風邪(インフルエンザ)の予防と初期治療方法  | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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風邪(インフルエンザ)の予防と初期治療方法 

 

 

 


風邪の季節になりました。。。
と言うより「そんなん遅いわ」と、もはや風邪をひいてしまって治っている方もいるかもしれませんね。
ところで以前から考えていた自分で出来る風邪の初期治療法、あるいは予防法として一つご紹介したい方法がありますので、一読ください。
その方法をご紹介する前に、少し私の経験談をお聞きくださいね。

 


◆風邪をひいている学生…大歓迎(?)
私は整体学校を経営していますので毎日学生と顔を合わします。当然、風邪をひいた学生も来校しますよね、この季節は。ですから私自身は外を出歩く事は少なく、外で風邪をうつされることはほとんど無いのですが、学生さんたちからうつされることは今まで度々ありました。
その時も学生さんでした。
ナントその日は、二人の学生が同時に風邪をひいたらしく、二人ともマスクをしていて声も変わっているくらいしんどそうな状態で出席されました。それも座席の一番前の席を、つまり私の目の前に着席するではありませんか。

この時、内心「シメシメ」と思いました。実はかねてから何度かこの風邪治療法について実験していたのですが「今日も実験できるわ~」と直感したからです。
ありがたいことです、風邪をうつされるのですから! (・・・ダメな先生ですね、学生の心配をしていないのですから。。。この場をかりて学生に謝ります。「すみませんでした」)
『これは確実にウイルスを吸うな、それも二人分、まず間違いなく2-3日後には咳か啖かの症状が出るやろな・・・、これであの実験ができる』と思いました。

 

 

◆めでたく風邪をうつされました!?
そんな状態で授業を始めたのですが、やはり二人はしんどそうに「ゴホンゴホン」と咳を繰り返します。途中で「喉、痛いの?」と聞くと「イ~タ~イ~~ です。」と声もガラガラに返答する状態でした。なんともかわいそうなのですが、しかし私のこころは「これで風邪がうつる事は間違いない」と確信しながら講義を進めていました。
やがて授業が終わり、帰宅する段になって他の学生に「帰ったらうがいをしっかりするように」と伝えて皆と別れました。

と、ここからが実験の本番です。

やはり二日くらいたつと朝起床した時に喉がイガイガし始めていて、少し咳が出る感じでした。そして少しネバネバした痰の様なモノも喉の奥に絡まっているようでした。さすがに熱はありませんでしたが、鼻もジクジクと鼻汁が出だしていました。 
「! これは風邪だ。」
と自己診断しました。
バンバンザイです。
(変ですね、風邪をひいて喜ぶのですから、、、世間の良い子は真似をしないでくださいね。)

 


◆さあ、人体実験(?)開始
さぁ、実験です。
この実験は、まずある実験場に行かねばなりません。
その為には若干の費用が必要です。
450円あれば足りると思いますが、帰宅時に120~130円くらいあると、もっといいと思います。
万一、その実験施設がお近くに無い場合には遠方の実験施設に行く必要が有りますが、その際には1000円前後必要かもしれません。
とにかくその金額を握りしめ、後必要な備品を用意してください。
それは下記の通りです。

・タオル(大・小)
・石鹸(今はボディソープなるものですかね)
・シャンプー(チャンリンシャンでも可)
・トリートメント
・着替え(必要であれば)
・ひげそり(女性は?)
・その他必要なモノ(女性の持ち物はよく分かりませんので)
・それらを入れる洗面器

以上です。


さあ、用意できましたね。
それでは「レッツらゴー」です、いざ銭湯へ・・・(?)。


もうお分りだろうと思いますが、その実験施設は銭湯内にある「スチームサウナ」です。
「風邪をひいたかな・・・」と感じた時に銭湯に行く事です。出来ればスチームサウナ室の完備した銭湯がベストです。
もし、お近くの銭湯にスチームサウナが設備されていなければ、スーパー銭湯に行けばあると思います。
あぁ、それと追加の120円は風呂上りに飲む「コーヒー牛乳代」です、念のため(オロシ―でもOKですよ)。

 

 

◆気になる(あまり気にならないかもしれませんが、、、)実験方法とは!
ところでもし、あなたの症状が「鼻汁、鼻閉、くしゃみ」などの鼻症状であれば「鼻」で、もしあなたの症状が「せき、たん、喉のイガイガ感(痛み)」などの喉症状であれば「口」で何度も深呼吸することです(出来れば数分間)。当然スチームサウナ室内でですよ。
そして喉の奥の粘膜を、あるいは鼻の奥の粘膜を、その熱くなった蒸気によって蒸し熱くしてほしいのです。そしてその蒸気熱によってウイルスを弱化してやりたいのです。なぜならウイルスや菌は熱に弱いからです。

これが実験の本旨です。

 

確かに「こんなめんどくさい事をするんじゃなくて、市販されているうがい薬や噴霧器などでもOKとちゃううん」と仰る意見もあるかと思います。
それはメチャメチャ大切な事です。特に帰宅時の「うがい」は必須だと思います。
しかしウイルスも必死です。彼らも生き延びる為に多大の努力をしていて私たちの「喉の奥や鼻の中から離れまい」と頑張っています。
ですから、うがいだけでは不完全なケースも少なくありません。
また噴霧器も超音波噴霧器、塩素系噴霧器、弱酸性噴霧器、あるいは携帯用の直接噴霧器など、噴霧器も色々な製品が数多く市販されていますが、これも効果がまちまちです。
ですから、これらも併用しつつ、銭湯でのスチームサウナ療法を試みてほしいのです。

 


◆実験結果は(?)
ちなみに、今回の実験の結果は・・・
「大成功」でした。
スチームサウナに入ってその都度鼻で深呼吸したり口で深呼吸したりして鼻と喉のウイルスを懲らしめました。そしてその後水風呂に入って身体を冷やし、さらにスチームサウナへ、、、それを三往復。気持ちいかったです。
その日はついでに軽石で「踵の角質はがし」もしました。(これは本旨に関係ありません、すみません)
そして最後に熱い湯船で身体を温めて定番のコーヒー牛乳でしめる…完璧です。


翌朝まさに「なんということでしょう(ピフォワーアフター参照)」状態でした。
昨日までの喉のイガイガは全く消えてしまい、鼻汁等も解消していました。

今まで何度かこの様な実験をしましたが、大概風邪症状は消失しています。

他の様々な条件によって結果は異なると思いますが、皆様も是非一度試してみてください。但し、風邪の初期限定ですよ、発熱などの全身症状がある状態ではNGであることをお忘れなく。
それではお大事に。。。