咽喉関連疾患 【総合案内】
ヒステリー球(咽喉頭異常感症)、慢性上咽頭炎、しゃがれ声(嗄声)、甲状腺/リンパ節腫脹、咳…
整体治療方法と治験例紹介
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記 事 項 目
① いわゆるヒステリー球(咽喉頭異常感症)の整体治療
② 慢性上咽頭炎の整体治療
③ 甲状腺/リンパ節腫脹、しゃがれ声、咳などの整体治療
④ 治療期間と再発の可能性
⑤ ヒステリー球、慢性上咽頭炎、他の治療例紹介
初めに…
・当院に来院される咽喉関係の患者さんは、近医の耳鼻咽喉科から専門病院を始め、様々な医療機関で精査され、異常が発見されなかった患者さんが大半です。実はむしろその方が、整体治療に適応するケースが少なからずあります。それは当院が他院よりも優秀なのではなく、ただ他院が注目しない部位に着目・診察・治療しているからだと思います。そこで当院が得意としている医学的着目点について、記していきたいと思います。ご参考になれば幸いです。
それでは、当院で最も多い咽喉関係の治療を、いくつかご紹介していきます。
❶ いわゆるヒステリー球(咽喉頭異常感症)の整体治療
同じ咽喉の異常感覚でも、原因部位-治療法が異なる…
・近年、当院でもかなり増えているのが本症です。来院患者数が多い事もあって、当院では得意分野の一つになっています。一般的に本症の原因はよく分かっていない、とされますが、当院のケースでは、
咽喉頭の知覚を支配している舌咽・迷走神経(一部上顎神経)などの絞扼性刺激
が関係している病態が多いのでは、と考えています。
・簡単に言うと、いわゆる「正座」によって下腿が痺れることがありますが、これは膝が極端に屈曲する事で神経が絞扼されて生じる「神経痛」です。
ヒステリー球も同様に、咽喉を支配する神経が色々な部位で絞扼され、軽度の神経痛(喉の異常感覚)を生じるのが、ヒステリー球の大雑把な機序だと考えます。
・ただ問題は、その神経の絞扼部位がそれぞれの患者さんによって微妙に異なるので、その神経絞扼部位を見つけ出す事が、本症の治療において難儀な課題だと思います。
・ここでは、四名の患者さんの症例を紹介しますが、全て神経の絞扼部位が異なり、結果的にその整体テクニックも異なる症例になっています。簡単な概説を記しますが、より詳細な治療解説はそれぞれリンクして頂いて、ご参照ください。
症例1) 頸部の神経が関係していると推定されるヒステリー球(咽喉頭異常感症)
「咽喉のヒリヒリとした痛み(咽喉頭異常感症?)の整体治療」
患者Tさん=70才-女性-主婦/会社員の症例
【病歴】
別件(逆流性食道炎)で来院されていたTさんでしたが、「咽喉のヒリヒリ感」については当初から訴えておられました。
Tさんは
「耳鼻科の検査で炎症などの異常は無いのですが、胃酸が粘膜の裏側にあるから痛むんでしょう」
と担当医より説明を受けていたそうです。
【治療】
咽喉頭の付近を支配する、頸部の舌咽・迷走神経の絞扼性神経障害(?)を解放する
・舌咽神経・迷走神経解放テクニック
【経過】
・初診治療時は逆流性食道炎と裂孔ヘルニアの治療をメインにしたので、「舌咽・迷走神経」の解放テクニックは少ししか施術できませんでした。しかし、治療後は「咽喉がスッキリします」と仰っていました。
・3診目治療後、「ほとんど(咽喉のヒリヒリ感)ありません」と喜んでおられました。
・4診目来院時もヒリヒリ感は生じていなかったので、この件についての治療を終了する事にしました。
症例2) 頬部の神経が関係していると推定されるヒステリー球(咽喉頭異常感症)
「咽喉(口蓋)の上奥の「シュワシュワ」とした違和感の整体治療」
患者Sさん=52才-男性/自営業の症例
【病歴】
Sさんは、以前にも咽喉の上の方に「シュワシュワ」とした違和感が朝から晩まで常時あり、仕事に支障が出ていました。しかしそれは当院の治療(上記症例1と同じ治療)で一度治癒しました。ところが最近になって咽喉の上奥のシュワシュワ感が少しずつ悪化し、気になりだしたので、今回の再来院となりました。
【治療】
口腔の最深部=口峡付近を支配する翼口蓋神経節~口蓋神経の緊張を緩和する
・翼口蓋神経節解放テクニック
