東京駅【東京都】(在来線地上ホーム。東海道本線、上野東京ライン、中央線快速、山手線、京浜東北線。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都千代田区東部の丸の内地区にある東京の代表駅かつ日本の代表駅で、新幹線・在来線とも多数の路線・系統が集まるターミナル駅、
東京駅 (とうきょうえき。Tokyo Station) ですが、今回はJR東日本の管理する在来線駅のうち、地上部分についてのみ紹介いたします。発着路線・系統は東海道本線【東海道線】、中央線快速(中央本線)、山手線、京浜東北線です。
 
尚、地下ホームに発着する系統や新幹線駅につきましては後日、順次UP予定です。
総武快速線と横須賀線が乗り入れる東京駅総武地下ホーム⇒こちら
京葉線が乗り入れる京葉地下ホーム⇒こちら
JR東日本が管理する東北新幹線・北海道新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・上越新幹線・北陸新幹線ホーム⇒こちら
JR東海が管理する東海道新幹線ホーム⇒こちら
 
 
駅名
東京駅 (スリーレターコード:TYO)
 
所在地
東京都千代田区
 
今回紹介の乗車可能路線・系統
JR東日本:東海道本線【東海道線】上野東京ライン中央線快速、山手線(品川方面上野方面)、京浜東北線(横浜方面大宮方面)
 
隣の駅
東海道線 (JT 01)
熱海方・神戸方……新橋駅
 
上野東京ライン【宇都宮線】 (JU 01)
上野方・大宮方・盛岡方……上野駅
 
中央線快速 (JC 01)
高尾方・名古屋方……神田駅
 
山手線 (JY 01)
品川方・大崎方……有楽町駅
田端方・池袋方……神田駅
 
京浜東北線 (JK 26)
蒲田方・大船方……有楽町駅
横浜方・大船方……神田駅
 
乗換可能路線・系統
JR東日本:総武快速線横須賀線……総武地下ホームまで徒歩10分~15分
JR東日本:京葉線………………………京葉地下ホームまで徒歩15分~20分
JR東日本:東北新幹線 (北海道新幹線山形新幹線秋田新幹線上越新幹線北陸新幹線を含む)

……新幹線ホーム (JR東日本) まで徒歩10分
JR東海:東海道新幹線……新幹線ホーム (JR東海) まで徒歩10分
東京メトロ:丸ノ内線……東京駅まで徒歩10分
(※)この他、東京メトロ東西線大手町駅東京メトロ千代田線の二重橋前駅へはそれぞれ地下通路を経由して乗換可能です。
 
訪問・撮影時
2018年ほか
 
 

東京駅の西側にあり、正面口に相当する丸の内駅舎です。「赤レンガ駅舎」とも呼ばれており、1914年に竣工しました。太平洋戦争時に空襲により被災し、焼失したドーム屋根は仮復旧で八角形の屋根になり、長らくそのままでしたが、2012年に復原工事が終了し、屋根はドーム屋根に戻り、その他の部分も本来の姿に近い形態へと変わりました。
左側(北側)に丸の内北口が、中央近くに丸の内中央口が、右側(南側)に丸の内南口があります。
そして駅舎には「東京ステーションホテル」が併設されています。
また、駅舎前には広大な駅前広場「丸の内駅前広場」があり、中央部は歩行者専用のスペースです。北側と南側にそれぞれロータリーがあり、バス停留所も併設されています。
そして駅前広場地下には総武地下ホームがあります。
 
 

丸の内口の駅前(西側)を望む。手前を左右に通る道路(都道402号線)の地下に東京メトロ丸ノ内線の東京駅があります。
写真奥への道路は行幸通りで、東京メトロ千代田線の二重橋前駅を経由して皇居に通じています。二重橋前駅までの間は行幸通りの直下に地下道が整備されています。
そして丸の内地区は日本を代表するビジネス街で、多くのビルが立地しています。近年は高層化が顕著です。
中でも行幸通り左側の丸の内ビルディング(丸ビル)と、右側の新丸の内ビルディング(新丸ビル)はともに商業施設が入居した複合ビルで、観光スポットにもなっています。
 
 

