こんにちは
UMIカウンセラーの かほ です。
息子（不登校・新小３）の学校は、
今日から新学期。
始業式には参加せず、
放課後、私と一緒に
先生に会いに行くそうです。
周辺でも、
始業式や入学式が始まってきて、
なんだかソワソワする季節ですね。
現在、私のカウンセリングを
受けてくださっているMさんも、
「不登校の娘が春から学校に行けるのか…？」
考えると、不安で落ち着かない、
とおしゃっていました。
漠然とした不安って、
よく分からないままだと、
もくもくと大きくなります。
見えない敵の方が怖い、
という感覚に近いのかも。
無意識下で、
悪い妄想がどんどん広がっていて、
でも、それを見るのは怖いから、
ぼんやりのまま放っておく。
これは、脳の防衛反応として、
誰もが自然とやっていることです。
だからね、
ぼんやりとした不安の中身を、
具体的に出しちゃってみるといいです。
怖い部分をあえて見ていくので、
決して楽しい作業ではないのですが、
これをすると、
本当に考えるべき部分が見えてきて、
逆に不安が小さく感じられるから。
UMIでは、
「不安の具体化」
と呼んでいるものです。
これを、Mさんと一緒に取り組んでみました。
具体的に書き出していただくと、
色々な種類の不安があるのが分かりました。
娘さんが学校に行けないことの不安
それに対する周囲の反応に対する不安
娘さんが深く落ち込むのでは、という不安
一つ一つの不安を、
どんなことが起こりそうと感じているのか
それが本当に起こりそうなのか、
考えてもらいました。
そうすると、
Mさんが一番大きな不安を感じているのは
「娘の回復が遅れる、状態が悪くなる」
だということが見えてきた。
そして、更に
状態が悪くなった娘さんと一緒に
Mさん自身も落ち込んでしまう、
2人ともうつ状態になって、外に出られなくなる
そんなイメージもありました。
”2人ともうつ状態になり、回復しない”
これが、高い確率で起こりそうで、
解決策も思いつかない、
と感じられるということで、
これが大きな不安の元になっていたのですね。
実際にそうなるのか？
ということではなく、
Mさんの中に、そうなりそう、という
イメージがあるということ。
見ていくべきは、この部分です。
これまでMさん自身は、
落ち込んだり、うつ状態になったことがあっても、
回復して元気になった経験があり、
そこが感じられていたら、
もし娘さんが落ち込んでも、
いつか回復していくだろうと思えるはずです。
でも、そう考えても、
自分の出来ていないところ、
ダメな自分にフォーカスしてしまう、
そんな思考の癖が見えてきました。
思考の癖って、
無意識にやっていることなので、
変えていくのは簡単なことではないけれど。
意識に上がったことで、
ちょっとずつ変えていけます。
いつも何も考えずに通っていた
駅までの道のりを、
意識してちょっと変えてみるような、
そんなちょっとしたことから取り組んでいけます。
Mさんには、
お風呂に入ってる時間だけでも、
自分のできたところを褒めてみる、など
出来そうなところからやってみませんか？と
ご提案しました。
カウンセリングでは、
不安の具体化と一緒に、
思考の癖を作った原因となった出来事を書き換えて、
メンタルブロックをゆるめる作業もしています。
その両方があるから、
効果が高いのですが、
不安を具体的にするだけでも、
本当に考えるべき部分がハッキリして、
不安がちょっと落ち着いてくると思います。
春は、心が揺さぶられる時期なので、
モヤモヤとした不安を感じている時、
ぜひ試してみて下さいね。
1人ではなかなか進められないな、
と思ったら、
ぜひ私の公式LINEにご質問してください
あなたが抱える、漠然とした不安が、
少しでも軽くなりますように
恥ずかしくてブログにはちょっとな…ってことなど、
ゆる～く発信しています
ご相談・ご質問にも、可能な限り
お返事していますよ～～
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