さ制限のゲートがついていること。

何となく、交流電化路線っぽいかな…?



それ以外の要素としては、、線路側にも似たのが建っているけど、とりあえずは「踏切 高さ制限 ゲート」から検索開始。


以前、こちらの写真↓

(出題:鉄はる君)と格闘した時も似たような語句で調べて、この時は結局踏切からの手がかりは得られなかったけど…今回はどうだ?



相変わらずなかなか目ぼしい結果は出てこない(また台湾の踏切も出てくるし)…そんな中でオヤッと思ったのが、

山形新幹線。



こんな記事も↓


ほらほら、良い感じじゃないか?



それ以外に大きな根拠となっているのが、

山形新幹線の写真は加瀬さんから既に2問もらっていること。


さらに問題写真の寒そうな感じは、東北と考えて不思議はない。



よし、山形新幹線から行こう。

↑踏切を渡った道が、茂みに沿って左に曲がっている。

建物は見えないから、市街地付近ではなさそう。



そんな場所を探すぞ!




(全線捜索無事完了)




じゃあ流れで仲間の秋田新幹線沿線を捜索してやろう、と思った時に気になったのが。


問題写真拡大↓

手前の線路より、奥の線路のほうが、、幅が広く見える……?

なんというか、遠近法的に違和感を感じる…。



あ!

あの区間じゃないか?


↓↓↓

(配線略図大先生より)


凡例にあるとおり、秋田新幹線の一部区間では、在来線(奥羽線・1067mm)と秋田新幹線(1435mm)の線路(すなわち軌間の異なる線路)が並走しているのです。


↓この区間ですね

(乗換路線図アプリより)



これは良い気づきだぞ!


オヤッと思って接近したら踏切じゃなくて立体交差だったなんて事は日常茶飯事。

(こんな事を2年以上続けています)



ここはどうだ?ちゃんと踏切だぞ……?!


クーッ!景色はすごい惜しいっ!!!

けど高さ制限が違う!



その後、該当区間を飛び出し秋田新幹線を全線捜索するも無事終了。




頼みの綱が切れた……!!



うーむ。

最初にも言ったけど、注意書きが交流電化(20000V)っぽい感じなんだよな……

直流(1500V)より厳重というか。



悩みながら近所を散歩した時に撮った踏切(直流1500V)↓

……わかんないや。




しばらくして仕切り直し、語句検索をするなかで出てきた気になる踏切たち。

(九州)



(東北)


(北海道)


いずれも交流電化区間。


ただ九州ではないだろう。


東北……範囲が広いな……


北海道……でっかi(略)



ここで目を引かれたのが、ゲートの形状ではなく

矢印。


問題写真↓

この絶妙なふくらみ?があったのは北海道だけ。



北海道……行ってみるか。



さらに検索するなかでチラチラ出てきたのが千歳線という文字。

簡単に言うと、新千歳空港と札幌とを結ぶ路線です。

(乗換路線図アプリより)


まずは南千歳駅付近から、札幌方面へ調べを進めてみるか…雑木林の中を走る区間もたくさんあったよな。


左上の札幌方面へ粛々と進めていく、という算段です。


がしかし、ここで「右下のほうに森が見えるからちょっとだけ寄ってみよう」という気まぐれが起きました。


少し進むと。

んーーー??


非常に良い、カーブと森がある……!!!



では、元の写真↓


あの踏切のストリートビュー↓

っしゃあここだぁーーーっっっ!!!!!



JR千歳線・旧美々(びび)駅跡付近の踏切、北海道上陸一発目で確保!!!!!



北海道だったか!

それにしても何でこんなところに!



と思ったので、周囲を捜索してみました。

ほう、新千歳モーターランド。



加瀬さんはクルマ関係のお仕事。



あそこだな。



(正解)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



最近は皆様のレベルアップが著しく、1枚1枚が相当手ごわくなっています。本当にありがとうございます。今回ももう一枚くらい解きたかったんですが力尽きました。。



おもしろいヒントの入れ方をした写真もお待ちしております…!



まずは今手元にある写真たちを頑張ることですね。




ではまた!


こんにちは。

もう一月も終わりですね。



今回は(また)非常に長くなりましたので、単刀直入に始めていきたいと思います。



まずはムーチョ先輩の映像仕事における頼もしいスタッフ・てっしーさんからの1枚。

3人でのクルマの移動中に投下されました。

ほほう。

電化された路線で、枕木の感じが若干ローカル。

どこの地方だろう?



まず注目するのはこちら。

速度制限の標識、とりわけ下にある黄色とオレンジがJR西日本っぽい。(R225はおそらくカーブの半径)

これは以前にさんざん調べたのでピンと来ます。


(JR西日本の例↓)

うむうむ。


次に目に入ってきたのはここ。

大和街道。


地名っぽいの来たぞ!地名にしちゃ壮大すぎるけど!

踏切を横切る道の名前か?



