ShinさんのPA工作室

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(ご注文によりマイクの製作を承っています) fet Ⅱ  fet Ⅱ‐brightfetⅡi fet3 、など。  

もう絶対に入手できない超貴重品、秋月電子の純正パナソニック「WM-61A」を在庫の続く限り使用します。 


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AMAZONの激安中華マイク改造

あのフィーバーからもうじき3年になります。

 

1603 :Amazonの超激安コンデンサマイクが高級機に変身する改造(第1編)・・・2016年1月

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12115618790.html

 

ユーザー層・スキルを乗り越えてマイクロホンの世界・業界・ユーザーに激震を与えたこの記事、このブログからの発したフェイクのような情報は世界をかけ巡りました。

 その後メキシコ~英国方式では言葉の壁を巧みに利用された。送られてきた半端で不鮮明な改造写真、彼らの本当の目的が分からないまま直さざるを得ない彼ら方式を書き換えるハメに、それは「Shinのサイン入り回路図」として変造利用され、不本意な結果として2つの方式に関わって併存させることになった。

どちらもマイクロホン自作ファンのプラットフォームの1つとして生き続けていますが、ツェナーダイオード不使用方式の優位性は変わりません。

 

 

そもそも 私があの記事を書いた真意は何だったのでしょうか。

それはたった2500円で簡単に2けた上のマイクのパフォーマンスが得られるという怪しさ、信じても信じなくても「エッツ」という驚愕を誰でも簡単な改造で味わっていただくことができるからです。

 キモとしたのは回路的に多少疑問部分があってもコンデンサマイクを必要とする方に結果の素晴らしさを共有していただくために可能な限り敷居を低くして僅かな手数で大きな収穫を得る作戦をとりました。

 基板はできるかぎり「そのまま・そのまま」と、その甲斐あってミュージシャンをはじめマイク作りには縁のない多くの方々、普段はんだごてを持たない方も目の色を変えて改造に走りました。

 

★純粋技術的には問題だらけのため多くの方々から重箱の隅や細部、「そもそも」的なバッシングを受けることになりましたが、人を幸せにする事と完璧を求めることの両立の難しさをひしひしと感じながら私は方針を曲げませんでした。 

 

YouTube(白背景)YOUTUBE https://www.youtube.com/watch?v=xWYjaKBuzXI

 

(経緯)

双葉 2016年正月のことです、たまたまポップアップしてきたAMAZONの広告に驚かされました。

販売ページは2,530円の安っぽいながらサイドアドレスマイクがショックマウントやケーブル一式であるではないか、 もう一度内容をたしかめると「プラグインパワー」ですら動くらしい、眉ツバ承知でポチった。

 

届いたものは安物であるにも関わらず値段相応ともいえない内容に驚いた、しかしやっぱり音が変!、そうです、盛大なホワイトノイズと逆相音です。

それを割り引いても「きわめて素性はイイ」と判断、何はおいても逆相を直した。

(この時点でプラグインパワーのユーザーは切り捨てざるを得ませんがあたりまえのコンデンサマイクにした)

 

 この時は回路も不明であるが間違いはないはず、と7V位のツェナーダイオードを取り外し無難な抵抗値、5.6kΩに替え、あえて非安定回路にした。

 

  案の定盛大だった「サー・ノイズ」は消え、この時点であっけなくベリンガーC-1は超え、このマイクのさらなる実力を期待した、特にカプセルの優秀さがきわだって確認できた。

 

 

よし!、多くのかたにスキルの高低にかかわらず、はたまた「唄ってみた」の高校生でもここまでの内容なら専門知識の必要なく「高性能激安なマイクが手にできる」と期待し、配慮した記事にしたつもりです。

改造レベルを小分けにして発表した、どのレベル段階でも満足できるものでなければなりません。

 

サーノイズより大切なのは「相」の問題、ここから始めたがあまり理解されなかった。

ツェナーはずしは決定的、大いににうけ、AMAZONではBM-800の品切れがすぐ起こった。

 

そこから一週間、少しづつ回路の解明を始めました。

ブラックボックスであった基板を回路図化する仕事、テスターとルーペを使ってほぼ2日で書き出しました。(若干のミスは後で気が付いたり、NPN-PNPの逆などご指摘を受けて修正しました)

ともあれ回路図化は待ち望まれていたのでしょう、15000/DAY のアクセスが続くほどでした。

 

同時にソースフォロワ改造の結果も出たのでテスト録音をおこないました。

 

双葉 100の議論より耳で判断する。

Voiceを使うのでSONY C-38Bとの比較がわかりやすい、また低価格であることで当時人気はあるものの盛大なホワイトノイズと位相的に違和感のある欠陥マイク、ベリンガーC-1をあえて加えた。