丸の内口の駅前(南側)を望む。右奥へ伸びる道路(都道402号)を直進すると有楽町駅へと至ります。
正面右側には東京中央郵便局を改築して2012年に完成した超高層ビル「JPタワー」があります。
翌2013年には商業施設「KITTE」がオープンしました。
南側もビジネス街で、多くのオフィスビルが立ち並んでいます。
 
尚、東口に相当する八重洲口や日本橋口などにつきましては東北新幹線駅、東海道新幹線駅の記事で紹介予定です。
 
 

南側のドーム屋根部分にある丸の内南口の様子です。この部分は吹抜になっていて、つい見とれてしまいます。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にカウンター形式の有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機、指定席券売機があり、その手前には『みどりの窓口』があります。
トイレ、多機能トイレは改札外と改札内にあります。
 
今回は丸の内南口のみの紹介ですが、他にもほぼ同じ仕様の丸の内北口、コンパクトな造りの丸の内南口、八重洲側にも八重洲北口、八重洲中央口。八重洲南口、八重洲地下中央口などがあります。
 
 

改札内1階中央通路の様子です。手前が丸の内側(西)で、奥が八重洲側(東)です。
早朝の撮影で人影がありませんが、昼間は通行人でごった返しています。
中央通路の右側(南側)には駅ナカ商業施設「エキュート東京」があり、テレビでもよく紹介されています。東西にある中央通路と南通路を結ぶ連絡通路から出入りできます。
また、中央通路の地下にある中央地下通路沿いにも駅ナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」があり、こちらもテレビでよく見かけます。
そして中央地下通路には待ち合わせ場所として有名な「銀の鈴広場」があります。
 
尚、中央通路と南通路沿いにはJR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」または売店「ニューデイズキオスク」、土産物店、駅弁屋などがあります。北通路沿いには現在、売店・コンビニがありません。
 
 

7・8番線にある上野東京ラインの駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR東日本の標準タイプのデザインで、上野東京ラインのオレンジのラインカラー、
そして駅ナンバリングが表示されています(JU 01)。「U」は宇都宮線と同一で、上野東京ラインが宇都宮線の延伸線である事を示しています。
東京駅は主要駅のみに与えられるスリーレターコードが設定されています (TYO)。
また、特定都区市内制度における東京都区内の駅かつ東京山手線の内側にある駅なので、「区」マークと「山」マークの表示があります。
 
 

9・10番線にある東海道線の駅名標です。
ラインカラーは上野東京ラインと同じくオレンジです。
駅ナンバリングは「JT 01」です。
 
 

こちらは1・2番線にある中央線快速の駅名標です。
ラインカラーはオレンジバーミリオンで、駅ナンバリングは「JC 01」です。
 
 

山手線の駅名標です。
ラインカラーは黄緑で、駅ナンバリングは「JY 01」です。
 
 

こちらは京浜東北線の駅名標です。
ラインカラーは水色で、駅ナンバリングは「JK 26」です。
他の多くの線区が東京駅から順に番号が振られているのに対し、京浜東北線と横須賀線・総武快速線はそれぞれ大船駅と久里浜駅から順に番号が振られています。
 
 

東京駅の在来線地上ホームは島式ホーム5面10線の高架構造で、右端(西側)にある中央快速線の1・2番線のみ3階に位置し、他の路線・系統のホームは2階に位置しています。
 
右から
1番線・2番線(中央線快速:新宿・高尾方面)
3番線(京浜東北線北行:田端・大宮方面)、4番線(山手線内回り:秋葉原・上野方面)、
5番線(山手線外回り:有楽町・品川方面)、6番線(京浜東北線南行:浜松町・大船方面)、
7番線・8番線(上野東京ライン:上野・宇都宮線・高崎線・常磐線方面)
9番線・10番線(東海道線:品川・横浜・熱海方面)
の順です。
 
1、2番線は特急も発着する関係で12両対応です。2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入され、それに伴い10両編成から12両編成になる予定ですが、ホーム延伸工事の必要はなく、細部の改良のみにとどまる見込みです。
3~6番線は現状11両対応で、京浜東北線ホームにも山手線電車が発着可能です。
そして7~10番線は15両対応で、東海道線や上野東京ラインの長編成電車にも対応しています。