検索。

どうやら伊勢から奈良県を経て和歌山までを結ぶ街道のよう。


まさにJR西日本のエリア(伊勢を除く)。

奈良県内を走る桜井線や、奈良県の王寺から和歌山へ至る和歌山線が、ややローカルな電化路線としてピタリと頭に浮かびます。



まずは奈良県側から五條あたりを見て、、、良さげな予感。てっしーさんは後部座席でどんな表情をしてたんでしょうねえ。フッフッフッ。



するとパイセンが「次のサービスエリアまでね」と急に制限時間を設定してきました。



あと数キロ。



クーッ、いつもならじっくりニヤニヤ調べていくところなのに状況が一変!(基本的に人からの無茶振りには乗っかってみるスタイル)



急がなければ。

家並みの感じから、山間部ではなくそこそこ拓けた土地だろうと推定、そして何より半径225メートルの右カーブ。

まずは和歌山線(まさに大和街道沿いを走る)だけでもザーッと見ていこう!

奈良県側からスピード重視で捜索し、和歌山側の平野に出たところ。

おや、非常に良いカーブを描いた駅があるぞ?



(クルマはサービスエリアへ入ってゆきます)



時間との勝負!




では元の写真↓


なんとか探し出した写真↓

JR和歌山線・岩出(いわで)駅、サービスエリアの駐車場に停まる瞬間に確保!



フゥー何とか間に合った!



まざまざと実力を見せつけたぞ!!!




なお実はこの後もう1つ、別の駅の写真をもらいましたが、



こちらのヒント写真の解読(語句検索のチョイス)で手間取ってる間にパイセンに先を越され負けたため↓

悔しいので記事にはしません!



(読者の方でもし解けた方には、メッセージ頂けたら正解を伝えますので、気が向いたらやってみてください。酔っ払った僕よりは早く解けると思います)





けっ!




さあ次だ次!

ふな蔵さんからの1枚。

貨物。


おそらく首都圏の駅。夜。


・天井は頑丈な鉄骨で覆われている

・柱にオレンジのラインカラー

・ホームに「7」の表記

・貨物列車が走っている区間

・貨物の向こうにもホームが続いてそう(そこそこ大きな駅?)

このあたりがパッと見た要素。



しかしオレンジ色のラインカラーは中央線を筆頭に東海道線、東北・高崎線(つまり上野東京ライン&湘南新宿ライン)があり、どれも貨物が走っている。かなりの広範囲。(探すのめんどい)



もう一つ、どうしても気になるものが。

吊り下げ式の広告看板。



これは何と言うんだ?


吊り下げ式?行燈式?

他にもぶら下がり、広告、看板、駅、ホーム等の語句を代わるがわる検索してもヒットせず。


もちろん予備校は調べましたよ?調べましたけど候補が多すぎてお話になりませんよ。さすが東大に700人以上送り込む超有名予備校ですよね。




…利用したことのある首都圏の主要駅(屋根が鉄骨で覆われた)を片っ端から思い浮かべても、、こんな看板なんてぶら下がってたっけ?

普段気にしてないだけかな?




とりあえず最初に向かったのは中央線の立川。

駅の上に大きな商業施設(エキュート)が入っているので頑丈な鉄骨で覆われているぞ!あんな看板なかった気がするけど!

やはりどこを探しても看板は見当たらず。



この1月だけで3回行った大宮駅(やはりエキュートがある)では現地でギロギロ探しましたが、やはり看板なし。




上野駅は貨物が通らないしな…

東海道線は貨物線が別にあるから、このようにホームを通過することは無いか…

ホームの「7」表記は7両編成の停止位置なんだろうけど、これらの路線はいろんな臨時列車も走るから特定は難しい…



そんな事を考えながら少しずつ可能性を絞っていって、ある駅に辿り着きます。

貨物も走っているし(写真で停まってるのはコンテナじゃなくてタキだけど)、駅舎が大きいから鉄骨で覆われた場所もあるんじゃないか…



駅の画像へアプローチすると。

あっ!ボカシの向こうにある看板の形!


これは来たぞ!!!



ここからマップ・画像検索・Twitter・動画などあらゆる検索を駆使して。



では元の写真↓


どうにか探し出した写真↓

逆方向からですが、予備校看板と隣の看板のデザインも一致ということで勘弁してください。


というわけでJR中央線(&横浜線・八高線)八王子駅、確保!



分かってから画像を探すほうが苦労した!




続きまして、蒻崎今日子さんからの1枚。

九州だな。



その理由はこちら。

奥のほうに写っている車両、黒いほうは787系、白いほうは885系ですね。皆さんご存知のようにJR九州を代表する特急車両ですね。



(蒻崎さんの故郷が福岡だということは熟知)



写真ではマンションも見えるので、それなりに都市部の駅か。

線路が若干複雑に入り組んでいることも確認。



まずは九州の大動脈・鹿児島本線から捜索を開始しようかと思った時、ある文字が目に入ってきました。

あの黄色いの、二日…なんとか?の、上り下りと見える…。



「二日…」がつく駅、知ってるぞ…太宰府に行った時に降りたぞ…!