・口蓋神経解放テクニック
【経過】
最初の3週間ほどは、逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニアの治療をしていた為、本症状はほとんど軽快しませんでした。
・4週目になって改めて再診札の上、上記の治療目標と整体テクニックで施術したところ、その2診後には大幅にこのシュワシュワ感が改善していました。
・5週目以降、あれほど続いていたシュワシュワ感がほぼ100%解消し、その改善状態がずっと持続して安定していました。仕事への集中力も改善し、問題が何もなくなったので治療を終了しました。
症例3) 胸郭の神経が関係していると推定されるヒステリー球(咽喉頭異常感症)
「ヒステリー球=咽喉頭異常感症(?)の整体治療」
患者Hさん=29才-男性/会社員の症例
【病歴】
Hさんは1-2年前から「のど仏」の下くらいに100円硬貨大の塊を感じているそうです。最初はそんなに気にならなかったそうですが、次第に違和感が強く頻繁に生じる様になって、最近では仕事中も気になって集中力が出にくいそうです。内科を受診した事があるそうですが、咽喉頭に異常は全く無かったそうです。その後、近所の整体院や接骨院も受診したそうですが、改善しなかったので当院へ来院されました。
【治療】
胸椎-胸郭の緊張を緩和して、喉頭の下部を支配する反回神経の刺激を緩和する
・胸椎アジャスト
・反回神経解放テクニック
【経過】
・3回目来院時、「喉の違和感が半減しました」と、仰っていました。
・5回目来院時、「喉の違和感を感じない日が数日ありました」と、仰っていました。
・7回目来院時、「喉の違和感はほとんど出なくなった」と仰っていましたので、一応の治療終了としました。
症例4) 横隔膜の神経が関係していると推定されるヒステリー球(咽喉頭異常感症)
「喉(甲状腺)の圧迫感の整体治療」
患者Tさん=39才-女性-主婦/パートの症例
【病歴】
Tさんは、数年前から喉(甲状腺付近)に持続的な圧迫感を感じるようになったそうです。圧迫感がマシな日もあるそうですが、ほとんど毎日圧迫感があるそうです。食事に影響は無いそうですが(嚥下に支障はない)、このままでは呼吸ができなるのではないか、、、と心配になり、ノイローゼ気味になる事もあるそうです。
【治療】
横隔膜食道裂孔部の緊張を解放し、横隔神経の関連痛を解消する
(横隔膜の関連痛は横隔神経を経て喉~肩に放散する事がある)
・下部食道括約筋テクニック
・胃平滑筋テクニック
・横隔膜解放テクニック
【経過】
・初診治療中、「喉の圧迫感が強くなってきました」と仰っていました。しかし治療終了後「喉の圧迫感が半分くらいにまで良くなっています」と仰っていました。
・2診目来院時、「喉の圧迫感は普段の2/10から3/10程度でした。」と仰っていました。2診目の施術終了時には、数年来続いていた喉の圧迫感はほぼゼロに近い状態にまで、大幅に解消していましたので、これで様子をみて頂くことにしました。
Bスポット療法(EAT療法)が効きにくい慢性上咽頭炎に効果を発揮する局所免疫治療法…
・近年は医学界でも研究が進みつつある「慢性上咽頭炎」ですが、本症は少し前までは医学部でも教えられてこなかった、陰に隠れた疾患だそうです。つまり、専門医でもあまり知られていなかった疾患だそうです。ですから、例えば「後鼻漏」などは副鼻腔炎と診断-治療される事か多かった様ですが、ひょっとしたら慢性的な後鼻漏患者に、かなり慢性上咽頭炎患者がまぎれ込んでいたかもしれません。
・一般的な慢性上咽頭炎患者の治療は、抗生剤の他にBスポット療法(EAT療法)が定番ですが、当院ではこの様な治療で改善しない、局所免疫力(自然治癒力)の減弱した慢性上咽頭炎患者が来院されるようです。
・ところで上咽頭とは、鼻腔の最深部と咽頭の最上部の交点で、頭蓋骨の直下にあたる顔面臓器の「奥の細道」的な最深部です。ですから上咽頭に向かう血管は少なく、また最深部ですから筋肉の緊張などで血流は阻害されやすく、一番到達しにくい部位でもあります。その血流不足が上咽頭の局所免疫力減退の要因となっている可能性があるのでは、、、と考えています(当院の慢性上咽頭炎発症機序の仮説)。
