五月病対策のツボ
新年度に入り、
新天地での活動を始められた方も多い中、
それぞれ環境も大きく変わり、
期待や不安、
普段以上に日々緊張感も抱えている状況で、
気疲れすることも多いことと思われます
今年度は4年ぶりにコロナ禍の行動制限もなく、
花粉症も落ち着き、気温も上がってきますと、
いよいよマスクを外しての生活も本格化するでしょうし、
更にゴールデンウイーク明けには感染症法に基づく分類も
現在の2類から5類へと移行することもあり、
これまでとはまた違う新たな環境での生活を
念頭に置かねばなりません
ただでさえ新天地での生活は不安と期待、
そして慣れるまでは
常に緊張と隣り合わせになっています
また最初の頃はつい頑張り過ぎてしまい、
身の丈以上のことをしてしまいがちでもあります
そうした中、
ようやく新しい環境にも生活リズムにも慣れ、
さぁこれからという頃に迎えるのが、
ゴールデンウイークであります
今年は並びも良く、
5月1日と2日を休みにすれば、
4月29日から5月7日までの9連休を取ることも可能
更に4年ぶりに行動制限のない大型連休でとなりますので、
家族や仲間内でそれぞれに
予定を立てられている方もいるかと思います
これまでの緊張感から解放され、
起床時間や就寝時間も気にすることなく、
つい生活リズムも乱れがちとなってしまいます
そして、そのままの流れであっという間に
連休明けなんてことになりますと、
これまでの心身に蓄積された疲労感一気に噴き出し、
休み明け早々「五月病」なんてことにもなりかねません
ということで、
今回は五月病特有の原因のよく分からない
慢性的な体の不調や疲労感を取るのに役立つツボを
幾つかご紹介いたします
特に精神的疲労に良いとされるツボを取り上げてみました
体は声を発しませんが、
代わりに痛みや辛さで訴えてきます
どのツボが良いかと迷われる時は、
今回紹介しましたツボの中から
今の自分が気になったり
痛かったりする場所に近いところを選び、
まずはお灸やツボ押しをしてみてください
五月病は生活リズムの乱れが大敵であります
特に、
就寝起床時間のバラツキは
体内時計を乱してしまいますので、
休みの日も出来る限り普段と変わりないように起床し、
睡眠が足りない分は
15~30分程度の昼寝で補うようにしましょう
また休日自宅内で一日過ごしてしまいますと、
どうしても運動量が落ち、明日仕事というのに
なかなか寝付けなかったり、
一日何もせずにダラダラと過ごしてしまい、
気づけば夕方なんてなりますと、
ますます憂鬱な気分に拍車がかかってしまいます
こうした時は家から離れ、
環境を変えてあげるのも一つの方法です
例えば電車で一駅二駅先の行ったことない駅に降り、
街並みを散策したり、フラッとお店に立ち寄り食事や
買い物をしてみるのも良いでしょう
どうしても、
ネガティブ消極的でやる気スイッチが起きない時は、
五感(目・耳・鼻・舌・皮膚)を意識することがおススメです
眉間を開くように視界を出来るだけ遠く広く見るように、
何気ない自然の音に耳を傾け、
心地よい匂いを堪能し、
食事はゆっくりじっくりと味わい、
リラックス出来る感触の中に身を委ねる
また少し宣伝となってしまいますが、
五感を感じるという意味では鍼灸治療もお勧めです
一生懸命になることは大切なことですが、
今の自分が出来る限界というものはありますし、
ましてや最初から完璧に出来る人など誰もいません。
ですが、出来ないからと自己否定するのではなく、
今の自分を認めてあげこともまた肝要なことであります
無理を押し通しても、
身の丈以上の事をし続ければ、
その負担はいずれ心身に現れてきます
誰もが先を見通せぬ大変な世の中です。
ですから悩み辛さを一人背負い込むことなく、
何処かでその背負い込んだものを下ろせる場所で下ろし、
少しでも身軽にしておきましょう
そしてどうしようもない時、
逃げ出したくなったら
無理することなくその環境から離れてみましょう
明るく楽しく元気よく過ごせてこその人生であります