おなじみ大先生の出番。


あそこだ。



すかさずズームイン。

しかし問題写真にあった歩道橋が、駅のどちら側にも見当たらない。


二日市ではないのか…確かに配線も二日市よりは複雑そうだな…



近くで配線の複雑な駅を改めて捜索。

あそこを見てみよう。



では元の写真↓


なんとか探し出した写真↓

JR鹿児島本線・南福岡駅、5分でわかったものの画像探しに20分以上も手を焼いて確保!



なぜ時間がかかったのか。

この駅の南側には、上記の配線略図にあるように巨大な車両基地(九州最大)が併設されています。


マップだとこのとおり↓

壮観。


Googleマップ画像での代表的な画角↓


蒻崎さん提供の別写真↓

(…これだけで解けたかな…どうかな…面白そう…ゴクリ)


とにかくこの駅のウリは南側にある広大な車両基地と、そこに留置してある車両たち。

何の変哲もない北側の端っこを、さも意味ありげにあんな画角で狙った写真はネットの画像には皆無。



(有名スポットの、あえて逆側を狙うのは去年某会長が繰り出してきた手法)



そりゃ皆さん瞬殺されたくないだろうから、特徴ありすぎの写真なんてもう送ってくれないよな…自分で蒔いた種だから仕方ないか…。


なお「二日…」表記の因果関係は謎のままです!





さあ今回ラストは、大野遙くん(鉄はる君)からの1枚。毎度恒例まだ解けていないまま書き始めています。

出た。絶望的な途中の景色。



普通、こういうのは車両が入って初めて「鉄道写真」になるんだぞ!!!



これじゃただの、


、、、、、



……そうか、これが「どこ鉄写真」か………



今さら悟りじみた事はさておき、去年の12月初めに貰ってから捜索を続けておりますが全く手ごたえが掴めていません。


なんとか鉄道要素を並べると、

・複線の電化路線(おそらく幹線クラス)

・架線柱の感じから直流電化路線

・築堤(土手)のある山あいの区間

・おそらく西日が当たっている(=西か南から狙った)


こんなところ。



真っ先に思い浮かぶのは、東海道線の熱海〜三島間。

ここは非常に険しい山あいで、丹那トンネルを抜けたあとに築堤の上を走る東海道線を、よく新幹線の車窓から見ています。


行ってみよう。

お、ここはどうだ?


違った。



でもいい感じだ!




(当区間これにて終了)




次は、中央本線の相模湖駅以西。

直流電化の幹線で、西日の差しそうな山あいもふんだんにあるぞ!



捜索開始。

ここはどうだ?


鬱蒼。


航空写真で見たのと、ストリートビューで降りた時のイメージが全然違う。


というかあんなみみっちい畦道をこれからずっと探していかなきゃならないの……??


もしストリートビューがない畦道だったら、ノーチャンスだぞ…?!

去年の公演前だったため捜索は一旦打ち切り。


今年に入ってから改めて中央本線沿いを捜索開始。とりあえず甲府盆地まではコンプリートするぞ!




もう、どれがどれだったか分かりません!


頭がおかしくなりそうだ!


中央本線、甲府盆地を越えて長野県境付近まであらゆる土手に空いた穴を見続け轟沈。



その後、東海道本線の関ヶ原付近の捜索に移ったあたりで記憶を失ったようですね。

この区間も直流電化の幹線・山あいの険しい地形なので。


しかし一向に成果は上がらず予感もせず。


本当に、こんな場所を見つけられるのか……?



そして先日。

前述のムーチョ先輩&てっしーさんと一緒にいる時にこの写真を見せると、お2人は捜索を始めてしまいました。


特にてっしーさんは「線路 土手」などの語句検索から早々とJR湖西線(こせいせん)に照準を絞り、ちょっとした隙にもストリートビューをガン見しております。


湖西線は、文字通り琵琶湖の西側を走る路線で、

湖東を走る北陸本線&東海道本線のバイパスとして敷かれた高規格路線のため、踏切がなく高架や土手が非常に多い路線です。


くそぅ非常に良い目付けだ……


てっしー「すごい良い感じの土手があるんだけどストリートビューがないんだよね…ほらここ」

ああやめて!俺みたいな事を言って!!

先に見つけられちゃうと、いよいよ鉄夫の立つ瀬がなくなる……!!!



ひとつだけ望み?があるとすれば、湖西線は線路の西側に山があるため、問題写真のような西日の当たり方はしないのではないかという推測。

……いやいや、人のことをああだこうだ言っている場合ではない!


