なのですよ!
当方、身長159cmと日本人女性の平均はあるくせして、足のサイズはサンダルなら22cm、運動靴でやっと22.5cmにのるかな?ってなぐらいのシンデレラ極小サイズ。
「バカの大足、間抜けの小足」の小足は私のことですよはい。
な・の・で、
こんな私が一番苦労する買い物は、やはり靴を購入する時になる。
オランダという国は、小さい足の女性にちっとも優しくない。
だってレディースの最小サイズが23cmからしか売ってないもん。
どこの店行ってもユーロサイズ36(日本でいう23cmに当たる)から上しか売ってないもん。
最小が23って・・・あんたらの足どんだけスケールデカイねん!
まあ無理もない。
オランダ人女性は平均身長171cmなのだから、足だってそりゃ大きいはずである。
はぁ・・・
私は昨年、夏に日本にいなかったので、去年はオランダで日本からかろうじて持ってきたおんぼろサンダル(というか“つっかけ”レベル)を我慢して履くしかなかった。
乙女の夏の重要なファッションアイテムであるサンダルがないなんて考えられないっっ!!!!泣
だから今年こそはなんとしてでも手に入れたいのである。
ダメもとで、靴屋のキッズサイズのコーナーを見て回ることにした。
キッズサイズなら、22.5cm以下が存在するからだ。
というか、こちらは下手しい小学生でも私の足より大きいから困る。
ああ、やっぱりな・・・
キッズサイズコーナーには、キラキラのピンクやら★のマークが散りばめられた、大人の女性が履くにはあまりにも子供っぽすぎるデザインばかりが並ぶ。
やっぱり、今年も私はサンダルを履けないのか・・・
今年の夏も、毎日GパンとTシャツで過ごんだろうな
おめかししていくところもないからいいっちゃいいけどさ
あのお気に入りのフェミニンなワンピース、今年も着れないのか
せっかく日本から持ってきたのにな
賑わう店内で、一人ぽつんと悲しみにくれていると、んん??
あれ?今なんか、XXSサイズの表記が見えなかった?
いやいや、ここはオランダ。
XX「L」ならあっても、そんな小さいサイズは存在しないはず。
ましてやレディースコーナーだよここ。
とはいえしかし、念のため近づいて見てみると・・・
え!!??
え!!??
えぇぇぇぇええええええええ〜!!!!
紛れもなく私のサイズだあああああああああああ(号泣
しかもどんな服にも合わせやすそうなピンクベージュだし!
ヨーロッパ特有の石畳の上でも歩きやすいウエッジソールだし!!
お値段もべらぼうに高いわけではない値引きされて30ユーロ(4,000円)だしいいいい!!
↑ABCマートで買っても3,990円ぐらいだろうからこれは適正価格や。
まさに奇跡!!!!!
念の為、試しばきをしてサイズ感バッチリなのを確認した後は、迷うことなく人生最速でレジに持っていったよね。
棚の端から端まで、他を入念に見渡しても、35サイズは店内に本当にこれ一足しかなかった。
うっかりサイズ間違えて発注しちゃったのかな?
不思議なこともあるもんだな。
まあいいや。
かくして、この小さなサンダルは、我が家にあたたかく迎え入れられたのでした。
※写真の「Graceland」という靴メーカーは、今回の件で35サイズのレディースを製造していることがわかった。たとえサイズが店頭になくても、あとで検索してオンラインストアで購入するという手もあるようだ。
<本日の一枚>
(旦那への怒り心頭で)フライングタイガーで買ってきた便利アイテム。
ほんとあの人、次の日になってから、思い出したように腐敗臭のする弁当箱を仕事カバンから取り出してくるんだから。
夕食時、着席する前に机の上にこれがあったら、次からは絶対出すの忘れないわよね?(^ω^)