【上咽頭に向かう主な血管 : 上行咽頭動静脈、最上咽頭動静脈、翼突管動静脈】
・逆に言えば、慢性上咽頭炎が疑われる患者さんについては、上咽頭への血流回復-向上を目標とした整体治療が、一般的なBスポット治療などで難治性の慢性上咽頭炎患者さんに対して、一番有効な治療法では、と考えています。
・ここでは、四名の患者さんの症例を紹介しますが、全て神経の絞扼部位が異なり、結果的にその整体テクニックも異なる症例になっています。
簡単な概説を記しますが、より詳細な治療解説はそれぞれリンクして頂いて、ご参照ください。
症例1) Bスポット療法が効かない慢性上咽頭炎の整体治療例
「慢性上咽頭炎(微熱・慢性疲労)の整体治療」
患者Tさん=30才-男性-会社員の症例
【病歴】
Tさんは、半年ほど前から倦怠感が生じ、また微熱も出だしたので某病院を受診し、抗生剤等の処方を受けましたが、効果はほとんど無かったそうです。いくつかの病院を受診しても、その診断と治療はまちまちで、結局改善しなかったそうです。直近に受診した病院で、咽頭の炎症所見が確認された事から、微熱-倦怠感などの原因として慢性上咽頭炎の指摘を受け、投薬治療やBスポット治療を受けているそうですが、一進一退だったそうです。鍼灸や整体、オステオパシーなども受診されましたが、改善しなかったそうです。
【治療】
上行咽頭動静脈、最上咽頭動静脈、翼突管動静脈の循環を改善し、上咽頭のうっ血解消、上咽頭粘膜上皮細胞の線毛運動促進、免疫細胞の上咽頭への遊走増加(局所免疫力増強)を目標とした治療
・静脈還流促進テクニック
・翼突筋静脈叢解放テクニック
・上行咽頭動脈解放テクニック
・咽頭静脈叢解放テクニック
・顎動静脈解放テクニック
【経過】
・5診目来院時、今まで37.4~5度あった微熱が下がり出し「この二-三日は、37.0度前後になっています」と仰っていました。ただ倦怠感に変化は特に無いそうです。
・7診目来院時、「最近は36度台の後半にまで下がってきています」と仰っていました。そして倦怠感も「少しマシになってきている気がします」と仰っていました。
・9診目来院時、「倦怠感はまだ少し残っていますが、先日耳鼻科を受診したところ、担当医から『(上咽頭の)炎症がほとんど無くなっていますよ』と言われました」と仰っていましたので、今回の集中治療を終了することにしました。
症例2) 就寝中に1~2時間に一度は後鼻漏によって目が覚める患者さんの症例
「5年前から続く後鼻漏(副鼻腔炎、慢性上咽頭炎?)の整体治療」
患者Aさん=51才-男性/サービス業の症例
【病歴】
Aさんは、5年前に咳と痰と共に鼻づまりと後鼻漏が出始めたそうです。耳鼻科を受診したところ、右の鼻腔に複数のポリープが見つかり、鼻中隔湾曲症の指摘も受けたそうです。そこで両者の手術をしたところ、数か月ほど後鼻漏は少し改善していたそうですが、しかし3~4年ほど前から後鼻漏が再発し、逆に手術をする前より悪化したそうです。2年前からは毎日の様に、就寝中に1~2時間に一度は後鼻漏によって目が覚め、不眠状態が続いているそうです。また1年前からは後鼻漏により食欲も低下し、体重が15kgも落ちたそうです。複数の耳鼻科と整体や鍼灸治療も試されましたが、全く改善していかないので、今回の来院となりました。
【治療】
上行咽頭動静脈および顎動静脈流域の還流を回復し、副鼻腔および上咽頭の局所免疫力を改善する治療目標
・静脈還流促進テクニック
・翼突筋静脈叢解放テクニック
・咽頭静脈叢解放テクニック
・上行咽頭動脈解放テクニック
・前・後篩骨動脈解放テクニック
・顎動脈(前・後歯槽動脈)解放テクニック
・頭蓋骨の矯正テクニック (☚12診目から追加)
【経過】
・初診治療後、「右の頬部がスッキリと通った感じがあります」と仰っていました。
・2診目来院時、「いつもより後鼻漏が(3割ほど)減っている感じがありました」と仰っていました。施術後、「眼がスッキリと明るく見える感じがします。頭と鼻(頬部)がスッキリしています」と仰っていました。
(中略)
・5診目来院時、「今まで、耳鼻科や内科、そして鍼灸や整体、漢方、など、ありとあらゆる治療をしましたが、少しでも『良くなった』と実感した事は一度も無かったですが、今回は初めてそれが実感できました」と仰っていました。