と言いながらてっしーさんの影響で僕も検索してみたり↓

(検索能力がお2人より劣っていることを痛感したのみ)




さて本日。

ここまでの記事を書きながら、これからどうしたものかと考えます。



そこで思い出すのは去年の大晦日、「赤目」の千秋楽が終わったあとにさっそく楽屋で写真を見て、ウンウン唸っていた時のこと。


共演者のももちゃん(百花亜希さん)と野村亮太くんが、写真を見てアイデアをくれました。



ももちゃん「高尾山のほう?」

非常に良い目付けです。確かに京王線の高尾山口付近は山あいであり、土手の上を走っています。しかし残念ながら、

この区間は単線であるため、このとおり架線柱が狭いです。



そして野村くん「秩父のほうじゃない?」


ありうる。非常に良い推理です。


しかしここで僕は、略図大先生とマップから



該当しそうな山あいの区間(飯能〜西武秩父)はやはり単線である事を理由に、まともに捜索をすることはないままこの日を終えてしまいました。



……



改めて今日。



西武秩父線、ちゃんと調べてみようか…

駅のそばで線路が分岐する場所(複線に見える瞬間)だけでも見てみよう。



一駅一駅辿っていくも、

駅付近には踏切があることが多く。



すっかり慣れた失望をまた繰り返すのか…と思いかけたその時。

ん?

ここ、単線の線路が分岐したあとの土手の下を、細い道が通っている……





では元の写真↓


ついに、ようやく、やっと辿り着いた写真↓

っっっしゃあーーーー!!!!!!!


西武秩父線・正丸(しょうまる)駅付近の土手、執念の確保!!!!!



いやー、大変な問題だった。



そして野村くんありがとう!!!!!

野村くんの一言がなかったらもっと苦労してた、いや辿り着けてなかった可能性もある……!



何しろJRの幹線だとばかり思っていたし!

すごい遠くまで調べたけど思いのほか東京から近かったし!

クゥーまだまだです!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



いろんな方々のおかげで、楽しくエキサイティングに捜索をすることができました。ありがとうございます。



読んでくださる方も楽しんでもらえたら幸いですがどうでしょうか。



最近アプリの仕様が変わって、

こんな画面が出るようになりました。


はい目はショボショボです。お気遣いありがとうございます。



ではまた!

こんにちは。



先日仕事で九州に行った際、SNSに「鉄夫からのどこ鉄写真」を載せてみたわけですが↓

見事3名の方が正解に辿り着いてくれました(遙くん、ガクちゃん、美佳さん)。

こっそり挑戦してみてくださった皆様も、ありがとうございました。



そして美佳さんがまたnoteに書いてくれましたよ。もう3本目ですね!

面白いです。皆様もぜひ。



個人的には、あえて残した1文字とか車両のロゴが僕の名前に見えそうとか、注目して欲しいポイントに全て触れてもらえて嬉しかったです(笑)




ま、また世の中がアレになってきたので、今後しばらく遠出のお仕事はどうなるか分かりませんが。ともかく東京にいる時は今まで通りあんまり人と会わない生活を継続するだけですね。



会えなくとも、皆様から手ごわい写真を頂けるだけで有り難く嬉しいことです。さあ黙々とやっていきましょう。



まずはおなじみ加瀬さんからの2枚のうち、こちら。

ほう、実にシンプルな写真。


都市部の駅で、外側にもう一本線路がある。

貨物線かな?



そして何となくJRと思しき質感。



加瀬さんのテリトリーは東京の北東部に重心があります↓

北東部のJRで、外側に貨物線がありそうな駅……


まずはあそこだな。



略図大先生を召喚。

ウム、目論見どおり。
すかさず三河島駅へマップで直行。


しかし三河島駅はご覧のとおり、電車線と貨物線との間に段差が。



常磐線にはこれ以上に疑わしい駅はなく、総武線などもチラチラ眺めながら一旦手ぶらで帰宅。



ちっ、一発で瞬殺とはいかなかったか。



次なる手は、問題写真の奥を拡大。

緑色のガードがあって、向こうは駅前広場か?

値段の安心そうな居酒屋チェーンが見える。

(コロナ前はああいう店に非常によくお世話になってた遠い記憶)



…中央線の駅前っぽいかな…?

高円寺駅の南側とか、こんな感じでメインストリートが下り坂になってるんだよな…



略図大先生の中央線沿いでは有力そうな駅が見つからなかったものの、とりあえず直感を信じてマップで近づいてみよう。



まず中野駅を見た時。

オヤ?

ホームに面した線路の外側にもう一本線路があって、緑色のガードがついている…



では元の写真(拡大)↓


中野駅前の風景↓

YES。


JR中央線・中野駅、確保。



いやー、中野駅にあんな線路があるとは知らなかった!



略図先生を改めて見直してみると。

この部分だったか!

さすがに細かすぎて気づけなかったわ!




さあ2枚目。

出た、夜シリーズ。



……まだ景色が見えるだけマシか!

そう自分をなだめるしかない!