 

YOUTUBEではこの改造マイクの優秀性と可能性をステップを踏みながら確認できるようにしました。

日本の標準マイク代表・SONY C-38B、低廉不出来マイクの代表・ベリンガーC-1とも横並びで試聴するとこのマイクのビックリする能力が見えてきて実に面白いです。

 

つぎに

ヨーロッパの名機・高級機を含めた公開鳴き合わせに勝つことを至上命題として臨みました。

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12135001581.html

 

 

マイク 音響技術者たちに大いにウケけたのは見た通りおもちゃのようなマイクが「ノイマン」「AKG」「DPA」「ゼンハイザー」などの名機と平然と互角に戦う姿にあった。

まるで草野球チームが大リーグと試合するような構図に見えるのでしょう。

 

 しかし時にそれらを軽く追い越すパフォーマンスには喝采、笑いの渦、まるでマジックショーさながらであった。

 休憩時間には「なにコレ!」と質問責め、ノイマンやDPA、AKGを指して「じゃあこの価格差は何?」とあっけにとられた突っ込みでワイワイと。

 (これがプロの生の反応でした)

 

 ここまでを第一目標にしていましたのでまるで「ドンキホーテ」のような行為に周囲はあきれはてたと思いますがそれが事実であることがこの改造マイク物語の意外性たるところです。

 

 

太陽 それにしてもこんなめったにない改造アイテムに恵まれたことに感謝です。

 

          以上

 

 

(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3、
fetⅡ‐bright など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや貴重品、秋月のパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作) 

 

モノ作り日本もっと元気出せ 

 

【おことわり】

★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。

★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。

★第三者に対する販売等の営利目的としてこのサイトの記事を窃用する事は堅くお断り致します。

★情報はどんどん発信していきます。ご覧いただき、アレンジも良し、パクリも結構です、Shinさん独特のこだわりと非常識を以て音響の世界を刺激してまいります。 

  
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秋月電子 頑張りますね。

マイクロホンクラフトファンとして歓迎ではあります

しかし取扱いラインアップにはやや疑問を感じます。

 

 

9月頭から扱い始めたフォーリーフのECMカプセル3種類に続いて品種を増やし、10機種になりましたが・・・

 

葉っぱ 「フォーリーフ」はその業界では知らない人はいない国産ECMの名門メーカーです。

数年前まで少数販売も扱っていましたが効率が悪く採算がとれない為か問い合わせ対応に忙殺される為か、多くのファンに惜しまれながら小数販売中止に至った経緯があり今回、秋月電子を通じて一般市販されたことは画期的といえます。

 

しかし今回の秋月電子の扱い機種10種類を見て率直に思います。

そこまで増やさないでいいと思います。

 

なぜならば秋月では無指向性6φ(5.8φ)ブッチギリのプリモEM-158を扱いはじめた現在、求められているのはWM-61Aの2番煎じやナローレンジの接話型ではなく堂々たる単一指向性の優れたカプセルだと思います。

顧客要望であっても取捨選択した整理をしないと在庫管理も大変でしょうが、なによりも購入者にとって選択はきわめて困難です。

 

14XXシリーズ各種はワイドカーディオイドの1451または単一指向性の1461があれば十分。

 元々14XXどれも似たり寄ったりの音質、特に低域の薄さはどれも同様、「サイドアドレス型」には厳しい内容といわざるを得ません。

 

そして本来用途である 軸方向単一指向性(棒状マイク)の設計・製作は自作ファンにとってかなり高いハードルを覚悟する必要があります。

 

フォーリーフ 14φECM  (左:UEB-1461、右:UEB-1450)

 

 

ならば、いったん整理して「吹かれ処理」だけおこなえばC-451B互換の名機となり得る「UEB-5361」、そしてフラット系ワイドレンジ10φの「UEB-5261」・・・(いずれも単一指向性)この2機種のみにしてはどうか、販社の在庫管理上も購入者も分かりやすいと思います。

 

UEB-5361を用いたピアノ仕込み型X-Yステレオマイクの例

 (ある業務音響団体でピアノ収音技術用に現用されています)

 

 

 

葉っぱ 軸方向単一指向性(棒状)マイク・・・(短小クン)の製作例https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-11007679323.html  

(参考手作り例) OEB-1451使用の軸方向単一指向性短小マイク (2011年)

 

 

UEB-5261使用の軸方向単一指向性短小マイク (2010年)

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-10658245890.html

 

 

 

クローバー 1108 :バウンダリーマイク 「BLM-fet Dual」の試作 (2011年)

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-10780462136.html

 

