こんにちは。
お久しぶりです、どこ野鉄夫です。
舞台と年末年始でしばらく空きましたが、その間にたっぷり英気を養いましたので、張り切ってやっていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
まずは年始一発目に届いた、ワッティさんからのこちら。
これは……
車両は一瞬で分かるけど(京王8000系・高尾山バージョン特別ラッピング車)、その他の要素が何も……一発目から険しいな!
我々はともに明大OBなので、まず明大前駅から見てみるのは自然な流れ。
ウム、ちょうど同じ車両が停まっている。
しかし、やはり駅の決め手となる情報は皆無。
ここで当てずっぽうに答えることはできない性分なので、何か他の要素はないか絞り出していきます。
まず、線路をホームが挟む形なので、島式ホーム1面だけの駅ではない。
2面2線の対向式ホームか、2面4線の駅構造もあり得る。
そしておそらく、地下駅ではなさそう。
京王電鉄の駅は全部で69駅。(たぶん)
その中から、まずは井の頭線は除外(車両も線路幅も違うため)、
地下駅(新宿・初台・幡ヶ谷・国領・布田・調布・京王八王子)も除外、
島式ホーム1面のみの駅(上北沢・八幡山・橋本・高尾・高尾山口)も除外。仙川駅も特殊なので除外。この程度は調べなくても分かる部分。
…それでも40駅以上あるな…
意を決して捜索を開始。
まずは新宿側から、笹塚駅。
ちょっと、線路と線路の間が広いかな……?
線路の間に、コンクリート構造物がある。この駅ではなさそうだ…。
ここで気づいたのが、黄色い点字ブロックからホーム先端までの構造。
この駅は、滑り止めのゴムがびっしり。
問題写真を拡大↓
点字ブロックは見えないけど、間に別のコンクリートの部分がありそう。
↑の2駅でいえば、笹塚駅に近い構造か?
とりあえず、今のところ決め手はこれだけ。
(枕木に書いてある文字は、万が一ストリートビューで見つけられたら儲けもの程度の要素)
ホームの点字ブロックと滑り止め付きコンクリートの間に、別の部分がある駅を探し出す。
新年早々なんてチンケな決め手だ!
とにかく捜索を進めていくと、さらに不都合な現実が。
分倍河原駅。
なんだよ!ホームの途中で構造が変わっちゃうなんて聞いてないぞ!!
さすがに全部の駅の上下ホームをストリートビューでチクチク行ったり来たりする気力はなく(ストリートビューが無い駅も多い)、とにかくザックリと捜索しながら無実そうな駅をひとつひとつ消してゆきます。
そして最後に残った怪しい駅。
滑り止め部分と点字ブロックの間がタイル状のコンクリートになっていたのはこの駅のみ。
問題写真↓
他の駅は、ここの部分がことごとくアスファルトでした。(舗装については多少わかるようになってきた透水性夫)
ただ京王稲田堤駅にはストリートビューがなく、枕木の文字は見つけられず。
そして気がかりなのがホームがカーブしている事。
問題写真では、カーブの様子までは分からない。
また分倍河原のように、場所によって構造が変わるところを全部追い切れてはいない。タイル状の駅のなかで見過ごしていることも十分考えられる。
うーむ、新年一発目で外すのは嫌だな……
よし!
答え合わせの前に、別の写真をやろう!
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おなじみ中山さんから昨年末に届いた2枚、まずはこちら。
都市部のような、線路の先が開けているから郊外のような。
とにかく私鉄っぽい。
見える要素としては、
・線路が分岐している=2面4線(あるいは3線)の駅構造
・ホームドアがある
・線路がカーブしている
ここで方程式。
中山さん+私鉄=まずは東急。
(東急はホームドアの設置率も高い)
東横線、田園都市線、目黒線、大井町線の2面4線カーブ駅を郊外から捜索していって、、、
では元の写真↓
探し出した写真↓
完璧。
東急・旗の台駅の大井町線ホーム、確保!
そんなに郊外じゃなかったのは意外だったけど、当たってりゃ何でもいいや!よーし!
…待てよ、この駅は以前に池上線ホームの写真をもらってさんざん苦労した駅だったな……
やはり今年も油断ならない相手のようだ!
さあもう1枚。
出た、殺風景。
こんなに空が広がっているのに。
最初、ゆりかもめみたいな新交通システムかな?と錯覚しました。ああいう路線は灰色イメージが強いので。
しかし写真をよーく見ると。
このラインの入ってる所、ホームドアかな?
という事は、この手前側にも線路があるという事か。またずいぶんと殺風景な構造の中を…
先ほどの拡大写真で、向こう側にもホームらしき屋根があることを認識。
高架駅で、複数のホームがあり、ホームドアがあって、景色が開けている場所…
まず思いついたのは東急田園都市線(&大井町線)の二子玉川駅。並走する大通りからホームが見えたような…。
マップで接近。
違ったか!