さて車庫のようですね。

周囲をビルに囲まれているから、それなりに都市部の車庫か。

右上端に高架の橋脚が見える。

これは何だ?本線の高架か、はたまた高速道路か?



これらの要素でまず思いつく(しかも加瀬さんのテリトリーである北東部)のは、東武鉄道の業平橋もとい「とうきょうスカイツリー駅」付近の留置線。すごい都心部だぞ!

しかし微妙に線路の本数が少ない気がする。

隣の高架も…いやまだ高架化工事中で踏切も残っているか!

何より、問題写真を撮った地点のような、線路をまたぐ場所がない。


これは…どこから撮ったんだ?歩道橋か?



とにかく都市部にある車庫を探す旅へ。


東京にある電車の車庫など全て頭に入っているので、思いつくままに。



東武でもう少し先に行った、竹ノ塚の車庫はどうだ?

ちっ!ビルの密度が足りない!

というか車庫がデカい!



逆に都心側へふたたび戻って、南千住にある東京メトロ日比谷線の車庫は?

隣に高架がない。歩道橋もない。

そして車庫がデカい!



同じくメトロ東西線の東陽町にある車庫(デカすぎ)、

東急東横線・目黒線・池上線の車庫(昔からの住宅街でビル少ない)、



一旦捜索ストップ。



うーむ。

なんで一両も停まってないんだよ。




車庫だろうが!




そんな悪態をついても、夜のラッシュ輸送が忙しいのか構ってくれる車両は皆無。




さてどうしたものか。



困った時は基本に戻り、改めて写真をじっくり眺めます。

右端の高架橋、けっこう高さがあるな……?



これは、、車庫と繋がった路線の本線とかではなく、新幹線ではないか?



そう仮定した時、ハッとひらめく場所がありました。



京浜東北線の東十条。



京浜東北線は赤羽〜日暮里の間で新幹線の高架下にピッタリ並走しています。


この区間で車庫といえば、上中里〜田端付近にある車両基地が筆頭なわけですが、ここは

デカすぎて話にならないので除外して、



もう一つが、東十条。



では、元の写真↓


ようやく見つけ出した画像↓

奥にあるビルの形状が一致。

やはり高架は新幹線だったか。



京浜東北線・東十条駅から望む車庫、確保!

あの跨線橋から撮ったんだな!


(なお現在では、車庫左側にある建物は解体済)



やっぱ夜はややこしい!

昼だったらすぐ解けてたかは知らないけど!





さあ次の写真へ行こう。

ワッティさんからの2枚、おそらく同一駅。



雪。


1枚目のほうで、かなり山が近いのが気になります。



まず真っ先に思い浮かんだのは新潟県・上越線の越後湯沢。

「国境の長いトンネルを抜けると〜」で有名すぎる雪国ですね。

しかし、山せまる駅の西側は上越新幹線の高架が覆いかぶさる形になっていて、思うような場所は見つけられず。



次は大糸線。

大糸線は長野県の、北アルプスに沿って走る風光明媚なローカル線です。

車窓がずーっと山だからな、問題写真のように近い場所もあるんじゃないか?



拠点駅・白馬はどうだ?

ホームの下が空いてるから違うか……柱の色分けはいい感じだけど!



同じく大糸線の主要駅・信濃大町。

こちらも微妙に違うな……



問題写真↓

写真自体が青みがかっているけど、にしても柱の色は大糸線の青紫系よりくすんだ色かな…

向こう側にあるオレンジ色の建物も気になる!



ここから東北地方の雪深そうな路線にフラリと出掛けるも、山の感じは違うわ柱の色も違うわで散々の帰宅。



うーむ。このままでは(毎度の)迷走を始めるぞ……



問題写真に戻ります。

ん?

この写真、電車の車内から撮ったっぽいけど…見えているホームに接していないという事は、手前側にもう一本ホームがあるのか?


すなわち3本のホームがある駅という事か?



そして、熟考の結果やはり上越線が怪しいとの意見に立ち戻り、大先生にて3本以上のホームがある駅を探すことに。

↓↓

お!

ほくほく線が分岐する六日町が3本ホームだぞ!




すかさずアプローチ。

あっ!柱の色!

やっぱこのあたりが怪しいぞ!!!


しかし思い描くような構図(オレンジ色の建物)は見つからず。



他に3本のホームがある駅は……

んー、、、



まさか。

(駅の逆側を見てなかったなんて今さら恥ずかしすぎて言えない……)



ストリートビューで駅の東側を恐る恐るチェック。

ギヤー出たー!!!



では元の写真↓


実に残念な経路から辿り着いた写真↓

上越線・越後湯沢駅、痛恨の確保。



またやってしまった……!



最初に、後ろを振り向いてさえいれば!!!



まだまだ、うまくはいかないものです。





さて今回ラストは、コンクリ師匠まさつぐさんからの難問(4枚・同一駅)。年末にもらって以来、苦しんでいます。




ふむ。



どこかの田舎。



それ以外に言いようがあります?



