さて、日本から妹が襲来して2日目。
やっと普通の観光モードに入る私ら。
この日はオランダ第3の都市・デンハーグに行く予定を立てていた。
今回の観光の目玉は、「マドローダム」「マウリッツハイス美術館」の2本立て。
「マドローダム」とは、オランダ全土にある代表的な建物を25分の1サイズで展示したミニチュアワールドのこと。
また、「マウリッツハイス美術館」と言えば、日本人が大好きなフェルメール作「真珠の耳飾りの少女」のホンモノが展示されているめちゃくちゃ有名な場所である。
ちなみに、電車で行くときは入場券とハーグまでの電車代にハーグからマドローダム駅までのトラムがセットになったチケットを買うとお得だよ!
ではまず、マドローダムへレッツゴー!
ばばん!!
広めの敷地内に点在するミニチュアたち。
さて、どんなのがあるかズームしてみるとする。
アムステルダム・スキポール空港だっ!
オランダ航空KLMのスカイブルーがわかりやすくてイイ!!
キンデルダイクの風車群と言えばオランダが世界に誇る世界遺産!
これだけの数の風車が現存しているのは世界でもここだけ!(いや、ここハーグですが)
続いてこれ、アムステルダムの「ダム広場」。
左手前に見えるのは第二次世界大戦の戦没者慰霊塔「ナショナルモニュメント」で、その奥が王宮、そんで右の建物は・・・何だ?
運河が張り巡らされたアムステルダムの街並み。
そして「飾り窓地区」のお姉さん。芸が細けえ・・・
こちらはマーストリヒトの「地獄の門」。
中世にペスト患者を追い出すために作られた悲しい歴史を持つ建物です。
お!これは「アルクマールのチーズ市」の光景じゃないですかっ!
このひときわ目立つ塔こそ、オランダ一の高さを誇る「ドム塔」。
ミッフィーゆかりの地であるユトレヒトにあります。
日本の観光雑誌にはあまり載りませんが、デンボスというところにあるこのゴシック様式の「聖ヤン教会」も有名。
そしてこのブログにあるように、ホンモノには、壁面を覆う約600もの彫刻の中に、「携帯電話で話す天使」の彫刻が2011年に設置されたらしく、当時は話題になったそうです。
園内には、歴史的建造物だけでなく、「ING銀行」「ユニリーバ」などのモダンなオフィスビルやデザイナーズ都市的な場所があるのか、そういった近代建築を町まるごと再現してあるコーナーもありました。
残念ながらスポンサーになっていなかったのか、我が町アイントホーフェンが世界に誇る「Philips」の文字はどこにも見当たらなかった(というかアイントホーフェンの建物が一切どこにもなかった venloすら一個だけ紹介されてるのに・・・)
うわああ、こんな壮大な庭なのにこれが何なのか覚えてないいい
他にも、チーズの重さがとくと味わえるこんなコーナーも。
ご覧いただいたらわかるように、妹が全体重をかけてやっとチーズ3個がちょびっと浮き上がるぐらいヤツは重いのです。
さて、世界一効率よくオランダの観光地が回れたところで次の目的地「マウリッツハイス美術館」に行きましょう。
これですね。
中はこんな感じで雰囲気も良く、よく晴れた6月の日曜だというのに人もまばらで落ち着いて鑑賞できる。
あった。
相変わらず眉毛がない「真珠の耳飾りの少女」である。
確かこの絵画はもう貸し出しを禁止しているはずで、日本にくることもないだろうから、バッチリこの目におさめておこう。
そしてレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」。
名前は知らずとも絶対どっかで一回は見たことあるはず。
さてさて、目玉2つを回り終えたところで今度はハーグの町歩きを楽しみましょう。
マウリッツハイス美術館からほど近い広場では、アンティーク市が開かれていました。
夫がここでポーランド食器のマグカップをゲット。
私もほし〜い
右手に見えるのは、オランダの国会議事堂である「ビネンホフ(Binnenhof)」。
この写真は、「ビネンホフ(Binnenhof)」の中でも中心的な建物「騎士の館(リデルザール:Ridderzaal)」を正面から撮ったもの。
手前の広場では、アイスクリームのフードトラックや、友達どうし仲良く写真を撮る人々の風景が見られ、穏やかな雰囲気で思わずリラックスモードに。
ちなみに、デンハーグは、ビネンホフ以外に「平和宮」と呼ばれる国際司法裁判所の建物もあったりと、重要な建物が集積していることから、オランダの政治・行政の要としての役割を担っている超重要な都市でもあったります。
今度は少し足を伸ばして、オランダ屈指のリゾート地「スケベニンゲンビーチ」にも行ってみたいなあ。ハーグから近いし・・・
そんなことを考えながら、ガラス張りのおしゃれなハーグ駅に別れを告げ、電車に乗り込むのでした。
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