高校生の時から続く咽喉のイガイガと後鼻漏の整体治療 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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高校生の時から続く咽喉のイガイガと後鼻漏の整体治療

6診目で解消した症例の解説です。
患者Yさん=50才-女性-会社員の症例


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①    Yさんの病歴・・・
患者Yさんは、別件(6年前から続く歯痛)の整体治療で来院されていましたが、35年以上前の高校生の時から咽喉のイガイガ感と後鼻漏が続いていて、歯痛の治療とも関連していましたので、本症も併せて整体治療する事になりました。

 



②    Yさんの診察
【咽喉・鼻の所見】
・血液検査は若干貧血傾向だそうですが、それ以外は正常で、血圧も正常範囲だそうです。
・高校生の時に副鼻腔炎の手術をされていますが、その後も現在に至るまで慢性的に後鼻漏があり、常に鼻の奥から咽喉の奥にかけて痰が絡んで「イガイガ」としているそうです。
・視診上、顔全体がくすんで見えました。この事を指摘すると「小学生の時から顔色が悪い」と言われていたそうです。左右の睫毛外側から上方に向けて比較的太い静脈が6~7cmほど上行していました。また、左右の外眼角の1~2cm下方に、細い静脈が1.5cmほど浮いていました。
・幼少期から思春期にかけて、度々中耳炎に罹患していたそうです。
・若い頃から身体が常にだるく感じていたそうです。
・気管は正中にあり、甲状腺の腫脹はありませんでした。
・聴診上、胸部・頸部の血管雑音は聴取されませんでした。心音・呼吸音も特段の所見はありませんでした。
・触診上、右の頬部(鼻翼の外方)で軽度の知覚減弱(7/10)があり、右上犬歯の付近で著明な圧痛がありました。また、右頬骨部の骨叩打で、右上犬歯付近に骨叩打痛がありました。
・問診上、Yさん自身は認識されていないそうですが、奥歯に亀裂がある事から、歯医者から「歯をくいしばって寝ているのでは?」との指摘を受けているそうで、マウスピースの処方も受けたことがあるそうです。
【歯痛関連の所見】
・一番痛む部位は左上顎の犬歯のあった部位だそうですが、最近では痛む範囲が広がり、右の頬部から右眼にかけても鈍痛がするそうです。若い頃から頻繁に虫歯治療をされていたそうです。
・冷たい飲食物や強く噛んだりしても、歯痛の増減は無いそうです。

 

 

 



➂ 治療目標と整体治療
   ⑴    翼突筋静脈叢の静脈還流を促進し、静脈うっ血を解放して顎動脈の循環を促進する
   ⑵    頬部-前頸部のそれぞれの筋膜間に残留していると推定される炎症産物を除去し、上行口蓋動脈や上行咽頭動脈の循環改善を図る
   ⑶    上記⑴、⑵により、鼻腔、副鼻腔粘膜および咽頭部(ワルダイエル環)の血流回復で、同部の線毛上皮細胞の専門運動を活性化し、また局所免疫力を上げ、以って異物の排除と免疫力の増強を図り、咽喉のイガイガ感と後鼻漏を解消する
   ⑷    就寝時の歯ぎしりのクセを減らす

・翼突筋静脈叢解放テクニック
・静脈還流促進テクニック
・顎動脈・上行咽頭動脈・上行口蓋動脈解放テクニック
・カウンセリング

 




④    経過と結果・・・
・初診治療後、

「(右の歯痛が)半分くらいになっています!?」とびっくりされていました。また「鼻の奥がスッキリと通っています」とも仰っていました。触診すると「右の頬部(鼻翼の外方)で軽度の知覚減弱(7/10)」は改善されて10/10になっていました。


・2診目来院時、

初診治療日の就寝頃には痛みが元の痛さに戻っていたそうです。ただ家族の方々から「顔色が良くなったやん」と言われたそうです。2診目治療後、歯の痛みは半減していました・
 

・3診目来院時、

「(2診目治療後)帰宅する頃には歯痛は元に戻っていました」と仰っていました。また、「初診の時より2診目の後の方が、体がだるかったです」とも仰っていました。前頸部や頬部の施術に際し、当該筋肉の触感は「底なし沼」的なヌボッとした感触があり、この事を腕や背中の筋肉の緊張と比べてYさんにも確認してもらうと、Yさん自身も実感されました。そこで炎症残渣を除去する治療手技を追加して施術しました。すると「喉元がスッキリして、歯痛は1/3くらいに軽くなっています」と仰っていました。3診目時に簡単なカウンセリングも追加しておきました。
 

・4診目来院時、

歯の痛みは治療前の2/10前後で推移していたそうですが、「咽喉のイガイガ感と後鼻漏はなくなっています」と仰っていました。イガイガ感と後鼻漏は、その後も歯痛の治療が終了する6診目まで、一度も再発はしませんでした。


・6診目来院時、

ほぼ痛みは解消し、後鼻漏等も解消していましたので、今回の治療を終了することにしました。

 

 



⑤     今回の症例の概説、、、
・高校生の時から現在までの35年に渡り、後鼻漏や咽頭のイガイガが続いている、という事は、副鼻腔や咽頭部(そららくワルダイエル環)の機能、つまり副鼻腔や咽頭の線毛上皮細胞の線毛運動の減弱、あるいは局所免疫力の減退が継続しているものと推測されました。

 

・その主因は他の所見(6年に及ぶ歯痛、小学生の時からの顔色の悪さ、学生時代の頻回の中耳炎)から推察できると思われます。それは頭顔面の臓器への血流循環の低下です。そこで上記③「治療目標と整体治療」の方針で施術すると、4診目には「咽喉のイガイガ感と後鼻漏はなくなっています」との事でしたので、同方針でおおむね妥当であったのでは、と思われます。

 

 


 

 

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