お灸をしよう! 325回目
おはようございます(‐^▽^‐)
ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
朝からぐずついた空模様であります
早朝から蒸し暑さ感じる様相でして、
なかなか過ごしやすい一日とは
いかなそうな感じでありますA=´、`=)ゞ
昨日は法事に行っておりまして、
お天気もどうなるかと思いましたが、
何とか無事に済みまして、
ホッと一段落といったところでありました(。-人-。)
ともあれ、
来週からは学校などは夏休みと
なる時期でありますので、
子供の急な飛び出しなど、
お車の運転をされておられる方は、
いつも以上に安全運転にて
いきましょう(・ω・)b
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
「腎兪(じんゆ)」
であります(^-^)/
今回も引き続き
背骨の脇に少し移ったライン上の
ツボの紹介となっております(°∀°)b
また
こちらのツボは、
以前2010年3月25日に紹介した
ところでもあります(・ω・)b
腎・・・五臓の一つ。腎臓。左右一対あり尿の分泌を行う器官。
重要なことのたとえ。
兪・・・しかり。そうだ。その通り。はい(答える声。応答する言葉)
いっそう。さらに。いよいよ。病気がよくなる。いえる。いやす。
人体のツボ。とくに、背中のツボ。
(漢辞海より)
※兪穴(別名:背部兪穴)・・・兪穴とは、臓腑の気が注ぐところで、
すべて陽の部(背腰部)の足の太陽膀胱経上にある。
(新版経絡経穴概論より)
ここで言います腎とは、
【生理作用】
蔵精(ぞうせい)・・・精を貯蔵する機能。
※精・・・人体の構成や生命活動を維持する最も基本的な物質。
主水(しゅすい)・・・水液代謝を調節する機能。
納気(のうき)・・・呼吸のバランスを保つ機能。
【生理特性】
封蔵(ふうぞう)・・・生理物質を漏らさず貯え、内におさめる役割。
陰陽の根本・・・各臓腑の陰陽は、腎を通じて化生された生理物質の
供給・補充によって維持されている。また、他の臓腑と異なり、気・血・
津液・精すべての化生に関与している。
※化生・・・形を変えて生まれること。
【関連領域】
五官・・・耳(腎は耳に開竅する)
五華・・・髪(髪は血余といわれ、精から化生された血の滋養を受ける)
五液・・・唾(口腔内の津液であり、腎精が変化したもの)
五体・・・骨(骨は髄によって滋養される。髄は精から化生。歯は骨余)
五神・・・志(思考、記憶、経験などを保存していくこと)
五志・・・恐(些細なことで怖がったり、ビクビクしやすくなる)
五味・・・鹹(かん)(塩辛い味は下す・柔らかくする・散らすなどの作用がある)
という働きがある。
【腎と自然】
腎は陰陽の根本であり、特に陰液が旺盛な臓腑であるため、季節の中では
陰が旺盛となる冬と相応する関係にある。また、生物は冬眠し植物は種子と
なるなど、腎の特性である封蔵は冬の自然界と相似しているため、冬と腎の
機能は密接な関係があるとされている。そのため腎は、冬の気候変化に影響
されやすい。
(参考:新版東洋医学概論)
また、
こちらのツボは、
腎の背部兪穴となっており、
名称は
そこからの由来となっておりますφ(.. )
効能としましては、
精力減退、体のむくみ、生理不順、帯下、耳鳴り、
難聴、消喝、腰膝脚の痛み、下半身の冷え、
体のだるさ、遺尿などに良いとされておりますφ(.. )
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
まずは、
背部の左右肋骨を探りながら、
腰の方に下がっていきます
そして、
一番下の肋骨であります
第12肋骨の左右端を
結んだ横線を基準とします(・ω・)b
そして、
この横線と、
背骨の縦線の交差するところが、
大体第2腰椎の棘突起
となります(・ω・)b
その棘突起の下の凹みは、
以前紹介しました
というツボとなりますφ(.. )
そこから大体親指一本半くらい
横へ進んだところが
今回のツボとなります(σ・∀・)σ
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
蒸し暑さが続きますと、
どうしても湯船に浸からずに
シャワーにて済ます方も
多いのではないでしょうか
その場は、
楽なことは楽でありますが、
体の疲れを取ったり、
冷房などで冷えた体を温める
ことは難しくなります(´・ω・`)
早々の夏バテ対策に、
ぬるいお風呂に肩までじっくり浸かって、
一日の疲れをしっかりと抜いて
あげましょう(°∀°)b
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