【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#42 第2章HSS型HSPの幼少期⑥世間受けが良 | 好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

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【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#42 第2章HSS型HSPの幼少期⑥「HSS特性は、HSP特性よりも世間受けがよい?」

 

です。

 



こんにちは~


 

3か月で傷つきやすい人の凹み、ぶれがなくなる「生きづらさ克服塾」主催 

HSS型HSP研究家の時田ひさ子です。

 

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HSS型HSPのドクター・クーパーが書かれた本「Thrill!」を読み進めております。

 

 

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本日より、第2章「HSP/HSSの幼少期」
そして、ここまでご紹介してきた訳は以下の通りです。

 

まじかるクラウンHSP/HSSの仕事についての章まじかるクラウン
 

【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」訳します(笑)#1 career①回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#2 career②回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#3 career③回目「共感性はすごい強み!」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#4career④回目「HSP/HSSは飽きる」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#5career⑤回目「小プロジェクトをうまく回す
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#6career⑥回目「自由に仕事させてもらう」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#7career⑦回目「キャリア形成の機会」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#8career⑧回目「フロー状態」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#9 career⑨回目「フロー状態」の続き
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#10 career 自分を知ろう!
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#11「仕事の成功と職業の選択について」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#12「仕事の成功と職業の選択について」の2回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#13「仕事の成功と職業の選択ガイドライン①②」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#14「仕事の成功と職業の選択ガイドライン③④」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#15「職人的な仕事はどうでしょう?」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#16「わたしたちの仕事の不安Q&A」①
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#17「わたしたちの仕事の不安Q&A」②自営業になることに不安
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#18「HSP/HSSにとっての仕事」まとめ
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#19HSP/HSSの人生トーク(ジョシュア・前編)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#20HSP/HSSの人生トーク(ジョシュア・後編
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#21HSP/HSSの人生トーク(ステファニー)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#22HSP/HSSの人生トーク(クリスティーヌ) 
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#23HSP/HSSの人生トーク(ダニー前半)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#24HSP/HSSの人生トーク(ダニー中編)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#25 HSP/HSSの人生トーク(ダニー後編)
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#26 HSP/HSSの人生トーク(ダニーの詩)

【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#26 第4章 HSS型HSPの人間関係について①

【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#27 第4章 HSS型HSPの人間関係②
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#28第4章HSS型HSPの人間関係③愛着スタイル
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#29第4章HSS型HSPの人間関係④愛ある関係
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#30 第4章HSS型HSPの人間関係⑤選択多め! 
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#31 第4章HSS型HSPの人間関係⑥ワイルドさ
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#32 第4章HSS型HSPの人間関係⑦脱抑圧
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#33 第4章HSS型HSPの人間関係⑧性的関係
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#34 第4章HSS型HSPの人間関係⑨アドレナリ
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#35 第4章HSS型HSPの人間関係⑩
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#36 第4章HSS型HSPの人間関係⑪ Q&A
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#37 第2章HSS型HSPの幼少期①
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#38 第2章HSS型HSPの幼少期②
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#39 第2章HSS型HSPの幼少期③
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#40 第2章HSS型HSPの幼少期④
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#41 第2章HSS型HSPの幼少期⑤

 

 

HSS特性を持っているHSPは、
HSPよりも複雑です。

 

 

 

それは、

HSS特性が、世間受けが良いためだと思っています。

 

 

 

 

HSP特性を、HSS特性が覆い隠し、

HSP特性を持たない人のように「世間受けのよい自分」を表に出すことが

HSPだけの人よりも容易にできるためです。

 

 

 

 

本日の訳の箇所は、

子供時代のHSS特性を持つHSPについて話しているところです。

 

 

ここから本文です!!

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p29 

星HSS特性は、HSP特性よりも世間受けがよい?星

 


私の前の本「Thrive!HSPとキャリア」を読んだ人たちにとっては、
敏感な子供は(特に男子は)
頻繁に敏感さを表現することを喜ばれない
ことがわかっていると思う。

 

親たちは、HSCである我が子がみんなと同じかそれ以上だと信じていて、

子供の成長のチャンスや、幸せになるきっかけを奪ってしまわないように気を配っています。

 

 

ところが親というものは、
子供にかなりのダメージを与えるものです。

 

無意識にやってしまうことではありますが、

誤った行為を戒めるときに、子供にダメージを与えてしまいます。

 

 

だが、このやり方は、HSS型の子供たちにとって必ずしも適切な方法とは言えません。

 

例えば、男子だったら大胆でリスクの大きいことにチャレンジすることを怖がらない資質が求められるものだが、
女子には求められないということが一例です。

 

ジェシカはこう言っています。

 

「リスクの大きいことには、チャレンジしないようにしようと、少女の時代に決めました。

 

もっと小さいころの私は、おてんばだったんです。

 

だけど、うんざりするくらい止められました。

 

自転車やスケボーをするのを止められました。

 

大人たちは私にドレスを着せて女の子らしくさせようとしました。

 

でもとても嫌でした。

 

今は、そういう制約がなくなってきているので、人の考え方としては進歩していると思う。

 

周りの大人は、少女に対する基準を緩めましたよね。」

 

 

面白いことに、
女子が刺激を求めることに寛容になっているのは、
「個性を認める」という観点から許され始めています。

 

女子が、伝統的なフェミニンな考えにとらわれることなく活動することが、

西洋文化の中でどんどん認められてきています。

 

文化、芸術が自由になってきているのに伴って、女性が刺激探しを適度にすることができるようになっています。

 

性別によって分け隔てられることがありません。

 

 

エレノアはこう言っています。

 

「HSPであることは女性的で、
HSSであることが男性的だと考えるのが、
アメリカ文化の基本的な考え方です。

 

私のHSS的な部分は、
人を集めて何かを企てたりすることは難しくないし、
私には全然大変ではないのにね。」

 

 

多くの西洋文化は、
積極性があり、刺激的なことを求める性質(HSS的な性質)は評価されます。

けれども、HSP的な敏感さは、神経質な人と思われるか、あるいは変わった人と思わてしまいます。

 

敏感さについてみてみましょう。

 

敏感さというのは複雑です。

 

総合的に見て美しい性格特性と言えるでしょう。


HSP特性を持つクリエイターや思想家やヒーラーがたくさん輩出されています。

 

意味深く、創造的で、欠くことのできない特性であると言っても過言ではありません。

 

 

クロエはこの件についてこう語っています。

 

「私の肉親は、私の性別や私が私がどんなことを言いたいのかについて全く理解してくれませんでした。

 

私の性別は私にそぐわないものです。」

 

 

とはいえ、
クロエのご両親は、間違いなく彼女のHSP特性もHSS特性も大事に見守っていたことが、
彼女のこんな言葉からわかると思います。

 

「私の幼少期はとても冒険的でした。

 

私たち家族はとても活動的でスキーやカヌーやハイキングに行きました。

 

全員が芸術的でした。

 

私たちはいつでも自然の遊びをしていて、

我が家では、HSPであることは、とても自然なことでした。

 

自分が人とずいぶん違うということに気づいたのは、だいぶ後になってからでした。」

 

 

私たちがどこかみんなと違うと気づくことは、

小学校に入学するまでに起こりうる。

 

他の子供から気づかされることもあります。

 

HSS型HSPの子供の両親の役割は(周囲にいるほかの大人でもいい)、
極端になりすぎないようにさりげなく

人のしてほしいことができる人としての模範になることだ。

 

 

クーパー先生のおっしゃる通りだと思います。

 

あなたは、
いつ頃「人と違う」ことを発見しましたか?

 

 

 

ではまた!!