装備自作(その21)あの新型バックル(?) | ちょんまげインプの部屋

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いらっしゃいませ、変態(いろんな意味で)の部屋へ。
これであなたも立派な変態。
今後ともどうぞよろしくっす。

(以前、ちょんまげのついたインプレッサに乗っていたのでこんなタイトルです)

これは装備「自作」でもなんでもないので、ブログ書くかどうか悩んだのですが、せっかくなので・・・

 

今回は経緯とかは全くなく、自分が製作する予定はなかったものの、いくつかの方面から要望のあったコイツに手を出してみました。

何の変哲もない、25mm幅テープ用のサイドリリースバックルです。

まあ当然ながら何の変哲もないわけはなく、どこにも市販されていないのでわざわざイチから特注したのですが・・・。

 

で、何のレプリカなのかというと、コイツ。

超メジャーなメーカーの、「特定顧客アイテム」で市販されていない(民間人が購入できない)バックルです(一応ちゃんと品番もついてる)。

まあワシには何に使うバックルなのかサッパリ分からないのですが、コレを見て「ああ」と思った皆さん、その通りです。

材質は実物と同じポリアセタールで、というか実物ってなんですか?

そしてこの2つのバックルのオスメスは、それぞれ入れ替えてもはまります。

ただし対IR機能はありません、というかIRってなんですか?

ちなみにニフコのSR-25Sというバックルとも互換性があります。

 

さて、こうもしつこく知らないふりをするのもそろそろ食傷気味だと思うのでもうやめますが、コレは現行(フチやテープが迷彩になった)の戦闘背嚢/戦闘雑嚢や、水機団用の89式用弾入れ、そしてこれからどんどん普及されるであろう20式用弾入れに使用されています。

ちなみに同じ品番でもロット?によって2種類あり、ココにこういう四角のモールドがうっすらとついているものと、そうでないものが確認できます。

うちのは、この四角のモールドのないバージョンを再現しました。

 

さて。

樹脂モノはまず何はともあれ「型」がいるため、個人としては相当な資金を投入することになります。

ただ、依頼したのは2型顎紐の特殊バックルを見事に再現した業者サマなので、モノ自体の技術力に不安はありません。

しかし心配だったのは、このなんとも言えない不思議な色味。

仕様書ではライトグリーンとなっていますが、実際にはライトグリーンというよりタン色に近い感じです。

形状はいいとしても、この色味が再現できなければ全く意味がありません。

そうなれば、大枚はたいて届いたのは大量のゴミ、となってしまいます。

2型顎紐のあのバックルは黒なので何の問題もなかったのですが、この色はそうはいきません。

塗装ではなく樹脂じたいに色をつけるのはもう出たとこ勝負になってしまうので、かなり心配だったのですが、うん、いいではないですか!

実物よりほんのわずかに色が濃くなりましたが、やり直しはできないし、こればかりは仕方ありません。

実物と並べてよくよく見れば違いが分かる…というレベルの差異です。

※実はホンモノでもロットによって色味の違いがある。

細部の形状もほんのちょっと違いますが、単体で見て実物かレプかを言い当てられる人はそうそういないでしょう。

ちなみに使用感は、吻合時のテンションも吻合後の遊びも実物そのもの。

 

たかだかバックルですが、コレによって陸自の現行装備レプリカの自作量産組が勢いづいてくれたらいいな、と思いますマル!

 

【装備自作量産記事】

※思えばレプ作りすぎでは・・・?

・89負い紐

・旧式無線機負い紐

・89三点スリング

・9mm機関けん銃負い紐

・64負い紐

・ミニミ負い紐

・00式防護マスクケース改

・20式スリング

・89負い紐「フック金具」

・89三点スリング“タンver”

・海自アーマー肩パッド、警棒ホルスター

・88顎紐

・88海自版顎紐

・88二型あご紐

・88うなじ当て

・戦闘背嚢フレーム

・88空挺/V8顎紐

・2型顎紐装面エクステ

・新型バックル

・88二型顎紐「改」

・グリースガン負い紐

・89式3点スリング最終ver.

・88式鉄帽ハンモック

・V8覆い用オモリ