各ホームの盛岡方(手前側)には北通路に通じる階段、エスカレーター(一部上りのみ)が、中ほどには中央通路に通じる階段、エスカレーター(一部上りのみ)が、そして神戸方(写真奥)には南通路に通じる階段、エスカレーター(一部上りのみ)、エレベーターが設置されています。
そして各ホームにはベンチ、飲料自動販売機、キオスク(1~6番線)、「NewDays」(7~10番線)があります。
 
写真は5・6番線より神戸方(南方)を望む。

 

  

こちらは3階にある中央快速線のホームです。1997年の北陸新幹線長野開業に伴い、在来線ホーム1面を新幹線ホームに変更しなければならず、押し出される形で旧:1・2番線(現:3・4番線)の上に中央線ホームが新設された経緯があります。
他のホームとの乗換は一旦1階まで下りなければならないので時間を要します。
写真は高尾方・名古屋方を望む。
 
 

こちらは東海道線・上野東京ラインの7・8番線ホームです。一段高い位置にホームがあります。
長らく北側(写真奥)でレールが途切れており、東海道線列車が折り返し運転していましたが、2015年3月に東京~上野間の上野東京ラインが開業して東海道線と宇都宮線・高崎線・需要番線がつながり、直通運転が開始されました。特に上野方面は様々な行先の電車が運転されているので、乗車前に電光掲示板でご確認下さい。
写真は上野方・盛岡方を望む。
 
 

上野方・盛岡方を望む。隣の神田駅まで、在来線は4複線(8線)区間です。右に東北新幹線が並走します。
左から中央線の複線、京浜東北線(外側)と山手線(内側)の方向別複々線、上野東京ラインの順です。
この先、中央線の高高架が2階レベルにまで下がり、4複線が一時的に完全並行しますが、間もなく上野東京ラインの複線が上り勾配になり、東北新幹線高架橋の上空を走るようになると神田駅へと至ります。上野東京ラインは神田駅を過ぎると秋葉原駅付近で2階部分に戻り、その後は京浜東北線・山手線と完全並行して上野駅へと至ります。
 
 

中央線快速の高尾方・名古屋方を望む。3階部分にホームがあるため、発車後すぐ下り勾配で2階レベルの高さになります。そして他の系統と並走して神田駅へと至ります。
 
 


品川方・神戸方を望む。
品川駅まで在来線は3複線(6線)区間です。左に東海道新幹線が並走します。少し先の地下に京葉地下ホームがあります。
右から京浜東北線(外側)と山手線(内側)の方向別複々線、東海道線の順です。
この先、右手に東京国際フォーラムを見ながら右へカーブし、有楽町駅へと至ります。東海道線は新橋駅までホームがありません。
 
 
あとがき
私がJRの東京駅で下車(乗車)したのは1996年以降数え切れないほどあります。その中でも2017年以降は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。大きな駅なので何度も訪問して写真撮影しました。とにかく広い駅、大きな駅、人の多い駅、といった印象で、特に2012年に丸の内駅舎が復原されてからは人の多さに拍車がかかりました。
 
新宿駅からですと中央線快速電車の東京行きに乗り終点下車です。特急は別料金が必要なので乗らないで下さい。または山手線内回り電車・外回り電車で約半周してもたどり着けます。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線の東京行きに乗り終点で下車です。旅行商品「ぷらっとこだま」等で移動される場合はJR東日本構内に入れませんので、改札内に入る場合は一旦JR東海専用の改札を出てから乗車券・入場券、交通系ICカード(入場券としては使用不可)で入場しなければなりません。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内に多数のコンビニ、飲食店があり、各地の駅弁も購入できます。一方、駅の外にはコンビニや気軽に入れる飲食店は少なく、特にファストフード店は丸の内口側には存在しないと言っても過言ではないでしょう。予算が多めに必要な店舗が多い印象です。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東海道線、上野東京ライン、中央線快速、山手線、京浜東北線、中央線快速をはじめ、他の系統や新幹線で東京駅を経由される際、または東京駅で下車される際は、ぜひ一度は東京駅も観察されてみて下さい! 駅ナカ店舗も充実しています!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)