オフマイクで使用するPA用マイクロホンです。

UEB-5361と5261切替のDual バウンダリー型(前方半球形指向性)、特に5361側のハウリングマージンは定番(PCC)を遥かに凌ぎます。

(床に置き、反射面長辺側を音源に水平に向けて舞台上のセリフをオフマイクでPAしますが楽器収音もイケます)

 

        (砂袋を詰めてウエイト調整も)

 

 

クローバーあえて無指向性を加えるならば5φの無指向性 EB‐5400のみ面白さがある。

 

1139 記事 https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-11028315526.html

 

葉っぱ 当時の記事がありますのでご参考ください。

UEB-1460、OEB-1451、UEB-1461、UEB-5261、UEB-5361などの紹介がありますhttps://ameblo.jp/shin-aiai/entry-11005943688.html

 

葉っぱ過去記事のショートカット集をお使いください。

 フォーリーフのECMを使用した製作記事は2010~2012年ころ掲載しています。(時代背景が今と異なるのをご理解の上、参照ください)

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葉っぱ 最後に

フォーリーフの14XX各機種とYUTECの16(17)mmに限定して比較するならば単一指向性カプセルはYUTECの優位、また「大口径」ならば興和テクノロジーの優秀性が際立っています。

 

また今回の6φ無指向性ECMは今では存在理由すら見つからない意味不明機種になっています。

 

天気 これだけはお伝えしたい

1).単一指向性マイクは「音圧動作」の無指向性マイクのイージーなノウハウでは成り立ちません。

たまに見かけますが無指向性カプセルを外して単一指向性カプセルと取り換えたものなどはまともなマイクになりません。

指向性マイクの理論理解と自分の目的に合ったカプセル選びはその最初の一歩であることをお伝えします。

 

2)フォーリーフの各機種のスペック表を良くご確認ください、この部分。 

          (ここでいう「出力端子」とは「測定回路」のOUTPUTのこと)

 

それは「出力位相」についてです。

バックエレクトレット型と「エレクトレット型(膜エレクトレット)」とでは出力位相が逆になります。

 またドレイン出力とソース出力でも位相関係は反転すること。

これは完成形のマイクに仕上げた場合きわめて大事な要素です。

 

最終的にはXLRコネクタの2.3入れ替え又は卓でリバースすれば済む話ですがデフォルトが大切です。

 

たまに見かけるのはオーディオ装置にふんだんにお金をかけ、再生音のディテールやケーブルの質にはとりわけシビアなこだわりを持つ反面、マイクの「正相・逆相なんて関係ない」とおっしゃる方や「自分にはその違いがわからない」・・・などという方がいらっしゃいます。

 

本来ほぼ瞬間的に「正・逆」聴覚判断できるファクターにも関わらず、「位相」に無頓着かつ低い弁別能力しかお持ちでないならば、「音へのこだわり?」とは何でしょうか、まして自作してまで特徴のあるマイクロホンを手にする価値はまったくないと思います。

ここがすべての入り口であることを忘れないようにしたい。

 

 

         以上

 

 

 

 

 

 

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(はじめに)

このブログから世界に飛び立ち、ショッキングな内容ゆえ大きなブームを起こした「AMAZONの超激安コンデンサマイクが高級機に変身する改造」あれからまもなく3年。

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12115618790.html

 

基板部品・構造体のチープさはご愛敬、プラグインパワー動作と3番HOTをやめ、ツェナーノイズさえ対策すれば本質的な良さを見せ、ソースフォロワー改造+αで国際級のマイクになることが世界中のマイクロホン技術者に驚きを以て迎えられました、今でもその流れは変わりません。

 

双葉 写真は日本音響家協会主催の公開イベントにおけるマイク鳴き合わせ風景(2016年3月)

青いマイクが超激安改造マイク(ソースフォロワー)BM-800です。

よほどj自信がないかぎりこんな場所に登場させることはあり得ませんね、負けると思ったらこんなことさせません。

世界の名機11本との鳴き合わせは一歩も引くことなく参加エンジニアは目と耳を疑った、ローの薄さのみ僅か指摘があったがヨーロッパ勢同様の上位ランキング、注目度はダントツの一位でした。

 

 

このブログから発したこの流れは現在でもとどまることなく、ツェナーノイズ対策法はその後メキシコ~英国方式が加わり、世界を二分して事態を面白くさせています。また価格が安いのでケースのみ流用して自作マイクを作ることも盛んにおこなわれています

 

 

 

雨b しかし

このシリーズの激安マイクには外観上の「違和感3点セット」がありました。

 

 1.センスのない見苦しいボディカラー(ポップ感とも言えず、只ただ安っぽいだけ)