・6診目以降、起床時の後鼻漏が溜まる感じは治療前の3/10で下げ止まり、3/10の後鼻漏が10診目から12診目まで続いた。そこで12診目から新たに頭蓋骨の矯正テクニックを追加した。このテクニックの施術中、Aさんは爆睡していた。施術終了後Aさんは、「今までで一番(頭顔面が)スッキリしています!!」とビックリされていました。
(中略)
・13-14診目来院時、いずれも起床時の後鼻漏が治療前の1/10以下にまで解消していたので、今回の集中治療を終了する事にした。
❸ 甲状腺/リンパ節腫脹、しゃがれ声、咳などの整体治療
・それでは、その他の咽喉関連疾患を少しだけ紹介します。
しゃがれ声(嗄声)…迷走神経の絞扼が疑われる症例
「 しゃがれ声(嗄声)-咽喉頭異常感症(ヒステリー球)と整体治療」
患者=Sさん-50才-男性-自営業の症例
・しゃがれ声(嗄声)は、カラオケなど「大きな声で話す」事でも生じますが、腫瘍や動脈瘤などの重篤な病態で生じることがあり、注意を要します(従って精査は必要)。 しかし、その様な重篤な病態以外でも生じる難治性ケースがあり、この様な場合には意外と整体治療が奏効する事があります。
・患者Sさん(-50才-男性-自営業)の症例はそのケースの一つです。Sさんは「時々声がしゃがれ声(嗄声)になって、喉が気持ち悪くなります」と仰っていました。病院での検査では、『喉や咽頭の異常は全く無く、精神的な原因でしょう。』と、担当医師から説明をうけていたそうです。
・当院では、「声帯を支配している舌咽・迷走神経」のどこかに神経を絞扼する原因があると考え、その仮説の元に「声帯を支配している舌咽・迷走神経に対する刺激を解放する整体治療」で、しゃがれ声が解消した症例です。
原因不明のリンパ節腫脹…耳管の軽度炎症が疑われる症例
「頸部のリンパ節腫脹と整体治療」
患者Mさん=39才-女性-主婦/公務員の症例
・頸部のリンパ節腫脹や甲状腺の腫脹は、重篤な病態のケースが多々あるので、細心の注意が必要です(従って精査は必要)。しかし重篤でないケースでも意外と難治性の事があります。そんな場合、整体治療で改善するケースも少なくありません。次に紹介するMさんの症例はその様なケースの一つでした。
・Mさんは、左胸鎖乳突筋上後部に3cm大のリンパ節腫脹が一つと、数mm大のリンパ節腫脹が三つあるそうですが、担当医の話しでは「悪性でないから心配は無いですが、リンパ節の腫れは原因不明です。」との事で、結局抗生剤の処方しか無く、なかなか治癒しなかったそうです。
・悪性でないけど難治性、、、といったMさんの悩ましいケースでしたが、当院では他のMさんの診察所見から
「耳管(咽頭から鼓室(中耳)につながる「耳管」と呼ばれる細いトンネル)の慢性炎症」を疑い、それが頸部のリンパ節腫脹に関係しているのでは、と仮説を立てました。
そして耳管の局所免疫力を回復させる整体治療で、左頸部に生じていたリンパ節腫脹を解消した症例です。
原因不明の咳発作の整体治療
「発作性の「咳」と整体治療」
患者Sさん=40才-女性-会社員/主婦の症例
・Sさんは風邪が治癒したにもかかわらず、咳がずっと続いていたそうです。酷い時は1時間に数十回も咳をすることが2週間も続いていたそうです。風邪に罹患時は近医を受診していたそうですが、咳が慢性化してからは病院を受診していないそうです。
・Sさんの咳発作を生じさせる具体的な病態が見当たらなかったので、おおよその目安(仮説)をつけて整体治療することにしました。その目安とは、
1.咽喉部を支配している神経(上・下喉頭神経)の過敏性を想定し、それを緩和して咳反射を鎮める
2.咽喉部の局所免疫力が低下していると想定し、同部を支配している血管系(上・下喉頭動脈)の循環を促進して局所免疫力を向上させる、です。
・その結果、治療前の診察中には1~2分に一度の咳発作がありましたが、初診治療後はその間隔が10~30分まで開いていました。
2診目来院時、「この一週間、大分(咳は)ましでした」と仰っていました。
3診目来院時、前回治療からこの一週間に咳は全く出なかったそうです。