4枚もあるのに、のどかな鳥のさえずりや風が木々を揺らす音しか聞こえてこないぞ!



そんな中で鉄道要素を絞り込むとすれば、

このあたり。


特に丸で囲んだのはスプリングポイントと言って、ローカル線によくある「バネ式」のポイント(分岐器)です。

(↑この記事に解説あり。そしてこのタイトルが…)


しかし、全国のローカル線(JRも私鉄も)採用されているものなので、地域を特定することはできない。



とりあえず温暖そうな写真に見えるので、まず東北は除外した上でまさつぐさんが仕事で行っていそうな地域をポツポツと探してみましたが、そう簡単にいくはずもなく、無策のまま年越し。



よし決めた。



透水性コンクリートのグループメッセンジャーを徹底的にさかのぼり、まさつぐさんが共有したデータ(写真をくれた時期〜3ヶ月前まで)を全部あぶり出す。もうこうなったら徹底的にネットストーキングしてやる。


3ヶ月前まで期間をとったのは「すぐに送るとバレるから忘れた頃にしよう」という考えを頭に入れてのことです。そういう事やる人ほかにもいるでしょう?



さて、スマホのスクロールで優に50メートルは遡り、なんとかピックアップできた場所は、


広島 徳島県吉野川市 長野県千曲市 前橋 三重県名張市 茨城県龍ヶ崎市 山形県酒田市

長野県佐久市……………(情報が多すぎて途中でギブアップ)



いろんな所に行ってるな……!



お疲れ様です!



さあ捜索開始。

列挙した地域の近くで、あんな風景のありそうな非電化ローカル路線を探していきます。




〜さまよった路線〜


広島:芸備線

徳島県吉野川市:徳島線・高徳線・鳴門線・牟岐線

長野県千曲市:該当なし

前橋:八高線(クルマで伊豆から向かう途中に寄ったんじゃないか)

三重県名張市:名松線・参宮線・信楽高原鉄道

茨城県龍ヶ崎市:関東鉄道竜ヶ崎線

山形県酒田市:由利高原鉄道(でも東北だな…)

長野県佐久市:小海線があるけど違う気がする



成果:皆無。



つかれた。

一番手こずったのが、このようにローカル線でも跨線橋がある駅が意外に多かったこと。

問題写真では、駅がありそうなんですが跨線橋は見えない。



さらに捜索途中で気になったのが、

このローソクみたいな棒。



以前に出た超難問(鳥取県・JR境線)で、同じような棒を見かけた気が…。(写真:恵理さん)

ほらあった!

てことはJR西日本の路線だな…!?



そう色めき立った時もありました。



しかし現実には四国↓


認めたくない茨城↓


クーッ!



この棒も全国区なのかよ!




全ての捜索(完全ではない)を終えたしばらく後、BS朝日の「鉄道☆絶景の旅」という好きな番組をのんびり観てた時も、ローカル線の走行シーンであの棒が目に入ってきてしまい、「ここにもあるのか!」と、ちっとも心が休まりません。




これは迷宮入りか……。



今回の記事、当初は越後湯沢までで締める(諦める)予定でした。

この記事を上げたら、気を取り直して四国をコンプリートし、まだダメならJR西日本のローカル線をつぶさに見ていこうかと。



しかしどうにも気持ちが収まらず。



うーむ。



うーーーーむ。

…この、制限速度の標識。



ちょっと掘り下げてみようか。

左側に微妙に黒い三角がついてるのが、特徴として捕まえられたらいいなと。




「鉄道 制限速度 50」検索。



ダメ元もいいところ。



画像検索、スクロールを始める前の最初に出てきた画面。


え?んんーーーー????


アレーーーー?????



あの柵の曲がり具合……

コレじゃね??????




興奮を抑えつつ先ほどのありがたいブログに潜入。

ありがとうございます!ありがとうございます!



…待てよ、一年ちょい前に乗った津山線に坪井駅なんてあったっけ?という少々の不安もありながら、津山駅で交わる姫新(きしん)線までマップで捜索して。

(ここで「坪井駅」とか安易に検索せずあくまで地図上で探すのがどこ鉄プライド)




では元の写真↓


ついに辿り着いた写真↓

フゥー!


こっちも↓

仕留めます↓

姫新線・坪井駅(岡山県)付近の踏切、さんざん苦労しながら初歩的な検索で確保!



これはね、思うんですよ。

僕の執念が知らず知らずのうちにスマホのAIに響き、あの画像を検索トップまで引き上げたと。



皆様どうか絶対に、試しにあの語句で検索とかしてみないで下さい!!!!



どうかそこの所は!お願いします!

まあ絶対出てこないだろうけど!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


今回は以上です。



最後にボス級が思いがけず解けたため長くなりましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました!




次回は、僕の写真を簡単に解いた遙くん・ガクちゃんからのボス級写真に苦しんでいきたいと思います。



ではまた!