  2.高級感など微塵もなく恥ずかしい「金色」リング(はずすとホッとする)

 3.安っぽい金色のスクリーンメッシュ(AKG 414とは似ても似つかず視覚上拒否反応を起こす)


この三者が一体になるとさしずめ「夜店(露店)のオモチャ」の雰囲気になり、現在では「3」を残すも2年前とは様変わりしている。

コストアップする要素はなに一つないのでよほど学んだのでしょう。

 

ボディカラーは上の写真が世界のすう勢、黒を含めた無色系、メッシュスクリーンはせめてシルバー系の金属色、できればつや消しであることがマイクロホンとしては好ましいが、現在はあたりまえの姿に向かいつつある。

 

(生産国の色彩感覚は100均の商品でもわかる通り日本人、欧米人感覚と大幅なズレがある。そしてマイクロホンに奇異な着色・メッキを加えるのは絶対受け入れられない)

 

 

双葉 さて、今回は1インチのカプセルであるKT-2578の新作進化系を用いたマイクの製作にあたり、この違和感3点セットを排した新デザインを提案します。

(この形状は古く、1928年創業時のノイマンCMV3をイメージしました。)

 

デザイン以外の内容は1708 :高品位新型1インチ大口径カプセル採用DIYマイクロホン の記事とほぼ変わりません.がこのカプセルは2SK117GR使用を前提に設計されているためこれを守り、高抵抗は(1GΩ)を外付けとしました。

 

【製作】

今回はこんな材料を使って外観をキメました。

右のほうは6mm程度のインチネジであるので6mmのタップを使ってネジを立て直した。

左の水道材料には穴があいていないので5.2mmの下穴をあけ、6mmタップを通し左右の金具をネジでつないだ。

 

こんなイメージができたのでこれを具体的に作りこんだ

 

1.AMAZON激安コンデンサマイクを所定の対策を施し、仕上げた。

・XLR部のリード線を入れ替え、2番HOTにした。

・ツェナーダイオード撤去・5.6KΩ抵抗と入替実施

・ケース内側に制振ゴムの貼り付け(ケース固体鳴き防止)

・ここまででサウンドチェック実施.(正常動作を確認)

 

2.KT-2578系カプセルマウントを台座の加工と同時に仕込んだ。

・基板を外し、既存のECMも取り外す。

・カプセルブロックを交換し、写真通りねじ止め、完成させる。

表面

 

 

裏面

 

出力の極性

線はコネクタ側で入れ替えていますので色とは無関係にこのようになります、左からGND、HOT、COLD(XLRコネクタでは1、2、3)です。

実際、耳で聴くだけでわかりますが念のため。

 

 

3.背面はインピーダンスがきわめて高いためFETによるインピーダンス変換回路を仕込み背面の静電シールドを完全におこなった。

背面シールドは銅メッシュ30を内側に、ステンメッシュ40を外側に、二重シールド実施。GNDは外枠共通にファラデーシールドを完全にした。

 

【回路図】

葉っぱ 絶品コンデンサマイクの完成です。

大口径1インチの良さを存分に、

「激安中華」のアレンジ版とは思えないいい感じの仕上がりです。

 

聴感上も申し分なくFFTでも20kHZ以上十分伸びているようで、30KHZ以上まではカバーしている印象です。

 

 

 

【最後に】

従来ならこの音はDCバイアスならではの世界であった。

製作してまず感じたのはこの大型ECMカプセルの素性の良さである。

それは巻頭に紹介した通り激安マイク搭載の中口径(16φ)ですら堂々たたるもの、それは現在のECMの標準レベルと言える。 

 僅かに低域の薄い16φの不満点をカバーし、美しいディテールを生み出すこの1インチECMカプセルの優秀性は他では入手できないだけに貴重な一品といえる。

 

かつて(1970年台)からはじまった「DCバイアス絶対!、ECMはゴミ」というコンデンサマイクの定番常識は完全にくつがえされています。

かつての国産コンデンサマイク(DCバイアス)名機と比べても圧倒的にこのECMの勝ちです。

 

我々が勝手に「DCバイアス型」だと疑わなかった超高価なヨーロッパ勢を中心に、メーカーでは詳細をあきらかにしない名機の数々がかなり昔からまさかの「ECM」であったことを理解してほしい。現状を知ってほしい。

(クラシック録音の定番xxxxも、ドラムトップのXXXXも、ましてや楽器コンタクトマイクは100%ECMです)

 

 DCバイアス絶対主義の時代はすっかり過ぎ去っていたのです。

 

 

今回のカプセルはこちらで入手しました。

KOWAテクノロジー https://www.kouwa-tech.tokyo/contact.html

 

                           以上

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

(お知らせ)
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