↑タイトルだけ見ると、どこの女性誌の特集だよwww

 

今住んでいるオランダという国はスイーツが誠に美味しくない国でして、フランスの繊細なスイーツが恋しくなるってものです。

 

オランダの砂糖を溶かしきれる限界量入れたやろって思うぐらいのケーキ、いや砂糖菓子はもうごめんだ。

 

なんだか冒頭から「オランダはクソ」って内容になってるけど、彼らのために言っておくと、ダッチアップルタルトだけはうまい。これはいける。

 

でもそれだけだ。

オランダ人は黙ってアップルタルトだけ作っとけ。

↑やっぱり悪口になってる

 

さて、本題。

 

フェンローに住む友人R氏とY氏が全力でパリにあるイケてるスイーツ店を見つけてくれたおかげで、この日はとびっきり素敵なスイーツカフェに入ることができた。

マレ地区に佇む隠れ家的カフェ「Bontemps Pâtisserie」。

 

一緒に旅行に行った残りの男子はどうせこういう夢がふくらみングな女子的空間には興味がないだろうから、私ら女子3人でキャッキャウフフのお茶会をするのが最高にいい。

 

お皿にちょこんとお行儀よく並べられたスイーツと、一つ一つデザインも柄も異なる美しいティーカップが人数分運ばれてきたときにはもう大撮影大会が始まっていたよね(誰もインスタやってないのにw)

 

ぱく・・・う、うまい!うまいぞおおお!!!!

 

香ばしく焼かれたビスケット生地にサンドされた程よい甘さ加減のクリームと、真っ赤な苺と刻んだ淡い緑のピスタチオがトップに色彩美しく散りばめられ、一口いただけばそこはもうお花畑の広がる楽園(ーエデンー)。甘く舌触りなめらかなクリームに、苺の甘酸っぱさが絶妙なアクセントとなりやがてはハーモニーを奏ではじめ、お口の中で大合唱しているではないか!!トレビああああああん

 

まあ、めちゃくちゃうまかったってことやな。

 

 

こんな洒落たカフェがたくさんあるこの「マレ地区」と言うのは、どうやらパリの流行の発信地でもあるらしい。

 

新進気鋭のアーティストが集うユニークなギャラリーに、

晴れた日は芝生の上で日向ぼっこする人の姿が目立つ噴水公園、

おしゃれで個性的なインテリア雑貨やアパレルショップにとれたての新鮮野菜の並ぶマルシェ、

パリの中でも町歩きが100倍楽しいエリアであることは間違いない。

 

しかし訪れたのは日曜の午後。

残念ながら飲食店を除くほとんどのお店がお昼で店を閉めており、土曜日に行くべきだったと少し後悔した。

※マレ地区だから飲食店はかろうじて開いてるのであって、他のエリアなら飲食店すら閉まってる

 

こういうところは日曜でも普通に店を開けているオランダは日本人の感覚に近くて、フランスやドイツと比べても、同じキリスト教圏なのに幾分住みやすいと思ってしまう。

 

仕方ないので別の場所をぶらり歩きでもしましょうか。

セーヌ川沿いはたくさんの人で賑わっていました。

 

オペラ座が正面に顔を出す目抜き通り。

 

パリは美味しいけれど、重たいものばかり食べているのは日本人の胃袋にはしんどい。

そんな時、さらっと食べられるフォーはいかが?

グーグルの評価5段階中4.0。ベトナム料理専門店「Hanoi Cà phê」さん。

実はパリはアジア料理も美味しいんですよと、どこかのブログに書いてあった。

オペラ座からも近くて観光のついでにいいかもしれない。

この日は天気もよかったので、私たちも彼らの真似をして屋外席で食べていたら、時折頬をかすめる風が心地よかった。

ヨーロッパでは屋外席が尊ばれるのも分かる気がする。

 

ポカポカ陽気に包まれた昼下がりの午後を感じる一枚。

木漏れ日の感じが最高。サントシャペル教会の近くにて。

 

メトロの階段入り口がこんにちはしてる。

 

さて、パリといえばビストロ。

日曜日でもやってる「Bistrot Victoires」さんへ。

庶民的で落ち着いた照明の店内。ややアットホームな空間だ。

たくさんのお客さんが来店するパリの人気店である。

 

本日のお肉料理が10ユーロらそこらで食べられてコスパ抜群。

お肉は赤身の柔らかい食感でペロリといけてしまう。

お腹もいっぱい心もいっぱい大満足。

 

あ、スイーツ。

メレンゲスイーツの専門店。

ほんとパリにはビストロやらベトナム料理やらメレンゲ専門店やら、いろんな食の選択肢あって羨ましい。

この店だって、きっとメレンゲに恋した人がはじめたんだろう。

 

お、向かいにあるのは・・・

フランスパティシエ会の巨匠たちの様々なスイーツがいただけるセレクトショップだ。

スイーツ好きにはたまらない空間だな。

夕方に行ったというのに、ケーキだけでなくて焼き菓子やパンまで充実のラインナップだ。

Fou de Pâtisserie」さん。また来たいな照れ

 

このお店は・・・

ガレット専門店ですやん!

そして日曜日も開いている感動。

写真はスモークサーモンとアボカドの奇跡のコンビネーションに2種のチーズがとろーりかかった贅沢な一品。

店員のお兄ちゃんがめちゃくちゃ愛想が良くて居心地よかった。

ハートフルな接客してもらえるとやっぱり気持ちがいいもんだ。

 

 

ありがとうパリ。

美味しい時間を私にくれて。

 

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