こんにちは。

お久しぶりです、どこ野鉄夫です。




舞台と年末年始でしばらく空きましたが、その間にたっぷり英気を養いましたので、張り切ってやっていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。



まずは年始一発目に届いた、ワッティさんからのこちら。

これは……

車両は一瞬で分かるけど(京王8000系・高尾山バージョン特別ラッピング車)、その他の要素が何も……一発目から険しいな!



我々はともに明大OBなので、まず明大前駅から見てみるのは自然な流れ。

ウム、ちょうど同じ車両が停まっている。


しかし、やはり駅の決め手となる情報は皆無。



ここで当てずっぽうに答えることはできない性分なので、何か他の要素はないか絞り出していきます。

まず、線路をホームが挟む形なので、島式ホーム1面だけの駅ではない。

2面2線の対向式ホームか、2面4線の駅構造もあり得る。


そしておそらく、地下駅ではなさそう。



京王電鉄の駅は全部で69駅。(たぶん)



その中から、まずは井の頭線は除外(車両も線路幅も違うため)、

地下駅(新宿・初台・幡ヶ谷・国領・布田・調布・京王八王子)も除外、

島式ホーム1面のみの駅(上北沢・八幡山・橋本・高尾・高尾山口)も除外。仙川駅も特殊なので除外。この程度は調べなくても分かる部分。



…それでも40駅以上あるな…



意を決して捜索を開始。


まずは新宿側から、笹塚駅。

ちょっと、線路と線路の間が広いかな……?



千歳烏山駅。

線路の間に、コンクリート構造物がある。この駅ではなさそうだ…。


ここで気づいたのが、黄色い点字ブロックからホーム先端までの構造。

この駅は、滑り止めのゴムがびっしり。



問題写真を拡大↓

点字ブロックは見えないけど、間に別のコンクリートの部分がありそう。


↑の2駅でいえば、笹塚駅に近い構造か?



とりあえず、今のところ決め手はこれだけ。

(枕木に書いてある文字は、万が一ストリートビューで見つけられたら儲けもの程度の要素)



ホームの点字ブロックと滑り止め付きコンクリートの間に、別の部分がある駅を探し出す。



新年早々なんてチンケな決め手だ!



とにかく捜索を進めていくと、さらに不都合な現実が。


分倍河原駅。

なんだよ!ホームの途中で構造が変わっちゃうなんて聞いてないぞ!!



さすがに全部の駅の上下ホームをストリートビューでチクチク行ったり来たりする気力はなく(ストリートビューが無い駅も多い)、とにかくザックリと捜索しながら無実そうな駅をひとつひとつ消してゆきます。



そして最後に残った怪しい駅。

滑り止め部分と点字ブロックの間がタイル状のコンクリートになっていたのはこの駅のみ。



問題写真↓

他の駅は、ここの部分がことごとくアスファルトでした。(舗装については多少わかるようになってきた透水性夫)



ただ京王稲田堤駅にはストリートビューがなく、枕木の文字は見つけられず。

そして気がかりなのがホームがカーブしている事。

問題写真では、カーブの様子までは分からない。



また分倍河原のように、場所によって構造が変わるところを全部追い切れてはいない。タイル状の駅のなかで見過ごしていることも十分考えられる。



うーむ、新年一発目で外すのは嫌だな……




よし!



答え合わせの前に、別の写真をやろう!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


おなじみ中山さんから昨年末に届いた2枚、まずはこちら。

都市部のような、線路の先が開けているから郊外のような。


とにかく私鉄っぽい。


見える要素としては、

・線路が分岐している=2面4線(あるいは3線)の駅構造

・ホームドアがある

・線路がカーブしている



ここで方程式。

中山さん+私鉄=まずは東急。

(東急はホームドアの設置率も高い)


東横線、田園都市線、目黒線、大井町線の2面4線カーブ駅を郊外から捜索していって、、、



では元の写真↓


探し出した写真↓

完璧。


東急・旗の台駅の大井町線ホーム、確保!


そんなに郊外じゃなかったのは意外だったけど、当たってりゃ何でもいいや!よーし!



…待てよ、この駅は以前に池上線ホームの写真をもらってさんざん苦労した駅だったな……


やはり今年も油断ならない相手のようだ!



さあもう1枚。

出た、殺風景。


こんなに空が広がっているのに。



最初、ゆりかもめみたいな新交通システムかな?と錯覚しました。ああいう路線は灰色イメージが強いので。



しかし写真をよーく見ると。

このラインの入ってる所、ホームドアかな?


という事は、この手前側にも線路があるという事か。またずいぶんと殺風景な構造の中を…


先ほどの拡大写真で、向こう側にもホームらしき屋根があることを認識。



高架駅で、複数のホームがあり、ホームドアがあって、景色が開けている場所…



まず思いついたのは東急田園都市線(&大井町線)の二子玉川駅。並走する大通りからホームが見えたような…。



マップで接近。

違ったか!