(早くも打ち止め)
改めて、ホームドアをジッと眺めます。
このデザイン、山手線とか京浜東北線ぽいかな…
色は、山手線のグリーンかな…
京浜東北線もほぼ同じデザインなので、とりあえず山手線or京浜東北線と仮定しよう。
両線が並走する区間で、高架駅で、上空が開けた駅…ビルだらけの都心部を走っているのにそんな場所あったっけ?
ハッとひとつの駅が浮かび、いや違うかもと不安も残る中、祈りを込めてストリートビュー。
では元の写真↓
探し出した写真↓
JR上野駅、確保!
(問題写真はおそらく左下の歩道橋から撮ったものと思われる)
それにしても、なかなかの夜景です。これが本来の景色でしょう。
駅の規模が大きいぶんだけ、そして低い位置から撮ったので、向こう側のビルが入らなかったんですね。
あの場所をよくこんな殺風景に撮れたな!!!
殺風景部門グランプリにノミネート決定だ!
さあ続きまして、原田さんからの1枚。
この黄色い電車はJR西日本ですね。
国鉄型の113系・115系車両で、一部の界隈では末期色(まっきいろ)と呼ばれています。
国鉄の古い車両であることと、色をもじった名前ですね。
さて、この車両が運用されているのは、山陽本線の岡山エリアと(広島を飛ばして)山口エリア。
広島も数年前までは古い車両の天国で「國鉄廣島」などと揶揄されていましたが、2015年から新しい227系電車が広島エリアにだけ投入され国鉄型を一掃しました。
もう全然違いますね。
周りの地域の方々は「なぜ広島だけ…」と思っているんでしょうかね。普通の人は車両なんか興味ないのかな?でも新しいほうが良いでしょう?
一つだけ言えるのは国鉄型をありがたがるのは鉄オタだけという事実。
ま、とにかく広島以外のエリアを捜索します。
改めて写真を確認。
車両以外の特徴は、柱が青いことか。
そしてホームで撮影しているという事は、この駅で下車したか、あるいは乗り継ぎの駅である可能性が高い。
階段が下へ向かっているのも大事な要素。
当該エリアの拠点駅をつぶさに捜索。
西から辿ると、下関・新山口・岩国・(広島エリア飛ばして)三原・糸崎・福山…といった面々か。
一度も乗ったことはないけど、鎮痛な鉄道オタクは小学生の時に東海道・山陽本線の駅なんて全部覚えていたので、何となく主要駅は分かります。
ここまでの区間で、柱の青かった駅はただひとつ。
では元の写真↓
見つけ出した写真↓
問題写真のちょい左ですね、青い柱はもちろん上にあるミラー、柱にある機器、そしてホームの斜線も一致。
JR山陽本線・三原駅、着実に確保!
〜原田さんからのお返事〜
お見事です。返信頂いてからどこにヒントあるんだろ…ってしばらく悩みました。
この時は広島〜呉〜三原〜尾道〜岡山と移動していた乗り換えで、ほんの数分で撮った写真でしたので、自分でもあまり記憶ない駅でして、余計に驚いてます。
ホッホッホッ。こういうご感想を頂けるからまた頑張れます。
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さあ最初の写真に戻りましょう。
さすがに決め手がなさすぎるし、リアルで見に行くか…?とも考えました。
しかしリアルで見に行くのは最後の手段。
新年一発目で簡単に必殺技を出したくないという意地があるので、何とか決め手となる要素を探します。
結局辿り着くのはここ。
枕木の表記。
PIVC2K590
R=4000 L(判読不能)↑
推理できそうなのは太字にした部分のみ。
どこかから2km590m地点であることと、
カーブ半径が4000mであること。
カーブ!
京王稲田堤駅はカーブしていたぞ!
「京王稲田堤駅 カーブ 半径」や「半径4000m カーブ」検索も、目ぼしい結果はなく。
ジリジリしながら、検索の途中で出てきた京王相模原線Wikipediaを今になって眺めていたら。
とある部分を見て「……ンンー????」と思いました。さてどこでしょう。
ここです↓
そしてこれ↓
この2K590Mは、起点の調布駅からの距離ではないか?
・駅ホームの構造
・枕木に書かれた2K590の数字
・路線の起点・調布駅からの距離が2.5km
よし、状況証拠が揃った。
「京王稲田堤駅」送信。
若干ひるんだ発言をしているのは、前回西鉄の薬院駅にて、答えられぬまま敗北した経験があるからです。京王でそれをやるわけにはいかないので。
とにかく京王稲田堤駅、正解!!!
ああ合ってて良かった〜!
車両は別としても、この画角だけで駅を特定できたのは今年の自信になります。
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今回は以上です。
久しぶりでかなり気合いと鉄分多めになってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
今年も皆様からの写真に全力で取り組んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ではまた!

































