お灸をしよう! 320回目
おはようございます(‐^▽^‐)
ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
朝から弱めの雨模様であります
昨日は、
梅雨の合間の好天となりまして、
かなり暑い一日となりました分、
今朝は少々肌寒さを感じますね(((゜д゜;)))
湿度に加えて、
こうした寒暖差も加わりますと、
体調も崩しやすくなりがちですので、
少々落ち気味となりましたら無理せずに
しっかりと心身を休めておきましょう(・ω・)b
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
「肝兪(かんゆ)」
であります(^-^)/
今回も引き続き
背骨の脇に少し移ったライン上の
ツボの紹介となっております(°∀°)b
肝・・・五臓の一つ。肝臓。きも。心。心のうち。
人の血気や勇気、意思のたとえ。
兪・・・しかり。そうだ。その通り。はい(答える声。応答する言葉)
いっそう。さらに。いよいよ。病気がよくなる。いえる。いやす。
人体のツボ。とくに、背中のツボ。
(漢辞海より)
※兪穴(別名:背部兪穴)・・・兪穴とは、臓腑の気が注ぐところで、
すべて陽の部(背腰部)の足の太陽膀胱経上にある。
(新版経絡経穴概論より)
ここで言います肝とは、
【生理作用】
疏泄(そせつ)・・・気機を調節し、生理物質を順調に推動させること。
※気機・・・気の運動(昇る・降りる・出る・入る)
※推動・・・人体の成長・発育および臓腑などの生理活動を促進する作用
①情志の調節
※情志・・・感情の動き
②気機の調節
③脾胃の補助
④月経の調節
蔵血(ぞうけつ)
血の貯蔵と血流量を調節すること。
【生理特性】
昇発(しょうはつ)
上へ(上昇)、外へ(発散)という気機の方向性を表すこと。
条達
木が太陽に向かって伸びていく様子、または隅々まで
行きわたること。
生理物質を隅々まで行きわたらせること。
【関連領域】
五官・・・目(血量の調節を行い、目を滋養)
五華・・・爪(筋余。肝血の滋養を受ける)
五液・・・涙(目を保護して潤す)
五体・・・筋(腱・靭帯・筋膜・筋組織の相当。肝血の滋養を受ける)
五神・・・魂(精神活動を調節・制御。思索・評価・判断など)
五志・・・怒(気機が過剰に上昇し、怒という情志として現れる)
五味・・・酸(酸味は収斂(しゅうれん:おさめること・固渋(こじゅう:固めること)
という働きがある。
【肝と自然】
肝は風木の臓であり、春に相当する。昇発や条達といった木の特徴を備え、
症候には、ふるえ、めまいといった風の特徴が起こりやすい。また、芽が
萌え、風が吹くなど春の気候変化は、肝の生理や特性に影響を与えやすい。
(参考:新版東洋医学概論)
肝臓の臓器を指すというより、
働きや役割として捉えた
感じであります(・ω・)b
また、
こちらのツボは、
肝の背部兪穴となっており、
名称は
そこからの由来となっておりますφ(.. )
効能としましては、
胸脇の引きつり、イライラ怒りやすい、めまい、筋肉が引きつる、
黄疸、夜盲症、肋間神経痛、不眠症、癲癇、中風、
冷えたことによる急な腹痛、陰部が冷えて痛むなどに
良いとされておりますφ(.. )
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
まずは、
肩甲骨下角の両端を結び、
背骨と交わった付近に、
第7胸椎の棘突起があります(°∀°)b
因みに、
この下の凹みが、
以前紹介しました
というツボとなりますφ(.. )
その第7胸椎の棘突起より
二つ下がった
第9胸椎の棘突起の下の凹みが、
こちらも以前紹介しました
というツボとなりますφ(.. )
その「筋縮」より
大体親指一本半くらい
横へ進んだところが
今回のツボとなります(σ・∀・)σ
前回紹介しました
「膈兪」とは縦のライン繋がり
となっておりますヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
梅雨時はどうしても疲れが
溜まりやすい時期でありますヽ(;´Д`)ノ
仕事などで疲れて帰ってきますと、
つい簡単に済まそうと、
お風呂に浸からずに
シャワーで済ますことも
多くなりがちとなってしまいます
やはり、
一日エアコンなどで
冷え切った体を温め、
きちんとケアをしてから
就寝するように心がけて
いきましょう(・ω・)b
はりとお灸の豐春堂ホームページはコチラ
スマートフォン対応ホームページはコチラ
twitterはコチラ
facebookはコチラ
もし今回の記事がお役に立てましたら、上のお好きなところに投票を
お願い致します(。-人-。)