(早くも打ち止め)



改めて、ホームドアをジッと眺めます。

このデザイン、山手線とか京浜東北線ぽいかな…

色は、山手線のグリーンかな…

京浜東北線もほぼ同じデザインなので、とりあえず山手線or京浜東北線と仮定しよう。


両線が並走する区間で、高架駅で、上空が開けた駅…ビルだらけの都心部を走っているのにそんな場所あったっけ?



ハッとひとつの駅が浮かび、いや違うかもと不安も残る中、祈りを込めてストリートビュー。



では元の写真↓


探し出した写真↓

JR上野駅、確保!


(問題写真はおそらく左下の歩道橋から撮ったものと思われる)


それにしても、なかなかの夜景です。これが本来の景色でしょう。


駅の規模が大きいぶんだけ、そして低い位置から撮ったので、向こう側のビルが入らなかったんですね。

あの場所をよくこんな殺風景に撮れたな!!!


殺風景部門グランプリにノミネート決定だ!





さあ続きまして、原田さんからの1枚。

この黄色い電車はJR西日本ですね。


国鉄型の113系・115系車両で、一部の界隈では末期色(まっきいろ)と呼ばれています。

国鉄の古い車両であることと、色をもじった名前ですね。


さて、この車両が運用されているのは、山陽本線の岡山エリアと(広島を飛ばして)山口エリア。


広島も数年前までは古い車両の天国で「國鉄廣島」などと揶揄されていましたが、2015年から新しい227系電車が広島エリアにだけ投入され国鉄型を一掃しました。

もう全然違いますね。

周りの地域の方々は「なぜ広島だけ…」と思っているんでしょうかね。普通の人は車両なんか興味ないのかな?でも新しいほうが良いでしょう?

一つだけ言えるのは国鉄型をありがたがるのは鉄オタだけという事実。


ま、とにかく広島以外のエリアを捜索します。



改めて写真を確認。

車両以外の特徴は、柱が青いことか。

そしてホームで撮影しているという事は、この駅で下車したか、あるいは乗り継ぎの駅である可能性が高い。

階段が下へ向かっているのも大事な要素。



当該エリアの拠点駅をつぶさに捜索。

西から辿ると、下関・新山口・岩国・(広島エリア飛ばして)三原・糸崎・福山…といった面々か。

一度も乗ったことはないけど、鎮痛な鉄道オタクは小学生の時に東海道・山陽本線の駅なんて全部覚えていたので、何となく主要駅は分かります。


ここまでの区間で、柱の青かった駅はただひとつ。


では元の写真↓


見つけ出した写真↓

問題写真のちょい左ですね、青い柱はもちろん上にあるミラー、柱にある機器、そしてホームの斜線も一致。


JR山陽本線・三原駅、着実に確保!



〜原田さんからのお返事〜

お見事です。返信頂いてからどこにヒントあるんだろ…ってしばらく悩みました。

この時は広島〜呉〜三原〜尾道〜岡山と移動していた乗り換えで、ほんの数分で撮った写真でしたので、自分でもあまり記憶ない駅でして、余計に驚いてます。



ホッホッホッ。こういうご感想を頂けるからまた頑張れます。



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さあ最初の写真に戻りましょう。

さすがに決め手がなさすぎるし、リアルで見に行くか…?とも考えました。



しかしリアルで見に行くのは最後の手段。

新年一発目で簡単に必殺技を出したくないという意地があるので、何とか決め手となる要素を探します。


結局辿り着くのはここ。

枕木の表記。


PIVC2K590

R=4000 L(判読不能)↑


推理できそうなのは太字にした部分のみ。


どこかから2km590m地点であることと、

カーブ半径が4000mであること。



カーブ!

京王稲田堤駅はカーブしていたぞ!



「京王稲田堤駅 カーブ 半径」や「半径4000m カーブ」検索も、目ぼしい結果はなく。



ジリジリしながら、検索の途中で出てきた京王相模原線Wikipediaを今になって眺めていたら。

とある部分を見て「……ンンー????」と思いました。さてどこでしょう。




ここです↓


そしてこれ↓

この2K590Mは、起点の調布駅からの距離ではないか?



・駅ホームの構造

・枕木に書かれた2K590の数字

・路線の起点・調布駅からの距離が2.5km

よし、状況証拠が揃った。



「京王稲田堤駅」送信。


若干ひるんだ発言をしているのは、前回西鉄の薬院駅にて、答えられぬまま敗北した経験があるからです。京王でそれをやるわけにはいかないので。


とにかく京王稲田堤駅、正解!!!



ああ合ってて良かった〜!


車両は別としても、この画角だけで駅を特定できたのは今年の自信になります。


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今回は以上です。



久しぶりでかなり気合いと鉄分多めになってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。



今年も皆様からの写真に全力で取り組んでいきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。




ではまた!