先週土週日、太陽が燦々と降り注ぐ天気の中、またまたマブダチK氏カップルとともに、キューケンホフ公園とデルフトに遊びに行ってきました!
キューケンホフ公園というのは、もう説明がいらないぐらい、この時期、オランダでおそらく最も有名な観光名所であり、世界最大級の広さを誇るチューリップが主役の花と緑のテーマパークです。
おそらく、チューリップと聞いたら普通、こういった形のものを思い浮かべますよね?
もちろん、ノーマルチューリップも十分見て楽しめるのですが、ここではそれ以外にも、その数およそ世界に8,000種類とも言われる実に多種多様なチューリップの世界が味わえます。
たとえばこれなんてどうでしょう。
お、おう、なんかみんなして星みたいにとんがってるぞ。
こちらは・・・
なんかギザギザしてるし背丈も低いし。
チューリップって言われなわからんレベル。
他にも、
えっと、あなたは・・・アネモネかなんかの親戚さん?
そして君たちはなんて目の覚める色合いだろうか
もうどんなの見ても驚かなくなってきた。
そして私を最もビビらせてくれたのがこちら。
!!!???
変化球中の変化球現る!
あんまり説明読まなかったけど、これ、チューリップの仲間であってる??
園内には、こんなオランダらしい光景も。
昔ながらの風車って、上部の駆動部分こんな風になってるんだな。
みてみて!
チューリップの花の形に植えられてる!!
そしてお待ちかね。オランダらしいチューリップ畑といえばこんな感じよね。
上の写真は園内のもので、下が公園の横手に広がる広大なチューリップ畑の様子。
欲を言えば、ピンク色も入っててほしかった(ほぼ赤とオレンジ汗)
さて、お昼を回っていよいよ人混みが激しくなってきたところで退散。
K氏が溺愛するチワワのチャチャくんもそろそろ疲れてきたかなあ?
美しい光景を脳裏に焼き付けて公園を後にします。
注)この時期のキューケンホフ公園の人混みがどれぐらいすごいのかがよくわかる一緒に行ったK氏のブログはこちら。
K氏らと別れたのち、我々夫婦が次に向かったのは、“デルフトブルー”の名で知られる深い青をした紋様が美しい陶器の生産で有名な伝統工芸の町「デルフト」。
この、「ロイヤルデルフト陶器工房」では、絵付け師(マスターペインターと呼ばれる)が実際に着色していく様子を間近で見ることができます。
実はデルフト焼きは、絵付けの段階で青色の塗料を使用しているわけではなく、うわぐすりを塗る際の化学反応によって元の黒い着色液からあのような美しい深い青が生み出されるのです。
つまり、マスターペインターたちは、仕上がりがどのようになるのかをイメージしながら、黒い塗料を巧みに操り、一つ一つ丁寧に塗り重ねているのです。
レンブラントの大作「夜警」だって、マスターペインターの手にかかればほらこの通り。
注)原寸大で再現されています。
工房見学が終わった後は、昼下がりのお庭でレッツティータイム。
デルフト焼きの花瓶にデルフト焼きのティーカップ。
ここならではのこだわり。いいですねえ。
予約席には、デルフトブルーで統一された美しいテーブルセットも。
これから、どのような方たちがお目見えなのでしょうか。
せっかくなので、デルフト焼き×ミッフィーという、オランダらしさをアピールするのにこれ以上ない組み合わせの陶板焼きをお土産に一つ買って帰りました。
次に向かったのは「フェルメールセンター」。
画家、フェルメールが残した作品の数々を見ることができます。
注)日本人に圧倒的に人気のある「真珠の耳飾りの少女」は、ハーグの「マウリッツハイス美術館」にあるのでここでは見れません。
ぶらぶら町歩き。
デルフトも他のオランダの街にみられるような運河が市内を走っています。
タイミングよく、跳ね橋が向こう岸と繋がる場面に出くわしました。
自動でゆっくりと道路が降りていきます。
マルクト広場には、雰囲気のある市庁舎の姿も。
その向かい側にそびえ立つ新教会は、残念ながらこの日は中まで入ることができませんでしたが、こうやってみると青空に美しく映えますね。
ちなみに、「旧」教会もこんな感じで別の場所に存在しています。
なんか少し傾いて見えるのは気のせいではありませんよ。
間違いなく傾いて建てられています。
これは実際に建てる際、地盤の性質を考慮しなかった為に、のちに建物の重みで傾いたと言われています。
計算して作れよ(真顔
<本日の一枚>
ちょうどイースターの時期に出かけたので、スーパーにこんなに可愛いシュニッツェル(ドイツ版とんかつ)が売っていました。
うさぎさん