【ご注意】
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今年もMEMSマイクに明け暮れた1年でした。
その魅力、深みにハマればハマる程「MEMS方式」の可能性をもっと追求したい」という更なる深みにまたハマっていく。
単なる音響センサーに過ぎない電子部品だが
目標を持てば世界のマイクロホン名機を凌駕する実力を見せる
Invensense ICS-40730にリード線を手半田付けした姿 (プレヒート工程が必須)
MEMSマイク優秀品種の掘り起こしは続く
2205 :あの「ProbeⅡ」をKnowles社「SPM0687LR5H-1」で試作した
2218 :いま最も新しいMEMSマイクと向き合う「Infineon IM73A135V01」 ProbeⅡinfの製作
HOTなアイテムをコラボで実現
2211 :ZOOM F3向け MEMSマイク「L-730 mems」
今もって入荷未定・入手困難な「ZOOM F3」は今年の大きな話題となりました。
YOUTUBEのAさんの作品、話題のZOOM F3用に設計されたMEMS型マイクとコラボして同一形状で実現、ICS-40730使用、「まるで純正」の声しきり。
筆者は「入荷未定」の予約を取り消し、USAから1.5倍額で購入したが決して高いとは感じない。
MEMSマイクとの付き合い方を追求
2208 :MEMSマイクの安全・確実な手半田法 By Shin
ここがもっとも重要なポイント、これなしに先へは進めない。
2212 :ご注意!! ICS-40730 MEMSマイク 正誤2種類のData Seetの存在
まだ出回っている「Invensense」のデータシートは誤り、「逆相」です。筆者の指摘により、その後修正発表された「TDK Invensense」のデータシートが正しいです。誤記のOUT-PUT プラス・マイナスの逆表記は直されました。
2221 :高品位MEMSマイク Infineon IM73A135V01の取扱レシピ
この後Invensense ICS-40730と並んでMEMSマイクの優等生という認識に、Knowlesは2番手へ。
2225 :MEMSマイク、角型無指向性極小カプセル実装方向(第1編)
同類のラベリアマイク DPA4060及びSANKEN COS-11より学んだ
2226 :MEMSマイク、角型無指向性極小カプセル実装方向(第2編)
安っぽい教科書的常識に惑わされることなかれ
2229:2つの金属、導電性テープによる電気的一体化を考察(マイクのEMC対策)
マイクロホンのEMC耐力は完成度をはかる指針です
MEMSマイクのノウハウをベースに夢が描けることに感謝
2228 :世界の名機に挑む自作マイク(第1編)New「FetⅡmems・LzⅡmems」
2230 :世界の名機に挑む自作マイク(第2編) ProbeⅡinf Lz
MEMSマイク2巨塔使用のマイクはすでに世界トップレベルのマイクと互角の位置にあります。
写真はクラリネット奏者・レコーディングのプロである 大友様よりご提供いただきました。
コンデンサマイクのダイアフラム張替え
新年、ふとしたきっかけでAKG C-451E/Bのカプセル「CK-1」の張替えができないか、と無謀なことを思いついた。
「出来るはずがない」と思うならそんなタワケたことは絶対できないが「出来る!」と強く思えばその限りではない。
結果はだれが聴いてもオリジナルと差のない音質のリペアが、なんとキッチン用アルミホイルで出来てしまった怪リペア?。
2202 :AKG C-451E(EB)カプセル CK-1張替え修復法の開発 (前編)
2203 :AKG C-451E(EB)カプセル CK-1張替え修復法の開発 (後編)
換装ダイアフラムはキッチン用アルミホイル(11ミクロン厚)
日本の自作マイクのありかたは世界では通用しない
自作マイク、日本ではプラグインパワーの超簡易型または難解複雑回路を駆使したマイクに二分され、マイクのマイクたる能力の抜け落ちた、どちらも現場互換のないガラパゴス、この自作マイクに対する思い違いは何なのだろう。
SPの自作レベルは高いが、入り口のマイクなど「音が出ればいい」と言う割り切りか、もう一つは「物理特性」を穴の開くまで追求するが、C-451でクラシックのオフマイク録音をするなど、音楽表現は二の次という「物理特性優先」。
かつてMade in japanのマイクが世界から「音は録れるが音楽は録れない」と嘲笑されたことに似て、それを繰り返しているようで情けない。