❹ ヒステリー球、慢性上咽頭炎-他の治療期間と再発の可能性
それでは、ヒステリー球、慢性上咽頭炎などの咽喉関連疾患の治療期間についてご紹介します。
その前に「集中治療」と「メンテナンス治療」についてご説明します。
◆集中治療とは…
・初診治療開始時から治療間隔を詰めて集中的かつ効率的に施術する事で、患者さんの自然治癒力が元の健常なレベルにまで早期回復し、症状の発現をほぼゼロの状態にまで解消していく治療過程です(例:週に2回、あるいは3回の通院治療etc)。
そして症状の改善に伴い、治療間隔を次第に開けていきます(例:週に1回、10日に1回、1か月に1回…)。
最終的な集中治療の終了は、専門医での精査による確認や、あるいは患者さんご本人との相談の上で決めています。
・遠方から来院される方の場合・・・
遠方から来院される方の場合、時間的にも交通費/滞在費的にも負担がかさみますので(例:交通費が治療費の数倍になる様なケース)、この様な場合、一度の来院の度に2回分の整体治療を施術する事で効率性-経済性を上げ、集中治療の効果が減じない様に配慮し、早期改善に向けています(但し、治療費は2回分になりますので、悪しからずご了承ください)。
◆メンテナンス治療とは…
・集中治療の終了後、健常な自然治癒力を維持し、再発を防止する為に、適当な間隔で通院/施術する治療過程です(例:1か月に1回or3か月に1回、あるいは半年に1回etc)。 このメンテナンス治療は、患者さんの個々の状況によって異なりますので、患者さん自らに判断して頂いています。
◆治療期間…最短ケースと最長ケース
・治療期間は、ヒステリー球や慢性上咽頭炎などのグレードや罹患期間、原因の種類とその数、あるいは合併症の有無などの個人差があり、一度診させて頂かないと正確なところは申し上げにくいと思います。ただ概ね、数回から10回前後の治療で、ある程度治癒するケースが多いと思います。
◆再発の可能性について
・患者さんからよく質問される一つに「再発しますか?」というものがあります。
感染症は「一度感染すると二度と感染しない(例外もあます)」と言われていますが、ヒステリー球や慢性上咽頭炎などの様な、いわゆる生活習慣や免疫力などが関係する疾患は、再発の可能性はあります。ですから、局所の免疫力などが減退しないような生活習慣を身につける様、アドバイス等もさせて頂いています。
また、局所の免疫力-細胞再生力等の減退を抑制するための、上記「◆メンテナンス治療とは…」もご参照ください。
❺ ヒステリー球、慢性上咽頭炎、他の治療例紹介
・それでは、ヒステリー球、慢性上咽頭炎など、咽喉関係の疾患治験例をいくつか紹介しますので、ご参照ください。
ご自身の「症状-年齢-性別などと似通っている、、、」と思われる症例を選び、ご参照ください。
・また当院では、
眼や鼻、口腔などの頭顔面の愁訴の治療から、胸部・腹部、あるいは婦人科領域そして足先までの様々な愁訴に対応していますので、
咽喉以外の愁訴でお悩みの方は、そちらもよろしくご参照ください。
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・不明な点は当院のお問い合わせHPか、お電話 (06-6180-6880) にてご質問/ご相談ください。
それではお大事にしてください。
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付属治療室
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地下鉄谷町線都島駅 4番出口徒歩2分
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2年制整体学校
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地下鉄谷町線都島駅 4番出口徒歩2分
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患者さんが通院される主な地域
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