装備自作(その26)またつまらぬレプを作ってしまった | ちょんまげインプの部屋

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いらっしゃいませ、変態(いろんな意味で)の部屋へ。
これであなたも立派な変態。
今後ともどうぞよろしくっす。

(以前、ちょんまげのついたインプレッサに乗っていたのでこんなタイトルです)

 

今回ばかりは自分でもなんでこんなものを特注してしまったのか、理解に苦しみます。

ただもう発作が起こったとしか・・・

 

これ、なんだか分かります?

 

ステンレス製で、重さ80g。

これを3枚1セットで使います。

これを、この袋に入れて使うのです。

はい。

88式鉄帽のV8(暗視装置)用覆いの後部に入れる

「カウンターウェイト」

です。

(※このV8覆いはターナーさん改造によるもの)

 

88式鉄帽の前縁に単眼式の暗視装置を装着すると、鉄帽の前だけ重くなってしまいます。

そこで、バランスを取るために後ろにオモリ(バラスト)を入れるという・・・(なので、フル装備するとアタマがめちゃくちゃ重くなる)。

もっとも、陸自でV8が支給され始めた当初は、V8はあってもV8覆いやこのカウンターウェイトが支給されなかったり、ということがあったとかなんとか。

そして今では、2型顎紐がけっこう良く、ウェイトがなくても大丈夫という声も。

 

ところでこのこのレプは官品と同じサイズですが、官品の材質はなんだか分かりません。

磁石がつかないので鉄ではなく、あるいは磁石にくっついたらいけないのかなと思い、ステンレスにしました。

官品は黒染めっぽい仕上げになっていますが、わざとなのかどうか、表面が旋盤で加工したような跡がバリバリについていて、けっこう仕上げが雑。

もっとも袋の中に入れるだけの用途だから、仕上げなんてどうでもいいということでしょう。

というわけでステンレス材の高騰もあり、単価を少しでも抑えるため、カットはレーザーでなくプレス、表面処理なし(カドだけ手を切らないように研磨)としました。

 

ちなみに丸い穴は、まあ想像つくと思いますが、脱落防止ヒモ通しの穴です。

とはいえ袋に比べてタイトな大きさなので、相当に細い針金とかでないと、脱落防止処置をすると袋に入りません(笑)

おまけに使わない時に外して置いとくと紛失しやすいですし、けっこう難儀なシロモノだそうです。

ねじりっこを使った脱落防止の例。

(画像:◎◎さんから。ありがとうございます)

 

まあ冗談みたいなつもりで特注したのですが、自分でも使わないし、コレがなくて困ってる現職さんもいないでしょうし、宅トレをするにしてもV8を持ってる人も少ないでしょうし、ちょっと後悔しています。

ホント、生まれてくるのが遅かった・・・

 

 

 

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