こんにちは
UMIで心の勉強修行中の、かほ です。
今日は、HSCについて。
HSCって？
HSC（Highly Sensitive Child）は、五感や人の気持ちに敏感で、疲れやすいといった特徴を持つ子どものこと。
人種や性差に関わらず、5人に1人の割合で存在すると言われています。
HSCの子どもは、敏感な性質ゆえに
高いアンテナで色々な情報をキャッチしてしまうので
学校生活でストレスを感じやすい。
なので、不登校になる子の中には、
HSCの特性を持つ子が、実際に多いです。
病気や障害ではなく、持って生まれた性質なので、
治療はできないし診断も付きません。
HSCの専門外来がある病院もいくつかあるみたいだけど、とても少ない…
HSCについての本を読むと、
「敏感な特性を理解して、見守ってあげましょう」
って書いてあったりしますが…
実際、HSCの子育て、大変じゃないっすか？？
赤ちゃん時代は、よく泣く子が多いそうです
娘（不登校・小６）の場合、
とにかく「痛い」という主張が多い
頭痛い、お腹痛い、歯が痛い、虫刺され痒い、タグが痒い、耳が変、足が痛い、ささくれ気になる・・・
どんだけ痛いねん！
いいかげんにせ～！
ですよ、ホント・・・
私が、明橋大二先生の本で、HSCについて知ったのは、
娘が幼稚園のころなので。
たまたまこの本を読んで、「うち、これだわ」と気付いた
それまでは、
「うちの子、めっちゃ怖がりでスゴイ泣くけど、大丈夫？」
って、不安の中で子育てしてました。
HSCという概念を知って、
その理由が分かったので、ホッとしたけれど、
こんどは別の不安がムクムク出てきました。
こんなにビビりで、人に意見を言えない性質で、
この子、将来生きていけるのか？
イジメにでも遭ったら、一発で病むんじゃないだろうか…
こんな不安から、
「色々な体験をさせて、少しずつ自信をつけさせなきゃ！」
と、一生懸命子育てしていくのですが・・・
お分かりの方もいると思いますが、
これって完全にコントロールの意識です。
コントロール自体が、悪い訳じゃないんだけど、
私の場合は、
このままの娘じゃダメ、という 不安 の意識からの
コントロールだから。
いい結果を生みませんでした
「相手の期待に応えたい」という
HSCの特性も強く持つ娘は、
「お母さんの期待に応えたい！」と
無理して頑張ってくれて。
頑張って、頑張りすぎて、
ついにエネルギーが底をついて…
不登校になりました。
この、不安 から来るコントロールの意識
その発端を掘り下げれば、
「幸せな人生を歩んで欲しい」
という、親なら当たり前に持つ 願い だったはず。
それが、
いい子でなければ愛されない
という私のメンタルブロック(思い癖)を通過し、
この世界は厳しい所で、生きていくのは大変
という私の前提の中で、
みごとにマイナスのコントロールへと昇華した、という・・・
でもね、
安心してください！
履いてますよ…じゃなくて
メンタルブロックをゆるめ、
前提を変えていったことで…
そのままの自分で愛される
この世界は優しい所で、生きていくのは楽しい
私の意識は、こう変化しました。
そうすると、不安 は消え、
コントロールする必要がなくなっていった。
そして、
「幸せな人生を歩んで欲しい」
という 願い だけが残りました。
相手の幸せを願う、祈るって、
プラスのエネルギーです。
具体的には、
娘を信頼して、将来を楽しみに思う意識かな。
実際にしている行動に、あまり違いがなくても、
どういう意識でやっているか？
がとても強く影響するんですね。
お子さんへのコントロールをやめられない、
というお悩みを持っている方は、
それがどういう意識からきているのか、
ちょっと考えてみて下さいね。
きっとそこには、
コントロールせざるを得なかった
理由があると思いますから。
子どもは、どの子もみんな、大丈夫
不登校や引きこもりなど、今問題だと見えていることは、
自分らしく人生を楽しむための助走にすぎません。
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