それに対し海外(東西ヨーロッパ・米)では方式のバリエーションも実に豊富、カーボン型、リボン型、コンデンサ型まで多彩なアイデアのオリジナル設計が盛んであり、自作マイクに関する国際コミュニティサイトはあらゆる国境を越えてにぎわっています、筆者も参加したいが論議できる英語力はまったくない。
コンデンサマイクはトップクオリティを目指した各々の格闘と仲間同士のコミュニティが楽しい、それは国内のそれとは本気度の次元がまったく異なるからでしょう。
筆者が嫌う国内の「第三者目線」や「机上の評論家的目線」に対し本人目線の必死さを感ずるからでしょう。
ここでも「日本語」しか使えないことがあきらかに世界との壁になっている、英語が自由に使えたらバリアフリーだが・・・
かつてある方が特許取得の際、筆者の「ファンタム式パナ改マイク」の回路が特許庁で先行事例としてひっかかり、過激妄信信者を使ってそのくやしさを叫び散らし、私を目のカタキにしたバカ呼ばわり攻撃を加えてきた。なんと「金〇式」という一部スジで有名な教団・信者のしわざでした。
思い違いもはなはだしいそんなマイクなど海外では門外漢、日本の自作マイクの思い違いは国民性であれば欧米に端を発するマイクロホン・音楽文化のルーツに学びたい。(本件解説はおこないません、特許庁に記録あり)
このことをきっかけに筆者は「新アイデア・発明・発見」など知財保護に関連し、個人が大金をはたいて特許を取得するというバカバカしさと、その反対に金のかからない「ネットで全公開」することに、この方面でも想像を超える力を発揮できる事を学んだ次第です。
「常識」こそ「思考停止」の犯人
生きているかぎり使うのが「脳ミソ」です、使わなくなった「思考停止」は「脳死」と同じでしょう。
DCバイアス崇拝がいまだに残っている一方「DCバイアス型」だと思っていままで宝物のように使っていたマイクが実は「ECM」だったという事実、これこそがECMのなせるワザ、優秀さです。
特にDPA社は優れた「ECM」の製造販売を目的にB&K社から1992年に分離独立した新しい会社(Danish Pro Audio)です。
「プリ・ポラライズド」を英訳すればすぐわかる事実であり、
メーカーとして「安物マイク」のイメージを嫌ってECM「エレクトレット・コンデンサーマイク」の呼び変え呼称です。
あとはプロフェッショナルな方を含めユーザーの勝手な思い込みです。
2223 :Pch-FETによるローインピーダンス出力「P-fet circuit」
発想を変えればFET方式でもローインピーダンスOUTはできる
2224 :U-87形状 ファンタム電源で動作する魅惑の真空管マイク「TUBE X3」
真空管回路のB+はファンタム電源でいい
2227 :2線式でソースフォロワ 「ファンタム式高品位マイク」に新風
ECMのFETをP-chにしてみたら・・・
アニバーサリー
2215 :通算800万アクセス(PIV)達成記念 (振り返り記事リンク集)
2019年6月10日開設、ことし5月10日13:00頃 通算800万アクセスに至りました。次の目標1000万アクセスをめざして「ShinさんのPA工作室」は歩み続けます。
すっかり「マイクロホンブログ」になってしまいましたが、この路線を続けます。
みなさまに愛されてここまでまいりました
来年も良い年でありますようお祈りいたします
新年にまたお会いしましょう
以上
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おしらせ
MEMSマイク使用、話題のProbeⅡ、L-730memsおよびFetⅡmemsおよびそのLzタイプなど、読者のみなさまからのご注文により優秀機種の手づくり製作を承っておりますのでお問い合わせください
fetⅡ、fetⅡi、fet3、LZⅡb は今や貴重品、秋月のパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作を承ります
モノ作り日本もっと元気出せ!
【おことわり】
★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。
★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。
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Shinさん独特のこだわりと非常識をもって音響の世界を刺激してまいります。
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